◆「いうことをきかない」パターン検証◆
世界中の誰よりも、まさこを愛しています。たぶん・・・



バグらせて遊ぶと、IDや「おや」の名前までズレてしまい、言うことを聞かなくなる悲劇が起こることがあります。
親の名前が同じでも主人公とIDが違えば言うことを聞かないし、IDが同じでも名前が違えばやはり同じ。

んで、言うことを聞かないときの反逆パターンもそれはそれは様々です。
その反逆のパターンについてちゃんと一つのページにしてみることにしました。

バグらせて手持ちポケモンを反逆させてもいいんだけど、
ゲームを健全に遊んでいても起こりうる状況で検証してみます。

というわけで用意したのがこのポケモン。
みんなのアイドル「まさこ」です。

ハナダシティのおじいちゃんがニョロゾをほしがっており、
代わりにくれるのがこのルージュラ。

あの頃はルージュラの名前は「まさこ」一択でした。

赤緑では野生で出ないし交換してもらったポケモンの名前は姓名判断師が絶賛するので変更不可。
つまり「ルージュラ」じゃなくてまさこという名前のポケモンとしても過言ではない。

大体おじいさんはどこでこのルージュラを手に入れたのやら・・・。
まあそれはよしとして、このように健全に手に入れたルージュラの「まさこ」で検証です。

レベル1のニョロゾのどこが健全なのか。

ジムバッジは一つも持っていない状態です。
バッジが一つもないのにハナダシティにいるとかどこが健全なのか。

こちらがレベル1では攻撃する前に倒されてしまう。
というわけで、攻撃してこないトランセルと対戦です。

まさこ、はたく攻撃だ!
と何度命令しても絶対に言うことを聞いてくれます。

人からもらったまさこですが、レベル1のレディはお淑やかでした。

そして仲良く旅をしていたある日。
レベル11になった途端・・・彼女の中で何かが芽生えてしまいました。

そう、それは反逆の心・・・。

大変です、レベル11になった途端に言うことをきかなくなりました。
どうしてだまさこ!!俺とは遊びだったのか!!

ブルーバッジを持っているとレベル30までのポケモンが言うことを聞くと説明書に書いてあります。
だがそれがないと、レベル11以上のポケモンが言うことを聞いてくれなくなるのです・・・。

このレベル11のまさこの行動パターンは以下のとおり。

・まさこは なまけている
・まさこは いうことをきかない
・まさこは しらんぷりをした
・まさこは そっぽを むいた
・まさこは めいれいをむしして ○○○!

この5種類でした。命令を無視して繰り出した技のPPは減りません。
命令無視の攻撃は選んだ技以外のものを繰り出すため、例えば4番目の技がバグ技で、
3番目の技が「−(なし)」だから4番目を選べなくても命令無視で繰り出してしまうことがあります。

やめてくれ。

さらにレベルが上がると反逆パターンが二つ増えます。
一つは「まさこは ひるねをはじめた!」。

いきなり「ねむり」状態になり結構なターン眠ります。
眠った次のターンに起きることはないっぽい・・・?
試している時は、必ず2ターン以上寝ていました。

もう一つ増える反逆パターン。
それは「まさこは いうことをきかない」の後に、
「わけも わからず じぶんを こうげきした!」というモノ。

やめろ まさこ!!自分を傷つけるのはやめてくれ!!

混乱した時と同じことが起こってしまいます。

レベルが高くなるとこの二つの反逆パターンが追加されるようです。
自分を攻撃することがあるレベルでも「いうことをきかない」だけが起こることもあります。

つまり反逆パターンは、なまけ、しらんぷり、そっぽを向く、命令無視、言うことを聞かない、
言うことを聞かない&自傷行為コンボ、おひるねカード
 の7種類というわけです。

レベルが上がるに連れて昼寝と自傷行為の確率がUPし、
同レベルのコイキングに手も足も出ずに殺されるということも起こります。

言うことを聞かないって恐ろしい・・・!
ちゃんと自分で一から育てましょうねということか・・・!!

