◆続々・レポートを書くときに電源を切ると◆
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ピカ版でレポートを書くとき電源を切るとのページでは タイトル画面のピカチュウの目が消滅するという怪現象を起こすことができたわけですが、 初めにそれを実行しようとしたときにはなかなかうまくいかず、 「違うこと」ばかりが起こった、というようなことを言っていました。 というわけで、その「違うこと」とは何だったのか。  こちら、緑版をデータ消去コマンドを経ずに
「さいしょからはじめる」を選び、「前のデータが消えるけどいいですか」と尋ねられつつも
レポートを書き、その途中で電源ドーンとやって電源入れ直したところです。前のセーブデータは消えているし、新しく始めた主人公の家の中にいるデータがロードされています。 ポケモン図鑑はまだもらっていないので「ずかん」の項目はなく、 まだオーキド博士からポケモンをもらっていないので「ポケモン」の項目も選べなないはず。 しかし先ほどレポートを書いている途中のドーンのせいで…。  手持ちポケモンがいる。
どこかで見たメンバー…と思ったら、ついさっきまでの冒険で連れていたポケモンたちです。前のデータが消えるけどいいですか、レポートを書く、電源ドーン、 レポートは書けていたが手持ちポケモンがバグるのではなく、前のメンバーが続投…という状態です。 ピカチュウの目消滅現象を再現しようとして電源を切っていた時、この現象ばかりが起きていたのです。 ポケモンをもらう前にポケモンバトルが起こるとどうなるのか、というのは ポケモン0匹の旅・初代編でやったことがありますが、 ゲーム開始時にポケモンをもう持っているというパターンは初。 ピカチュウバージョンでも、赤でも青でも緑でも同じことが起こりました。 では、前世の仲間が手持ちにいる状態で冒険を始めるとどうなるのか…？  1番道路に出ようとすると、
やはりオーキド博士が待ってましたとばかりにこちらへ歩いてきます。
「こちらもポケモンを持っていれば戦えるのだが…」とのことですが、
もう持ってます。いりません。いりませんよ博士。1番道路に入らせてください。 聞く耳を持たない博士に連行され、
3匹の中から1匹を選べと言われたのでポケモンを頂くことにしました。
これで手持ちポケモンが5匹になりました。じゃ、これで心置きなく1番道路に…と思ったら、ライバルが勝負を仕掛けてきました。 確かに、お互いポケモンをもらったところなのだから戦わせてみたいという気持ちはとても良く分かります。  だが申し訳ないほどの圧倒的戦力差。
相手はレベル5、こっちは強くてニューゲーム、負けないわけがありません。
では、力量の差を見せつけてやりますか！！ 「〇〇は言うことをきかない」しまったァーッ！！ そ、そうか！手持ちポケモンたちの「おや」の名前やIDは前世のまま！ それなのに「さいしょからはじめる」ことにより、バッジは0個という状態！ これでは最初からレベルが高い前世のメンバーがいうことをきいてくれるわけがない…！！ 仕方ないので最初に貰ったポケモンで倒しました。強くてニューゲームとは。  ポケモン図鑑をもらったので開いてみましたが、
最初に貰ったポケモン、ライバルのポケモン、コラッタ、ポッポしか登録されておらず
オープニングスタッフは含まれていませんでした。確かに、捕まえる、進化する、もらう…などのポケモン図鑑に登録されるタイミングが一切なかった。 昔はコイキングをミュウに変化させてもミュウが図鑑に載らないから、 一度通信交換をして登録したものです。初期メンバーも同じことをしないと登録されません。 ポケモン図鑑をもらう前に「つかまえたかず」が2になると博士から図鑑がもらえず、 トキワシティの酔っぱらいがどかず詰むわけですが、 ピカチュウバージョンではピカチュウはレベルアップ進化しないため詰みは起こりません。 だが、この前世の手持ちを持ち越す裏技が成功すればピカ版でも改造なしで 図鑑もらえず酔っぱらいどかず現象を起こすことは可能です。可能だけど何にもなりません。やる意味ナシ。  強いポケモンと共に冒険を始められる…と思ったんだが、
知らんぷりするし命令無視するし、昼寝はするしもっとレベルが高かったら自傷もするしで、
単に別のソフトに移しておいた高レベルのポケモンを通信交換で戻しただけ、みたいな不便さです。レベルが高ければ高いほど困るし、そのくせ経験値は多めにもらえてしまうので 育ちやすく育ったら育っただけ困るので、ホントメリットがないです。 さて、緑の前世の手持ちポケモンは4匹だったので、オーキド博士からもらうポケモンは5匹目に入りました。 しかし、もしも前世で6匹持っている状態だったらどうなるんだろうか？ 博士からポケモンをもらうときは全プレイヤーが手持ちポケモンが0匹のはずだが、 手持ちがいっぱいでもらえないのか？だれかのパソコンに転送されるのか？？ いずれにしてもちょっぴり滑稽なシーンになってしまいそうです。  というわけで、青でデータ消去コマンドをせずに
