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何年も前に「星のカービィ夢の泉の物語でスコアがカンストしたらどうなるんだろう」と思って調べていました。 何度もヤシの実、グランク（イソギンチャク）の攻撃の弾、コナー（カタツムリ）を吸い込みまくり、 （一気にたくさん吸い込むと得点はたくさんもらえる）めっちゃ頑張って得点を稼いでいました。 そしてついにカンストする、その瞬間は苦労したのであまりに嬉しくて録画までしました。 （昔のパソコンの方にその動画がまだ残っていたりする）で、今日改めて調べてみたわけですが･･･。 
スコアをご覧下さい。ためにためたこのスコア「9999990」点です。
このゲームにおいて「スコア」は特に意味はなく、電源を一度切れば０に戻ってしまいます。
何点で１UP、とかそういうことはないようです。残念。さらにスコアの下一桁は必ず０になります。この状態で得点が加算された時、一体どうなるのか･･･！！ 
答え・ケタが増える。
うおおおおい！！9999990点でカンストじゃなかったのかい！！
体力の目盛よりもはみ出してスコアが表示され始めたぞ！！･･･かつて調べたのはここまででした。 桁が増えるだけと知って、ガッカリして動画も画像も封印しました。 つまり、真にカンストさせるには今の作業をあと10回繰り返す必要があるわけで･･･。 そのまま、静かにファミコンの電源を切ったのでした。 そして、月日は流れ、今日。 
見よ、このスコアを！
再びカンスト目前！星のカービィ２のように、スコアがたまるごとに１UPとか！ バグってゲームが止まったりするのかな！さあ、目の前のバウンダーを倒そう！！ 
まさかの突然の16進数。うおおおおおーい！！なんで突然そうなる！？
今まで俺たち、10進数でうまくやってこられたじゃないか！！どうして急に16進数だなんて･･･！なんということでしょう、９の次はAになってしまいました。 増えた8桁目だけは、なぜか16進数だったのです･･･。 （16進数って何なの？という方のために一応、補足説明。 9のあと10になって桁が増える普通の数え方は「10進数」といいます。 16進数というのは、１から９まで普通に数えたあとに10にならずにAという表記になり、 1、2、3、4、5、6、7、8、9、A、B、C、D、E、F、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、1A･･･と数字が増えていく数え方です。 F（つまり10進数でいうと15）のあとに10という表記になり、16進数では10と書きますが、10進数では16です。 つまり9のあとAになりFのあと10になるということだけ理解してお読みください（じゃないとこの後の話が分からない））。 
そして、今度こそ本当にカンストです。ご覧下さいスコアは「F9999990」。
なぜか8桁目だけが16進数なので、見た目は変ですがこれがカウントストップのはず。
さあ、これで得点が入ったら、どうなるのか！今までの長年の疑問が、今明かされる･･･！！
まさかの16進数じゃなかった。
Fの次は10じゃないの！？Gってなに！？
予想もしていませんでした、Fの次は普通のアルファベットとして進むとは！？
ま、まさか32進数か！？･･･と、一瞬焦ったのですが多分そうじゃない。サウンドテストモードでもそういえばアルファベット順だったし、 そういう数え方もこのゲームでは行われるんだろう･･･。 
でもまだまだスコアを増やしていき、そして事件は起こりました。ご覧下さいこちらのスコア。
「G7772150」です。7772150ゴールドではありません。何でこんな中途半端な数字を特筆するのか･･･。･･･それは、何だかこれがキリがいいっぽい数字だからです。 （これがFFFFFFで表示される数字。スコアのための桁はそれしか確保してないらしい） さて、ここからさらにスコアを増やすと･･･。 
･･･お、オーバーフロー。
スコアの最大値を超えると、なんとゼロに戻るということが判明しました。
その際、別にカービィの残り人数が増えることもなく、画面がバグりもせず、桁が一つ減ってスコアは0から数え始めました。･･･うう、そうか。スコアが増えるたびに１UPしたら楽しいけど、そういう仕様はやっぱないのか。 というわけで、長年の謎がやっと解けました。 星のカービィ夢の泉の物語におけるスコアの最大値は「G7772150」です。 
一つおまけ。スコアが最大値のときにスタートボタンで「ドアからでる」を選ぶと、なぜかスコアが消滅します。
そして、スコアが入った瞬間にスコアが出現します。
その際マイナス10されたスコアが入ります。（400点の敵を吸い込んだら390と表示）
そのあとは、普通にスコアが加算されていきます･･･なんだこの現象は？以上、星のカービィ夢の泉の物語のスコアの最大値の検証結果でした。 数年越しに調べることになるとは思わなかったけど、謎が解けてよかったよかった･･･。 |
2013年9月27日
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