◆も〜っと!洞窟の中の乗れる岩◆

◆目次に戻る◆


この話題については例によって先に動画バージョンを作り、 公開しましたのでそちらをまずご覧ください。その内容を踏まえて、頂いたコメントも踏まえて、 攻略ページなので好き勝手話すターンが始まります。

というわけで、場所はハナダの洞窟。高レベルのポケモンばかりが出現する危険極まりない場所であり、 殿堂入り後にしか入れない裏ダンジョンです。そしてミュウツーはある意味、RPGでいう「裏ボス」や 「隠しボス」のポジションを務めています。

入れるのは殿堂入り後でもその存在を確認できるのは ハナダシティについた時点というゲーム攻略的にはなかなかの序盤です。 でも、見えるだけで入れない。ギリギリまで近づいて入り口だけ見えるというのは粋な演出です。

ところで、動画のコメントで 「洞窟前のお兄さんの頭と入口が同化しているように見え、頭が長く見えます」 というご意見を頂きました。もう、そうとしか見えなくなった。

背景を消してみた。すごい頭だ。頭か?頭なのかそれは?! 腫れているのか!?それとも髪?髪形?!お兄さんはこの頭部を生かし、 一般人から洞窟をガードしているのでしょう。洞窟云々の前に人が寄り付かなさそうだが…。

横を向いても相変わらず頭が長いですが、 お兄さんによると「ここは……ハナダ洞窟!怖いほど強いポケモンが生息してるぞ! ポケモンリーグ認定チャンピオンしか入れないのだ!」とのこと。

主人公は殿堂入り前はその資格はありませんが、ライバルやワタルは入れるということなのでしょう。 もしかしたらオーキド博士もその資格を持っているなどという裏設定がありそうですが ゲーム内で明言はされていないので謎とし、それ以外にも…。

動画でも登場したグレンのラボのパソコンに届いている電子メール。 主人公はモニタを見ずにメールを読む能力も持っているので 右側からメールの内容を把握するなど造作もありません。

「パソコンに電子メールが届いてる! …… …… ……  伝説の鳥ポケモンは3種類…… ファイヤー サンダー フリーザー…… しかし、どこにいるのかまだ分かってません。今度、ハナダ洞窟に調査に行きます ……まずは報告まで。 ポケモン調査隊 …… …… ……」

という内容のメールです。伝説の鳥ポケモンを探している「ポケモン調査隊」なる人たちから届いたもののようで、 彼らはまだファイヤー、サンダー、フリーザーの3匹を見つけることができていないようです。

確かにフリーザーのいる「ふたごじま」は「かいりき」と「なみのり」という リーグバッジを持っていないと使えない技を駆使しなければいけないので、 調査隊という研究に特化していてもバトルには暗いかもしれない人たちにとっては 難易度が高く、フリーザーに会えないことでしょう。

サンダーも「なみのり」がないと行けない「むじんはつでんしょ」にいるので、 やはりポケモンバトルの強さの必要性が付いて回ります。

ファイヤーがいるのはチャンピオンロード。行くにはバッジが8つ必要なので 調査隊全員が8つバッジを持っていないとバッジチェックの暇人たちが通してくれません。

でもチャンピオンロードの中には「ふたごじま」や「むじんはつでんしょ」と違って 人間がうじゃうじゃいるのだから、ファイヤーの目撃情報ぐらいはありそうです。 1日に30件ぐらいはありそうです。ファイヤーと友達になっているトレーナーすらいそうです。

未開の地に赴くよりもまずは聞き込み調査をするべきではないだろうか。 フリーザーなんて24時間いつでも見られるわけだし…。

そもそも、頭の長いお兄さんはハナダの洞窟は「チャンピオンしか入れない」と言っているのだから 「ポケモン調査隊」が歴代チャンピオンで構成されているという スーパーチームでない限りは、洞窟の前まで行っても門前払いです。

ホントにスーパーチームなら伝説の鳥ポケモンがいる場所へも容易に辿りつけることでしょう。 このメールの本当の意義はプレイヤーに伝説の鳥ポケモンの存在とその名前、 「ハナダ洞窟」という場所の存在を印象付けること、 さらには「ハナダ洞窟へ調査に行きます」というメールを最後に通信は途切れている…という 怖さ、恐ろしさ、ミステリーさを演出しているのかもしれません。ハナダの洞窟内に調査隊はいないし。

しかしスーパーチームなら伝説の鳥ポケモンの居場所に行けちゃうし、 スーパーチームでないならハナダの洞窟に入ろうとしても頭の長いお兄さんに追い返されるだけなので 洞窟に入れずミステリーは不成立です。誰の身にも何も起きていない、平和な世界ですね。

