少し遠い町「メッテルブルグ」へ遠征してみました。ヴィトスと薄男にも一緒に来てもらいます。 ヴィトスは「カーロナーゲル」という単体に高威力の必殺技があり、薄男は「雨雲のつるぎ」という自分にも当たるPKサンダーが使えます。使いません。 危なすぎる。

さらにレベルアップ時にどの必殺技の性能…だかを上げるかどうかを決められます。ユーディーは「エンゲルスピリット」という魔法攻撃が使えるので毎回それを上げ、 ヴィトスは「???」の成功率が上がることを信じてそれを上げたり、「カーロナーゲル」の威力が上がること願ってそれを上げたり。

薄男は「幸運」というよく分からないパラメータがあり、それを上げたら彼の不幸体質も治るんじゃないかと願ってそれを上げます。 結論から言うと体感できた幸運はありませんでした。フツーなら「雨雲のつるぎ」の味方被弾率が下がりそう、 もしくは幸運イベントが起こる、みたいなことがありそうだが、分からんかった。プレイヤーの運に依存した可能性大。

あちこちの町へ行き…といいたいとこだがそんなに遠くまで旅をすることはなく「ヴェルン」を起点にして左の メッテルブルグ、さらに左上に「リサの町」へ行ってそこで行き止まりなので戻ってくる。「ヴェルン」を起点にして右上の「アルテノルト」の町、 さらに上に山のふもとにある町「プロスターク」へ行って戻ってくるorプロスタークからリサの町orメッテルブルグへ行ける。それだけの世界です。

そして、リサの町へついたときに依頼はありますかと尋ねたら「中和剤が10個ほしい」とのこと。 だが中和剤はヴェルンの町の宿屋の2階のアトリエのコンテナに入ったまま。それを取りに行って、またリサに戻ってきたらとっくに依頼の期間は終了している。

プロスタークも同じで、直接ヴェルンから行ける場所ではなく一つの町を経由して行くぐらい遠い場所です。 そんなところの依頼なんてどうやってこなすんだ?絶対にやり方があるんだろうけど、全く分からない。

例の説明書のことを忘れてやしないか?と思われそうだが、心配ご無用。祖母宅でプレイしているときはネット環境がないのはご存知の通りだが、 その上このゲームには説明書がなかった。箱の中はゲームディスクのみで、あとは空っぽでした。

他に得られる情報といえば、箱の裏ぐらいしかない。だがすでに見たような光景の画面写真とOPストーリーが少し掲載されているのみ。 これじゃあ何も分からん。

まあそれでも「マリーのアトリエ」や「マリーのアトリエGB」のように「期間は○年間」のようなタイムリミットは…なさそう。 最初にそういうことを言われませんでした。「○年間このアトリエで修行を」とか、「○年間の成果を見に来る」とかそういう期限がないっぽい。

「5年間、200年後の未来の世界にいると自動的に死ぬ」とかいうことがなければいいが…。

とりあえずクリアできればいいや、と割り切ることにし、ヴェルンの近くで依頼を受けてそれをこなす、 遠い町には機材や参考書を買った後はもう材料を買いに行く場所というぐらいにします。

…と、少しずつ作れるものも増えてきた頃、依頼の中に「○○を退治して」というようなモンスター討伐系のものを発見。 リサの町とメッテルブルグの間の町にいるモンスターを倒せば報酬GET、というわけです。 そんな、そこらへんを歩いていれば普通に出るコラッタを倒すだけでお小遣いがもらえるとはなんとも楽なお仕事。やるしかありません。

というわけで、調合よりも討伐系の依頼があったらそれを引き受けて何はともあれ倒しに行く、というスタイルをとることにしました。 お金はたまるしレベルは上がるしいい事ずくめです。ヴィトスや薄男との信頼度だったか、好感度が上がってきたようで 護衛の費用も大分安くなってしまいました。いいんだろか。

たまに採取には出かけていたんだが、持ちきれなくなってコンテナに置きにいくことの繰り返し…をしていたら、 コンテナの中もいっぱいになってきてしまった。仕方ない、調合して減らすか…だいぶ材料はたまっているから色々作れそう。 何をつくろうかな、どれどれ…。

…と思ったら、あまり材料が入っていない。あれ?その代わり、「壊れたアイテム」が58個も入っている。 な、なんだこれ?!

