ケミカ「やった・・・!!」
ホウソ「んー?どした?」
ケミカ「やったー!!やったようぅ〜!!いえーい!!」
ホウソ「な、なんだ見たことのないはしゃぎようだな・・・」
ケミカ「ああ、努力した甲斐があった・・・!ピカ版でもやっぱりできるんだ!裏技も、バグ技も、あるんだよ!!」
ホウソ「待てケミカ!?何のことだ!まるで意味がわからんぞ!!」

ホウソ「・・・で、なにがどうしたって?詳しく説明してくれよちゃんと」
ケミカ「そうだね・・・まず、バグ修正されまくったピカ版でもバグるのか、ミュウを野生で出す裏技完全体が出来るのかを調べながら、
楽しくプレイしていたんだけど思いのほかバグりまくっちゃってシオンタウンをはじめ入れないゾーンがいくつも出来ちゃった挙句、
あまつさえシルフカンパニーのサカキが出てこないためにイベントが進まずヤマブキジムに入れずにバッジを集められず、
二進も三進も行かなくなってプレイ続行を断念していたんだよね。それでもなんとかバグをバグで回避して潜り抜けようと色々試みた。
その中の一つが「赤緑青黄全てでバグアイテムの名称と効果を調べる」という試みだったんだけど、これも実は途中で止まっちゃったんだ。
なぜかというと、ソフトだけでなく出荷時期(つまりバージョン)によってアイテムの効果は同じだけど名前が違うということが分かったため。
それが分かったのはピカ版での壁抜けアイテムの名前が判明して、青でそれを出してピカ版に送ってみた時なんだけど、
その時にかなりガッカリしちゃって、その方法でイベントを進めるのは半ばあきらめてたんだよね。それで前回のレポートを書くタイミングで
電源を切ってみるというバグ技をやってみたんだけど、これによって結構面白いことが起きたからまだまだピカ版のバグも捨てたモンじゃない。
そう思って、また別のソフトで道具の13番目でセレクトを押してから戦闘に入ってアイテムをバグらせ、バグアイテムの効果を調べたんだ。
すると、アイテムの種類の位置に来るメモリの場所の変化に気がついたんだよ。それは歩けば歩くほど数値が変わっていって、これはもしかしたら、
歩いてアイテムの種類を確実に判別できるものかもしれない、そう思って試しにそのアイテムを送ってみたら、前に作ったアイテムの表と
見事に一致して、ついに思った通りのアイテムをピカ版に送ることに成功したんだよ!!そしたらもう後は壁抜けアイテムを作るだけで、
赤でアイテムを作ってピカ版に送り、ついに今日!ピカ版を無事にクリアすることが出来たんだ!!ホントに嬉しかったんだよ!!」
ホウソ「そうか。詳しい説明ありがとう。誰も読む気が起きないぞ。」

サイト史上一番長いセリフだ。

さて、つまりはそういうことです。
今まで、このサイトではバグアイテムの出し方を詳しく説明していなかったのは、安定して欲しいアイテムを出す方法がなかったため。
しかし今日調べたこの方法なら!好きなアイテムを安全に出せます。

うわあああ本当によかった!前に作ってここに置いたアイテムの表も完成させる意味がある!
無意味じゃなかったんだ・・・本当によかった・・・!!

ケミカ「と、いうわけで壁を抜けてみよう」
ホウソ「・・・ポケモンってこういうゲームだっけ」
ケミカ「あ、ヤマブキジムに入る前に、先にシルフカンパニーの社長さんに会いに行こうか」
ホウソ「社長室に直接入る気か?!」
ケミカ「だって普通に入ろうとしたらいないサカキが話しかけてきて凍るから・・・」
ホウソ「いないサカキって日本語でおかしいからな。」

シルフカンパニーの11階にエレベータで上り、右の壁から入って直接社長に話しかけに行きました。
すると。

社長「おお、少年よどうもありがとう!」
ケミカ「あ、いえ、まだサカキと戦ってないんですけど・・・」
社長「何かお礼をしなければいけないな。私は太っ腹であるからして・・・ほら、こーんなモノではいかがかな?」
ホウソ「そういやマスターボールくれるんだったな」
ケミカ「ありがとうございます・・・どうも」
ホウソ「・・・あれ、もうリュックに35個入ってるけど・・・」
ケミカ「しーっ」

そして今度はアルキルの「あなをほる」で脱出しました。
前にシオンタウンに入るとフリーズする要因になった実験をやったグレンでポケモンセンターに入ったのが最後だったらしく、グレンに到着。
ミュウのアイアンの「そらをとぶ」でヤマブキシティに戻ります。

ケミカ「さて・・・これでシルフカンパニーの社長さんに話しかけてヤマブキシティに戻ってきたけど・・・」
ホウソ「普通にまだロケット団が町中を歩いてるな、やっぱサカキを倒したことにはなってないのか」
ケミカ「・・・でも大丈夫、このアイテムさえあれば!」
ホウソ「そのアイテムってどんな形なんだ?ちょっと見せて」
ケミカ「いいよ。はい」
ホウソ「!!うわあっ!!これは、一体・・・!なんとも、形容し難いこの鈍い輝き・・・!!目を開けていられない・・・!!」
ケミカ「(バグアイテムって実際どんなのなんだろ・・・)」

