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ドラクエ2プレイ日記の17日目にして…最終回になるのであろうか?偽ローレシア城の幻を打ち破り、 アトラス、バズズ、ベリアルの3体のボスをヒーヒー言いながら撃破してきたローレシアの王子たち。

ベリアルとの戦いでMPを消耗しまくったため、「いのりのゆびわ」で回復を試みるのでした。

アリア「今まで使わずにとっておいた甲斐があったね…どう、回復できた?」
ベル「1回使うと20ちょいぐらいのMPが回復するみたいだな…俺のMPの上限は123だから、 100ぐらいまで回復したらいいかな…?」
シエラ「私はMPの上限が144ですので120ほどまで回復しましたが、「いのりのゆびわ」が壊れてしまいました」
アリア「やっぱり壊れることもあるんだね。でもまだ2個ずつあるから何とかなるかな …さて、壁越しに見えてるけど多分あの人がハーゴンだよね」
ベル「あいつか、俺に呪いかけたのは…。よし、行くか。やれるだけやってみよう」

正面を向いていたハーゴンに話しかけ、面と向かって「誰じゃ?私の祈りの邪魔をする者は?」と言われました。顔分からんのか。 顔も分からずにサマルトリアの王子を呪ったのか。とにかくハーゴンとの戦闘開始です。

マヌーサとかルカナンとかを試みるも効かなかったので、スクルトで守備を上げてからみんなで殴る作戦。いつものやつ。 ただし毎ターン「イオナズン」が飛んでくる上に先制攻撃されたりされなかったりで回復が安定せず、 サマルトリアの王子が一度死んでしまいました。

すぐさまムーンブルクの王女のザオリクで復活させ、次のターンにHPが減りまくっているローレシアの王子にサマルトリアの王子がベホイミ、 さらにHPがヤバくなっているムーンブルクの王女は素早さが3人の中で一番高いから先に動けることを願って自分にベホマ。

ハーゴンが一度ベホイミを使ってきましたがそれはラッキーターンと考えて全員で攻撃を仕掛けると サマルトリアの王子が会心の一撃を出して132のダメージ、なんとハーゴンを倒すことができました。

アリア「た、倒した…ハーゴンを倒した!やったー!!」
ベル「でもハーゴンは倒れる時に「破壊の神シドー」に自分を生贄としてささげるって言ってたぞ」
アリア「言ってたね…でもハーゴンは消えちゃったし、何も起こらないよ…?」
シエラ「今後異変が発生する確率80%。このタイミングで体力とMPを回復しておくことを推奨」
アリア「またシエラちゃんに違う人が降りてきてる…何か起こるかな?ハーゴンは倒したんだし、とりあえず外に出てみる?」
ベル「いや、破壊神シドーってのが出てくるんじゃないか?ほら、スーファミ版のパッケージにデカく描かれてるし」
アリア「うわ、ホントだ…これがシドーなんだ。でもどこにもいないよ?玉座に座っても何も起こらないし」
ベル「やめとけって…ほら、なんかでっかい炎が出てきたぞ」
アリア「あ、あわわわ…床も穴だらけになってる!二段構えの連戦なんだ〜…!!」

ハーゴンを倒して、動かずに全員回復をしてから試しに「リレミト」を使ってみたけど効果なし。試すんじゃない。 部屋から出ようとすると炎が出現して退路を断たれ、そのままシドーとの戦いになりました。

アリア「い、いよいよ、真のラスボス、破壊神シドーとの戦い…!いくよ、二人とも…!!」
ベル「ここまで来たからには全力で行こう。まずは落ち着けよ、アリア」
アリア「き、今日戦うことになると思ってなくて…!あわわわ…」
ベル「ちゃんと前見ろって。手元も怪しいぞ、頼むから操作ミスだけはするなよ」
アリア「は、は、はい、えっと、ああ!間違えて「にげる」押しちゃったー!!」
ベル「ホントに何やってんだよ…。」

緊張で手が震えて1ターン目でいきなりコマンドミス。一人目であるローレシアの王子のコマンドで「たたかう」などなら Bボタンで戻ることができるんだが「にげる」は1回押したらアウト。当然ラスボスから逃げられるわけがなく、 開始早々「はげしいほのお」を吐かれてパーティは壊滅するのであった。

アリア「そ、操作ミスで無駄に1ターン目に先制されちゃった…せっかく回復してたHPが半分以下に…ごめん〜…」
ベル「もうそれは仕方ないだろ、勝てばいいんだよ。とは言っても俺のHPの減りが一番やばいからシエラ、俺にベホマお願いできる」
シエラ「かしこまりました!」
ベル「俺はアリアにベホイミでいいかな。次のターン、アリアは攻撃、俺はスクルト、シエラはルカナンだ。 ダメージを受けるだろうから、その次は回復に徹するぞ。Aボタン押す前にちゃんと確認するんだぞ。」
アリア「はいぃっ!肝に銘じます…!!」

シドーが吐いてくる「はげしいほのお」がやばい。サマルトリアの王子が「はげしいほのお」を1回受けるだけで瀕死状態です。 スクルトで守備を上げるが、一度死んでしまうと上がった守備が戻ってしまうのでザオリクで復活後またスクルト。

シドーにルカナンが効くのはいいんだがスクルトもしてくるので掛けたり掛け直したり、 ローレシアの王子は毎ターン殴るけど全体攻撃が激しすぎて防戦一方です。だが、ムーンブルクの王女の「マヌーサ」が効きました。 おっ…これは、好機なのでは!

