ぬるぽんさんが、99年ベータ版ポケモン金銀を通しでプレイして 製品版の金銀と違うところをまとめてくださいました。す、すげえ…。頂いた情報をそのまま掲載させてもらってしまいます。 この色の部分が頂いたテキストで、普通の文字色でコメントさせてもらっている項目もあります。 しかし頂いた情報が全てですので、コメントなどただの蛇足です。まずはジョウト編からご覧下さい。すごいぞ。 ・『つづきからはじめる』とか表示されてる画面のBGMが音が高い ・BGMが未実装のものがちらほら有り、ところどころ初代のBGMが代入されてます。 ― 例を挙げると、ジムのBGM、おっさん系トレーナーや女子トレーナーに発見された時のBGM、ゲームコーナー等……です。 ・なんか全体的に賞金が高い ― 詳しく倍率計算はしていませんが、明らかに製品版よりトレーナーの賞金が多かったです。 元々倍率が低い海パンとかも4桁円くれますし、製品版では1万円だったワタルは3万くらいくれます。 ・ホーホーの鳴き声の音が高い ― なんか製品版より若干高かったです。 ・31番道路ゲートに謎のとおせんぼ ― これは先述した通りの現象です。 思いつく限りのフラグ消化を試してみてもずっと通せんぼしたまんまでした。何か解消出来るイベントを入れる予定だったのでしょうか…… 調べてみたら、確かに31番道路(「くらやみのほらあな」の左)のゲートには謎の通せんぼが発生していました。 ゲートのお兄さんと、一般人と思しきお姉さんが縦に並んでおり進めなくなっています。 セリフは「ごめんね、この先には行けないんだ。もう少しだけ待っててね!」で、行けない理由は話してくれず。 お姉さんは「あら?素敵なポケモン!あなたはきっと、素敵なトレーナーさんなのね」とおだてられ、 肝心の左側に行けない理由を教えてくれません。 この「もう少しだけ待っててね!」というのは、もしや「この先は作ってる途中だから出来上がるまでもう少し待っててね!」 という意味だったりするのだろうか…?この状態で試遊台にゲームが設置され、ワカバタウンから始まり、 31番道路までプレイできることになっていたとしたら自然(そして通れるようになるフラグがない)かもしれない…? ・ハヤトの手持ちが全てレベル10のポッポ一族。アカネもミルタンク1匹のみ(レベル22) ― 実際戦ってみるとレベル10のピジョットはかなり強敵でした。製品版で削除されたのも納得出来るくらいには強かったです。 ・つながりのどうくつ手前のポケセンに、『ぐぎょ』と鳴くマダームのシンボルが居ました(隣にトレーナーも)。 ― 製品版に残ってたミズウオ『グギョ』と何か関係が有るかもしれません。 グギョと言ってくれる子がいるの?といそいそと調べに行ってみると、 自分の環境では元気に「ぐぎょ!」と鳴いているヌオーを発見しました。マダームの位置には後にウパーが入ったので、 ここには元はマダームがいて別の鳴き声を発しており、次にミズウオを置くことになり鳴き声が「ぐぎょ」になり、 ミズウオは後にヌオーという名前になり、最終的にヌオーが撤去されたということなのか…? かつて見つけた金銀の没テキストは「ぐぎょ!」ではなく「…グギョ」とちょっと元気なさそうだったし ヒワダタウンの、恐らくヤドンと混じって存在しているミズウオのセリフっぽかったので このヌオーの「ぐぎょ!」と金銀の「…グギョ」は別のデータなんだと思うけど、 なんにしても最初から「ぐぎょ」という音で鳴くことが決まっていたっぽいことが嬉しかったのでした。 ・ヒワダのBGMが微妙に違いました。 ― なんというか、恐らく聴き比べてみると一発で『あれ?』と感じるくらいには違いが顕著でした。 ・ウバメの森に祠が無い ― まだこの頃は祠が実装されてなかったようです。 ・ラジオ塔と自然公園のBGMが、イントロが微妙に違う自転車のBGMになってました。 ― 製品版ではラジオ塔はコガネ市内と同じ、自然公園はあの独特の落ち着くBGMでしたが、断然製品版の方が良い雰囲気だと感じました。 ・『ゼニガメじょうろ』がアカネ撃破前でも貰えました。 ― つまり、アカネを無視してある程度先に進めてしまいます。これはかなり大きな相違点と言えると思います。 ただ、タンバのジムでかいりき(アカネ撃破しないと使えない)が必要なのでシジマの前には必ずアカネを倒しておく必要があります。 先にウソッキーや赤ギャラをゲット出来てしまうのでβ版でのアカネは体感的には雑魚です(笑) ・スズの塔に最初から入れる(アイテム回収も可能) ― ただし、最上階へ行ってしまうとあなぬけを使っても何故か最上階へ行くので自力で塔を降りるしかありません。 そらをとぶ未取得前に来てしまうと帰りも遠足する必要があってめっちゃ面倒でした…… ・製品版ではスズの塔を通せんぼしてた坊さんが『盗人が入った、オロオロ』と情けないこと言ってました。 ― 製品版では威厳のある感じのセリフで『お引き取りを』みたいな事言ってましたが、99β版ではなんか情けない坊さんでした。 確かにスズの塔1Fにかじばどろぼうタイプのグラの怪しい男は居ましたが、盗人ではなく伝ポケの事を調べててにじいろのハネが必要なことを教えてくれました 調べに行ってみると、「ぼうず」さんは「スズのとう」で通せんぼをするどころか、 自分たちはトレーナーではないのでドロボーが塔に入ったけど何ができましょうかオロオロとうろたえていました。 じゃあドロボーを何とかしてあげるイベントでもあったんだろうかと思ったら、 「ホウオウは飛び立ってから今も空を飛び続けてる、にじいろのハネがあれば戻ってくるに違いない」と 推理して喜んでいる怪しい風貌の男を「スズのとう」の内部で発見。 にじいろのハネを探しにいくぜ!みたいなことを言うから会話が終わったら走って塔の外に行くのかと思ったら 何度話しかけても同じことを言われるし実際の金銀にはいない人だし、変更前の状態でそのままという感じかも? ってかこのお兄さんは自分が泥棒ではないと言うが、「ぼうず」の方々が止めるのも聞かずにずかずかと 「スズのとう」まで強行突破してきたのだろうか…?謎である…。 ・まいこはんに話しかけたときのBGMが違う(製品版の固有のBGMじゃなく、ワタル倒した後のクルミ襲来時のBGM) ・おまもりこばんの効果が『一度でも戦闘に出せばOK』ではない ― 『持ったポケモンで戦闘を終わらせなければならない』効果でした。仕様かバグかは不明です。 ・ライバルの手持ちのコイル枠がサイホーンでした。 ― 正直コイルに比べるとずっと御しやすいし初代ライバルと被りますので、コイル系統への変更は正解だったと思います。 ・3犬、徘徊エンカウントが実装されてない疑惑 ― チートで図鑑オンにすれば分布が動いてる事は確認出来るんですが、スプレーかけても出てこないし普通にエンカウントを試みても全く出てきません。 先に分布の動きだけ実装してて、実際にエンカウント出来る部分は未実装である可能性? ・いいつりざおで釣れるポケモンのレベルが20ではなく25でした。 ― これは結構大きく、アサギの港で釣れるテッポウオが3種類の光線技を覚えている上にすぐオクタンに進化させられるので即戦力になりました。 ・バクフーンがかみなりパンチ覚えない ― これは製品版を知ってると結構辛く感じました 確かに、自分も普通に遊んでいた2度目のプレイではバクフーンに「かみなりパンチ」、 オオタチに「れいとうパンチ」を覚えさせて冒険していたので、それがないとキツいかもしれん…。 とりあえず、一旦ここまで。いくつかは調べに行ってみましたが、頂いた情報があってこそ、ありがたいことです…。 実はあんま調べてなかったりするんだけど、最初に思ったのは「そらをとぶ」でカーソルを移動させるときに ヒワダ⇒コガネではなくヒワダ⇒タンバ⇒コガネとなっているのがなぜに!?と思いました。 まさか、タンバに行ってからコガネを攻略という順番だったわけじゃないだろうし… マップの細かい違いや没テキストなど、検証したらジャンジャカ見つかりそうです。 前半戦はこれにて、後半戦のページに続きます。 |