ヤマブキジムの前には相変わらずロケット団が立っていますが、こんなヤツもステキアイテムのおかげでカンタンにスルーできます。
一応なかのトレーナーとは全員戦って、やっとナツメのところに来たわけですが。

ケミカ「・・・あれ?」
ホウソ「・・・ナツメのマップ上のグラフィックも変わってるな・・・」
ケミカ「赤緑青だと髪の長いお姉さんだったけど・・・ポニーテールのお姉さんになってるね」
ホウソ「なんで変わってるんだろうな・・・ってか、今のパーティでナツメに勝てるのか?」
ケミカ「うーん・・・ま、大丈夫だと思うよ。ミュウのアイアンがいるし」
ホウソ「・・・そういやそうだったな」

ミュウのアイアンは、はたく、サイコキネシス、メガトンパンチ、そらをとぶを覚えています。
ホウソは、でんきショック、なみのり、かみなり、10まんボルトです。
フシギバナのエカポロと、リザードのアルキルは戦わせないで「がくしゅうそうち」で経験値をもらうだけ。

ケミカ「ふー、やっとナツメに勝てたね・・・ホウソもご苦労様」
ホウソ「最後のかみなりが当たってよかった・・・じゃ、次はやっと、トキワジムか」
ケミカ「そうだね、バッジも7つになったし、きっと普通に入れるよ!」

トキワジムの前までやってきました。

「トキワ ジムのドアには カギが かかって いた・・・・・・!」

ホウソ「おい、カギかかってるじゃんかよ。」
ケミカ「この「トキワ ジムのドアには」って区切りおかしいよね」
ホウソ「確かに・・・って、そうじゃなくてなんでトキワジムに入れないんだよ」
ケミカ「つまりトキワジムに入れる条件は二つあるってことなんだろうね」
ホウソ「ってことは・・・「バッジ7つ所持」と「シルフでサカキに勝利」の二つをこなしてないとダメってことか?」
ケミカ「多分ね。ま、ドアにカギがかかっててもバグアイテムで入りまーす」
ホウソ「入れるのかよ・・・。」

トキワジムも、正面ではなく横から行けばドアと重なって入れます。

ケミカ「ふう、やっとトキワジムに入れた・・・ここにもサカキがいなかったらどうしようか・・・」
ホウソ「どうすんだよ。でも関係ないだろ、ほら奥にいるぞ」
ケミカ「あ!ホントだ!!よかった〜!」
サカキ「ははははーッ!ここは俺の隠れ家だ!」
ケミカ「ヘンな入り方してごめんなさい・・・」
サカキ「ロケット団復活の日までこのジムで体制を立て直すのだ!」
ホウソ「トキワジムにいるトレーナーって、サカキがロケット団のボスだって知ってんのかな・・・?」
ケミカ「うーん・・・?ロケット団の首領になったのが先なのか、ジムリーダーになったのが先なのか分かんないね・・・」
サカキ「しかし・・・君に見つかってしまってはしょうがない!今度は手加減なしだ!
では・・・今一度!最強のトレーナーサカキの腕前を見よ!」
ケミカ「・・・まだ会うの2回目だけど、みんな行くよ!裏技使ってないパーティで戦うの久し振りだから頑張って!!」
ホウソ「裏技に慣れるなとあれほど・・・」

サカキのポケモンはじめんタイプばっかなので、ホウソのなみのりでほとんど倒せました。
ホウソのレベルも50を超えているので例えピカチュウでも強い強い。

ホウソ「はひー・・・なみのり連発して、なんとか勝ったぞ・・・」
ケミカ「やったー!ついにバッジ8つ!長かったね!!」
ホウソ「バグった時点で最初から始めりゃよかっただろ・・・」
ケミカ「あきらめたくなかったんだよ。長い道のりだったけど、本当にあきらめなくてよかった・・・!」
ホウソ「はいはい・・・じゃあ、これでやっとセキエイこうげんに行けるんだな」
ケミカ「そうだね、ポケモンセンター行って回復してから、トキワシティの左に行こうか」

長いことストーリーを進めるのを断念していたピカ版ですが、頑張って頑張って、ようやくバッジを揃えることができるとは。
感無量ですが、まだこのゲームは終わりではありません。
なんたってこの先でフリーズしないとは限らないのです。

ケミカ「よーし、じゃあチャンピオンロードに向けて出発!」
ホウソ「おー!」
エカポロ「ぐー・・・」
ホウソ「おい」

しかし、チャンピオンロードに向かう途中、ケミカの前に立ちはだかる人物が!!

ケミカ「あっ、あれは・・・!」
ホウソ「あの人物は・・・!!」
エレメ「ついに・・・!!」
ケミカ「その人物の正体とは!?次回を見逃すな!!」
ホウソ「いや今しゃべっただろ!?」

2012年2月7日
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