そう…最初は「新鮮」だった材料アイテムも、コンテナ内や手持ちアイテムとして所持し続けているとどんどん鮮度が落ちていき、 ついには腐り、そして「壊れたアイテム」へと変化していたのである。これって全てのアイテムの成れの果てだったの!?

てっきり、うまくいかなかった調合のゴミアイテムなのかと…!ということは、採取に行きまくる⇒依頼を受けて調合しまくる というのは不可能ということか…?!

一応「アルテノルト」の町には「氷室」というのがあり、アイテムを腐らせずに置いておけるようだが… 採取に行けばそのたびに「新鮮」な材料が手に入るのに、いちいち全部それを氷室に一つずつ預けるのは果てしなく面倒だ。

…また小言をこぼしてしまうが、もしその方法があったら申し訳ないが、アイテムを「複数選択」という行為ができないので 例えば手持ちの20個の「魔法の草」をお店で売りたいときは一つずつ売らないといけないのである。 コンテナに入れるのにも、20個を1つ1つ選ばないといけない。△ボタンで飛び飛びで選択とか…そういうことはできない。

これは何を意味するかというと、所持アイテムは少なくていいということだ。 必要なときにだけ採取へ行き、必要な分だけアイテムを作る。あまったアイテムは、新鮮なうちにとっとと売り払ってしまうのがよさそう。 その売る行為すら、1つずつ選ばないといけないので大分億劫。必要以上は拾う必要すらない。

そうやって、最初は喜んで拾っていた「妖精の日傘」も「中和剤」の材料として新鮮なものを拾う以外はもう無視。 それが必要な調合が現れたら必要な数だけ拾ってくる、そんな生活です。

早く「研磨剤」が作れるようになりたいなあ、乳鉢はあるのになあ、と思っていたら どうやら「ユーディーのアトリエ」では研磨剤は自力で作るのではなく、メッテルブルグの雑貨屋でしか売っていないっぽい。 「図鑑」の項目にそう書いてあったからきっとそうなんだろう…マジか。

そうと分かればとっととメッテルブルグに行き、研磨剤を大人買い。 これで作れるようになるアイテムはぐっと増えるぞ!研磨剤だけが足りない、というものが非常に多かったんだ…!

そして「グラヴィールベル」というアイテムを作成。えーと、どうやって使うんだ。装備しようと思ったができない。 バトル中に使うのか…かなり出来はよかったようで「極上品」と書いてある。フフフ…。

バトル中に1回使ってみた。「グラヴィールベル」のステータスが「ひび割れた」になった。今のでひび割れるの?! すごく可愛い鈴なのに、ショック…もう使うのはやめよう…。

それと「アロマボトル」というアイテムも作ってみた。どういう効果があるのか分からないが、 ずっとみんなの装備品の「その他」のところが空欄だったのでなにか装備してみたかったんだ。 そして「アロマボトル」が装備できたのでよしよし、という感じ。 ユーディーは「アルスィオーヴ」というのを作ったらそれも装備アイテムだったのでいそいそと装備。

その頃だった。なんか、やたらと敵と遭遇する。町と町の移動中は×ボタンを押しているとユーディーが 早く歩くので快適でした。しかしその歩くたびに、1歩移動するたびに、敵が出る。酷いときなど、 10歩移動して10回敵が出るということもある。なんだこれ。

それでもなんとか耐えながらプレイしていました。×ボタンを押すと敵が出やすくなるのかと思って押さなかったり。 だがやたらと出る。この、出るようになったのとそこまで出なかった頃の違いは何だ。

