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ロンダルキアへの洞窟を彷徨っているところで、ドラクエ2プレイ日記の15日目が始まります。 既に2回全滅しており、3回目のアタックです。めっちゃ迷っているときに、敵が宝箱を落としました。


「ふしぎなぼうし」でした。

アリア「え…!「ふしぎなぼうし」が入ってた! 宝箱に入ってたのはシエラちゃんにかぶってもらったから、今度はこれはベルの分だね」
ベル「まさか敵がドロップするとは…今までは「てつかぶと」とか「こんぼう」とかばっかりだったけど、 欲しい装備品を落としてくれることもあるんだな」
アリア「もしかしたらラッキーだったのかもね。そういえば最初の福引でもベルの装備品が当たったりしたし」
シエラ「あっ、アリア様…また敵が宝箱を落としたようです」
アリア「え、また?今度は何だろ…」


「ふしぎなぼうし」でした。

アリア「ま、また!?これで3つ目になっちゃった…私もかぶれるみたいだけど、 私は「ロトのかぶと」を装備してるしなあ…どうしよ」
ベル「さっき気づいたんだけど、俺とシエラがそれぞれベホイミをしたときにシエラのMP消費が3になってたんだよな。 普通は5のはずなんだけど」
シエラ「はい、そしてベルさんが「ふしぎなぼうし」を装備した後はベルさんのベホイミも消費MPは3になっていました」
アリア「え、じゃあ「ふしぎなぼうし」って消費MPを減らせる装備品ってこと…?すごいアイテムだったんだコレ…」
ベル「フィールド上でベホイミを使った時は5のままだったから、戦闘中だけの効果みたいだけどな。 で、まあその効果ってことはつまり…」
アリア「はいはい、私がかぶってもなーんの意味も無いってことね…」

というわけで「ふしぎなぼうし」の効果に偶然気づいたは気づいたんだが、ローレシアの王子は「ロトのかぶと」のままでいてもらうことにしました。 3人でおそろいの帽子をかぶったとて、守備力が下がっては意味がありません。

そしてまた2択や3択の迷路を進んでいき、間違えて右に進んでしまった!と思ったんだがさらに道が続いていたので 進んでみると…外に出ました。あ、あれ?間違えたと思ったけど右で合っていたのか、左にも何かがあるのに見落としているのか…?

外は一面の銀世界。近くに町はなさそうだったのでとりあえず北上してみることに。

アリア「見たことのない敵が出てきた…!アークデーモン1体と、ブリザードが2体!ど、どうしよう…?!」
ベル「アークデーモンは攻撃力も高そうだし、とりあえず俺はスクルトでみんなの守備力を上げようか」
シエラ「私はマヌーサでアークデーモンを…キャーッ!!」
アリア「シエラちゃん!?」
ベル「しまった、ブリザードのザラキでシエラが…!」
アリア「一撃で息の根を止めてくるだなんて、なんて卑劣な呪文を…!!」
ベル「割と俺も唱えてるんだけど…どうする、逃げるか?」
アリア「逃げきれなくてこの3体から攻撃食らう方が危なさそうだから、私はブリザードを攻撃する。ベルはザオリクでシエラちゃんをお願い」
ベル「よし、わかった」

ローレシアの王子の攻撃で意外とブリザードは一撃で倒せて、残ったブリザードにザラキを使われたらどうしようと心配しましたが すぐにMPが切れてしまって何もしてきませんでした。だが、ローレシアの王子の攻撃を2回食らってもアークデーモンが倒れなかったので結構ビックリである…。

アリア「はあ、はあ、なんとか倒した…!ロンダルキアの敵ってこんなに強いの!どうしよう…」
ベル「…あ、レベルが上がって呪文を覚えたみたい」
アリア「え、なんの呪文?さっきシエラちゃんもザオリクが使えるようになったし、あとはなにがあったら嬉しいかな。 全員を回復できるベホマラーとか、ドラクエ2にあるとありがたいんだけど」
ベル「えーと…「メガンテ」だって」
アリア「メガンテ!?」
ベル「次の戦闘で試しに使ってみようか」
アリア「ダメ!絶対ダメ!!その呪文は使用禁止です!どれだけ追い込まれても使わないよ!はい、メガンテの項目にシール貼って隠しておきます!
ベル「せ、せっかく覚えたのに…1回だけ…」
アリア「ダメです!!」

にしてもマジで敵が強い。やばい。トルネコの大冒険でアークデーモンはただ殴ってくるだけだったから 完全な物理タイプと思っていたんだけどめっちゃイオナズンを放ってきた。燃え盛る火炎まで吐いてきた。 マホトーンでイオナズンは封じられるかもしれないが、燃え盛る火炎は「くちなしの巻物」じゃないと対策できないのでは…?(トルネコ脳)

一度全滅してしまい、さてこれはどうしたものかと考えた。こんなに道中の敵に苦戦するということは適正なレベルではないか、 成長が超へたれているかのどちらかだろう。装備品に関しては「ミンクのコート」を装備しているのがサマルトリアの王子だけだが ローレシアの王子もムーンブルクの王女も守備力が低いわけでは決してない。

とりあえず行けるところまで行ってみよう、と左に進んでいったが、途中でお城を発見しました。ロンダルキア城とかあるのか??

