結局、エレキングとかネタモンってのは何だったのか…やっぱり 「記憶違い」的なものだろうか、それとも97年版の「上映された動画」には名前があったのか…? |
3ページ目に引き続き、4ページ目です。 ツインズのようなビックリポケモンはいるだろうか!? ネタバレ:いる 次はバルキー…ですが、99年ベータ版は97年版と同じく 「ゴング」という名前で、 97年版と姿が全く同じです。 図鑑説明も「けんかポケモン」という分類も図鑑ナンバーも「おもさ」もバルキーとゴングは全く同じだが、 「たかさ」だけが違いバルキーが0.7mなのに対してゴングは0.5mとなっています。ちょっとちっちゃい。 次はカポエラー。似てるのに全然違う…。 97年版の頃と全く同じというわけではないようですが、 金銀のカポエラーと違ってまだ足は3本だし腹に第三の目もあります。 97年版では腹の目こそ真の目であり逆立ちしていないんじゃないかと思ったりもしましたが、 これは明らかに逆立ちしていそうです。99年ベータ版は1.6mの50キログラム、 金銀は1.4mの48キログラムなのでちょっとだけちっちゃく軽くなった模様。 図鑑の説明は金銀では「踊るように華麗で滑らかなキック技に見とれていると、きつい一撃をお見舞いされる。」ですが、 99年ベータ版では「高速で回転し続けても目を回したりしないよう、 特別な感覚を持っている。」となっています。 次はミルタンク。デザインに違いはないけど、 99年ベータ版は97年版のミルタンク顔がそっくりです。 そしてブビィ。ポーズは同じだけどほんの少し違います。 99年ベータ版の方はあの巨大なブビィと 少し似ているような気がします。(目とか足の裏とか) お次はムチュール。97年版では「リップ」という 名前だったけど、99年ベータ版では「キスキス」という名前でした。 姿はリップとはかなり違ってほぼムチュールになっていますが、影の付き方というか色がちょっと違います。 あと図鑑説明が金銀だと「唇で触れて」の部分が99年ベータ版では「唇で触って」となっていました。漢字にするとほとんど同じ。 ルージュラは金銀では「体を揺らしてる。」と「リズムは異なるらしい。」というところが 99年ベータ版では「体を動かす。」と「リズムは変わってくる。」となっているだけの違いでした。 ではまた少し、図鑑のテキストだけ違うのを箇条書きに。 バリヤード 金銀:「生まれつきパントマイムがうまい。育つごとに技は上達して、見えないものも生み出すようになる。」 99年ベータ版: 「おかしな動きで敵を惑わす。生まれつきの能力で育つほど上達する。」 カモネギ 金銀:「大事なクキが生えている場所を荒らそうとするヤツは、持っているクキを使いこなしてやっつける。」 99年ベータ版: 「クキをなくしたカモネギは興奮状態になるので、うかつに近寄ると危ない。」 ネイティは金銀では「育ちきっておらず」、99年ベータ版では「育ちきっていないので」になっているだけ。 ネイティオは金銀では「じっとするのは」、99年ベータ版では「じっとしているのは」になっているだけ。 メノクラゲ 金銀:「潮が引くと砂浜に残されて干からびたメノクラゲを見ることができる。」 99年ベータ版: 「毒バリで刺された箇所は赤く腫れ上がり、とても痛くいつまでもかゆみが残る。」 ついでに足跡データが99年ベータ版にはありましたが金銀で消えたようです。 ドククラゲ 金銀:「80本ものたくさんの触手は、水分を含んでどこまでも伸びて絡みつく。」 99年ベータ版: 「80本ものたくさんの足は水分を含んではどこまでも伸びては絡みつく。」 ドククラゲも足跡データが99年ベータ版にはありました(ただのちっちゃい丸)。 「足」ではなく「触手」だから、ということだろうか…? キングラーは金銀は「持ち上げるのがやっとで」、99年ベータ版では「持ち上げるのがやっと」というように「で」がないだけ。 ヒトデマン 金銀:「夜になると体の中心が人の鼓動と同じリズムでゆっくりと点滅する。」 99年ベータ版: 「夜になると体の中心がゆっくりと点滅する。人の鼓動と同じリズムだ。」 シェルダー 金銀:「2枚のカラを開けたり閉じたりすることで後ろ向きに泳ぐ。そのスピードは結構速い。」 99年ベータ版: 「2枚のカラを開けたり閉じたり、それを繰り返すことで後ろ向きに泳いでいく。」 次はハリーセン。97年版では「プクー」 という名前だったし、「シビレフグ」という進化後もいましたが、 99年ベータ版ではまだ「プクー」という名前のままで、 そしてシビレフグは完全消滅していました。無念…。 絵はほとんど同じだけど白い部分の影がちょっと違います。金銀では結構塗りつぶされている感じです。 図鑑説明は金銀では「全身の毒針を飛ばすため、10リットルの水を一気に飲み込み体を膨らませる。」でしたが、 99年ベータ版では「体を大きく見せるため、 たくさんの水を一気に飲み込み胃袋を膨らませるのだ。」になっていました。今と違う設定ということはないです。 次はツボツボ。ち、違う…。足の先が尖っていて このままニョロニョロと歩いていきそうです。ひええ…。 分類は「はっこうポケモン」ではなく「やきものポケモン」 となっていて、まさに「壷」に入ったポケモンなので「ツボツボ」という名前はピッタリです。 