アリア「シドーの攻撃が2連続で外れた…!二人とも、一気に攻撃しよう!最高威力の攻撃を叩きこむよ!!」
シエラ「では、私はイオナズンを…!」
ベル「最高威力ってことは…メガンテってこと?」
アリア「ベギラマでお願いします。もしくは普通に攻撃して。メガンテ使ったら怒るからね!!」

ローレシアの王子の一撃が決まり、ついに、急に、シドーを撃破!倒しましたやったー!! こんだけ「いのりのゆびわ」を使っちゃったら全滅後はリセットかなと思っていたほどだったので、倒せてマジで助かったー!!

アリア「や…やった!?やったー!!倒した!!」
ベル「はあ、はあ…突然だったな…」
アリア「なんか、女性の声が聞こえてくる…これって王子や王女の先祖に当たるローラ姫?それとも精霊ルビスなのかな」
ベル「どうなんだろうな…なんにしてもこれで打倒ハーゴンって目的は果たせたし、破壊神シドーまで撃破できたんだ。 世界に平和が戻ったんだから、心置きなく国に帰れるだろ」
アリア「せ、世界に平和が戻って…後悔してない?大丈夫??」
ベル「さすがにゲームのプレイ日記でそんなややこしいこと言わんわ…」

もう敵が出てこなくなりました。歩いてロンダルキアを抜け、ベラヌールの町へ。 会う人から賛辞を受けたり固有のセリフがある人もいたり。どうせだから全部の町で人々に話しかけまくってみることにしました。 あとロンダルキアへの洞窟の墓石を調べたら商人が出てきてめっちゃ驚いたりもしました。

ルプガナの町でバニーガール(男性)に話しかけたら…。

シエラ「アリア様、ベルさん…しっかりしてください」
アリア「い、い、いや、ちょっと刺激が強いといいますか…後ろの人もって言われて、ベルもやってもらったんだ…?」
ベル「そ、その、まあ…はははは…」
シエラ「そんなに楽しいことだったのですか?それなら私も…」
アリア「え、あ、シエラちゃんはちょっと…!」
シエラ「お二人にやって差し上げましょうか?
ベル「?!」
アリア「ま、待ってシエラちゃん…二人とも出血多量で死んじゃう…

…と、なんの話題なのか分からない風にしようと思ったんだけど気になることがあったので画面を撮影してしまった。


「あなたたちって スゴイのね?」と言われている。 これって…誤字だよな。たぶん…。「て」が一つ余計なような気がする。

ザハンの町には記憶喪失だった青年ルークが帰還しており恋人と感動の再会を果たしていたり、 ガイアの鎧がなくなっていたけど立ち直っていた店主に心の中で謝ったり、 ムーンブルク城へ行ったら王様が成仏したり、サマルトリア城へ行ったらローレシアの王子をお送りしろと言われたり。

まあまあいろんなところに行った後、ローレシア城へ帰還しました。

アリア「これでスタッフロールだね。このゲームには裏ボスとかいないのかな」
ベル「聞いたことないな…シドーがある意味裏ボスなんじゃない?」
アリア「まあ、ある意味そっか…ムーンブルクの王女はムーンブルクを復興するって意気込んでたから、 ローレシアの王子やサマルトリアの王子とご結婚、みたいな流れではないのかな」
ベル「まあ、両国が支援する形にはなるんだろうけど…でも、やることは山積みだろうな」
シエラ「はい。手始めに城内部の毒の掃除ですね」
アリア「掃除…。」

こうして、ファミコン版では「ふっかつのじゅもん」の長さに心が折れたり「くびかりぞく」のせいで 物理的に首が折れたりしたため、プレイを中断してしまったドラゴンクエスト2ですが、 無事に適切なバランス調整が施されたリメイク版にて初クリアを迎えることができました。

謎解きがかなりキツい部分もあったし海は広かったけど、徐々にパーティが強くなり、それでも強い敵たちと戦って勝利しながら進み、 バランスが良くギリギリに最強の敵を打ち倒した、という感じは非常に良かったし、 個人的にはローレシアの王子、サマルトリアの王子、ムーンブルクの王女のドット絵の色合いが非常に好みで 画面を見ているだけでもわくわくでした。マップもキャラも、画面の配色がとても好きでした。

長きにわたってプレイしてきたドラゴンクエスト2(SFC)もこれにて終了。 ファミコン版もちょっと気になるお年頃ですが、このプレイ日記はこれでおしまいです。おそまつさまでした。

2023年12月19日


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