ところで「ゴールドバッジ」はレベル70までのポケモンが言うことをききます。
だが、まさこのレベルは71。

惜しい、ゴールドバッジの効果が及ばないレベル・・・!

ゴールドバッジだけ持っているとかどこら辺が健全なのか。

相手はミュウツーよりレベルが高い野生のサンドパン!
不健全!!

しかしそこに炸裂する、命令通りのまさこのれいとうパンチ!
反逆するとしても命令無視のふぶき!

ど、どうしたんだ?!

もう一度やり直してくれるというのか、まさこ!!
こんな、ゴールドバッジしか持っていない俺と・・・!!

どうやら言うことをきかなくなるのはそのポケモンのレベルの高さだけが原因ではないようで、
ブルーバッジ、レインボーバッジ、ゴールドバッジのそれぞれの言うことを聞くレベルである
30、50、70よりもどれだけ高いかによって反逆パターンのエグさも決まるようです。

つまりブルーバッジだけ持っているときのレベル71のまさこより、
ゴールドバッジだけ持っているときのレベル71のまさこの方が心が通じる度が高いのです。

ついにレベル100まで育ったまさこ。

最強の彼女に相応しい男になるために俺は、
グリーンバッジを手に入れた。

このバッジは「全てのポケモンが言うことを聞く」という、
まさに最強のバッジ。

え、ゴールドバッジはどうしたのかって。
さっき売って、その金でグリーンバッジを買ったんだ。全ては愛するまさこのためだ・・・!!

なんか飛び出してきた最強の幻のポケモンも、
まさこのふぶきの前にもろくも崩れ去る!!

俺と まさこの愛のパワー!!

例え他の人からもらったポケモンだろうと、
グリーンバッジさえあれば俺たちの愛は永遠!!

と思っていたら何か まさこがさらに育った!!

ま、まさこ、どうしたというんだ・・・?
レベル255って、限界突破してるじゃないか・・・!

いや、どんなまさこでも俺は一生愛す!
そして俺にはグリーンバッジがある!!

いくぜまさこ!!俺たちの愛の奇跡(ラヴ・ミラクル)を見せてやるんだ!!

「まさこは ひるねをはじめた!」

まさこおおおおおぉぉーッ!!

グリーンバッジを持っているのに・・・?!
起きろ、まさこ!そっぽを向くな!知らんぷりしないでくれ!!
や、やめてくれ己を傷つけるのは・・・!!

というわけで、説明書とバッジおじさん。
間違っているぞ!!

バッジおじさんにグリーンバッジの効果を尋ねると、
「全てのポケモンは大人しくいうことをききます」と言われます。

だが、これは誤りです。

正しくは「(健全にプレイした場合の)全てのポケモンは大人しくいうことをききます」。
ゲームは、健全に遊びましょうということですね。



つーわけで、結論。

反逆は「言うことを聞く限界レベル」を1でも超えると発生。
限界レベルからかけ離れるほど頻繁に起こり、内容もエスカレートする。
バッジ0個の段階だと「言うことを聞く限界レベル」は「10」である。

限界レベルはバッジにより変化し、ブルーバッジは30、レインボーバッジは50、ゴールドバッジは70になる。
グリーンバッジを入手すると限界レベルは100になるだけで、101以上だと反逆はする。

でもグリーンバッジを持っていてレベル101のポケモンに命令をしても、
限界レベルとそこまでかけ離れていないのであまり反逆はしません。

ところで、交換してくれるポケモンはあげるポケモンと同レベルになります。
レベル255のニョロゾを差し出したらレベル100に直されてしまうんだろうかと一瞬不安になりましたが、
そんな処理は入っていないようで当たり前のようにレベル255のルージュラをくれました。

おじいさん、本格的にどこで手に入れた。どこで育てたんだ。

そしてレベル101以上のポケモンに経験値が入ると再計算されて大抵レベル100に戻ってしまいます。
そうすればグリーンバッジでも言うことを聞いてくれる。

やはり、まさことの愛は永遠だった・・・!!
ありがとう、まさこ!ありがとう!!

うわ、改めて単体で見ると・・・・・・!!



2015年10月9日


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