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2回目のポケモンリーグ、あまりのレベル差に四天王一人一人に毎回壊滅させられながらも なんとかワタルを撃破、いよいよ最後のライバルとのバトル…と思いきやレポートを書き忘れて ライバルの部屋に入ってしまい、背水の陣で挑まなければならなくなったのであった。

STARTボタンを押そうとするとフリーズするかもしれないから、 ワタル撃破後とりあえずレポート、という動きをためらってしまったのが敗因だったりする。 だがレポートを忘れるぐらいならば、フリーズ覚悟でレポートを書こうとすべきだよなあ…!?

と、もちょもちょしても仕方がないので潔くライバル戦です。これで最後だ!

エレメ「よお、ケミカ!」
ケミカ「え、エレメ!どういう状態?!記憶ある!?」
エレメ「なんだその第一声は…あるよ、ケミカに1回負けた記憶もあるし、 ナナシマを冒険した記憶もある状態でのポケモンリーグだよ」
ケミカ「じゃあまた私はエレメより一歩遅れてここに来たってことなんだ… 四天王の4人は私とエレメに2回ずつ負けたけど同じメンタルでいるんだね…」
エレメ「いーだろそういうのは…ほら、チャンピオン様である俺と戦うのに ふさわしく、ちゃんとレベル上げてきたんだろうな?」
ケミカ「えーと…一番高いのはレベル61のピクシーのフッソかな… 一番低いのはプクリンのビスマスで、レベル58…」
エレメ「…冗談だろ。レベル差で勝ったと思いたくねーのになあ… 俺の初手はヘラクロス、レベル72だぜ!」
ケミカ「まさかのミュウツー越え!?本格的にダメかも…どうしよう…」

1匹目で既にこちらの最高レベルより10も上という有様に割と本気であきらめかけました。 だがヘラクロスなら何とかなるかもしれない、ということでアルキルを出して 「かえんほうしゃ」と「そらをとぶ」でなんとか倒してもらうことに。

ヘラクロスは3回もメガホーンを撃ってきましたが、3回とも外れました。 まさに命拾いである…。

次に出してきたのはフーディン。セルゲイの「かみつく」か、物理技で攻めるか…と思ったら 急に交代をしてきて、代わりに出てきたのはバンギラス。

ケミカ「レベル72のバンギラス…!? 「しっぽうけいこく」にレベル15とか20ぐらいのヨーギラスしか出てこないのに、 私が来るまでに育て切って四天王を倒すなんてどうやったの…?」
エレメ「確かにこいつはあとから手持ちに入れたけど…」
ケミカ「エレメはハナダの洞窟にも入れないはずだし…育てるのにも時間がかかるはずじゃ…」
エレメ「ああ、1か月ぐらいかかったよ。ケミカがファイアレッドを放置してた時間を利用してさ」
ケミカ「あっ…あははは…いや、放置というかなんというかその…」
エレメ「ほら、バンギラスの「じしん」でケミカのサンダースは一撃だぜ。どうすんだよ?」

バンギラスの「すなおこし」のせいで天候が「すなあらし」になってしまったのが地味に厄介! HP4でギリギリ耐えた!みたいなターンの後に「すなあらし」のダメージで倒れること2回。 こちらには「すなあらし」を無効にできるタイプがいないときたもんだ。

さらに「すなあらし」がやまない。ずーっと吹き荒れ続けていてマジで困る。 まさかの、このころの「すなあらし」は永続か…!毎ターンこちらのポケモンは必ず定数ダメージを受けてしまう…。

ケミカ「砂嵐が全然やまない…!エレメのバンギラスは 「すなあらし」のダメージは受けないから、こっちばっかり削れちゃうし…」
ビスマス「なんとかバンギラスは倒せましたけど、「すなあらし」のままですね」
ケミカ「うーん…次に出てきたのはカメックス、レベルは75…た、高すぎる…!」
ランタン「キャーッ!ここは私が!カメックスなら私に打点はないはずですわあーッ!!」
ケミカ「カメックスは「ハイドロポンプ」…だけど外れたね、ランタンには「おんがえし」で 頑張ってもらうしかない…と、思ったらカメックスは「あまごい」?」
ランタン「キャーッ!砂が!消え去って雨が降ってきましたわぁーッ!口に砂が入らない!快適!!」
ケミカ「それは口を閉じれば…。でも「すなあらし」が消えてよかった、 回復されないうちに何とか押し切れるかな…!」

強敵カメックスは「あまごい」で「すなあらし」を消してくれつつ、「ハイドロポンプ」を2連続で 外してくれたりとなかなかいい仕事をしてくれました。次に出てきたのはさっき引っ込んだフーディン。

こちらのパーティは倒れまくっていて割とどうしようもない状況です。 フーディンのサイコキネシスを耐えられるHPの者はいないし、 そもそもHPが満タンでも耐えられるかは不明なほど力量の差があります。

