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ドラクエ2プレイ日記の2ページ目のはじまりはじまり。ローレシアの王子役にされたアリアさんは サマルトリアの王子役にされたベルくんを探していますが、彼が向かったという勇者の泉に行ったけど 一足違いでローレシア城へ行ったよと言われてとんぼ返りするのであった。

ローレシア城出発時、サマルトリアの王子は勇者の泉へ出発。サマルトリア城に到着時、サマルトリアの王子は ローレシア城へ出発。という微妙なズレによる追いかけっこが起きてしまっているのでしょう。

勇者の泉に行くよく分からん習わしなんて放っておいて最初からローレシア城へ来てくれたら途中で会えただろうに…。

というわけで勇者の泉から南に進んでまたローレシア城へ戻ります。山がちの地形でちょっと怖いが、 行きすぎると橋があってさらに怖いが、位置関係的にここを上に行けばローレシア城だろう、と思って北上したら我がお城を発見。

あまりに少ない路銀とあまりに貧弱な武器だけ持たせて息子を過酷な冒険に送り出してみた!という YouTuberの企画みたいなこと(偏見)をしてきた父上にご挨拶。するとサマルトリアの王子はここへ来てないとのこと。 王様のところに来てないってことは城下にいるのか?と思ってあちこち探すがほとんどが入れない扉ばかりだしどこにもいない。

詰んだ。

早くも詰んでしまった。サマルトリアの王に言われた場所である「勇者の泉」にいない、「ローレシア城へ向かった」と言われたけどそこにいない。 どちらにもいないならもう詰んでないか。アレか。死んだのか。でもしょうがないのでサマルトリア城へ行ってみることに。 勇者の泉に向かったと言われ、そこへ行ったけどいなかったのだから、王様のセリフが変わっているかもしれない。

と、思いつつ途中で装備でも買おうかなと思ってリリザの町に立ち寄ってみたら宿屋になんか特別っぽいドット絵の人を発見。 サマルトリアの王子がこんなところに。なぜ!リリザの町にいる!勇者の泉からなんでこんな西に来た!? ローレシア城の方が近いだろうが!!

ベル「あなたがローレシアのアリア王子?いやー、探しましたよ」
アリア「それはこっちのセリフなんだけど…!サマルトリアの王子ってこんなにお気楽な性格なの? なんでベルにしたの?大丈夫なの??」
ベル「魔法剣士ってとこと、一向に始まりそうにない時と空とテラメリタの続編のメンバーだけは 決まってるから俺たちになったみたいだぞ。まあ…異世界みたいなもんだし、頑張ろうぜ」
アリア「どういうテンションでベルと接したらいいんだろ私…」

ベルくんはいろいろ吹っ切れています。時と空とテラメリタを知らない人は、アリアが元気な女の子、 ベルくんはアリアの幼馴染の男の子、という認識だけで大丈夫です。過去にいろいろあったけどこのプレイ日記ではそれはあまり気にしていません。

アリア「とにかく合流できてよかった…道中でお金もたまってるから、 ベルの装備を買おうか。今何装備してるの?」
ベル「え?「こんぼう」だけど」
アリア「こんぼう!?わ、私ですら銅の剣だったのに…やっぱ私たち、長いスパンで暗殺されようとしてるとか…??」
ベル「いや、見てみろよ俺のステータス」
アリア「…ん?レベル…1?」
ベル「王様はいい装備いっぱいくれて送り出してくれたんだけど、全部のバトルから逃げ続けて勇者の泉に行ったもんだから 回復アイテムが必要でさ。装備品は全部売っちゃって、それで「やくそう」を買って何とかしてた」
アリア「それで途中で「こんぼう」を拾ったからこんな有様ってこと…?バカなの…??」

勇者の泉に行ったのにレベル1のサマルトリアの王子はある意味スゴイと思う。

ベル「ま、俺がいた場所やレベルが1の理由付けはこんな感じにしとくとして…これからどうするんだ?」
アリア「うーん…もうちょっと西に行ってみたい気はするんだけど、この段階でお店で買える最強装備にしておかないと心配なんだよね…」
ベル「そこまでしなくていい気がするけど。新しい敵が出てきたとしても俺たち二人でかかれば1戦闘ぐらいはなんとかなるだろ、俺ホイミ使えるし」
アリア「そうだね…よし、じゃあちょっと進んでみようか!」

まもののむれが あらわれた!

