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ドラクエ2プレイ日記は5日目に突入です。なんとか「かぜのマント」を手に入れて 最近の拠点となっているムーンペタの町から出発。 遥か西にある「ドラゴンの角」という塔が目的地だが、風の塔に行く前に一度訪れているから何とかなるじゃろう。

敵がグループで現れたらそこはムーンブルクの王女のバギでグループ全体のHPを削り、 ローレシアの王子の一撃で倒せそうなのは先に殴っておき、サマルトリアの王子は補助的な殴りのみ。 防御が高そうな敵にギラをやってもいいんだが、ルーラ分のMPがなくなるのは怖いのでフィールド上でホイミする程度の呪文使い具合です。

確かちょっと北に上ったところに塔があった気がする、と思って北上してみたがそこは砂漠の行き止まり。 もうちょい西に行ってからだったか、と引き返してさらに進んでから上へ行ったらそこには二つの塔が。

アリア「あ、あった…!ドラゴンの角!一度上までのぼったけど、 そこまで苦戦しなかった気がするから大丈夫だよね。頑張ってのぼっていこう!」
ベル「あっ、マンイーターが4体出てきたぞ。どうする?」
アリア「1グループしか敵がいないならシエラちゃんの出番だよね!バギをお願いします!!」
シエラ「は、はい!」
アリア「私たちは適当に殴ろ。…んん?この香りは……うう…」
ベル「あまいいき……ぐう…」
シエラ「あの、お二人とも…?」

ムーンブルクの王女一人を残して二人の王子が睡眠。「ぼうぎょ」でしのごうと思ったが、 他の二人が寝ていると「ぼうぎょ」が「にげる」になっており防御が選べない…!

ムーンブルクの王女が集中攻撃を受けたらまずい、と思ったけど一撃を耐えてくれて、 次のターンでサマルトリアの王子が起きたので二人で残りの2体のマンイーターを殴ってなんとか倒せました。

ベル「はあ、はあ…危なかった、なんとか倒せたな。シエラ、一人で戦わせてごめんな」
シエラ「いいえ…あの、アリア様…」
アリア「ぐー……」
ベル「アリア、起きろ!いつまで寝てんだよ。バトル終わったぞ」
アリア「むにゃむにゃ…まだ食べられる…」
ベル「普通寝言は「もう食べられない」だろ…」

中央に開いている大きな穴に落ちないように、だけどなるべく少ない歩数になるようにインを攻めながらのぼっていき、 ついに最上階に到達。上と左から飛び降りられるようだが、ここは上から飛び降りるに違いない!

というわけで、飛び降りたわけだが…。

アリア「…あり?対岸に渡れてない?なぜ??」
シエラ「どうしてでしょう、風のマントはアリア様が装備なさっているのに…?」
アリア「!!」
ベル「…まさか、装備してなかったのか?」
シエラ「えっ?」
アリア「はははは!さっ、風のマントもしっかり首に巻いたところでもう1回レッツゴー!!」
ベル「…ま、いいけどね」
シエラ「アリア様、黄色いマントもお似合いですね」
ベル「叱ってやってくれていいんだぞシエラ…」

なんと装備してなかったのでただ塔から落ちただけとなり、またのぼっていくハメに。 それでもやはりムーンブルクの王女のバギを主体に、ローレシアの王子の火力で1ターンに1体は減らせるし、 バトル後にサマルトリアの王子のホイミでしっかり回復しておけば何とかなるので大丈夫です。

というわけでドラゴンの角の最上階にやっと到着。今度はしっかり風のマントを装備し、北側に飛び降ります。

アリア「よ、よーし…じゃあ今度こそ対岸に渡るよ。 私が装備してるだけで、二人は大丈夫なのかな…」
ベル「ムササビの要領で遠くへ飛ぶならただマントを背中にひらひらさせてるんじゃだめだよな」
シエラ「滑空するのなら空気抵抗を受けなければいけませんね」
アリア「ってことは…どうするの?」
ベル「まず、アリアが風のマントを装備した状態で、俺がアリアの左後ろ、シエラは右後ろに立つ」
シエラ「はい、立ちました」
アリア「…??」
ベル「で、マントのすその左の角を俺が持ち、シエラは右の角を持つ。この状態で3人で飛び降りれば しっかり風のマントが空気抵抗を受けて3人で滑空できる!」
シエラ「理にかなっていますね!アリア様、準備は万端です。行きましょう!」
アリア「それ、私の首が死なない…?」

