さて、ヴェルンの町での依頼に討伐系のものがあったので気軽に引き受けました。報酬は3000コールを超えている。 今までになかなかなかった金額です。でもまあ今のユーディー、ヴィトス、アデルベルトのパーティなら余裕だろうと思って行ってみました。

すると、今まで見たことのない妖精というか精霊というかみたいな黄色い竜巻の少女みたいなのが登場。 もっとまともな表現はないのか。

そのイエロー竜巻少女は物理攻撃は受け付けないようで、まともなダメージが通るのがユーディーの「エンゲルスピリット」という魔法のみ。 ヴィトスの「カーロナーゲル」はダメージなし。薄男の攻撃もノーダメージ。そして向こうの攻撃は超強い単体への物理攻撃か、 全体をバッドステータスにするビリビリした大ダメージつきの魔法攻撃。勝てるわけがない。

というわけで、逃げるんだあ…と言いながら逃げました。そのままヴェルンから左のメッテルブルグへ到着。 またヴェルンへ戻るときにはイエロー竜巻少女と戦うことになってしまっている。 つまり、ヴェルンとメッテルブルグの道は通行止めになったようなものである。

まあ、そのイエロートルネードガールを討伐する依頼をキャンセルすれば出なくなるんだが、 なるべく一度引き受けた依頼はこなしたい。「マリーのアトリエ」では、依頼をうまくこなせなかったりキャンセルしたりすると「名声」が下がったものだ。

さて、竜巻少女を倒すための策を練る。どうしたもんか…「マリーのアトリエ」のどっかの塔のドラゴンを倒すために 持っていった「フラム」やら「クラフト」やらの爆弾を大量に作って持っていこうにも、クラフトの爆発ダメージなんて物理だろうから少女には多分効かない。

そもそもアイテムを使えるのがユーディーだけで、唯一のダメージソースがユーディーの「エンゲルスピリット」なのだから、 攻撃アイテムを作っても意味がない。エンゲルスピリット以上のダメージを与えられるアイテムがあれば別だが…。

こうなったら、エンゲルスピリットを撃つ回数を増やすしかない。 竜巻少女の攻撃は、今のところ見たのは全体の大ダメージビリビリor単体への大ダメージ攻撃のみ。 単体攻撃がヴィトスorアデルベルトに来てくれれば、ユーディーがエンゲルスピリットを2回は撃てる。

まだ1回しか撃ったことがないが、2回で倒れてくれるならば…単体攻撃をしてくれて、ユーディーではない人が矛先だった場合に勝てる。 そしてその確率は単純計算で3分の2だ。だが2回で倒れてくれない場合、2ターン目も単体攻撃、 1ターン目に攻撃された人は死んでいるので、次にユーディーが攻撃を受けない確率は2分の1。う、うーん…。

さらに、全体攻撃が2ターン連続で来ない確率も低そう…どうしたものか。

それでもなんとかならないだろうかとそのまま挑戦しにいってみる。しかし敗北。やっぱりね。それでも懲りずに今度はヴェルンからメッテルブルグへ。 でも負けそうになって逃亡。うーむ。またヴェルンへ。逃亡。ダメか…。

そして次の挑戦で、竜巻少女の攻撃がヴィトスに行った。しかも、彼は倒れなかった。エライぞ! そのターン、ユーディーは「エンゲルスピリット」で攻撃。次の敵のターンで、今度はアデルベルトが単体攻撃を食らった…が、倒れなかった。おお…?

またエンゲルスピリットを撃てた。次の敵のターンで、ユーディーが倒れなかったら初の3回エンゲルスピリットを食らわせることができたバトルとなる。 そのダメージで倒せるのか、4回目が必要なのか、見極めたい。あわよくば、3回の攻撃で倒したい…!

ここは、確実にユーディーを生き残らせなければいけない。というわけで、できることはただ一つ。 次に単体攻撃を食らえば倒れてしまうのは確実なのだが、アデルベルトに今まで一度も使ったことのない、 「スタンドプレイ」という「自分を攻撃の標的にする」というスキルを使ってもらうしかない…すまん!

しかもそれを使ったとしても全体攻撃がくればユーディーが状態異常になっておしまいだ。 なんとか、単体攻撃が来て、アデルベルトの「スタンドプレイ」が成功しておとりになってくれれば… さらに、3回のエンゲルスピリットで相手を倒せれば…!なんて勝ち目の薄い戦いなんだ…!

