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ドラクエ2のはちゃめちゃ道中、6日目の始まり。 前回はドラゴンの角から北側に渡るだけだったはずなんだが、 余計なことを考えてめちゃめちゃ遠回りというか同じところをぐるぐるぐるぐるしました。

今度こそやっと北側に渡り、次なる拠点となるであろう町を探します。 北か、東か…とあまりうろちょろすることができないぐらいのHPとMPだったので、 アタリをつけて東に進んでみるとビンゴ。町のグラフィックを発見しました。

アリア「町発見!ここは「ルプガナ」っていう名前の港町みたいだね」
ベル「ふー、やっと着いたな。まずはどうする?アリアなら食事したいとか言いそうだけど」
アリア「私も本来ならそう言いたいところだけどね。最近「やくそう」しか口にしてないので この世界でお腹いっぱい食べることはあきらめてます。世界を平和にしたらいっぱい作ってもらうんだ…」
シエラ「アリア様、お食事をなさりたいのですか?」
アリア「まあね。でも今はHPが回復したらそれでいいんだし。宿屋で今日は休もうよ」
シエラ「なぜ魔物を肉にして調理なさらなかったのでしょう…?」
アリア「違うゲームになっちゃうからかな…」

まずは宿屋に泊り、そしてお店でウキウキショッピングです。装備を新調したいところだが…。

アリア「なにかいい武器ないかな。あっ…うそ、「まどうしのつえ」売ってる…!?」
ベル「こんなところで買えるような装備品だったのかコレ…」
アリア「2500ゴールドかあ…約束だもんね、シエラちゃんにこれを買おう。 で、持ってた「ひのきのぼう」は売っちゃってもいい?」
シエラ「あ、はい…構いませんが、「ひのきのぼう」を先頭にして道具をアリア様が特別な並びで持つと奇跡を起こせるのでは?売ってしまっていいのでしょうか」
アリア「それも違うゲームかな、シリーズは同じなんだけど…というかなぜそんなことを知っ…」

あとは3人とも「みかわしのふく」が最も防御力が高くなったのでそれを購入。 少しお金が足りなかったので外で少々狩りをしていたらマンドリルの上位種っぽい「バブーン」というのが出現したり。 でも特に危なげなくお金はたまり、全員の現在買える最強装備にかえることができたのでした。

…というか。

ベル「シエラに「まどうしのつえ」を買った時に 「これは道具として使っても効果がある」って言われたけど、もっと早く知りたかったな」
アリア「福引で当たるときには教えてくれないんだね…どんな効果があるんだろう?」
シエラ「先ほど振ってみたら、火の玉が飛び出しましたけど…」
アリア「危なッ!!え、火の玉?」
ベル「あ、確かに。これってギラのエフェクトっぽいな」
アリア「ってことは、いくらでもギラが撃てるってこと?」
ベル「MPは消費しないし、マホトーン状態でも使えるみたい…これ振るだけで…。」
アリア「もっと早く知りたかったな…!!」

今更明かされたる真実。サマルトリアの王子に殴るよりギラ(まどうしのつえ)で攻撃してほしい場面がたくさんあったというに…! と、嘆いていても仕方ないので「まどうしのつえ」の試し撃ちがてら、もう少しルプガナの西側を探索です。

北は行き止まりだけど西に行くと金縁の扉があり、その先にドラゴンクエストモンスターズテリーのワンダーランドで 散々入りまくった旅の扉っぽいのがあり、近くにいるご老人によると「その扉を開くには「金のカギ」が必要で、 そのカギはどこかの島の男が持っている」とのこと。

今までこの扉ってあちこちで見てきたが、その「金のカギ」を手に入れてからまた世界は広がるし 開けられる宝箱も増えそうです。「島」というからには船で行くに違いない。港町ルプガナへいそいそと戻りました。

そして絶対何か起きそうだから逆に無視していた女の子が2匹のグレムリンに襲われている町の左上へ。 魔物たちを倒すと、少女のおじいさまからお礼として船を自由に使っていい許可を得られました。 思い出す。この辺でわけわかんなくなって詰んだんだった。