こうして、無事に対岸へ飛び移ることができました。だがここで少し気になってしまった。

アリア「本当に飛び移れたけど…ドラゴンの角って塔は二つあるんだよね。 こっちの北側にある塔って、微妙に盲点じゃない?今ここを探索したら、いいものが手に入る気がしませんか!」
ベル「そうだとしても、先にルーラの飛び先を次の町にしてからにすべきだろ…?」
アリア「まだパーティとしても消耗しきってるわけじゃないし、ちょっと行ってみようよ!」
ベル「はあ…シエラのいい装備とか、あったらいいけど」

というわけで、北上せずにドラゴンの角(北)へ突入。絶対にいいものがあるはず! 勇者のカンがそう告げています。

…が。

アリア「……。」
ベル「……。」
シエラ「……。」
アリア「…なんもないね」
ベル「宝箱の一つもないとはな…出てくる敵も南のドラゴンの角と変わらないし」
アリア「え、絶対に何かあると思ったんだけどなあ…この床の模様とか、階段の配置とか、 怪しい部分はない?よく探してみようよ」
ベル「目に見えるアイテムとして宝箱がないなら、なんかあるとしても今必須じゃないってことなんだと思うよ。 ほら、もう外に出よう」
アリア「あ、わかった!」
ベル「…なに?」
アリア「飛び降りたら階段からじゃ行けない場所に到達できるっていう構造なんだよ!ここから飛び降りてみよう!!」

と、思って最上階で、下に向かって飛び降りてみました。

アリア「……。」
ベル「……。」
シエラ「……。」
アリア「…あれれ?南の対岸に着陸したね」
ベル「何も不思議なことは起きてないぞ。そりゃこうなるだろ。」

せっかく渡ったのにまた南に戻ってしまった。もうどうしようもないのでのぼり直し、 最上階で北に向かって飛び降りてもう一度対岸に渡りました。…だが、どうしても何かあるような気がして もう一度北のドラゴンの角にのぼって探索。

ベル「好奇心と探求心と勇者のカンは結構なんだけどさ… さすがに1回町に入ってからにしようぜ…万が一ここで全滅したらムーンペタに戻るんだぞ…」
アリア「で、でも…絶対に、この構造って何かがあると思う…!」
ベル「だからあ、そうだとしても必須じゃないんだって。北にあるであろう町に行ってから戻ってくることになったっていいだろ。 ほら、シエラもそう思うよな」
シエラ「えっ…ええと、アリア様が探索なさりたいのならそれで構いませんが…」
ベル「ちゃんと言ってやるのも大事なんだぞ…」
アリア「わかった!さっきは南に降りたから対岸に渡っちゃったけど、東にも飛び降りられる!こっちから飛び降りたら 塔の右側の外壁から落ちたときにしか行けないエリアに行けるんだよ!!」
ベル「…はいはい」

今度こそ!と思ったんだがまた南の対岸に着陸。というのも、北のドラゴンの角から南の対岸は湾曲して東側にも伸びていて、 南に飛び降りても東に飛び降りても南の陸地に着地する構造になっていたのである。せっかく北の対岸に渡ったのにまたまたのぼり直しである。

アリア「……。」
ベル「……。」
シエラ「……。」
アリア「…大変申し訳ございませんでした。もう一度一緒にドラゴンの角にのぼってくださるでしょうか」
ベル「やっと分かったか。じゃ、なるべくMP温存しながら頑張ろうな」
シエラ「はい、参りましょう」
アリア「ホントごめんなさい〜…次の町に着いたら、シエラちゃんの装備を真っ先に探すからね…」
ベル「そうだな………俺のは??」

やっと風のマントを活用できたところで、次なる町はどこにあるのか?以下次号。

2023年11月26日


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