そして…「スタンドプレイ」を使ったアデルベルトに、竜巻少女の単体攻撃がHIT。ユーディーの「エンゲルスピリット」が炸裂。 なんと、3回のエンゲルスピリットで、その敵が倒せたのである!やったあああああッ!!

ありがとう、薄男!いや、アデルベルト!君のおかげで勝てた…!本当にギリギリの戦いでした。 こんな強敵が普通の人たちも使う道に居座っていたなど、この世界の脅威となったことでしょう。 我らが薄男チームは、世界の平和に貢献したのです。

さてそうやっていると「ファクトア神殿」というところへ行けるようになりました。なにやらダンジョンの予感です。 場所は山のふもとの「プロスターク」とその右の町「アルテノルト」、そして最初の町「ヴェルン」の間。 その3つのどこからでも歩いていける距離です。

何も考えずに着の身着のまま、物見遊山の気分で赴いてみました。ボロボロになって帰ってきました。 な、なんだここ…。

まず「ファクトア神殿」のポイントに到達するといきなり採取地のようなフィールド画面になり、 砂漠みたいなところを歩かされます。数画面分歩いていると地下への階段を発見。神殿は地上ではなく 地下に広がっているダンジョンのようです。

地面にはたまに「地雷」的なものが埋まっており、それを踏むと当然パーティはダメージを受けるし、 他の採取地にはなかったナゾのゲージが減る。なんだ、そのゲージは。 敵のミミックみたいなヤツが爆弾を投げてきた場合もそのゲージがバトル中に減ります。とってもイヤな予感がします。

さらに進んでいくとまた下へ進める階段を発見。「ルパン三世 パンドラの遺産」のラストステージのピラミッドを攻略している気分です。 一番下に封印されている鳥のモンスターでもいるのでしょうか。

たまに宝箱があるんだが、鍵がかかっていて開かない。鍵でも調合して持ってこいということだろうか。 地雷っぽいモノも、踏むとたまにいいことが起こる(HP回復とかだった気がする)ものもある。

そもそもどうしてファクトア神殿に行けるようになったのかをイマイチ覚えていないのだが、 記憶をたどるとコトはゲームのプロローグにさかのぼる。さかのぼりすぎじゃね?

ヴィトスからお金を借りてヴェルンの宿屋の2階にアトリエを構えられたユーディーだったが、 もちろんそのお金は借りているので返さなければいけない。宿屋に払うべきお金は10000コールであり、 しかもそこを引き払うときは半額の5000コールが戻ってくる、とも言われた。

しかしヴィトスは慈善事業者ではなく高利貸。その10000コールの借金はいつの間にか5倍の50000コールに膨れ上がっていたのである。 なんとも、教育的なゲームだ。こういうことにはよくよく気をつけて生きましょうということを教えてくれているのだろう。

まあとにかくそんな大金をすぐに払えるわけもなく、ヴェルンのアトリエに帰るとヴィトスがやってきて返済を迫ってきて、 分割で返済は出来ないようで代わりに所持しているアイテムのうちかなりイイモノを持っていかれてしまう。

多分レアだと思う「四葉の詰め草」を一つ採取できたぞ!今まで作れなかったアイテムが作れそうだぞ!と思って帰還したらそのイベントが発生して、 そのレアアイテムをピンポイントで持っていかれたときにはしばらく呆然としたものである。

そしてしばらくして、ヴィトスからお金の稼ぎ方はちゃんと分かってるか、みたいなことを教えてもらったような気がする。 それで、「ファクトア神殿」ってところは冒険者が一攫千金を夢見て行ってるらしいよ〜、みたいな。そういう経緯で行けるようになったような。

ちなみに借金はちゃんと返しました。すると宿屋の依頼を扱っているお姉さんに話しかけたところ 「依頼を受ける」とかの項目の中に「引き払う」みたいな項目が増えていました。 それを選べばアトリエを別の町の宿屋にお引越しが出来る模様。なるほどね。

だけどコンテナの中身は全部売られてしまうとのことで、それは困る、と思って氷室に預けに行ったり、 ヴェルンで受けていた依頼はヴェルンの宿屋を引き払うなら全てキャンセルになるとも言われてそれも困るから先にモンスター討伐しに行ったりで 引越しは伸ばしのばしになっていました。

はてさて、ファクトア神殿の攻略はまた次回。そもそも、ここに一攫千金なお宝なんてあるのか? 出てくる敵は盗賊だらけなので、とっくに荒らしつくされていそうなんだが…。
2020年1月8日


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