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ナナシマでネットワークマシンを完成させたら音もなくハナダの洞窟のお兄さんが失踪していたので そのままの勢いで中へ入り、そのままの勢いで奥に進むことにしました。

ケミカ「中にいるポケモンはユンゲラー、メタモン、 ゴルバット、レアコイル、ゴーリキー、パラセクト…ちょっと赤緑と違うけどそこまで 驚きのポケモンが出てくるわけじゃないね」
ランタン「キャーッ!!と、思ったら!ソーナンスが出てきましたわぁーッ!!」
ケミカ「えっ、ソーナンス…!?どうしよう、先頭にいたギャラドスのランタンじゃ 状態異常にさせられないから、プクリンのビスマスに交代を…あれ?」
ランタン「ソーナンスの「とくせい」の「かげふみ」!私、なぜかボールに戻れませんわぁーッ!!」
ケミカ「そうか、特性があったんだ…!逃げられないし、捕まえるか戦うかするしかないのか…どうしよう」
ランタン「ご心配なく!必勝法がありますわ!!」
ケミカ「ほ、ほんと?じゃあランタン、ソーナンスに攻撃してみて…!」
ランタン「お任せを!おっりゃああああ!マックスマッスルマキシマム!!おんがえしですわぁーッ!!」
ケミカ「ソーナンスのHPの減り方がすごく遅い…HPがすごく高いってことだね、え、でも倒しきれなかったみたいだけど…!?」
ランタン「ソーナンスの攻撃はカウンター!ピンポイントで反射!!4分の1を引きましたわーッ!」
ケミカ「そんな、ランタンが倒れちゃった…!!」
ランタン「ほへ〜…わらひが倒れることによっへ、ソーナンスが相手でも逃げられまっすわぁ〜…れっつらんなうぇ〜…」
ケミカ「体張りすぎだよ…!早く「げんきのかけら」使わなきゃ…!!」

まさかのソーナンスが出現し、逃げられないとは…!唯一、ソーナンスとのバトルだけは手持ちが瀕死になってしまったが それ以外のバトルではことごとくダメージを回避し続けながら進みました。

ケミカ「初代と違って「いわくだき」で砕ける岩がたくさん設置されてるね… ランタンに「いわくだき」を覚えさせてよかったかも」
アルキル「ええ、それに「たきのぼり」は覚えさせなかったのも正解だったわね…あら、 「いわくだき」で砕いた岩からゴローンが出てきたわ」
ケミカ「ゴローンのレベルは60…リザードンのアルキルのレベル59より高いなんて…!」
アルキル「それでも素早さでは勝ってるでしょうから、逃げるのが安定なんじゃないかしら」
ケミカ「アルキル、「そらをとぶ」!」
アルキル「え?絶対に一撃じゃ倒せないと思うけど…」
ケミカ「ゴローンの だいばくはつ! 狙い通り…!」
アルキル「ちょっと、私が飛んでる間にすごいことになってない?!」
ケミカ「けほっ、だいばくはつに巻き込まれたりもしたけれど、私はげんきです。」
アルキル「周囲が吹き飛んでるけど…。」

2度のゴローンとのバトルはアルキルの「そらをとぶ」で事なきを得ました。 捕まえられそうなポケモンは捕まえ、間違った道を戻るときはシルバースプレーを使ってスムーズに移動し、 ついにミュウツーの元へ到達…!

ケミカ「いよいよミュウツーとのバトル…! こちらのレベルは全員50台だけど、6匹で挑めばきっと何とかなる!頑張って捕まえよう!!」
セルゲイ「初手は我か…灼熱の唯一王の雷撃を受けるがよい!!」
ケミカ「セルゲイの「10まんボルト」でかなりのダメージだけど…「じこさいせい」で回復されちゃった! そうだ、ミュウツーは回復技があるんだった…!」
ビスマス「それなら私の「れいとうビーム」で「こおり」を狙ってみますか? 私ならミュウツーのサイコキネシスも1回は耐えられると思いますけど…」
ケミカ「ありがとう…でも、ファイアレッドの「こおり」は自然に溶けることがあるみたいだから… だからといって「ねむりごな」を覚えてるラフレシアのルニットは「くさ・どく」タイプだから さすがにサイコキネシスが来たら耐えられないだろうし…」
ルニット「良くないことに、ミュウツーは「しんぴのまもり」も使ってくるようですわ…」
ケミカ「状態異常も防がれちゃうんだ…!さすがはある意味ラスボス、捕獲難易度は最高レベル…!!」