だがここはフッソを出して、またもやコスモパワー作戦を決行。 最大まで積み、サイコキネシスで「とくぼう」のダウンを引いたらまたコスモパワー。

フーディンが「めいそう」をした分だけサイコキネシスの威力が上がるので フッソでも受けきれなくなってくるか、と思ったら。

ケミカ「フーディンのサイコキネシスのPPが切れたみたい… フッソにシャドーボールは無効だし、「めいそう」も「リフレクター」も攻撃技じゃないから… 今ならみんなを回復させられる!急げ急げ!!」
フッソ「なんかミュウツーを捕まえたときの作戦に似てるな… サイコキネシスのPPが少ないからこういうことになるんだな」
ケミカ「よし、全員回復OK!でもまだフーディンは「めいそう」をしてきてるから 全ての技のPPが尽きたわけじゃないんだね」
フッソ「どうやってフーディンを倒すんだ?「かいりき」のPPもあと5しかないし、 「みずのはどう」はフーディンには大して入らないし、残りPP分全部攻撃したとしてもフーディンを倒せないぜ」
ケミカ「フーディンにダメージを与える方法がもう1つだけあるよ」
フッソ「なんだ?定数ダメージか?アルキルの「かえんほうしゃ」で「やけど」を狙うとか?」
ケミカ「ここは「わるあがき」で倒れてもらおう。フッソがPPを消費しないように、 私は後ろで「ポケモンのふえ」を吹いてるからね!!」
フッソ「その作戦ばっかやな…」

フッソの「かいりき」のPPが尽きてしまい、フーディンを倒す前に何とかしなければということで 初の「ピーピー」回復系アイテムを使うことに。とはいっても今までのポケモン人生で ほとんどピーピーアイテムは使ったことがなく、どれがどの効果なのか割とマジでわからない。

ファイアレッドはアイテムの効果をちゃんと説明文で出してくれるのがありがたい… よし、ピーピーエイドを「かいりき」に使って、PPを10回復だ。

今までのどんな戦いよりも長く「ポケモンのふえ」を吹き続け、 フッソに無効なシャドーボールのPPさえも尽きてフーディンは「わるあがき」を始め、 ライバルは先ほどのようにフーディンを引っ込めることをしなかったのでフーディンは静かに倒れていきました。

次に出てきたレベル73のウインディもコスモパワーを積み切ったフッソ+回復アイテム連打で何とかなり、 その次のレベル73のナッシーもコスモパワーを積み切ったフッソ+回復アイテム連打+ 「ねむりごな」をやられたら「ポケモンのふえ」で何とかなりました。

要塞化したフッソは強かった…今まで一度もやってこなかった戦法です。 ハートゴールドで育ててきたポケモンは大抵が力こそパワー、アタックは最大の攻撃だった…。 だがついに最終戦も勝利!これだけのレベル差があっても回復アイテムがあれば勝てるということを証明しました。

ケミカ「か、か、勝てた…!」
エレメ「あーあ、負けたか。ケミカの回復アイテムが尽きたら勝ちだったんだけどな…」
ケミカ「あんなに持ってきてた「げんきのかけら」があと2個しかない…けど…」
エレメ「けど?」
ケミカ「フッソがコスモパワーを積み切った時点で無力化したフーディンを前にして 倒れてた5匹を全員全回復させたのに、結局そのままフッソだけで勝っちゃったから回復が無駄だったなって…」
エレメ「ポケモンの回復が無駄とか言っちゃダメだろ…」

エンディングに特に違いはなく、無事にマサラタウンに帰ってきました。 お母さんからねぎらいのお言葉があるかな、と期待したがいつものセリフで普通に回復してくれました。

一度ゲームを付けなおしてみたら「これまでの あらすじ」で自宅前でレポートを書いたのだった!と表示されたけど その時の主人公の動きがなんかおかしい。メッセージもおかしい。キクコの部屋でアイテムを使い、 ワタルの部屋でもアイテムを使ったと表示された。ライバルの部屋でも…と、思ったら主人公は ライバルを下からすり抜けて歩いて行った。まだ戦ってないのに。


撮影してみた。歩いているので主人公以外がボケているが、主人公がライバルをすり抜けて上へ歩いているところ。 そして扉を通過し、壁もすり抜けたので一瞬主人公が壁の上にも表示され、 殿堂入りの部屋に切り替わることはなく真っ暗の空間に立ったと思ったら…。


ライバルがしゃべり始めている。しかし主人公の姿もライバルの姿も見えないし 会話をしたのはそこではない。エリア外じゃないか…??