アリア「リザードフライが3体、マンドリルが1体…これ、何とかなるヤツかな?」
ベル「えっと…とりあえずアリアはマンドリルを攻撃してくれ。俺はリザードフライにさっき覚えたギラを撃ってみる」
アリア「あっ…マンドリルは倒せなかった…!ベルのギラでリザードフライは何体減るかな…!?」
ベル「ゴメン。ギラって単体攻撃みたい
アリア「わーっ!!」

マンドリルの攻撃でアリアの体力がごっそり削られて大ピンチ。リザードフライはギラで1体減らせたけど、マンドリルの攻撃力がめちゃ高い…! リザードフライはひとまず置いておいてマンドリルを集中攻撃して何とか倒し、死に掛けていたアリアに「やくそう」を使ってからギリギリで勝利。 あぶね〜…マンドリルつえ〜…。

今の戦闘でベルのMPが残り1になってしまったので一度回復しに戻り、再びさっきの場所へ。 するとそこには何やら厳かチックなマップチップがあり、この先は「ムーンペタ」に続いている、とのこと。 何も考えずに突入。

アリア「よろいムカデ、おおねずみ、タホドラキー…強い敵がめっちゃ出る…」
ベル「よろいムカデはかなり防御力が高いみたいだな、俺のギラじゃないとキツいかも」
アリア「それ以外のやわらかそうなのは私が攻撃するね。にしてもベルのMPがすぐ切れちゃうな…どうする、 ムーンペタってところを目指す?それともまた回復しに戻る?」
ベル「いや、そこに町っぽいの見えてるし進もうぜ。俺も攻撃できるんだし」
アリア「だってベルの攻撃、私の4分の1ぐらいのダメージしか出ないんだもんな…」

元のレベルもあって深刻な攻撃力の差が出ちゃってますが、この辺りは武器で補うこととしましょう。 ムーンペタの町を発見したので中に入ります。

アリア「ムーンブルクの城が襲撃されたことを知らない人や信じてない人もいるみたいだね… ベルはどうやって知ったの?私はローレシア城に瀕死の兵士が伝えに来てくれたから分かったんだけど」
ベル「俺も報告があったから知ったよ。その兵士、王様にそのことを告げたら次はローレシア城だって言ってよろよろしながら出て行った」
アリア「サマルトリアで保護してあげなよ…。他の人に伝えに行かせればよかったでしょ…」

武器屋に行ってみたが、インフレがすごい。まだ買ってないリリザの町やサマルトリア城にある装備品はせいぜい500ゴールドぐらいだったというのに、 ムーンペタで売っている装備品はお値段4桁だったりする。世界を救うためだからサービスしてもらえませんかね…。

なんて思いつつムーンペタの町で話を聞きまくる。とにかく何をすればいいのかの情報を集めなければ、 最初にローレシア城を出た時みたいに迷子になるぞ。どこかの塔に風のマントがある、ムーンブルクの城はここから南西にある、というようなことを 教えてもらいました。あとなんか面白いポーズのグラフィックの犬がいる。ローレシア城にも犬はいたが…。

アリア「あれ、この犬ついてくる…私たちよりデカいからちょっと怖いけど、可愛いね」
ベル「しっかりくっついてくるな。何かを伝えようとしているようにも見えるけど…この犬、いったい何ブルクの王女なんだ…」
アリア「知ってるのね…」

さすがにこのイベントは覚えていました。だが犬が後ろからついてきたかは忘れてしまった。 ラーの鏡についての情報はムーンペタの町で得られなかったのでどういう順番に攻略するのが正しいのか?

