さて、2020年の年始の帰省で餓狼MOWの次にプレイしたのは… 「ユーディーのアトリエ」という「アトリエシリーズ」のソフト。

おばあちゃん、これはクリアした?と一応尋ねてみたが彼女にはそのシリーズは普通のRPGのようにプレイしようとしても うまくいかないため難しいようで、クリアはしていないとのこと。よし、これにしてみよう。

ぼくは「○○のアトリエ」というゲームは、初プレイが「マリーのアトリエGB」、その次に「マリーのアトリエ(PS版)」をやったのみ。 だが、その二つは非常にハマって全ての種類のエンディングを見た。GBなんてゲーム開始直後クリアまで寝続けたらどうなるのかなどと 思いついてそれを試し、最後の日まで寝とおして最悪のバッドエンドを迎えたこともあった。

それぐらいプレイしたのだから、「○○のアトリエ」はバッチリと言っても過言ではないだろう。過言だよ。

さて「ユーディーのアトリエ」の主人公のユーディーちゃんは頭に羽のついた帽子をかぶった白い髪の女の子。 「竜の砂時計」というなにやら難しそうなアイテムを作る途中で錬金術に使う鍋の中に自分の頭髪が混入したせいで 200年後の世界に飛ばされてしまう…というストーリー。

今も昔も、異物の混入というのはいけないということがよくわかります。 異物混入はよくないよな!おれも異物混入とかしないように気をつけよう。

OPはまだ続き、自分がいた「ライフ村」は200年経過して廃村に、自分のアトリエは200年経過して廃墟になっていました。 そこへやってきた「ヴィトス」という黒い髪の青年が宿屋の2階に間借りして住めるように融資をしてくれて、 そこにアトリエを構えて200年後の世界で生活をしていくことに。

なるほど、これで再び「竜の砂時計」を作れるようにあちこちで材料を採取し、錬金術でブツを作っていって錬金術レベルを上げ、 採取の際に魔物と戦って冒険者レベルも上げるって感じか。それで200年前の元の世界に戻ってハッピーエンドね。よしよし。

というわけでまずはアトリエを構えた「ヴェルン」の町を散策…とは言っても建物は二つしかなく、宿屋と図書館が建っているのみ。 図書館に行ってみたけど本を少し読んだ…ぐらいで特に何もナシ。宿屋の外側には商店街の肉屋さんみたいに お姉さんの店員さんが顔を出していて、ブランクシチュー…だったか、そんなアイテムを売っていた。

とにかく最初は材料を集めに外へ行かなければ。ヴェルンの奥に採取地があるようなので行ってみた。 「ぷにぷに」という、ドラクエのスライム、ポケモンのコラッタのようなヤツに殺されかける。 当然こちらは弱いので逃げるのもままならない。

それでもいくつかの「魔法の草」や「妖精の日傘」というキノコを持って帰りました。 ヴェルンの依頼を受けるところに話しかけてみたら「魔法の草」がほしいというのがあったので差し上げてちょっとお金GET。

さらに「中和剤」もほしいということで、これはさっそく錬金術で調合して作るべしです。 中和剤(赤)などという色の指定はない。「マリーのアトリエ」だとあったんだが…レシピは、どんなアイテムでも「中和剤」にできるらしい。 そんな風になっていたのか…よし、じゃあ「妖精の日傘」を使って中和剤を作ろう。

ついでにヴェルンの宿屋の中でやたらとヴィトスがうろうろしていたので暇しとるなら護衛しろいと声をかけ、 一緒に採取に行くことになりました。彼は「???」というスキルで敵からアイテムを盗めるのでありがたい。 しかし、なぜ「???」なのだろう。「ぬすむ」でいいではないか。なぜ伏せる。

あともう一つ気になったこと。バトルに勝利すると、よくあるRPGならば「YOU WIN!」とか「バトルに勝利した!」などと、 ちょっとテンションの高い一言が表示されて、「経験値を○○獲得した」と、普通のテンションになるものだろう。 もちろん、経験値を〜のくだりもテンションの高いままのものもあるだろう。

だがこの「ユーディーのアトリエ」のバトルでは、勝利すると… かった とだけ出る。 その後すぐに経験値を○○得た、とか出るんだが、まず出るのが「かった」の一言。「バトルに」の単語もない。漢字ですらない。 妙にテンションが低くはないだろうか…。

さて確か最初の町でうじうじしているときだったと思うんだが、もう一人「アデルベルト」という勇者っぽいいでたちの男が 護衛として雇用できるようだったのでついてきてくれるようお願いした。非常に不幸な星の下に生まれた人間のようで、 フィールド画面でもしょっちゅうコケている。連続でコケる様を後ろで見ていたおばあちゃんが「あの人ふざけてるわぁ」と笑っておられた。

アデルベルト…だとちょっと長いから、幸 薄男と名づけよう。(「さち うすお」と読む)

まずは採取で材料をためておき、いざ調合をしよう…と、思ったときにふと気になるアイテムを発見。なんだこの「壊れたアイテム」というのは。 真っ黒で灰みたいな。でも「中和剤」の材料にはできるみたいだ。じゃあ中和剤になってもらおうか。

そうして「壊れたアイテム」から作られたアイテムは「中和剤」になったんだけど、 その下にそのアイテムのステータスみたいなのが表示されておりそこには無価値と書いてある。む、無価値!?

というか、他のアイテムもちょっと気になってはいたんだ。「魔法の草」もとるたびにそこのステータスが違う。 「新鮮」だったり、「普通」だったり。「腐りかけ」だったり、「痛んでる」だったり。

あと、宿屋の1階にはお店がある。そこにはとてもにこやかなおばさまが働いておられて、 参考書や錬金術の材料を売っているんだがそこの「小麦粉」という材料の下には粗悪品というステータスが。 このおばさん、にこやかに粗悪品を販売しているのか…。

あとまたちょっと気になったから一応言うと…間違っていたらスマン。そのステータスの「痛んでる」って、「新鮮ではない」という意味なんだよな。 だとすると「痛む」ではなく「腐敗しかけている」という「傷んでる」が正しいのでは…ゲホゲホ、まあ意味が分かるならいいか!

しょーもないことを言ってしまったが、そろそろヴェルンの町を出ようとしました。 次なる町で待ち受けているものは…以下、次号。
2020年1月6日


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