◆星のカービィ スーパーデラックス 開発中の画面写真◆


1ページ目に引き続き、 開発中の「星のカービィ スーパーデラックス」の画面写真の話です。

次はこちら。 背景は滝が流れ、青空に大小の白い星、カービィはビームを装備していて画面にはワドルディとワドルドゥ。 3つ連なった、上に乗っていると壊れる足場の上にワドルディがいます。 うーん、どこだここは。

この背景画像は「白き翼ダイナブレイド」のステージ1と同じものですが、 こんな配置の場所はありません。ついでにカービィの残り人数が2人ですが 「白き翼ダイナブレイド」を始めた時は3人なので一人死んだor開発中は ゲーム開始時は残り人数が2人だったのでしょう。

スコアが5500というところからも、多分1回死んでるんじゃないかな〜…と、思ってしまいます。 こういう公式によるボス戦やイベント中などの特別なシーン以外の普通のシーンの画面写真というのは 大抵が「コースの序盤」だというのがまあまあのお約束です。

魅力的な画面写真を撮影するために試行錯誤をしている=ビームを出しているところを撮影したいので 敵を倒す=スコアが5500に達するものの、ダメージも同じように受けているため 一人のカービィが死に済みだけどいいところが撮影できた、それがこの写真、という感じなんじゃないだろうか。

夢の泉の物語の開発中の画面写真では コースの配置は違っても背景は同じ、ということが起きていました。 これも同じ法則に当てはめてみると、同じ背景の場所に行けば地形が変えられた地点が分かるはずです。

というわけで全く同じ背景の場所を発見。ステージ開始直後の 最初の大きな段差があるところでした。元はこの大きな段差はこういう地形ではなく、 壊れる足場が連なっていて上にワドルディ、下にワドルドゥがいるのでどちらかを倒して 進まないといけない、という場所だったのかも。

でも足場は壊れるので上に乗るのはあまりオススメできない。下にワドルドゥがいるので 下からビーム攻撃を食らうかもしれないし、足場は壊れるからぼーっとしていると 下に落ちてワドルドゥにぶつかってしまう。

となると、プレイヤーは壊れる足場に上がることはしないだろう。そのまままっすぐ走って、 ワドルドゥを倒しながら右に行くに違いない。それだとアクションの上下移動に乏しくなるため、 ここを「絶対にジャンプしないと進めない場所」にするために壊れる足場は削除されて 高い段差という地形に変更された、と考えるならば納得です。自分でもちょっと考えすぎな感はあります。

もう一つの候補はここ。ステージ1の最初のエリアでこの背景になるのは さっきの場所とここの2か所だけでした。ここには奇しくも壊れる足場が並んでおり、 エリアの中盤なのでスコアが偶然5500になる…と思いきや、最初にビームをコピーして ここまで進み、普通に敵を倒しながら来ても3000点前後という結果にしかなりませんでした。

5500にするにはやはりこの辺まで来て1回死んでエリアの最初から進み直したか、 このエリアに大量に敵がいてスコアが稼げたかのどちらかでしょう。

これが序盤であり大きな段差に変えられたとしたら1回死んで ビームをコピーし直してここに来たことになるので、画面にいるワドルドゥ以外に もう1匹ワドルドゥがいたのでしょう。最初に会うパラソルワドルディがワドルドゥだったのかもしれません。

別のエリアでも同じ背景が使われているけど、地形の色が違うしここまで開けた場所はもうありません。

さて、その隣の画面写真を見てみるとまた見覚えのない地形。 とりあえず、さっきの画面写真のエリアと同じ場所でしょう。カービィがコピーしていたビームで、 ヘルパーのワドルドゥが生まれています。だがこのエリアにグリゾー(クマの敵)はいない。

めっちゃ穴があるけど、「白き翼ダイナブレイド」のステージ1のエリア1には落下死する場所はありません。

開発中の画面写真と同じ場所っぽいのはここ。坂道と背景の位置も完全に一致するので、 この場所の写真であることは間違いないでしょう。 左の穴の方はさっき紹介したばかりの壊れる足場の下に水がある地形のところだが、 水の底もないように見えます。そもそも水なのかすら不明。とりあえず水の中の星の模様はないようです。

グリゾーはワドルディに変更され、難易度を下げるために穴も塞がれ、最初のエリアらしい難易度に調整されています。 さらに細かい所を言うと、ステータス画面とフィールド画面の境目に実際のゲーム画面だと 暗いグラデーションがかかっているけど開発中の画面ではそういった効果がかかっていません。

さらに、隣り合ってないけど同じエリアのものと思しき画面写真を先に紹介。 また「白き翼ダイナブレイド」の最初のエリアっぽい場所です。が、やっぱこんな場所はない。 カービィはビームをコピー、ヘルパーはパラソルワドルディです。

高めの場所に床があり、右に少し坂があり、そこからパラソルワドルディが来るような場所… 背景画像を合わせながら探していくと…?

あった、ここだ。エリア中盤の大きな木があるところです。 木の有無以外は何もかもが同じようです。何らかの理由で背景に木が足されただけなのでしょう。

しかし同じ場面を撮影しようとするとやっぱり微妙に難しい。敵のワドルディはパラソルを手放しているが ダメージを受けているポーズではなく普通に歩いている。「ビームウィップ」ではワドルディも 一撃死はしないため、ビームウィップを当ててパラソルを手放させ、ワドルディの絵が のけぞりから通常歩行に切り替わったところでさらに追加攻撃している場面を 撮影したものと思われます。

…だが、ワドルディとパラソルの位置関係を再現することができず。 ビームウィップを食らうとパラソルを手放しながら少し後ずさるので、 ワドルディが歩き出してもパラソルはワドルディのほぼ真上に位置することになってしまい、 開発中の画面のようにワドルディの1キャラ分後ろぐらいにパラソルがある、という状態になりませんでした。

ノックバックの仕様、手放したパラソルの挙動、ビームウィップの効果のどれかが違ったのかもしれません。

さて、まだまだ画像があるぞ…次はこれにしよう。 「はるかぜとともに」のステージ1「グリーングリーンズ」のエリア2の途中です。 とても見覚えのある地形で、3つのブロックの下には食べ物が3つあります。

同じ場所に来てみました。全然違いました。 開発中の画面にいるのはブーメランを持ったポピーブロスJr.でしたが、 実際のゲームにいるのは「ボム」をコピーできる方のポピーブロスJr.です。 彼がいる場所の地形が開発中の画面だと坂になっていないし、背景の木の配置も影の色もいろいろ違うようです。

それと落ちている3つの食べ物のラインナップも違う。よく噛んで食べないといけないものに変更されてます。 ブーメランだと横にしか攻撃できないけど、ボムなら斜め上へ攻撃するので高い位置にいるカービィに効果てきめん、 しかもブロックまで壊せるおまけつきです。変更されるのは分かるような気もします。

もしかしたら傾斜がつけられたのも、カービィに効率よくボムが当たるようにという変更なのかも…?



また長くなってきてしまったので一区切り、次のページに続くようです。

2022年02月15日


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