さて、本題の前の脱線が前例のないほど…いや前例はあるけど、 とにかくそろそろ本題に入りましょう。前置きが長いのがもはやサイトのお家芸と化しています。

赤緑でもピカ版でもなく、青バージョンのハナダの洞窟の地下1階。 ミュウツーがいるフロアです。その途中にはこんな地形があり、ハイパーボールが落ちています。

この場所の地形は他の場所には意外と存在せず、「岩の高台の上にさらに岩の壁がある」という配置となっています。 こういう地形にある岩の壁には…。

なぜか乗れちゃうというミステリーです。 こっちのがよっぽどミステリーです。この縦4マス、横2マスの岩の壁のうち 右の上から1マスから3マスは完全なる床扱いとなっています。

乗れるし、降りられます。どの方向からどの方向へ行こうとも自由です。

この岩の壁の地形は結構あちこちにあります。 画像の緑色で示した部分は乗ることさえできれば自由に移動が可能、 赤のマスも床扱いで乗れるけど動けなくなり、壁抜けもできないのでハマりポイントです。

この岩の壁の「右上」と「上の辺」と「右の辺」は、「岩からなら床扱い」という通行許可になっているようです。 「下の辺」と「右下」、「左下」、「左上」、「左の辺」のパーツはどれもこれも壁扱いです。

この岩の上の岩、という地形は岩のマップチップの「右上」と「右の辺」と 「岩の床」が接しているために通行が可能になってしまっているという特殊パターンです。 接しているのが「岩の床」ではなく「洞窟の床」だったら乗れないんだが…でもきっと必要な設定だったのでしょう。

この地形も、主人公が立っている位置とその左右は床扱いです。 しかし青バージョンは「段差からなみのり」のページで説明したように 岩の上から「なみのり」は不可能なので、ここで「なみのり」ができません。

…ん?

赤緑ならこの地形に「なみのり」で乗り上げることができるってことだよな。 赤緑と青ではハナダの洞窟の地形に違いはあるけど、岩が水に面している場所、赤緑にあったような…。

ここだ。この地形、壁抜けアイテムなしで乗れる…!! 赤緑限定ですが、上の水場に「なみのり」をし、ミュウツーのいる岩場の上の岩に向かって 「ポケモン」から「なみのり」を選ぶとこの地形に乗れます。

ミュウツーの後ろに合法的に侵入できてしまうやんけ…!! だが主人公のいる位置と左右にしか歩けないので、ミュウツーに話しかけることができないのが至極残念…! やはりこの崖からなみのりの裏技が最も有用なのはフリーザーを捕まえに行くときか…。

そしてこれは「行き来ができる」というだけで詰むことはない…と、思います。

ついでに、動画の最後にオマケで紹介したのも攻略ページでやっちゃおう。 殿堂入りをしていないのに、ハナダの洞窟の前にお兄さんがいません。 ラッキー、適当に強いポケモンを捕まえればストーリー攻略が楽になるぞ。

ハナダシティのマップに入り、マップの表示が青くなりました。 こんなに歩いて洞窟の右側の水路も見えていますが、やっぱりお兄さんはいません。 しめしめ。

そう思って右へ歩き出すと…。

お兄さんがちょっと遅れてパッと出現。 ハナダシティのマップ外から見た時は確かに洞窟の前には誰もいなかったし、 ハナダシティに入ってからもしばらくは無人だったのに、突如現れるお兄さん。

なーんだ残念、と左に戻るとやはりお兄さんは消滅。 その場に、長い頭だけを残して……。

という、ハナダの洞窟の前にいるお兄さんはマップ外にいると消えてしまうところに設置されている人という とってもレアなお人だという小ネタです。

バグ修正に定評のあるピカチュウバージョンでも、 お兄さんの突然の出現現象は発生しました。まあ、どうしようもないこと…なんだろうか? それともどうでもいいこと…だろうか?ですね。



以上、ハナダの洞窟の中に3マスだけ存在している床扱いになっちゃっている岩と、 ついでに「なみのり」から復帰する際に乗れてしまう岩も発見したのでその紹介でした。

床から床へ移動するなら移動は可能、だけどこの床からこの床へ移動する場合は通行禁止… どっちも床なのに…設定とデバッグがめちゃめちゃ大変そうで目が回ります。

青でハナダの洞窟へ赴いた際には、お疲れ様です、と思いながら岩にそっと乗りましょう。 岩の上からハイパーボールを入手するのもまたいとをかしです。

2022年09月05日


◆目次に戻る◆







inserted by FC2 system