マサラタウンでは姿を見せず、主人公の動向を監視し続けている博士から逃れることはできるのか…？！
噂石さんからこんな情報を頂きました。 マサラタウンのお姉さんは誘導できますが、ピカ版でピカチュウをもらう前に草むらの左上 （ちょうどあのページの画像の位置です）までお姉さんを誘導してからピカチュウ出現イベントを起こすとおかしな事になります。 お、おかしなこと？一体何が起こるっていうんだ…？ お姉さんを草むらまでピカ版で誘導したことはありませんでした。 そういえば赤緑青と比べて、ピカ版ではオーキド博士のストーキングスイッチポイントが1マス上だが…。  さてお姉さんを誘導するといってもなかなかふといホネの折れる作業です。
歩く方向はランダムだし、主人公がそっちに歩こうともお姉さんがそっちに押されてくれるわけじゃない。気まぐれに動き、気まぐれに止まり、しばらく動かないと思えば連続で歩いていってしまいます。  やっとここまで誘導できた！と思ったらお姉さんが停止。
お、お姉さん！あと右に2歩移動してもらえませんか！なんとお姉さんはこの上の壁に到達してしまうと、 もうこれ以上歩いてくれなくなってしまうのです…こうなったらやり直しです。 しかももうここを通れなくなります。おジャマです。  ちなみに下にいる科学お兄さんはこの高さまで来ると動かなくなります。
なのでこのお兄さんを草むらまで誘導することは不可能。お姉さんとお兄さんに挟まれて動けなくなるポイントはないかな？と思って探しましたが、 壁2マス＋人2マスの4方向が囲まれる場所はありませんでした。たぶん。  歩くキャラは勝手に画面外には出て行かないので、
画面をスクロールして誘導するのも有効です。これ以上下に行ってほしくない場所では主人公が上へ行って画面をスクロールし、 画面端を壁のようにしてしまえばキャラは上に行くしかなくなります。  そしてようやくお姉さんをこの位置に誘導できました。
どうやらお姉さんは草むらに入った後は右に歩いてくれることはないようで、
横に2マスある草むらのうち左のマスにしか入ることはありませんでした。さて、これでオーキド博士のストーキングポイントが発動するマスである右上、 画像でいうとお姉さんの目の前のマスへ行ってみましょう。  やはり暇人ことオーキド博士は主人公の動向を常に見守っているので、
ベストなタイミングで出ていらっしゃいました。あと1歩上へ行くとマサラタウンではなく1番道路の範囲になってしまう、 野生のポケモンが本当に出てくるエリアへ入ってしまうまさにその瞬間です。  オーキド博士がお姉さんの横に出現したピカチュウをGETし、
こちらもポケモンを持っていれば戦えるのじゃが…と思案したフリをし、
研究所へ連れて行こうとするオーキド博士。ちょっとついて来なさい！と言われたら移動イベント発生、BGMが変わって操作が利かなくなります。 普段は博士が左に1歩移動、主人公も左に1歩移動、そこから二人で下へ向かって歩き始めるのだが 主人公の移動先にはお姉さんがいるので「ドン」という音が聞こえて…。  博士！博士！！ズレてます！！
博士に必死についていこうとするあまり研究所の屋根を上ってまで並走しようとする主人公。博士は主人公がそんな頑張っていることに気づかず、角を曲がり…。  一人で研究所に入ってしまいました。
しかも主人公は壁に埋まったまま動けず。博士ー！何とかしてくれー！！BGMは連行時のもののまま、でもいくらボタンを押しても全く動けません。 でもゲームがフリーズしたわけではないのでうろうろしているキャラは普通に歩いています。  壁に埋まって動けない主人公を心配してお兄さんが来てくれました。
来てくれましたが何にもなりませんでした。なんと、お姉さんにぶつかるという事件が起きて１マス左に行けなかったことが原因で 研究所の扉の１マス右に主人公が放っておかれることになってしまうのである…な、なんてことだ。 これはお姉さんを必死に誘導しなければいけないけれども改造ナシで起こるハマり現象といえばそうです。 マサラタウンで歩き回って草むらに出ようとせずにお姉さんを誘導してしまう人もいないとはいえない…！ …ん？そういえば、今この現象が起こった原因って、お姉さんにぶつかったことだよな… 左に自動で移動させられたときに主人公がまだすり抜け状態になっていないから壁＝お姉さんにぶつかり 左に動けず、全てが１マス右にずれてしまったんだ。 ってことは赤緑青でも起こるのでは…？  前述の通り赤緑青とピカ版では暇人が近づく床は１マスの違いがあります。
つまりお姉さんも１マス下にいる状態にすればさっきと同じようなシチュエーションになるはず。というわけでお姉さんを先ほどより１マス下にSET、オーキド博士に連れ去られると…！  ぎゃあ。同じことが。赤緑青でも左に歩こうとしてお姉さんにぶつかり、移動場所の全てが右に１マスずれて 博士は一人でさっさと研究所に入り、主人公は永遠に壁に埋まったままという現象が起きました。マジか…。  ちなみにピカ版でお姉さんを赤緑青のハマりポイントである位置と同じ、
１マス下にした場合は主人公は左に歩けるし、歩いた後はすり抜け状態になってお姉さんも
