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ドラクエ2のプレイ日記も7日目に突入。水の都ベラヌールの宿屋に泊まったらサマルトリアの王子がハーゴンの呪いにかかって 動けなくなってしまい、遥か東にあるという小さな島に生えている「世界樹」から葉を取ってくるミッションが始まったのでした。

アリア「よおおおーし!ベルがいないのはかなりの戦力ダウンだから急ごう! 私たちのレベルばっかり上がるのもよくないしね!帆を下ろせー!錨を上げろー!!」
シエラ「はいっ!面舵一杯!!」
アリア「おー!って、シエラちゃんが操舵してたの…!?」

ベラヌールの南から船に乗ったので軸を合わせるために北へ少し進み、そこからひたすら東へ。 途中で出てくる敵はそこまで強くないのばかりで、ローレシアの王子とムーンブルクの王女の二人パーティでもなんとかなっています。

気になる大陸がいくつかあったけど、山が7マスぐらいある小島だけは全マス調べたけど、それ以外は全部無視して ひたすら東へ進み続けました。どんなのだ、世界樹というのは…と思っていたら、なんか普通の木のマップチップが 真ん中に1マス分ポツンとある小さな島を発見。もしかしてこれか…!?

アリア「あ、あった!「世界樹の葉」!木が1本生えているって言われてきたけど、 木のマップチップって1マスで木が2本生えてるんだよね」
シエラ「………??」
アリア「…うん、大丈夫だよシエラちゃん。早く我がパーティのツッコミを救いに戻ろう!!」

「せかいじゅのは」を手に入れて、意気揚々と船に戻ろうとしたその時、2マス左に歩いたところでまさかのエンカウントが。

アリア「ウドラーなんていう見たことのないのが2体、ガストなんていうこれまた見たことのないのが2体出現! ど、どうしよう…!?」
シエラ「私たちのどちらかが集中攻撃されたら死んでしまう状態ですので、確実に数を減らすか無力化した方がいいでしょうか」
アリア「うーん、それなら私はガストを殴るから、シエラちゃんはウドラーにラリホーで!」
シエラ「かしこまりました!…あ、片方しか眠らなかったようです…どうしましょう」
アリア「うーん、ルカナン使ってみる…?」
シエラ「は、はい!!」

初めてルカナンを使ってみたらガストの防御が40減ったのでローレシアの王子が殴ったらやっと1体減らせました。 ところが起きている方のウドラーの攻撃がローレシアの王子を直撃、HPの表示が黄色くなるほどの大ダメージ。

もう1体のガストも殴って倒したらウドラーが目を覚ましたのでムーンブルクの王女にベホイミでローレシアの王子を回復してもらおうとしました。しかし…。

シエラ「ベホイミ!…あっ、私さっきマホトーン状態にされていたんでした…!」
アリア「そうか、魔法が使えないんだね!じゃあ道具の「やくそう」で私を回復してもらおうかな」
シエラ「それが、その…マホトーンで魔法が封じられているというメッセージが出て、私のターンが終わってしまいました…」
アリア「え!!呪文を選んだ時点で「使えない」って出て他のコマンドを選ばせるんじゃないの!?ぎゃっ
シエラ「あっ、叫んでいるアリア様がウドラーに殴られてお亡くなりに…」

まさかの、封じられている行動をとってもコマンドを選び直すわけではないとは…!ポケモンで言うならPPが切れている技を選んだら「PPが足りない!」と出て 相手のターンになる、という感じ。初代ポケモンの場合はそれはそれで詰み防止になっていいけれども…。なんにしてもこれは大ピンチ、 ローレシアの王子が倒される前に殴ってウドラーを1体減らしていたが、ムーンブルクの王女に残り1体のウドラーを倒すことができずにあえなく全滅してしまったのでした。

その際、残っていた最後の1人の名前でメッセージが表示され「シエラたちは全滅した!」となりました。

アリア「…だけど、再開するときは私だけが生きててシエラちゃんが棺桶なんだね… よいしょ、まずは教会でシエラちゃんを復活させてもらわないと…」
シエラ「はっ、ここは…申し訳ありませんアリア様…」
アリア「マホトーンのこと忘れて呪文を指示しちゃった私の失敗だよ、ごめんね。さてと…全滅したから所持金は減っちゃったけど…」
シエラ「ええ…奇しくもベラヌールに戻ってきてしまいましたね…」

意図せぬデスルーラ発生。「キメラのつばさ」でも持っていけばよかったんだが、まさか全滅するような冒険になろうとは…! ともあれこれで「せかいじゅのは」がある状態でベラヌールに戻って来られているのは事実。サマルトリアの王子がいる宿屋へ直行です。

