◆8人のジムリーダー◆
トレーナーの紹介のページは過去に書いたけれども、 さらに情報と判断材料が増えたニューバージョンです。

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開発中の金銀のジムリーダー紹介の動画を 公開しましたので、先にそちらをご覧ください。動画でしか言わないこともあり、 動画の内容を踏まえた上でページを書きます。そしてページでしか言えないことも多いです。多いんですよね。

というわけで、攻略ページならではの好き勝手話すターンが始まります。

さて、動画では言わなかったけど「1番目のジムリーダーはハヤト」と判断したのは デバッグ用のバトルの項目に出てくる名前順で、最初のトレーナーがハヤトだし テキストデータのトレーナーの名前順でもハヤトが1番目だからです。

そしてこれまた動画では紹介しなかったけど、 マップ上に表示されるハヤトはこんな感じで、ちゃんと鉢巻をしています。

動画に登場したエノキやオケラやガマなどは初代にもいたNPCと同じドット絵のキャラでしたが ハヤトは2番目の町「オールドシティ」のジムリーダーというストーリー上 早い段階で出会うキャラだからか、固有のドット絵がちゃんと作られているようです。

マップについてはいずれ動画にする予定でいますが画像をページに掲載してしまったのでちらっと言ってしまうと、 当然ながらこのジムのマップには下から入ってくることになり、 ハヤトと戦う前に下に映っている二人のトレーナーと先に戦うことになりそうな配置だけど 右上と左上に見えているトレーナーはなんなのか?わざわざそこに行かないと 見つからない場所のような気がするが…。

それとも全員と戦っていないのにハヤトに話しかけると「ジムの中のトレーナー全員と戦ってこんかい!」 と突っ込まれてバトルが拒否され、4人全員倒してからハヤトと戦えるフラグが立つようになっている、とか。 なんじゃそりゃ…。

デバッグモードの「テスト ファイト」の項目の二人目がアカネなので アカネは2番目のジムリーダーのポジションのキャラのはずです。

…が、オールドシティの次の町のジムにいるキャラは男性、その次のジムにいるキャラは女性なので データ順はアカネ⇒ツクシだけど開発の途中でツクシ⇒アカネに変更がされていたようです。 「アカネが2番目のジムだと強すぎたのでは」というコメントも頂きましたが、 確かにヒワダタウンの時点でミルタンクに立ちはだかられたら詰みそう。やばいです。

アカネにミルタンクを使わせることは多分決まっていたと思うから、 攻略難易度的な観点からもアカネを3番目にしたんじゃないかと思います。 そして、ベータ版にアカネのドット絵が存在していないのは アカネのデザインをこだわり抜き、練りに練っていたからではないかと地元で疑っています。

というわけでデータ順には3番目に位置している、 「むしとりのしょうねん」界のナイスガイ、ツクシです。

虫取りになんて適していない高級そうな服装なんだろうと思っていましたが 「長袖と長ズボンの方が虫取りには適している気がする」というコメントをもらってめちゃめちゃなるほど。

ってか現ツクシ、そういう観点からすると肌の露出が多すぎる…!!昆虫採集のため草むらや森に入る時は なるべく肌を隠す!これ常識!

…というツッコミをするためだけにこの現ツクシのアップを撮影したわけではありません。 このツクシのデザイン、何か気になる点はないでしょうか。足を出し過ぎていること以外に、 特筆ポイントが。そう…左の胸にバッジをつけているのです。

そのバッジとは、白くて十字の形をしています。 それを踏まえた上で、ベータ版金銀の主人公のステータスの「ポケモンリーグバッジ」の項目を見ると…。

お分かりいただけるでしょうか。 ジムリーダーの顔も名前も全部「?」で埋め尽くされていますが、その下に バッジと思われるものが8つ並んでいます。

ツクシはデータ上では2番目のジムリーダー。2つ目に表示されているバッジの形は…。

十字の形をしています。 これはどう考えても偶然ではないでしょう。お坊ちゃん風旧ツクシはバッジをしていませんでしたが、 現ツクシは胸にドドンとバッジをしている、しかもその形はベータ版の頃のバッジと同じ形。

現ツクシがつけているものは、ベータ版の頃のバッジの名残だったのです…!! と、気づいて嬉しくてアツく紹介したけれど全然関係なくてただの偶然だったら超ウケる。

さて4番目のジムリーダーは「エノキ」さん。 エノキと聞くとキノコの「エノキタケ」が思い浮かびますが、 恐らく今までのポケモンの名づけ法則的に、木の「榎」のことだと思います。

エノキさんがゴーストタイプ使いではなく「いわ」や「じめん」などのジムリーダーだったかもしれない というのは動画で紹介した通り。このシンプルでクールな出で立ちで「いわ」使いというのは 初代のことを思うとちょっとイレギュラー感がこの時点ならばあったかもしれません。

「いわ」タイプを使ってくるタケシは上半身裸だし、 イワークを先発で出してくる四天王のシバも半裸です。 それを考慮に入れると、服をちゃんと着ている、ムキムキじゃないキャラが 「いわ」タイプのジムリーダー、というのはニュータイプのように思えます。 ってかエノキの方が昆虫採集に適しているようにも見えてきます。

5人目の「オケラ」氏は動画でも紹介した通り「みず」タイプのジムリーダーっぽいので エノキとマツバは同一人物だがオケラがシジマの開発中の名前かは定かではありません。

オケラはフィールド上だと少年なので、 これが仮のグラフィックでないのだとしたらシジマとは関係のない、 純粋に没になってしまったキャラなのかなと思います。

オケラはエノキとフィールド上のドット絵のキャラが同じだから性別だけ表すための仮の表示かと思いきや、 後述するガマさんは名前のイメージにしっかり合ったおじさんが表示されているので フィールド上のキャラは本来のキャラのイメージにまあまあ沿っているんじゃないだろか。