アリア「船…行ける場所が増えて、辿り着いた先で得られた情報が 多すぎて処理しきれなくなって敵も強すぎてどうしようもなくなった記憶が…」
ベル「誰の記憶だよ。船なんて大層なもの借りちゃっていいのかな」
シエラ「大きな船ですね…」
アリア「船に乗ってすぐ南に行くと灰色のフチの扉もあるけど、それすらも開けられないんだよね。 早くそのどこかの島にいるという金のカギを持つ人を探そうか!」

というわけで恐らくはこの辺りで昔はプレイを断念したと思うんだが、今度こそ情報の波に押しつぶされないように頑張ります。 あまり遠くに行きすぎないように見覚えのある大陸にそって探索していくが、あまり強い敵は出ないので大丈夫そうです。 途中でとても小さな何もない島を発見したので初上陸。

アリア「錨を下ろせー!」
ベル「上陸のたびにいちいちそんなことしてんの?」
アリア「雰囲気 雰囲気。さ、はじめますか!」
シエラ「とても小さな島ですが…何をなさるんですか?」
アリア「私の勇者としてのカンが叫んでいる!こういう何もない島には何かが隠されている、と…!」
ベル「そのカンいまのところ1敗中だからな…」

その小さな島を何か埋まっていると信じて1マスずつ調べていきます。半マス移動が最小単位だからマスにまたがった場所で調べるのではなく 1マス分移動して調べていく感じ。森のマップチップ、草原のマップチップ、余すところなく1マスずつしっかり「しらべる」。

そして…。

アリア「うーん、なにもないね!」
ベル「はいはい、2敗ですね。」
アリア「数えないでください!!」

大ハズレ。やっぱちゃんと何かありそうな場所、マップチップのあるところに上陸することにしました。 やたらと右半分が上陸できない岩場のマップチップに覆われている陸地を発見したので上陸できる場所を求めてぐるりと時計回りに移動。 恐る恐る上陸してみました。

するといきなり「じんめんじゅ」が3体出現、しかも不意打ちをしてきたのでサマルトリアの王子が死に掛け、 「まどうしのつえ」でギラが撃てることをすっかり忘れ、ローレシアの王子は殴り、サマルトリアの王子はギラ、 ムーンブルクの王女はバギで攻撃、2ターンで何とか倒せました。あぶなー!

サマルトリアの王子のHPが6になってしまったのでご自分のホイミで回復してもらい、さらに北上すると水のど真ん中に町のマップチップが。 そこに入ってみると「水の都ベラヌール」という場所でした。宿屋に行きたいが、まずは武器屋に突入です。そろそろ次の武器が欲しいところ。

アリア「いろんなのを売ってるけど…「ちからのたて」が高すぎる!21500ゴールドって、 桁を一つ間違えてませんか…!?」
ベル「やたら高いのはそれだけで、あとは「まどうしのつえ」、「おおかなづち」、「ドラゴンキラー」、 「はがねのたて」、「てつかぶと」ってラインナップか。アリアが装備できるヤツしか強いのがないな」
アリア「「おおかなづち」が4000ゴールド、「ドラゴンキラー」は8000ゴールド…2倍の値段だけど ここはドラゴンキラーがほしいかな!大きな金づち振り回すとか、これ以上イメージダウンしたくないし!」
ベル「性能がいいならアリだと思うけど…まあ、所持金は7500ゴールドだし少し戦えばたまるか」
アリア「それがね!実は預り所に3000ゴールド預けてあるので…買えちゃいまーす!!」
ベル「おお、貯金なんてしてたんだな。やるじゃん」
アリア「うん、初めて全滅したときにすることにしました!!」
ベル「…うん、ま、いいんじゃね」
アリア「というわけでドラゴンキラーをください!おおー、カッコイイ!「はがねのつるぎ」は ベルもシエラちゃんも持てないから売っちゃっていいね。とりあえず「てつかぶと」はまた今度にしようかな」