ミュウツーが覚えている技はサイコキネシス、じこさいせい、スピードスター、しんぴのまもり…のようです。 スピードスターならルニットも耐えられる…が、「しんぴのまもり」を使われていたら「ねむりごな」が出せないのは変わらないし 「じこさいせい」をされたらどれだけイイ感じに残りHPを調節しておいても意味がなくなります。

セルゲイが一発で「まひ」を引いてくれたり、ランタンの驚愕の低威力「いわくだき」でHPを見事に調整したり、 ルニットが眠らせて「いあいぎり」でHP調整をしてボールを投げられる時が来たり…と、 全くチャンスがないわけではないがやはりそうそうつかまってはくれない…!

そして、5度目のチャンスの時に事件は起きた。

ケミカ「あっ!!」
アルキル「ど、どうしたの!?」
ケミカ「あわ、えと、その、ルニットを「げんきのかけら」で回復させよう!は、早く!!」
アルキル「ああ、そういうこと…ミュウツーのPPが切れたのね…」
ケミカ「「わるあがき」しかしてこないならルニットでも十分に受けられるし、 「わるあがき」の反動ダメージはファイアレッドだと最大HPの4分の1じゃないから 眠らせられればボールを投げられるタイミングがきっとある!今しかないよ…!」

なんとミュウツーが「わるあがき」しかしてこなくなったうえに、その反動ダメージも2ターンに1ドットしか 減らないレベルなので眠らせればさらに安心です…が、ハイパーボールを10個ほど投げたけどつかまらず。 「わるあがき」の反動ダメージでついにミュウツーが倒れてしまいました。

ケミカ「ああああ…!倒れちゃった…千載一遇のチャンスだったのに…!」
ルニット「申し訳ございません、私も「ねむりごな」のPPが切れてしまって…」
ケミカ「ううん、ミュウツーの特性が「プレッシャー」だってこと、忘れててゴメン… ファイアレッドだと「ミュウツーはプレッシャーを放っている!」っていう表示がないんだね…」
アルキル「どうする、また挑戦するの?それとも一度ポケモンセンターに戻って 捕獲要員を探す?」
ケミカ「…このままいってみる!PPを切らせばルニットを安全に出せるから、それまで粘ろう! ピクシーのフッソの「コスモパワー」を積みきったらミュウツーの攻撃も微々たるものだし、 ターンを経過させるために私は後ろで「ポケモンのふえ」を吹くよ!」
アルキル「ミュウツーが怒り出さないかしら…ボールを投げられる機会が 訪れるまでかなりかかりそうだけど、そんな戦法で大丈夫?」
ケミカ「大丈夫!PP切れが狙える時は狙うのは定石だよ。名付けてマリカ戦法だね!」
マリカ「時間かかる上に頭の悪い戦法に俺の名前を付けるなよ…。」

そしてまたミュウツーの猛攻を耐える。実際にはサイコキネシスが怖いだけで ランタンの「いかく」が入ればスピードスターの威力はそこまででもなく、 フッソがコスモパワーを積んで急所ケアのためにHPは高めに保ってひたすらターンを経過させる。

サイコキネシスのPPは10、スピードスターは20、「じこさいせい」も20、「しんぴのまもり」は25。 それぞれの技を何度使ったか数えていなかったが、急にミュウツーが「しんぴのまもり」しかしてこなくなりました。