電源ドーンで6匹の前世メンバーを手持ちに入れたままニューゲームを
始めることに成功しました。もはや慣れたものでイッパツ成功しました。本当に無意味なスキルです。検証用メンバーなのでちょっと「けつばん」がいますが、 バトルにさえ出さなければ大人しい子なので大丈夫です。 さあ、この手持ちが6匹の状態で博士からポケモンをもらってみましょう。  この中から1匹選んでいいんですか。
実はもう6匹持ってるんですけど…じゃあ、この子で！！……あれ？  「〇〇は オーキドから 〇〇を もらった！」と出て、ライバルもポケモンをもらった。だけど…あれ？？ 持ちきれません、というメッセージが出なかったことよりも… ボックス転送しますかとかそういう確認がないということよりも… ニックネームをつける画面にならない…？？  だが容赦なく始まるライバルとの初戦。
知らんぷりしたり寝たり自傷したりで大変でしたが、命令無視で技を放ってくれたので
なんとか勝利することができました。レベル5のポケモン相手に何ターン経過したやら…。 ライバルとのバトルの後は通常時と同じように
ポケモンが回復していました。6匹いたら、ちゃんと6匹とも回復されるようです。よかったよかった。…いや、さっきもらったポケモンはどこ行った…？ 手持ちポケモンの中にはいない。6匹目が上書きされたとか、バグって7匹目として存在しているとか、そういうこともない。 一体どこへ行った…？？ そうだ、トキワシティへ行けばパソコンが使えてポケモンを預けるボックスの中が見られる。 きっと自動でそのボックスに送られているんだろう。こんな自傷するワガママメンバーだけでは とても冒険を続けていられない、ちゃんと言うことをきいてくれる主人公ポケモンをメンバーに加えなければ。 「だれかのパソコン」に接続して…よし、「ポケモンをつれていく」で最初のポケモンを引き出そう。  「なに？ウチはなんも預かっとらんで？」
と言われてしまった。なんですと。ボックスを全部見てみたが、最初のポケモンがどこにもいない！ 手持ちにもいない、ボックスにもいない、当然ながらオーキド博士の研究所の机の上からボールは 消滅しているのでそこにもいない。どこへ行ってしまったんだ、ゼニガメ…！！  消えてしまった。完全に消えてしまった。
ニックネームをつける画面になることもなく、アイコンが表示されることもなく、
机からボールが消えた瞬間に存在が跡形もなく消えていたゼニガメ。前世からちょっとポケモンを連れてきただけだったのに、 彼は前世と今生の隙間に滑り落ち、二度と会うことは叶わなくなってしまっていたのだった…。 というわけで、レベルが高すぎる前世メンバーを連れてきてしまった場合は 言うことをきかないので冒険が大変になるだけ。 経験値が多めにもらえるので早く育つのがまた困る。前世は完全に捨て去って遊ぶのが一番よさそうです。  前世メンバーを連れて冒険するのは諦めて、
手ごろなニドランでも捕まえて主人公ポケモンにしようかな…。そういやピカ版のプレイ日記でも結果的に同じことをしていたことになるが、 ピカチュウが手持ちに入らず消滅していた場合でも、 モンスターボールからピカチュウが出てきてオーキド博士が 「そいつはモンスターボールの中が嫌いみたいじゃのう」と言う あのイベントは普通に起こりました。 しかしピカチュウはフィールド上に表示されず。それは当然ですね、ピカチュウは次元の狭間に消え去ったのですから…。  「そいつに話しかけて
様子を見るといいじゃろう」様子を見る？なんの…？話しかける？誰に……？？ というわけで、データ消去コマンドを使ってデータをマッサラタウンにする、という 手順を踏んでいない場合は手持ちがバグポケモンで埋まるのではなく 前のデータの手持ちポケモンになってしまう、という小ネタでした。 金銀ではボックス切り替え時に電源を切って御三家全部もらうというようなことができたけど、 初代は電源を切るタイミングがシビアで、ミスるとデータが消えてしまうので あんまり実用的ではありません。 タマゴもないので前世メンバーの「おや」になることもできず、 普段と違うポケモンを主人公にして旅に出る、ということができないのも残念なところ。 ピカチュウがいないのにピカチュウ連れ歩き開始イベントが起こるのは面白いけど ピカチュウの目消滅現象と違って前世の手持ちを6匹にしておかないといけなくて ミスったらファイルの消失だからリトライしづらいし、やっぱり…やっぱり、メリットがありません。 消したくないポケモンがいるけど新しくゲームを始めたいときは、 別のソフトに通信交換で移しておくか、ポケモンスタジアムに預けておきましょう。 間違っても、前世からの持越しを試みてはいけません。 ◆2022年7月4日追記◆ このページを書いている途中でメッセージ表示ミスを発見してそのことがこのページに書かれていたんだけど、 あまりに唐突な余談であり誤字とメッセージ表示ミスのページは別で連番で存在しているので その部分だけ切り取って誤字と表示ミス紹介のページに移動しました。 |
2022年07月02日