だとするとシジマを少年(青年)のドット絵で表示はしないだろうから、 おじさん枠のガマがお姉さんのイブキになり、おじさん枠が空いたので オケラが没になりそのポジションにシジマが作られた…という感じじゃないか、などと供述しています。

6人目はミカン。以前攻略ページでは「巫女さんに見える」 と言いましたがその時点ではまだマップを見ておらず、 ジムがお墓だらけで町にキクコがいることは知りませんでした。

…が、ジムの内装やキクコの存在からすると旧ミカンは恐らくゴーストタイプ使いでほぼ確定。 さらにマップ名は今まであえてあまり言ってきませんでしたが、 ミカンのいる町の名前が「ブルーフォレスト」なので、イメージにもピッタリです。

ハヤトが「とりつかい」、ツクシが「むしとりのしょうねん」のトップだとしたら ミカンは「きとうし(金銀なら「イタコ」)」の上位にいる存在かも。 ジムでミカンの周囲にいる女の子たちも、ミカンを目標にして修行に励んでいそうです。

ミカンはキクコの…弟子か、娘か、孫か。キョウとアンズというサプライズ親子ジムリーダーを出した金銀だし、 やっぱり孫なんじゃないかと考えてしまいます。動画では字幕でさらりと言っただけでしたが もしキクコの孫がミカンだとしたら、オーキドの孫であるグリーンとミカンは 祖母と祖父の代からのライバルとなり、なんかアツいな!と勝手に興奮。その世界線も、アリだったんじゃないか…!?

7人目はヤナギではなく「ブルー」。金銀ではジョウトもカントーも制覇した後に戦える裏ボス、 エスタークのような存在の初代主人公でしたが、元はジムリーダーとして登場する予定だったとは…。

コメントでも「ジムリーダーとして登場するならセリフはどうなっていたのか」というようなご意見を頂きましたが、 ブルーも金銀のレッドのように無言を貫くとしたらジムリーダーとしてどうなのとなりそうなので 「やあ!ぼくの名前はブルー。マサラタウンのブルーさ!キミが〇〇だね」ぐらいの 気さくな感じで会話してくれたんじゃないだろうか…?初代でもゲーム中にまあまあしゃべってたし…。

しかし、8人目のジムリーダーでもなく、ましてやポケモンリーグの四天王や チャンピオンというポジションでもなく、前作の主人公を7番目のジムリーダーにした というのはなんとも…なんだろう、こだわりなのか…?

金銀ではレッドは実家にろくに連絡しておらず帰宅もしていないので母親を 心配させていてあまつさえ死亡説まで流れるほどでしたが 元は実家の近くの町でジムリーダーとして働き、母親に元気な姿を見せている親孝行な少年だったのかもしれません。

ジムリーダーとして金銀の世界になじんで生活しているブルーか、 世界最強のトレーナーとして主人公を待ち受けるレッドか…やっぱ後者になって良かったのか…?

そして最後のジムリーダーは前述した「ガマ」氏。

これがガマジムの中ですが、左右にトレーナーが一人ずつ、 奥に背中合わせで二人立っている。しかしガマにはいきなり話しかけに行けるこの構造。なんなんだろう…。

内装はブルーがいるジムと同じなのでガマが何タイプのトレーナーだったのかは分かりません。 イブキと同じならドラゴンだが…金銀で登場する新タイプ「メタル」や「あく」なら ストーリー上・演出上よさそうだけど、この頃の「あく」タイプやメタルタイプのポケモンって あんまりいないし、ジムリーダーの手持ちをそれらのタイプだけで埋めるのはちょっと大変そうです。

改めて整理すると、金銀ではハヤト、ツクシ、アカネ、マツバ、シジマ、ミカン、ヤナギ、イブキの8人。 使用タイプは、ひこう、むし、ノーマル、ゴースト、かくとう、はがね、こおり、ドラゴン。 男女比は男性5人、女性3人でした。

ベータ版ではハヤト、アカネ、ツクシ、エノキ、オケラ、ミカン、ブルー、ガマの8人。 使用タイプは、ひこう、恐らく「ノーマル」、むし、恐らく「いわ」、恐らく「みず」、ゴースト、不明、不明。 男女比はアカネとミカンは恐らく女性、後はマップ上の表示は全員男性だが、 表示が仮のものだとしたらオケラ・ガマは女性の可能性があるといえばある…のか!?

ブルーが1タイプのポケモンを使うトレーナー、というのはイメージに合わない気がするのは 現在のレッドや、金銀におけるグリーンを知っているからか…?

それとどうして「ブルー」って名前が選ばれたのか、ということについては 金銀を作っている時点での最新作が青だったからではないかと思っていましたが、 もしかしたら最初に発売された「赤」と「緑」のどちらかの名前にすることをあえて避けたのでは…とも考えました。 個人の感想です。

アニメのポケモンでピカチュウが選ばれたのは御三家どれかにするとそれを選ばなかった子が可哀想だから という話を聞いたことがありますが、赤緑のどちらかではなくブルーにすることにより 赤緑どちらを買ったお友達も金銀の前作主人公を見て「過去の自分だ」と思える…というような、個人の感想です。

8人のジムリーダーのうち、完全に没になったといえそうなのはオケラとガマの二人。 もしかしたら彼らも何かしらの形で、金銀やルビサファ以降にリサイクルされて存在していて、 実は我々もよく知る人物になっているのかもしれません。
2022年10月05日


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