ポケモンWiki没資料庫

ポケモンでパネポン解析

author: 2P (ポケモンWiki)

消えては現れる謎ページ。そのうちまた消えます。最終出現日:

(サイト追記⇒伝説のスターブロブ2にまたまたページごと頂きました。本当にありがとうございます。)

まともな内容は伝説のスターブロブ2様に提供済み


没サウンド?

調べてみたけど正直よく分かってません。

とりあえず、「いくぞーのつもり」の周辺とか探してみました。でも、これはまだSE一覧テーブルに載っているものを呼び出しているに過ぎません。没BGMの件から考えるならば、テーブルにマップされていないものを探してみたいところですが、ちょっと実力不足です。

グラフィック類

このゲームの画像は圧縮が掛かっていて、解析すらもパズルとして楽しめるようになっています。しかし、海外の解析者によって圧縮方式が特定されたため、難易度が下がりました。(解析用ツール) いくつか見つけたものを紹介します。たぶんまだまだたくさんあります。

ストーリーマップ類

走るリップ組み立ててGIFアニメにしてみました。

スタッフロール

杉森さんとか増田さんとか居ないなあ、と思って続きを探してみたのですが、完全版スタッフロールは別の場所に記録されていました。

ということで、まさかの没スタッフロール発掘です。人が減ってるように見えるのはSPECIAL THANKS枠がアルファベット表記になって画像データが不要になったためであって、抹消されたわけではありません。アルファベット表記はテキストとして記録されていましたが、またしても文字コードが違います。

アルファベット表記と没スタッフロールが連続して記録されている一方で、完全版スタッフロールは全く別の場所に存在します。また、没の方は圧縮されていて、没じゃない方は非圧縮だというのも不思議な点です。

えげつない圧縮が掛かっている様子をお見せしましょう。圧縮された状態の没スタッフロールに相当する部分を赤く囲ってみました。これはツール無しでは無理。

キャラクター

没スタッフロールの後ろ、連続した領域で見つかった3枚。

1. 魔王。2. ??? 3. リップ

別の領域からコーデリアの画像も見つけました。全般的に繋ぎかた中途半端で失礼

2番目の画像は突っ込みどころがいくつかありそうですが、明らかに色の違うタイルがある点に注目したいです。

初代ゲームボーイで表示できる色はモノクロ4階調でしたが、ゲームボーイカラーでは8×8マス単位の小画像片(=タイル)に対して、4色の割り当て方(=パレット)を変えることでカラー表示を実現しています。

この色の異なるタイルはパレットを変更するつもりだった、つまりゲームボーイカラーを前提に描かれたものであるように感じます。「ポケモンでパネポン」に衣替えする以前からカラー専用ソフトとして制作が進んでいた可能性が高そうです。スタッフロールで「DMG MAIN PROGRAM」と書かれていること、プログラム自体も考えると、当初はGB用で企画→GBC専用に転向→ポケモン化の流れでしょうか?


複数のタイルを重ね合わせて表示できるため、実際のゲーム画面における8×8マスにはより多くの色が描画されることもありますが、1枚のタイル内では4色(or 透明+3色)しか使えません。さらに、パレットは14個(前景用・背景用が各7)しかないという制限もあります (これが「32000色中最大56色」の所以)

「ポケモンでパネポン」のグラフィックは、そうした制限の存在をあまり感じさせません。これは凄いです。「GBAの作品と見紛うほど」との評もあります (『懐かしゲームボーイパーフェクトガイド』ISBN 978-4-86640-025-9)。

「パネルでポンGB」にもこれに負けず劣らぬ鮮やかカラーが存在したのでしょうか。ボツになったゲームに対する想像がますます高まるこの気持ちをうまく表現できないボキャ貧加減が、パレット情報を復元できない技術力の無さが、もどかしいです。





(伝説のスターブロブ2の追記部分⇒ポケモンでパネポンの没画像のページに戻るにはこちら



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