◆ゲーム本編の紹介◆
「体験版」ではなく、実際にゲームをプレイしたときのイベントも一応存在しています。 体験版でほぼ出番のなかったライバルが大活躍…?



このページの内容は実況プレイ・序盤のイベントで先に紹介したものですが、 ここで改めてそれを追いつつ紹介します。動画でしゃべったことは忘れているので 同じことを言う可能性DIEです。

電源を入れ、ゲームスタートをすると金銀ならば「今何時じゃ」と時計入力をする画面になりますが、 それは訊かれることなくいきなり「いやあ待たせた!」と博士がしゃべり始めます。

いやあ待たせた!ポケットモンスターの世界へようこそ! 私の名前はオーキド、みんなからはポケモン博士と慕われておるよ と、初代のOPと同じことを言います。 ゲーム本編では一人称が「わし」な博士だけど、夢の中では「私」になるようです。

初代ではニドリーナの鳴き声を発する珍しいニドリーノ、金銀ではマリルがポケモン代表として 表示されるところでしたが、ベータ版ではヤドキングがその役目を負っています。

君ももちろん知っているとは思うが、この世界にはポケットモンスターと呼ばれる 生き物たちが至る所にすんでいる!そのポケモンという生き物を人はペットにしたり勝負に使ったり、そして… 私はこのポケモンの研究をしてるというわけだ。では始めに君の名前を教えてもらおう! と言われて体験版にはなかった名前入力画面になります。

名前候補は金だと「ゴールド」、「サトシ」、「ジャック」のどれか。

「自分で決める」を選ぶとこんな名前入力画面になります。 ちょっとギュウギュウ感があります。初代と同じく小さい「アイウエオ」がありません。

何も入力しないで終わりにしようとすると勝手に「ゴールドというんだな!」とか言われたりせずに 一瞬画面が真っ白になった後また入力画面に戻されます。

金銀ではライバルの名前は夢の中で入力しませんでしたが ベータ版では初代のライバルのような感じに入力することになります。

博士が そしてこの少年は君の幼馴染でありライバルである。…えーと?名前はなんていったかな?  とドわすれしてとくしゅをぐーんと上げているので教えてあげます。

名前候補は金だと「シルバー」、「シゲル」、「ジョン」です。 金銀のライバルは、元は主人公の幼馴染だった…!

さて、君の記念すべき旅立ちの日を記録しておこう! 時間もなるべく正確にな! と言われて、ここで曜日と時間を入力することになります。 金銀ではこれが最初にあって「いやあ待たせた!」となったわけだが…。

曜日の文字が結構デカくて面白いフォントです。

ポケットモンスターの世界へレッツゴーと言われた後、 気づけば体験版と同じように主人公の家の2階で佇むことになります…が、出口付近に誰かがいる。 体験版で「しずかなおか」に入ったところでアドバイスしてくれた人です。

なんと彼は「ケン」という主人公の兄。当時の情報で「主人公の宝物は兄のお下がりのパソコン」 とかいう設定も明かされていました。

ケン兄ちゃんに話しかけると おっ、お前の腕で光り輝くその時計は…○○もついに トレーナーギアを買ったのか!すごいじゃないか!でも買ったばかりじゃ時間しか分からないだろ?後でマップが見られるようにしてやるよ! お前、どうせ遊びに行くんだろう?残念ながらお袋は買い物に行ってるから、お小遣いをもらおうなんて今日は無理だぜ!  と言われます。そしてメールが来ていたから見なさいと教えてくれます。

パソコンを調べるといつの間にメールアドレスを入手したのかオーキド博士からメールが来ており、 「渡したいものがあるから来てくれ」という、普通は行っちゃいけない内容のメールを読むことができます。

1階には体験版でいたママがおらず、だけどテレビはついたままです。事件か。

ポケモン金銀ベータ版の情報が出てきたときにすぐにこんな情報を頂いていました。

テレビの内容の法則がつかめました デバッグモードでデバッグメニュー→ツールギア→60びょうを選ぶと、時間経過で画面の明るさが変わるようになるんですが  最初と同じ薄暗い状態だとオコリザル 明るい状態だとピカチュウ 暗くて周り8マスしか見えない状態だとフシギダネ になるようです

製品版にもある時間帯用の設定で、時間によって番組が変わるようにするつもりだったのかな?明るさが時間で変わる状態はツールギア→24じかんを選ぶとまた薄暗い状態に固定されます

金銀どちらでも、3つすべて見ることができます(確認済み)ほかの方法でも見れるのかもしれませんが、これで確実に見られました

ちなみにですが時間帯は正確には4パターンあるようで、

1.SGBで起動したときに緑っぽくなる時間(上の薄暗い状態)