町を少し歩いて人々に話しかけるだけで様々な情報を得られました。もしかしたら昔はこの町に来てわけわからなくなったのかも。

・ずっと東の海の小さな島に「世界樹の木」が生えている
・「あまつゆの糸」を「聖なるおりき」で織ると「水の羽衣」ができる
・「炎のほこら」に「太陽の紋章」がある
・デルコンダルの王様が「月の紋章」を持っている
・ローレシアのずっと南の海にデルコンダルがある

よし、書き出した。こうやってプレイ日記に書いておけば混乱しないだろう。プレイ日記をメモにするという新たなプレイスタイルです。 じゃあ次はどこへ行けばいいのか?ってか紋章とはなんぞ??「〇〇の紋章がある」なんて言われても、そんなものを集めるいわれはないのだが… それがないとハーゴンが倒せないとか今まで誰にも教えられていないのに、その在処だけ告げられても混乱が加速するだけです。現に、加速しています。

アリア「な、なにをすればいいんだろう…できればゲーム内から得られる情報通りに進めていきたいって思ってるんだけど… デルコンダルに行くべきなのかな?ローレシアのずっと南ってどれぐらいの距離があるんだろ…そもそもここってローレシアから見てどの方角??」
ベル「………。」
アリア「ベル、どうしたの?何か聞き逃してたことあったっけ」
ベル「…あ、いや。とりあえず宿屋に泊まろう…」
アリア「そうだね、さっきの「じんめんじゅ」にかなりやられちゃったからね。シエラちゃんもそれでいい?」
シエラ「あ、はい。お食事は大丈夫ですか?「せいすい」のドレッシングであえた 「やくそう」と「どくけしそう」のサラダでもお作りしましょうか。」
アリア「ありがとうシエラちゃん…でも見たら虚しくなりそうだから、いいや…」

ちゃーらーらーらーらっちゃっちゃ〜ん♪(←宿屋で宿泊したときの曲)

アリア「はー、よく寝た。巨大肉まんを作ってもらう幸せな夢だった…あれ?ベルがいない…」
シエラ「アリア様、ベルさんが…」
アリア「ベル、どうしたの?ベッドのそんな下の方で…」
ベル「いいだろ俺が寝てる位置は。」


枕に頭をのせられていないので体勢がキツそうですが、それどころではありません。 なんとサマルトリアの王子がハーゴンの呪いで動けなくなり、パーティから離脱してしまったのです。

アリア「え、離脱イベント!?なにそれ?!ベル、しっかり!ハーゴンの呪いって…!?」
ベル「体が動かない…標的が俺だけで良かったよ…」
シエラ「ど、どうしたらいいのでしょう…?」
ベル「俺に構わず行ってくれ…二人の無事を祈ってる…」
アリア「そ…そんな…………。」
ベル「…今、「ベルの装備を買った直後じゃなくて良かった」って思ってただろ…」
アリア「なんでわかっ……ち、ちが!違います!!思ってないです!!」
シエラ「いつもより「…」が多かったから察されたんですね」
ベル「いーから、早く行けよ…どうせ「サマルトリアの王子なしでもクリアできるのかな」とか考えてるんだろ」
アリア「!!……そっ、そんなこと考えてません!!大丈夫だよ、必ずベルのことは助けるから!!」
ベル「はいはい…」
アリア「えっと…シャナク!シャナク!!シャナク!!」
ベル「無理すんな…」

ドラクエ2に「げっけいじゅ」やシャナクの呪文はあるのだろうか、それともハーゴンの呪いを解くアイテムでもあるのか?! こんな周辺モンスターに大打撃を受ける状態で、サマルトリアの王子が離脱してしまうとはかなりキツい! 過去にプレイした時とは違う理由で詰みそうだ!!

もう1回ベラヌールの人たちに話を聞いてみるとどうやらサマルトリアの王子を助けるのに「せかいじゅのは」が必要っぽい。 ということは、「ずっと東の海の小さな島に世界樹がある」という情報に従い、まず進むべきは東!小さな島を探すべし!!

まさかの波乱の展開ですが、適正レベルで起きたイベントなのか分からなくて甚だ心配ですが、サマルトリアの王子を何とか救いにレッツゴーです。

2023年11月26日


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