首の出し方が、ツボから出てくるヘビみたいにも見えます。 図鑑の説明は金銀では「壷のような甲羅の中に蓄えられた木の実は溶けてドロドロの液体になるという。」だったけど、 99年ベータ版では「壷のような甲羅の中に蓄えられた木の実は、 そのままお酒になるらしい。」となっていました。 うーん、やはり子供向けゲームでそれはまずかったということなのか?「きのみジュース」は 元は「きのみざけ」だったのか…!? タンバシティでツボツボを預かってくれという人が金銀にはいるけど、 この「焼き物ポケモン」という分類を生かしたイベントになっていたりするんだろうかと思いきや 特にそんなことはなかったです。今のツボツボの方が可愛いですね。ブルトンみたいで。 次はサニーゴ。姿はサニーゴと同じだけど名前が「みてい08」 となっていて、「おもさ」も金銀は5キロだけど2キロしかなく、作っている途中という感じがします。 図鑑説明は金銀は「どんどん育っては生え変わる頭の先は綺麗なので、宝物として人気が高い。」ですが 99年ベータ版は「頭の先はある程度育つと生え変わる。 宝物として人気が高い。」です。ほとんど同じ。 さて次はテッポウオ。97年版の頃と変わらぬその姿、 99年ベータ版の時点でもまだこのスタイルを貫く予定だったのか…! 分類は金銀では「ふんしゃポケモン」だが99年ベータ版では「ジェットポケモン」 だったようです。 図鑑説明は金銀では「狙いは性格。噴出す水は100メートル先で動く獲物に必ず命中する。」というもの…すごすぎないか? そして99年ベータ版では「体の中に吸い込んだ10リットルの水を 一瞬で噴き出し、エサを狙い撃ちする。」となっていました。 ついさっき「10リットルの水」という単位は聞いた気がしますが、テッポウオはその単語を譲ったのでしょう。 というわけで次はオクタンです。 97年版では色んな意味で攻めていたオクタンでしたが、 99年ベータ版ではまだ金銀と完全に同じ姿にはなっていません。 まだ足の配置は何かを思わせるし、その上を向いた口も何かを髣髴とさせるし、 頭の後ろ側の形も何かの面影を残しています。この後、彼は完全な、おいしそうな、タコとなったのであった…。 分類名は99年ベータ版のテッポウオと同じく「ジェットポケモン」。 金銀の図鑑の説明は「頑丈な石頭。吸盤つきの足を絡ませ、ひたすら頭で打ち据える。」というタンク無関係 なものになってしまっていましたが、99年ベータ版の時点で「噴出す墨は水の中で 勢いよく広がって姿を隠すのに適している。」って完全に魚の図鑑の説明になっていました。 お次はチョンチーですが、99年ベータ版の時点では「みてい03」 という名前で、まだ名前はついていなかったようです。そしてチョンチーと比べてみると目が完全に閉じており 漫画で眼鏡を外した人の目みたいなことになっています。 それと「みてい03」の方が体(顔?)が少しだけ横に長いです。それ以外は完璧にチョンチーと同じ。 チョンチーの次は当然ランターンですが、全然違う。 名前は97年版にいた「ツボミット」になっていますが ツボミットの位置にこのランターンが入っただけということだと思います。 シルエットはそっくりだけど顔が全然違います。元はこういうずんぐりしたイルカみたいなポケモンだったのか…。 図鑑説明はほぼ同じで、金銀は「ランターンのだす ひかりは」のところが「ランターンの だす ひかりは」と 空白が一つ入っていたり、最後が金銀は「あかるい。」というところが「まぶしい。」になっているぐらいの違いしかありません。 足跡のデータがあるけどツボミットのものかもしれないです(ランターンに足ないし)。 さて、また図鑑のテキストだけ違うものの箇条書きタイム。 パウワウ 金銀:「冷たい海が大好き。地上ではうまく歩けないが、水中なら自由に泳げる。」 99年ベータ版: 「地上ではよちよち歩きだが、水中だとどんな流れでも自由自在に泳ぎまわれる。」 ジュゴン 金銀:「体は水の抵抗が少ない流線型。寒くなるほど元気が出てくる。」 99年ベータ版: 「体は水の抵抗が少ない流線型。水の中では鼻を閉じている。」 シードラ 金銀:「新たな遺伝子が」 99年ベータ版:「ドラゴンの遺伝子が」 イーブイ 金銀:「周りの環境に合わせて体のつくりを変えていく能力の持ち主。」 99年ベータ版: 「どんな環境でも過ごせるよう、様々な進化の可能性を秘めている。」 シャワーズ 金銀:「シャワーズの全身のひれが小刻みに震え始めるのは、数時間後に雨が降るしるし。」 99年ベータ版: 「水に溶ける能力を持っているが、濁った場所ではその能力を使わない。」 サンダース 金銀:「細胞が出している弱い電気をひとまとめにして、強力な電撃を放つ。」 99年ベータ版: 「細胞が出している弱い電気をひとまとめにして、放出して攻撃する。」 そして次はエーフィ。99年ベータ版は97年版の頃と 耳の穴が見えないところとか、尻尾が最初から二股に分かれているところとかが似ています。 図鑑の説明は金銀は「全身の細かな体毛で空気の流れを感じ取り、相手の行動を予測する。」でしたが、 99年ベータ版は「超感覚が発達。普通では分からないことも全身で感じ取れるようだ。」 となっていました。設定に違いはなさそうです。 ひとまずここで一区切り。5ページ目にもうちっとだけ続きます。 |