初めに断っておくタイプのアレですが、このページの内容は再現厳禁です。 ふたごじまのぢらいと同じぐらい、やってはいけません。 ぢらいは面白い現象が起こることもあるけどレポートが消えることもある、 だからやっちゃダメというものでしたが、このページに書かれていることを 実行して得られるものは面白い現象ではなく単なるレポートの消失です。何の役にも立ちません。 データがないソフトで「さいしょからはじめる」で消すためのデータを作り、 レポート消失画面を見たい…というときぐらいだろうか。どういうときだろうか。それは。 でも一応検証もしたし、物理的な話ではなくデータ的な話なので攻略ページに書き残しておきます。 きっかけは、先日動画を上げた レポートの音の違いのページに 追記するときにレポート音を録音するために何度もレポートを書いたことです。 どんなゲームでも「セーブ中は何もしてはならない」というのは鉄則です。 これはポケットモンスターに限らず、ゲームボーイに限らず、割と当てはまります。 メモリーカードにセーブするタイプのハードなら、ただいまセーブしています、 電源ボタンやメモリーカードに触らないでください、みたいな注意書きが出ます。 ![]() ![]() 「はい」を選んでからレポートを書き残したときの音、ぴろりろりーん、まではあっという間であり、 「ただいまセーブしています」的な待ち時間はほとんどありません。 …が、ここで電源を切るとどうなるんだろうなどと考えてしまいました。 考えてはいけないことを考えてしまいました。そして、やってみてしまいました。 ![]() そしてどうでもいい検証が始まりました。無駄です。虚無です。非生産的です。 そう…どのタイミングで電源を切るとデータが消えるのかということを明確にしようとしたのです…。 レポートを書く、電源を切る、電源を入れる、「つづきからはじめる」を選ぶ、 セーブできていたことを確認、1歩移動する、レポートを書く、電源を切る、電源を入れる、 「つづきからはじめる」を選ぶ、さっきより1歩動いているのでセーブできていたことを確認、 また1歩移動する、レポートを書く、さっきより少し早く電源を切る、電源を入れる…これを繰り返す。 無駄で虚無で非生産的な行いです。 ![]() 「せってい」でメッセージスピードを「はやい」にしていた場合。 「かきのこした!」の最後の「!」が表示されるタイミングで電源を切る感じ。 でも画面上にはちゃんと「かきのこした!」までわずかな時間ではありますが表示されます。 ![]() …と、いうか、ちょっと待てよ?一瞬しか表示されないにしても、 画面上には確かに「レポートにしっかり書き残した!」と表示がされている。 目で全文が読めるレベルである。 これって、「ゲーム画面上に「書き残した!」と出たから電源を切った」ともいえる状況なのではないか…!? 「しっかり かきのこし」の時点で電源を切る、というのがダメなのはわかる。 まだ「書き残した!」と断言されていない、メッセージの表示が完了していない。 「しっかり かきのこしてません!」と書かれる予定だったのに消してしまったのかもしれない。 しかし、数フレームであっても、「書き残した!」とゲーム画面に表示されているのであれば ちゃんと「書き残した!」のメッセージ通りのことが起きていないといけないんじゃないか!? (実際、本当にメッセージが表示されきって目で全文を読めるぐらいの時間がある) 赤でも、緑でも同じタイミングでフアイルのデータが壊れました。 じゃあ、青だとどうだろう。バグが修正されていることもある青。 誤字が直っていることもある青。どうだ…?「書き残した!」と表示され切った瞬間に電源を切ると…!? ![]() ![]() そして「〇〇はしっかりレポートに書き残した!」という メッセージが表示されきった瞬間に電源を切っても、データは消えませんでした。 素晴らしい!さすがはあらゆる修正に定評のあるピカチュウバージョン!! 画面上に表示されるメッセージの通り、「書き残した!」と出たら本当に書き残しているということになりました! 「書き残した!」と画面に出た瞬間には、ちゃんとセーブが完了しているのです!ブラボー!ブラボー!! …ところで、メッセージは違えどピカチュウバージョンだって「初代ポケットモンスター」のはず。 「セーブの方法」は、赤緑青と同じなんじゃないだろうか。 メッセージを足して、安全にした、セーブデータが消えにくいように工夫がなされたというだけで、 ピカチュウバージョンでもデータが消える瞬間はあるのでは?ということを思いついたなどと供述しています。 というわけで、やってみました。 ピカ版の「レポート」の手順は、まず「レポート」でAボタン⇒「ここまでの活躍をポケモンレポートに書き込みますか?」⇒ 「はい」⇒(「はい」のウィンドウが消える)⇒「ポケモンレポートに書き込んでいます」⇒(2秒ほど待つ)⇒ 「〇〇はレポートにしっかり書き残した!」と、いう感じ。 「書き残した!」まで表示された時点で電源を切っても、セーブはちゃんとされている。 「かきのこし」の辺りでも問題なし。「〇〇はレポートに」の時点でもセーブされてる。 「ポケモンレポートに書き込んでいます」の後のまさにセーブしていそうな2秒の待っている時間に 切ってみると…。 ![]() もっとタイミングを早めて、「レポートに書き込みますか?」⇒「はい」を押し、 まだ「ポケモンレポートに書き込んでいます」と出る前、「はい」を押した直後だったらどうだ…!? ![]() ![]() というわけで、タイミングは赤緑青に比べてシビアですが、 ピカチュウバージョンでもちゃんとデータが消える瞬間はありました。 「はい」を選んだ直後というか押した瞬間というほどではない、少し息を吸えるぐらいの時間があるけど だからといって一呼吸も置いてはいけないぐらいの僅かな待ち時間が経過してから電源を切るぐらいのタイミングです。 この上ない説明の下手さ。 「ポケモンレポートに書き込んでいます」と出ている時点ではとっくにレポートを書き込み済みです。 ピカチュウバージョンは、こういうところにも安全に安全を重ねているのか…!! (というかピカ版の検証をして思い出したんだが、 レポートを書くときに電源を切るとデータが消えるしバグることもあるってのは ピカチュウバージョンのプレイ日記で 試したことがあったようだ…完全に忘れていた) データが消える以外にも、セレビィを作る時のように色んなデータをバグバグさせられるタイミングもありそうですが、 セーブは一瞬で完了するしデータ消滅と隣り合わせなのでホントに危険。 唯一の特筆すべき点は、赤緑青は「しっかりレポートに書き残した!」と画面に表示された時点では しっかりレポートに書き残していないということです。ここは気をつけないと、 「書き残した!」⇒電源を切る⇒データが消えている…という悲劇が起こりかねません。 「書き残した!」と出た瞬間に、というのはちょっと電源を切るのが性急すぎる気もしますが、 確かに「書き残した!」と出てはいるのでその時点で電源を切っても本来は問題があってはいけないはず。 赤緑青でレポートを書く際は、レポートを書いたときの「ぴろりろりーん」が最後まで流れるのを待ち、 余裕をもって電源を切りましょう。 …このページを書き始めた時は無駄で虚無で非生産的だというオチになる予感がしていたんだが、 まさかの教訓が生まれるとは…おかしいな…。 レポート時に電源OFF・ピカ版編のページに内容的には続きます。 しかしこのページは「ポケモンの小ネタ」の「ミスらしきもの」の目次に置かれます。 (「かきのこした!」と画面に表示された時点ではセーブが完了していないのはミスっぽい挙動のため) ポケモン攻略のページ数や目次が分かれすぎていてわかりにくいですが、 迷子にならないようにお気を付け下さい。 |