アリア「え、あれ…!?ここ、ローレシアの城…」
ベル「ほんとだ…周りは草原だし、道具屋も宿屋もある…でもここ、雪原のど真ん中のはずだよな…?」
アリア「みんな、ハーゴンのことを立派だとか見直しただとか言ってるし、ローレシアの王様もハーゴンの手下にしてもらったって喜んでる…」
シエラ「い、いったいどういうことなのでしょう…」
アリア「おかしい…こんなの、間違ってる!」
ベル「そうだな、これはきっとハーゴンが見せてる幻なんだ。惑わされちゃいけないな」
アリア「来る順番間違ってる!!やっぱ紋章が揃ってないとダメなんだ、お邪魔しましたー!!」
ベル「まあ間違ってたけども…」

確かどこかで「ハーゴンが見せる幻を打ち破るために精霊の助けを求めよ」だかなんだか言われた気がします。 さらにその「精霊の守り」は竜王のひ孫様によると5つの紋章が必要だったはず。やはり、5つの紋章を集めるのが先決ということ。 急いでロンダルキアの祠に戻り、そこから一方通行の旅の扉に入ってベラヌールへ向かいます。

そして、怒涛の「太陽の紋章」探しSTART。今まで行った町々に戻って話を聞きまくり、情報集めです。 そういえばルプガナの北に沈んだという財宝を積んだ船というのもまだやってない。 ひたすら海を行く途中で紋章を5つ集めたら行くべきっぽいポツンとした1マスの祠を発見。違う、今じゃない。

「太陽の紋章」について得られた情報はベラヌールにいるローレシアの兵士による 「炎のほこら、と呼ばれる場所に太陽の紋章があるという話です。炎のほこらというのですから、きっと 炎が真っ赤に燃えているのでしょうな。」 という「炎の祠」に太陽の紋章がある、炎の祠は炎が真っ赤に燃えている…というもののみ。

…ん?

改めて口に出してみると、なんかちょっと印象が違う。「真っ赤に燃えている」というのは祠全体の印象としてとらえていた。 「つきのかけら」を使って入ったマグマだらけの海底の洞窟のような、熱くて危なくて、だけど祠というのだから厳かな… みたいな、とにかく全体が真っ赤な炎で覆われた危険な祠というイメージだった。

だが、海が非常に広大だとはいえこんだけあちこち行き来しまくっていると同じ場所に何度も訪れることになる。 海底の洞窟だって探しまくったけどこの冒険で何度かは通り過ぎているのである。ということは…。

アリア「…もしかして」
ベル「どうした?」
アリア「この、旅の扉がいっぱいある島、人に話しかけると「金のカギがないとどうしようもない」とか言ってくれるじゃん」
ベル「そうだな、真ん中の旅の扉に入ったら同じ場所に戻って来られるし、他の場所にも行けるけど…」
アリア「そう、まだ旅の扉のつながりをちゃんと理解してないから何度も3つある扉にたくさん入ってみたんだ。 で、似たようなマップが表示されるんだけど誰もいないマップの時に旅の扉に入ったら、3つの旅の扉の奥にそれぞれある3つの炎が消えて 画面が揺らぎだしたの」
ベル「…つまり?」
アリア「この旅の扉の奥の炎って、下のマップチップに重ねて上にのっけてるってことだよね。あえて、炎を置いてるってことは… ここ、炎の祠なんじゃない??」
ベル「え、ここが…?確かにそう言われると誰もいないし神秘的な場所に見えてきたかも…」
アリア「よし、ローラー作戦開始!怪しい綺麗な床から、1マスずつ舐めるように探すよ!!」
ベル「言い方よ…。」

似た地形のマップが二つあって旅の扉に入ると切り替えられるけど、片方しか炎が燃えていないことに気づいてここが炎の祠かもしれんと考え、 建物内のひし形の模様の床を1マスずつ調べて回り、建物内の床も全部調べ、次に左の草むらを…と思ったら外に出てしまった。

もう一度中に入り…ついにその時は訪れたのであった。

アリア「ここ、この1列が怪しい…!!」
ベル「1マスずつ這って、文字通り舐めるように地面を調べて…人には見せられん光景だな…」
アリアあったーっ!!ありました!なんでこんなにところに!?でもあった!やったー!!」
シエラ「おめでとうございますアリア様…!!」
ベル「よく見つかったな…結論から言うとここは炎の祠で…見つかったのは、厳密に言うと祠の外の右上…?」


アリア「建物の左には行けないけど右には行ける一列があるから調べてみたらまさかの… こんなところにあるなんて、いろいろと、いいんだ…??」
ベル「大量の意味を含有してるな…俺たちの攻略手順が想定外だったのかもしれないし、リメイク版ったって スーファミのゲームだし、いいんじゃない?」
アリア「そうだね、スーファミだもんね…どうして炎の祠ではなくその外に無造作に存在しているのか、 どうしてそのことをローレシアの兵士だけが知っているのか、そういうのも別に…いいんだね」
ベル「ま、これで晴れて紋章が5つ揃ったわけだから…あの海の上にポツンとある祠に向かおう」

紋章というモノがいよいよよくわからなくなったけれども、揃うならそれはありがたいこと。 レベルはまだ30もいってないが、呪文の習得加減からそろそろ終盤なんじゃないだろうか。張り切ってまいりましょう。

2023年12月12日


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