アリア「ベル!持ってきたよ「せかいじゅのは」!これでハーゴンの呪いが解けるよ!!」
ベル「二人とも…妙に早くね…?」
アリア「はい、気にせずに世界樹の葉を…あれ、どうするんだろう?話しかけても何も起こらない…」
シエラ「ベルさんと隣接していると3人パーティということになっているみたいですね」
アリア「あ、ホントだ。シエラちゃんが2人目、ベルが3人目の状態で、「せかいじゅのは」をベルに対して使えばいいのかな。 葉っぱをゴシャゴシャすりつぶして、はいどうぞ!」
ベル「まずそ……うん、元気になったよありがとな。世界樹の葉って復活させるアイテムだから、呪いを解いたというより 一度死んだ扱いなのかな?」
アリア「ま、まあキセキを起こす葉っぱってことで!よし、改めて3人パーティでレッツゴー!!」

長い期間2人パーティだったらどうしようかと思ったけど割とすぐに世界樹は見つかったし、図らずも町に一瞬で帰って来られたのでヨシです。

ついでに言うとベラヌールの町は「水の都」というだけあって水の真ん中にあり、町の出入り口は町の東のみ。 だけどセーブポイントは町の左上、宿屋は左下とかなり遠く、それだけならいいんだけどNPCが狭い通路をふさぎ祭りで 町の中で足止めを食らうことが非常に多かったのでベラヌールから次の町へ進めるのは非常に喜ばしいことです。

で、次なる目的地として明確に方角の情報があったデルコンダルを選んでまた東に向かうわけだが敵が強すぎる。 上陸してちょっと戦うだけでパーティが壊滅します。さすがに4度目の壊滅を経験し、デルコンダルへ行くのを中断しました。

アリア「て、敵が強すぎる…私のレベルは17だけど、適正じゃないのかな…ドラゴンキラー装備じゃ まだ足りないってこと…?」
ベル「俺の装備、「まどうしのつえ」と「みかわしのふく」はいいとして、盾がまだ「かわのたて」なんだよな。 シエラに至ってはその盾すらない。レベル上げるか装備探すかしてみる?」
アリア「んー…いずれ2万ゴールド超えの「ちからのたて」もほしいけど、それだけじゃどうしようもないしね… 二人の強化も考えがてら、デルコンダルじゃなくてエンカウントの様子を見ながら手ごろな街を探そうか…!」

というわけで東に進まず、北とか西とかに少し上陸してみては見たことない敵が出ないか確認しつつ進んでみました。 その途中で敵がドロップした宝箱から見たことも聞いたこともないアイテムが出現。

アリア「なんだろうこれ…「あくまのしっぽ」だって…」
シエラ「危険ではないでしょうか…?」
ベル「見るからに、そして名前も危ないな。触らないでおきなよ」
アリア「いったたたたた!!腕に巻き付いてきた!と、取れないよ!!」
ベル「なんで使うんだよ…」
シエラ「どうしましょう、アリア様は呪われてしまったようです…!」
アリア「何が起こるのかなって…あれ?使ったけどアイテム欄に残ってる。ほ、ホントにこれなに??」
ベル「ただのマイナスアイテムだろ。呪われてるなら教会で解いてもらわないと」

ドラゴンクエストモンスターズテリーのワンダーランドでは呪いは動けなくなったりMPが減ったりしたものだが、 特にそういった症状はない…が、ローレシアの王子の名前の横にテリワンでも見た呪いマークがしっかりついているので呪われているのは間違いなさそう。

これを早く何とかしたいぞと思いながらちょい複雑な地形を進んでいくと山の中に町を発見しました。 どうやらここは「テパの村」というところのようです。ベラヌールほどではないが、町の中に水が流れています。

入り口付近に教会があったので呪いを解いてもらおうとすると…。


たっか。え、人を生き返らせるのに今まで最大300ゴールド程度だったのに、 呪いを解くのにそんなにかかる!?1800ゴールドもかかったら、このテパの村でいい装備があったとしても お金が足りなくなるレベルなのでは…。

アリア「えっ、高すぎ…!1800ゴールドもするなんて…」
ベル「変なアイテムを迂闊に使うとこういうことになるっていう教訓だな。早く解いてもらおう」
アリア「教会で復活するのに、ここならせいぜい400ゴールドぐらいなんじゃないかな…」
ベル「…ん?なに?」
アリア「この周辺で1回私が死んで、復活させてもらった方が安上がりなんじゃない…?」
ベル「そんなに安い命があってたまるか。大体、多分ドラクエ2の呪いって状態異常じゃなくて 呪われた装備品を身に着けてるかどうかって話っぽいから死んだって呪われたままだと思うよ」
アリア「そ、そっか…じゃあ、1800ゴールドお支払いしますので解呪をお願いしますう…」

無事に呪いは解け、いよいよこの謎の村「テパ」を散策です。ベラヌールで得た情報をほとんど生かせてないこの状況で、 さらに情報を得ることになって大丈夫なのか…!?

2023年11月27日


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