とりあえず方角を教えてもらったのがムーンブルクの城だったので、そこへ行くことにしました。 ムーンペタの町から出たら犬は消えていた…バトルには参加してくれないようです。

さてムーンブルクの城は南西…と思ったがいきなり西には海があるので進めず、南に橋があるのでそれを先に渡らなければいけないようです。 どうしたもんか…とちょっとうろつくと、マンドリル×2 まじゅつし×1が飛び出してきました。 やべえよ。

アリア「ま、またマンドリル…!私はとりあえず何してくるか分からないから魔術師を攻撃するけど、 ベルはギラでマンドリルを攻撃しておいて!」
ベル「いいけど…1ターンで減らせないなら俺は防御してた方がいいんじゃ…?ギラじゃ倒せなかったぞ」
アリア「よし、魔術師は倒した!ほら、ベルはギラで!私は殴る!!」
ベル「いや、あの…俺死にそうなんだけど」
アリア「あと1匹…!」
ベル「あの…死んだんだけど…」
アリア「あれ?!なんで?!」

初死亡。棺桶の色がファミコンと違って落ち着いた茶色でいい感じですが攻略的にはなにもよくありません。 慌ててムーンペタの町に戻ろうとしたが数歩移動してマンドリルとリザードフライとエンカウント、逃げようとしても逃げられず、初全滅。

ムーンペタで目が覚め、教会で120ゴールド払って生き返らせ、さてどうしたもんかと悩む。

アリア「全滅してたんじゃお金もたまらないし、装備も買えない…この辺でレベル上げした方がいいのかな?」
ベル「死んでもMPが0ってことはないんだな。じゃあムーンペタ周辺でちょっと狩るか?」
アリア「うーん、レベル上げのためだけにうろうろしたくないんだよね…ムーンブルク城にじわじわ近づきつつ、 ヤバくなったらムーンペタに戻る、みたいな感じで…?」
ベル「なんかカッコ悪いな…。」

というわけでムーンペタの南に再び。でも町から離れすぎないように気を付けて様子見しながら安全にバトルをこなします。 すると、リザードフライが持っていた宝箱を発見。中から出てきたのは「ふくびきけん」でした。 レベル上げそっちのけでムーンペタの町に戻り、レッツ初の福引開始です。

アリア「福引というかスロットなんだね…お日様のマークが揃うのが一番の大当たりみたいだけど、 これって目押しできるのかな…?」
ベル「上手な人はできるのかもな、リールはランダムじゃないみたいだし。早く参加賞のティッシュもらって行こうぜ」
アリア「ううん、ここはしっかり狙ってみる!どれぐらい滑るのかを1つ目で見極めるよ!目指せ特賞のハワイ旅行!!」
ベル「旅行なんて行ってたら世界が滅ぶぞ…」

お日様マークを狙って押したつもりがめちゃめちゃ滑って月のマークで止まりました。2つ目もお日様マークを狙って押してみたけどさらに滑って月のマークで止まりました。 3つ目はリールが早すぎてワケわかんなかったけどなんとなくお日様を狙って押したら月のマークで止まりました。月のマークが揃いました。マジで?!

景品は「まどうしのつえ」。サマルトリアの王子に装備させてみました。攻撃力が劇的にUP!これは非常にイイ展開なのでは!?

アリア「ハワイ旅行は逃したけど、ベルの装備品が手に入って良かったね。こういう景品の装備品って すごく強いものだから、もしかして私の攻撃力を超えちゃったんじゃない?」
ベル「アリアがレベル8、俺がレベル7っていう違いはあるけど…俺の攻撃力が36、アリアが40だな」
アリア「よわいなー…私より数段階いいと思われる武器装備してもそれなんだ…?」
ベル「なんたって、アリアの「ちから」が30なのに対して、俺の「ちから」は9だもんな」
アリア「私、怪力すぎ…?」

思いがけず強めの装備と思われるブツが手に入ったので、いよいよムーンブルクの城へ向かってみます。

2023年11月21日


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