すり抜けて歩くので問題なく連行されることができました。赤緑青でもピカ版でも同じようにハマるということが判明したのでした。ビックリです。 ゲーム開始時にお姉さんを誘導しまくってから急に草むらに入りたくなるというのはよくあることなので、 ハマらないように気をつけましょう。情報どうもありがとうございました！ さて、ここからは蛇足検証のコーナー。 博士に発見されるマスは２マスだけだが、もし壁抜けをしてそれ以外の場所で発見されるとどうなるんだろう？ お姉さんと重なっているときはどうなる？１番道路側からマサラタウンに入ったときは？ …と、思ったらなんと衝撃の展開が…。  なんと、草むらじゃなくても声をかけてきた。ヒエーッ！！草むらではポケモンが飛び出す！とお説教しにやってくる博士だが、 ここには野生のポケモンは出ませんよ！壁の向こうにいるのに見逃さない博士のさすがのストーキングスキル…！ ちなみに壁抜け中＝主人公が透明なときに発見されると頭上の「！」が出たままフリーズしてしまいます。 でもこれは壁抜けアイテムというバグ技の産物なので問題はありません。  博士は最初から壁をすり抜ける特殊能力を持っているので
壁の上に立ち、草むらじゃないのにピカチュウ出現。台本通り出てこないといけないピカチュウも大変です。無事にピカチュウを捕まえ、そして主人公の連行開始です。  どうやら主人公が左に歩くときにぶつかってしまうのは
キャラクターのみであり壁は問題ないようです。博士は最初から壁をすり抜けられるので壁は気にせず連行のための位置合わせポイントまで左に歩き、 主人公も壁を乗り越えてオーキド博士の上のマスへ。そこからいつも通り研究所へ向かって イベントは普通に進行しました。  例えマサラタウンの端、１番道路への入り口も
見えないような位置でもオーキド博士のストーキング網から逃れることはできません。博士が設置した主人公にのみはたらく町の外へ出て行こうとするセンサーは 草むらの位置から横一直線に伸びており、画面外であろうとおかまいなしなのです。 バッジチェックの暇人たちと同じぐらい強固な守りです。 そしてその画像の位置からでも問題なく博士はピカチュウを捕まえ、 主人公と二人で研究所に入っていくのでした。うーむ、暇人から逃れる術はないのか…。  ちょっとここで暇人の連行時の動作のおさらいです。主人公が暇人に発見される床は２マスのみ。左の場合は暇人は主人公の下に来て連行時はそのまま 下に二人で歩き始めます。 右の場合も暇人は主人公の下に来ますが、連行時は二人で左に１マスずつ歩いてから下に二人で歩き始めます。 この「左に１マス歩く」という動作は実は「連行開始床に乗る」という動作であり、 その床に行くまではただ左に歩き続けることになっているようです。  例えば、この位置で博士に発見された場合。
ピカチュウを捕まえたあとに「左に歩く」ことをしても連行開始床に乗れません。
連行開始床は右に存在しているからです。だが博士はついて来なさい、と言って台本通り左に歩いていきます。すると…。  画面左から画面外へ行ったと思ったら右から出てきます。どうなっとんや。
そしてそのまま進めば連行開始床に乗れる、と思いきや床を素通りしてまた左へ。さらに左に進んで画面外へ、また右から出てくる、を繰り返します。 こりゃあフリーズ同様の状態だろうか、詰んだかな…と最初は思ったんだが、 そんなはずはない、博士の位置の数値は変わり続けているはずじゃないだろうか…？と考え直してもうちょっと待ってみました。 ただひたすら博士が左へ歩き右から出てきて左へ歩き右から出てきて、を繰り返すと…。  １段下を歩き始めた。なんじゃそりゃ！！不意に１段下の右端から登場し、また左へ歩いて画面外へ、を繰り返すのみ。 じゃあこの調子でさらに１段下、１段下と進んでいってマサラタウンのエリアから出ちゃったらフリーズとかか…？ 数えてみると、左に８回消えた後一段下に出現。さらに左に７回消えたそのとき…。  博士の姿が突然消え、主人公が歩き出した！！
い、一体何が起こったというんだ！？ハッ、主人公はすり抜け状態のはず… そして、左に進んだとしたら…き、キケンだ！！そっちへ行ってはいけない…！！  や、やめろぉーッ！！ そしてフリーズへ…。オーキド博士の奇行を凝視していた主人公は精神に異常をきたして一心不乱に 立ち入り禁止エリアへと向かってしまったのであった…。 主人公が歩き始めるキッカケとなったオーキド博士の消滅は連行開始床と同じ軸だったので、 絵的には乗ってないけど数値的には床に乗っている状態になれたのでしょう。 そして博士が床に乗れたら次は主人公が連行開始床へ行く番となり、左への歩行を開始。 しかし左には連行開始床はない上に他のキャラと違って主人公はエリア外へ出てはいけない存在。 無理矢理歩かされ、フリーズゾーンへ足を踏み入れてしまったのでした。 …と、いう通常プレイでは何の意味もない現象をあちこちで壁抜けして検証してしまったのであった。 まとめとくと、お姉さんを特定の位置まで誘導して博士に見つかると壁に埋められてフリーズと同じことになる。 赤緑青とピカ版では位置が違うが同じことが起こる。 壁抜けしてマサラタウンを出ようとしても博士の主人公が町の外へ出たかを察知する 赤外線装置がそれを許さず、横位置がどこであろうとも追いかけてくる。 そして壁抜けして見つかった場合、草むらより右の位置なら通常通りイベントは進むが 左側だった場合は暇人の舞を見せられやがて主人公は禁断の地へと足を踏み入れる。 という感じです。 人を壁に埋めといて一人でさっさと建物へ入っていく暇人。 暇人の被害に遭わないためにも、お姉さんを誘導しすぎるのはやめておきましょう。 ましてや壁抜けして暇人から逃げ出そうなどと考えてはいけないのです…。 |
2019年8月24日