◆「へんしん」のバグ・金銀編◆
もぎもぎフルーツ♪



ななしのよっしんさんからの情報。

ずいぶん昔の記憶で怪しいところもあるのですがクリスタルを改造して
ミュウを出現させる動画で、へんしん後のミュウを捕まえたらメタモンになっていました。

そこでは改造の副産物みたいに言われていたのですが、
初代のへんしんバグを知ってからはこの時代でも修正されていなかったのではと思います。

最近クリスタルで検証をしてみたのですが
へんしん後のオウムがえしは無効化されるようになっており結局分からずじまいでした。


というめちゃめちゃ興味をひかれる情報を頂き、即日検証してみました。

初代の「へんしん」のバグについてはこちらのページにありますが、まさか金銀でもそんなことが!?
い、いや、まさか、さすがに修正されているだろう・・・。

というわけで調べてみました。

ミュウを捜し求めてあちこちのダンジョンを大捜索。
昼も夜も歩き続けて、幾つもの山を越えて、
ついに辿り着いたラストダンジョンでなんとミュウが出現!!

我々の苦労は無駄ではなかったのだ・・・!!

しかも、なんと「へんしん」を覚えているレベル!
なんという偶然でしょう!

というわけでミュウにこちらのポケモンに
「へんしん」してもらってみましょう。

メタモン以外のポケモンが「へんしん」している
なんだか割とレアなシーンです。

ミュウがキレイハナに変身するとこうなるらしい。
そこまで違いがなかった・・・。

さあこの「へんしん」を使ったミュウを捕まえてみましょう。

なんとマジでメタモンになってしまいました。

我々のミュウ捜索の苦労はなんだったのか!
ラストダンジョンをやっと探し当て辿り着いたのに!

不健全な検証のバチが当たったのでしょうか・・・。

普通に図鑑にメタモンが登録され、
ニックネームをつけるシーンでは
もうボールの中身もメタモンです。

こうして、確かにミュウだったポケモンは
メタモンの力を借りて「へんしん」を繰り出した瞬間
身も心もメタモンになってしまっていたのだった・・・。

というわけでただ「ミュウを出す」以外のことは文明の利器を使っていないのに
「へんしん」をしたポケモンは初代と同じくメタモンになることが分かりました。

改造の弊害とかではなさそうで、同じシチュエーションになれば普通に起こる現象のようです。
でもミュウ以外のポケモンでも検証してみるべきか・・・よし、やってみよう。

教えていただきましたが自分でも検証。
まず「オウムがえし」で「へんしん」を返してみます。

相手に「へんしん」をして、
その技を相手が「オウムがえし」すれば
相手も「へんしん」をしたポケモンになるはず。

しかし何度やっても「オウムがえし」は失敗。
どうやら「オウムがえし」で返せる技と返せない技が
金銀でちゃんと変更されているようです。

メタモンになってしまうことに対する対策なのか、
「オウムがえし」できなさそうな技として除外されたのか・・・?