そこで思い立つ。さっきアデルベルト…いや、薄男に装備させた「アロマボトル」のせいではないか?と…。

アイテムの効果が「鮮度」の右にちょこちょこと書いてあり、さっきユーディーが装備した「アルスィオーブ」は 「確率でブレス反射」みたいなことが書いてあった。それはちゃんと見ました。 そして薄男の「アロマボトル」は「盗賊カード確率上昇」と書いてあった。

つまりこの言葉の意味は「盗賊とのエンカウント率が上がる」ということである。 エンカウント率上昇って、何が嬉しいんだ!?いや、レベル上げにはいいのかもしれないが、 こちとらシンボルエンカウントじゃないRPGはなかなかだという意識を持つ人間。エンカウントなんてしなくていいとすら思っているんだ。

というわけで、慌てて薄男から「アロマボトル」を外す。外す。はず……あれ? これも、やり方があったら申し訳ない。だが自分はとりあえず分からなかった。

装備品を「外す」ことが、できない。と、思う。

一度装備したら二度と外せない、というわけではない。「Aを外してBを装備」という「交換」ならできる。 だけど、RPGならばただ普通に装備していた「Aを外す」ということができるものじゃないだろうか…!? もしできるものだとしても、わかりにくいところにその項目がありそう…いや、マジで、困ったんだよ…。

というわけで「代わりのアイテム」を作る必要性が急遽出てしまった。薄男が装備している「アロマボトル」を剥ぎ取るため、 何か他の適当なアイテムを作って もたせて なくては!

…ところで、アイテムには色んな効果があるというのは先ほど言ったがつまりそれは同じアイテムでも違う効果があるということだ。 そして「その他の装備アイテム」はなかなか簡単に作れるものではなかった。材料を揃えるのが大変だったのだ。 「アルスィオーブ」と「アロマボトル」が割りと簡単に作れる部類だった…と、思う。

材料を揃えに行ってもいいが、そのためには別の町へ移動しなければならず、 そうなると怒涛のエンカウントが待っているのだ。それはもうイヤだ。(自己本位)

今このヴェルンのアトリエから出ずに、薄男のアロマボトルを剥ぎ取れる代替アイテムを作りたいのである。 というわけで材料を確認すると…「アロマボトル」が二つ作れる。よし、このうちの一つでも 「盗賊カード率上昇」の効果のないアロマボトルが作れればそれと交換が出来るぞ…!

そして、作ってみた。…だめでした。

どっちのアロマボトルにも「盗賊カード率上昇」がついている。いらーん! きっと、似たような質のよくない材料で作ったら同じような効果がつくんだろう…もっとイイやつで作れば変わるんだろうな、多分…。

というわけで盗賊を引き寄せる薄男を連れて、鉱石が多く取れる「プロスターク」へ、「アルテノルト」を経由して 盗賊との鬼エンカにヒイヒイ言いながら向かう。別に敵は強くないんだけど、祖母宅にいる間にクリアしたいんだ…!

そして一度プロスタークへ行って材料をしこたま仕入れて、これでまた「アルスィオーブ」が作れるように。 さらに「ゼーレネックレス」というのも作れるようだ。ネックレスと名がつくぐらいだから装備が出来るだろう! よし、じゃあこれらのアイテムを作るためにヴェルンのアトリエに戻るのか…!

また盗賊鬼エンカに苦しみつつヴェルンへ帰還。無事にゼーレネックレスとアルスィオーブを作り、 ヴィトスにアルスィオーブを装備してもらい、薄男からアロマボトルをひったくり、代わりにゼーレネックレスを首にかけてあげました。 ツンデレか。こ、これでもつけてなさいよねっ、バカッ!

そしてアロマボトルは偶然それがほしいという依頼があれば高く売れるかなと思ったけど なんかもうこれに苦しめられたのでその場で廃棄。(私怨)
2020年1月7日


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