ケミカ「好機!!「しんぴのまもり」以外のPPが切れたんだ、 ここはルニットに出てもらって「ねむりごな」を狙おう!」
ランタン「キャーッ!私の「いわくだき」でミュウツーは既に虫の息!HPは1ドットですわぁーっ!!」
ケミカ「これで「しんぴのまもり」が切れたターンに「ねむりごな」を撃てば安全にボールが投げられる…!」
ルニット「恐れながらケミカ様…私の素早さではミュウツーに先手が取れず、「しんぴのまもり」が 切れるのはターン終了時、ミュウツーがターン開始時に必ず「しんぴのまもり」をするのであれば 「ねむりごな」が効くタイミングが無いかと存じますわ…」
ケミカ「ゑ゛…!!で、でも「しんぴのまもり」のPPも切れて、 「わるあがき」をしてきたら確実に倒れるHPになっちゃってるけど…?!」
ランタン「キャーッ!私、削りすぎちゃいましたわぁーッ!触れなば落ちんミュウツー!爆☆誕!!
ケミカ「こうなったら、状態異常になってなくてもボールを投げるしかない!お願いつかまって! ボールの値段とかどうでもいいから、投げる個数にかかってるよこれは…!!みんなも一緒に、もう一気に投げちゃって!!」
ビスマス「分かりました、投げます!!」
セルゲイ「灼熱の唯一王の投球を見よ!!」
ケミカ「どれでもいいから当たって〜!!」
フッソ「玉入れ競争みたいになってんぞ…」

「しんぴのまもり」のPPが切れないでくれ、と祈りながらハイパーボールを10個ほど投げていたらついにミュウツー捕獲!! 残りHPがいくつだったのかはわからないけど、マジでギリギリなんとかなったぞ…!状態異常にせずに 捕まる確率はかなり低かったと思うが、数は力でした。

ケミカ「つ、つ、捕まったー!!やったー!ミュウツーをついにGET!! これはファイアレッドの最後のミッションをこなしたと考えてもいいんじゃないかな!」
アルキル「お疲れ様。倒れちゃってる子もいるからとりあえずポケモンセンターに行かないとね」
ケミカ「そうだった…!「あなをほる」は誰も覚えてないから「あなぬけのヒモ」で脱出しなきゃ… ヒモをぐるぐる振り回して…入り口に向かって投げる!!
アルキル「いつもそうやって使ってたの?どういうこと??」

ハナダシティのポケモンセンターでみんなを回復させ、ついでにミュウツーのステータスを見てみました。 性格は何と「ようき」(特攻が下がる)。しかも特攻の個体値は0〜2、素早さも平均以下、 それ以外は平均以上。物理型ミュウツーか…。新しいな…。

次にセキエイ高原にもう一度行ってライバルがどういうメンタルで最後の部屋にいるのかを確認しに行くことにしました。 主人公に一度負け、ナナシマを冒険した後の状態なのか?それともナナシマであったことは忘れていて 初めてポケモンリーグで主人公と戦う気分でいるのか?

ケミカ「よーし、ポケモンリーグにもう1回挑戦! 手持ちポケモンは相変わらず全員レベルが50台だけど、一度殿堂入りできたんだから何とかなるよね!!」
フッソ「ナナシマのイベントこなした後だから、何かしらポケモンリーグにも変化がありそうだけど…大丈夫か?」
ケミカ「大丈夫だ、問題ない。」
フッソ「それ問題あるときのだぞ。ほら、カンナが出してきたジュゴン、レベル64じゃん! 四天王一人目がコレって、やべーだろ!!」
ケミカ「一番いいのを頼む。」
フッソ「何のだよ!?」

なんと四天王が強化されている!ハートゴールドでも強化はあったからあるかもとは思っていたが、 ナナシマで強敵を倒しまくってきた後の手持ちのレベルでちょうどいいだろうなどというのは甘かったか…!

先頭はセルゲイだったので「10まんボルト」を繰り出すものの一撃では倒せず、 ジュゴンが出してきたのは何と「かげぶんしん」。そんな素早く動けたのか…!?

それでも何とかセルゲイで倒していき、最後のルージュラはアルキルの「かえんほうしゃ」で撃破。 ギリギリ、カンナを倒すことができました。四天王の一人目でこんなにレベル差があって大丈夫だろうかと不安がよぎったが、 レポートを書いちゃったのでもう後戻りはできません。

シバ以降を無事に倒していけるのか?ライバルの時間軸はどうなっているのか?以下、次号。

2023年02月09日


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