次に、初代の時と同じく「ゆびをふる」で「へんしん」を出した場合も検証。
「ゆびをふる」を覚えているトゲピーと戦い続けましたが、
一向に「へんしん」を出さぬ。

野生のトゲピーってところがだいぶ不健全なのですが、
「なきごえ」「あまえる」「ゆびをふる」を覚えていて
「かなしばり」を使っても「ゆびをふる」確率が50%。

検証の効率が悪い・・・とりあえず「へんしん」が出ないかなと軽い気持ちでやってみましたが、
出してくれませんでした。エアロブラストは何度も出すのに・・・。

もしかして「ゆびをふる」で「へんしん」が出ないようになっているのだろうか?
とりあえず毎ターン「ゆびをふる」をやってまず「へんしん」が出るかだけ調べてみました。

うおお出た。「ゆびをふる」で「へんしん」は出るようです。

初代より色数が多いので「へんしん」をするとさらに色の違いが顕著です。
レアなコラッタとして売れそうです。

とりあえずこちらが「ゆびをふる」をしたときに
「へんしん」が出ることは分かりました。

しかし相手が「ゆびをふる」確率が低いから検証の効率が悪い・・・。

でもよく考えたら金銀には便利な技がたくさんありました。
「アンコール」を使って「ゆびをふる」しか出さない状態にすればいいんじゃないか。

と思ったら人生そう甘くなかった。
なんと「ゆびをふる」はアンコールができませんでした。

な、なぜ・・・。
「ゆびをふる」の後に違う技が出るからか・・・?
せっかくいい方法を思いついたと思ったのに・・・。

あきらめるな!!そう、でもまだあきらめません。

金銀にはよく考えたら「敵のPP」の概念がありました。スッカリ忘れてました。
初代ばっかりやっていたらそういうこともあります。

そう「ゆびをふる」以外のPPを尽きさせればいい!
なんか今「突き刺せればいい」と出たぞ!
突き刺さなくていいぞ!

というわけで「うらみ」で「なきごえ」のPPを減らします。

「なきごえ」のPPがなくなったターンに
相手が「なきごえ」をしようとしたら、
「しかし技のポイントがなかった!」という表示が出ました。

初めて見た・・・が、よくある光景なんだろうか?
PPを消費するのは技を出す直前のようです。普通はそうだ。

「なきごえ」のPPがなくなったところで、
仕上げに「かなしばり」で「あまえる」を封じ込めます。

これで「ゆびをふる」しか出さなくなるはず!

・・・地味ですね。
そう、検証ってのはスゲエ地味な作業なんです。

何百回と「ゆびをふる」をしてもらった結果、
なんと「へんしん」が出ました。

トゲピーカラーのムウマに変身!
ピンクのムウマなんて色違いのムウマとも違う色。
こりゃあまた高値で売れそうです。よし、GETだぜ!!

そしてメタモンへ・・・。

せっかく高値で売れそうだったのに、
またメタモンになってしまいました。

ミュウに限らず「へんしん」を使ったポケモンを捕まえると
どうしてもメタモンになってしまうようです。

じゃあ「ものまね」を覚えているポケモンが「へんしん」を「ものまね」した場合はどうだろう。

というわけで野生で「ものまね」を覚えているポケモン、
ウソッキーさんと戦ってみました。

これは非常に健全なシチュエーションなので、
普通に遊んでいても再現可能なはず・・・。

まずはミュウのアイアンがウソッキーに「へんしん」。
なんかカラーリング的においしそうになってしまいました。

こういう色のグミのお菓子のようです。
手の部分をもいで食べよう。

「へんしん」したターンに「ものまね」をされましたが、
なんと「へんしん」は「ものまね」できないようです。
何度やってもダメでした。

そういうことになっているとは・・・!
これもメタモンになってしまう対策ということなのか・・・?

というわけで、初代と同じく金銀でも「へんしん」を使ったポケモンがメタモンでなくても
捕まえたらメタモンになってしまうという現象は変わっていないことが分かりました。

しかし違うのは健全に遊んだ場合その現象は起こらないようになっているということ。
初代のように「へんしんをオウムがえし」はできないのでまずそれはできません。

「ゆびをふる」で「へんしん」が出ることは分かりましたが、
野生で「ゆびをふる」を覚えているポケモンは出現しません。
高レベルのピッピは金銀では出ないし、ピクシーもトゲピーも野生では出てきません。

さらに野生のポケモンに「ゆびをふる」を使わせようとしても、
「ゆびをふる」は「ものまね」できないのでそれも不可能。

相手に使ってもらうには「ゆびをふる」を覚えたポケモンにメタモンに変身してもらうしかない。
もちろんそれを捕まえてメタモンになろうと最初からメタモンなので何も問題がない。

というわけでメタモン以外のポケモンが「へんしん」を使う状況を潰してあるため、
「「へんしん」をしたポケモンがメタモンになる現象」を修正する必要がなかったようです。

つまりセレビィみたいにミュウを野生で出すイベントを配信する予定もなかったということか・・・?
情報を下さり本当にありがとうございました!!



2015年12月12日


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