バトル中にだが、ピクシーにピーピーエイドを使った、という表示も出ました。 そしてこのおかしな場所でのメッセージの後は画面が切り替わってマサラタウンの主人公の家の前に来て 「マサラタウンでレポートを書いたのだった!」となって「これまでの あらすじ」は終了。

ライバルの部屋に入ると自動で歩かされてライバルの隣まで来るけど、 「あらすじ」ではその自動での移動が加味されていないということなんだろう… 感動の最終バトルがエリア外の暗闇で行われたということになってしまっている。

当時、これを見たキッズは多かったのではないだろうか…。

ケミカ「無事に2回目の殿堂入りもできたし、 ファイアレッドのあらゆるところを見てきたし、これでひとまずプレイはおしまいかな」
アルキル「無事にクリアね、お疲れ様。途中でちょっと止まりかけたけど、 プレイ日記がちゃんと完結してホントに良かったわ」
フッソ「これで俺たちも本格的に一休みできるな。ケミカの部屋で何かして遊ぼうぜ」
ケミカ「私の部屋、ファミコン(しかも初代の赤と白のヤツ)しかないけど…」
フッソ「そこはせめてNEWファミコンだろ…まあいいや、Dr.マリオやろ」
ランタン「私といたしましてはッ!もっといい技でギャラドス無双してみたかったですわ!!」
セルゲイ「我は真なる灼熱の唯一王としての姿を追いたかったのやも知れぬ…無論、 主についてきたことに後悔は微塵も無いが…」
ケミカ「セルゲイはずっとサンダースの着ぐるみだったもんね… ランタンはもっと後の世代に行けたら技も揃うかな?」
ビスマス「私たちが別のソフトへ行く方法があるんですか?」
ケミカ「通信でルビサファのリツキとはネットワークマシンが完成したから普通に交換できるし、 一方通行だけどダイパのアルベルト、ハートゴールドのマリカにも送れるよ。 そこからさらに、ブラックホワイトのラッテやブラックホワイト2のキリにも渡せるのかな…?」
ルニット「次にプレイされるソフトにもよるのでしょうか。どのようなご予定なのでしょう…」
ケミカ「ん〜…赤緑以外のソフトは割と忘れてきてるんだよね…」
アルキル「それじゃ一生前に進まないわよ…」

1回クリアしたけど記憶があまりないルビサファ、ダイパ、未プレイのプラチナ、 割と忘れてきているブラックホワイト、未プレイのブラックホワイト2、実況プレイで少し遊んだサンムーン… 辺りが候補か。それ以降は所持をしていません。クリスタルとかエメラルドとか、持ってるだけでろくにやってないのもあるし…。

ケミカ「というわけでみんな、どのソフトをやるべきだと思う?」
リツキ「え?え?!ちょっと、どういうこと!?」
ケミカ「ファイアレッドが無事に終わったから、次にプレイするポケモンは何にしようかなと思って…」
リツキ「いやそうじゃなくて!ケミカさんが…!?おいマリカ!どういうことだ?!」
マリカ「何が?前に言ったろ、俺には3歳上のお姉ちゃんがいるって」
リツキ「お姉ちゃんでしたっけ?!」
アルベルト「け、ケミカくんが、ケミカちゃんに…どういうこと…」
マリカ「ゲーム内に反対の性別のキャラが登場しない場合、どっちも自分になるんだよ。 だからリツキの場合は選ばなかった方の性別のキャラはライバルとして登場するから 女の子のリツキってのはいないわけ」
アルベルト「ぼくの場合も、選ばなかった方はナナカマド博士の助手としてゲーム内に 登場するから、アルベルト♀ってのはいないのか…」
ケミカ「ファイアレッドでは反対の性別のキャラはゲーム内に一切登場しないんだよね。 そして赤緑では性別は決められないからそっちだと女の子の私はいないです」
マリカ「ハートゴールドは選ばなかった方がゲームに登場するからマリカ♀はナシ。 金銀には性別選択がないからこれまたナシ。だけどクリスタルにはあって、反対の性別のキャラは ゲーム内に登場しないからクリスタル限定でマリカ♀ってのはいるんだよな。可憐な少女の俺も存在するってわけだぜ」
リツキ「マリカの女の子版とか需要はないけどな」
マリカ「需要?!いやあるだろ!失礼な!!」
アルベルト「ケミカくん…今はケミカちゃんか、だから需要があるわけで、マリカにはないね…」
マリカ「好き勝手言いやがって…それで?結局次はどのソフトやんだよ」
ケミカ「うーん……マリオメーカーかな」
マリカ「ポケモンやらんかい。」

これにて、いろいろ事件もあったし発見もあったファイアレッドのプレイ日記は終了。 番外編が登場する可能性もあるかもしれませんが、ストーリーの攻略はこれにておしまいです。 去年の9月から長きにわたってお付き合いいただき、どうもありがとうございました。






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ホウソ「ウソだろ…マジで俺の出番がほとんどないまま、 プレイ日記が終わるだと…そんな…そんなことがあっていいのか…ピカチュウが冷遇される世界など、 存在していいのか…?!」
ケミカ「落ち着いてホウソ、魔王みたいになってるよ…」

2023年02月15日


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