ポケモンを呼ぶ笛を調べていて、戦闘に入るときの数値をいじっていたら見たことのないセリフが。 野生のポケモンと遭遇! とりあえず今回はプリンにしました。 戦闘に入ったときの曲は普通の野生のポケモンと同じですが、 ポケモンを出さずに主人公が出たままの戦闘のタイプです。 でもサファリゾーンのように「いしをなげる」などのコマンドではなく、 「たたかう」「どうぐ」などいつものコマンドが表示されています。 ここで「たたかう」を選ぶと。 「はやく にげるのじゃ!」という進言が。 どこからともなくご老人のお声が響きます。 使えないアイテム使おうとするとどこからともなく聞こえてくるあの声です。 「たたかう」「どうぐ」「ポケモン」を選ぶと、 「はやく にげるのじゃ!」というメッセージが出てきてメニューに戻されます。 メニューに戻ると必ず「たたかう」にカーソルが合っています。 ただこれだけ、「はやく にげるのじゃ!」というオーキド博士と思われる人のメッセージがあるというだけです。 が、このメッセージは普通にゲームをやっていても出てこないはず。 没メッセージというか没データを発見して大喜びしたんだそうです。 ・・・ちなみにこのメッセージですが、赤緑青で同じ状況にしても出ません。 このメッセージが入っているのはピカチュウバージョンだけのようです。 どこで使われるはずのメッセージだったのか・・・? ポケモンを呼ぶ笛の裏技でポケモンが出てくるのは、戦闘に入る数値にマップ情報が書かれるためです。 セーフのマップチップがある場所でポケモンを呼ぶ笛をやると、 笛を吹いたマップに応じてポケモンの種類と戦闘の種類が決まります。 意味が分からないと思うので読み飛ばしましょう。 戦闘の種類というのは普通の野生のポケモンか、おじいさんがビードルゲットかジムリーダーか、サファリゾーンかなど。 ピカ版になるとそれに加えて最初の「ピカチュウをオーキド博士が捕まえる」という戦闘の種類が加わります。 そしてこの「早く逃げるのじゃ!」のメッセージが出る戦闘もピカ版で追加されているわけです。 ・・・が。 この「早く逃げるのじゃ!」戦闘は、オーキドがピカゲットイベントより先に作られているっぽい。 数値的に一つ前です。 最初が野生のポケモン、次がおじいさんがビードルゲット、その次がサファリゾーン。 それ以降がいわゆるポケモンを呼ぶ笛で起こす戦闘です。つまり使われていない領域。 ですがピカ版は「それ以降」の一番最初に「早く逃げるのじゃ!」の戦闘が入り、 その次にオーキドピカゲットが並んでいます。 ・・・このことから、この「早く逃げるのじゃ!」のメッセージの戦闘は主人公が1ばんどうろに入って ピカチュウかその他の野生のポケモンと遭遇したときの没イベント用の戦闘ではないかと勝手に思っています。 ゲームスタート⇒1ばんどうろに侵入⇒野生のポッポやコラッタ辺りと遭遇 ⇒「早く逃げるのじゃ!」と言われて早く逃げる⇒戦闘終了⇒「あぶないとこじゃった!」 と繋がる予定だった・・・のでは、と勝手に思っています。 それが「オーキドがピカ捕まえてそれもらったらいいんでない?」ということになって、 その戦闘は没になってオーキドピカゲットイベントが作られましたとさ・・・となったのでは、と勝手に思っています。 全て勝手に思っています。 ちなみに海外版だと 「Hurry, get away!」となるようです。 色々考察が入りましたがつまりポケモンピカ版には「はやく にげるのじゃ!」という没メッセージがあるというお話でした。 |