2.正しいカラーパレットで表示される時間

3.白っぽくなる時間

4.周りが暗くなる時間の4つです

静岡だと正しいパレットも白っぽいので2と3の違いが分かりにくいですが、ほかの道路や町だと色が違うので分かりやすいです  製品版では時間帯は朝昼夜の3つですが、開発段階は朝昼夕夜、もしくは朝昼夜深夜だった…とかでしょうか


情報どうもありがとうございます!そちらを踏まえたうえでテレビを調べてみると…

フシギダネが拗ねている…サトシが困っている…ポケモンアニメだ! と表示されるのは朝。

オコリザルが暴れている…サトシが逃げ回ってる!…ポケモンアニメだ! と表示されるのは夜。

ピカチュウがオニスズメと戦っている…サトシが涙ぐんでいる…ポケモンアニメだ! と表示されるのは昼…という感じでした。 だけど朝昼夜の時間帯の変化が金銀と違うので厳密に朝昼夜といっていいのか微妙なところです。 そしてここは、24時間ポケモンアニメをやっている世界なのか…!

外に出るとライバルが家の方向から走ってきて話しかけられるイベントが発生。

よう、ちょっとお前に自慢したいことがあって来たんだよ。 俺、あの有名なオーキドからメールもらっちゃった!え?お前にも来たの?ちぇっ!つまんねーの! …って、 だ、誰だキミは…。

金銀のライバルと性格も何もかも違いすぎます。同じなのが一人称と外見のみ。あの寡黙でクールで最強のトレーナーを 目指していた彼は、元はこんな主人公とはいいお友達のフレンドリィな少年だったのか…!!

…ふん!じゃあさ、じゃあさー、お前さー、自分の母親のこと、 いつもなんて呼んでる? と尋ねられ、突然ママの名前を決める入力画面になります。 確かに金銀でもママの名前を決める入力画面の没データは存在しているが、ベータ版の頃からあったのかこのイベントは…!

「おかあさん」、「ママ」、「かあちゃん」、もしくは「自分で決める」の選択肢があり、 それを選ぶと主人公のように母親の呼び名、もしくは名前を入力する画面になります。

今後母親をそんなに呼びまくる場面が待っているはずだったのか…!? 「ははじゃ」とか「ははうえ」とか「マザー」とか、敬い放題です。

なんと入力しても えー、かっこわりい! そんな子供っぽい呼び方してるなんてお笑いだぜ!あー、ちょっとだけすっきりした! そんじゃあ、俺は一足お先にオーキドのところへ行くことにするぜ! と言ってライバルは立ち去ります。

例え「お母様」と入力してもセリフは同じ。

サイレントヒルの中の人のセリフは体験版と同じで、ポケモンセンターが使えないのも、 研究所の横の看板が「入居者募集中!」になっているのも完全に同じ。博士、まさか勝手に住み着いてるんじゃ…。

というわけでメールで呼び出されたので研究所へ行ってみると 博士はおらずライバルが部屋の奥にいるだけ。

なんだ、○○じゃないか!俺もここが怪しいと思って来たんだけど、 誰もいないみたいだな… という会話があります。博士どころか助手もいません。 人を呼びつけておいて不在とは一体…事件か。

パソコンを調べると オーキド博士!あなたが行方不明になっていると、世間は大騒ぎです! それはそうと、博士から見つけるように頼まれた例のポケモン、見つけるどころかまだ手がかりも掴むことができません。 やはりあいつは、架空のポケモンなのではないでしょうか……助手より というメールが見られます。

ポケモンのデータを見る限り「例のポケモン」とは恐らくホウオウのことでしょう。 しかし手がかりも見つからないようなポケモンを助手に「見つけるように」ってなんというムリゲーなのでしょうか…。

掛け軸にはレポートのことやメニューのことが、机の上はポケモン図鑑があり主人公は「電子手帳かな?」と判断します。

研究所にはおびただしい数の蔵書が。やはりポケモン研究ともなると、 資料は多ければ多いほどいいのでしょう…と思ったらどの本棚を調べても絵本しか入ってない。 この頃に、これらの大量の本棚を埋めるほどのポケモンの絵本は出ていたのか? まさか、読む用と保存用と布教用などに分けて大量に所持しているのでは…。

というわけで、前半はここで終了。オーキド博士は人を呼びつけておいてどこへ行ったのか? やさぐれた主人公はサイレントヒルから脱出しようとするのであった…後編のページへ続きます。
2019年12月14日


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