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ニシキに「ルビー」を持っていってあげたらもう一つ石を探してきてくれと言われて 色んな島に行けるパスポートをもらったため「4のしま」へ行くことにしたのであった。

「4のしま」に降り立ったらいきなり強制イベントが発生し…。

エレメ「あっ、ケミカ!お前もナナシマに来たのか!」
ケミカ「エレメ…!」
エレメ「ま、俺様はポケモンのタマゴももらったし、この島にもう用はねーぜ! ケミカ、お前ポケモンのタマゴなんて見たことねーだろ?」
ケミカ「うーん…ない、かな…??」
エレメ「そんなんじゃ全国図鑑なんて絶対に埋まらねーぞ。じゃーな!」
ケミカ「行っちゃった…別にバトルになるわけじゃないんだね。全国図鑑って、なに?」
アルキル「カントーだけじゃなく、まあファイアレッドでいったら ジョウトやホウエンのポケモンも含んだポケモン図鑑ってことね。確かにタマゴを利用しないと図鑑は完成しないわね」
ケミカ「じゃあエレメはピチューとかピィとかのべビィポケモンが入ったタマゴをいっぱい抱えてたってことなんだね。ちょっと可愛いね」

「4のしま」には育て屋さん的な施設があるということなのか…だが今は特にタマゴを孵したいポケモンがいないというか パーティが既に固定済みなので今は育て屋さんはスルー。民家に入るとシールだかをつけてもらったみたいだが ハートゴールドみたいに「シールいれ」もないのでどこにくっつけられたのだろう、と思ってあちこち探したらトレーナーカードに ちょみっとマークがついていたので恐らくコレなんだろう。殿堂入りした証っぽいです。

さらに右に進んでいくと「いてだきのどうくつ」というダンジョンを発見。 一度踏むとヒビが入り、2回目を踏むと穴が開いて下の階に落ちるというギミック床のある洞窟です。 くまなく回ってアイテムを回収し、ウリムーなどのまだ捕まえていないポケモンもゲッチュ。

進める方向へ進んでいくと「たきのぼり」の「ひでんマシン」を手に入れました。 ファイアレッドでも「たきのぼり」は秘伝技だったのか…!

ケミカ「うーん、「いてだきのどうくつ」の入り口直後にあった大きな滝をのぼるのに必要なんだろうね」
ランタン「キャーッ!私!私だけが「たきのぼり」を覚えられますわぁーッ!!ケミカさん!「たきのぼり」要員は!私ですわよねッ!!」
ケミカ「確かにランタンしか覚えられないけど…ランタンの技は「なみのり」、「めざめるパワー(氷)」、 「いわくだき」、「おんがえし」の4つで、すでに半分が秘伝技なんだよね…」
フッソ「めざパと「おんがえし」は技マシンで覚えさせたし、ホントにギャラドスの技って恵まれてねーのな」
ケミカ「うーん…「なみのり」と「たきのぼり」を覚えてもらうメリットが全くない…だからといって、 ニャースのシリコンに頑張って拾ってきてもらった「めざめるパワー」を忘れさせるのもな〜…」
シリコン「別に試行回数さえ稼いでくれりゃいくらでも拾ってこられるものだからいーんじゃニャーの?」
ケミカ「シリコンがそう言ってくれるなら…でもな〜…うぅ〜ん…」
フッソ「珍しいぐらい悩んでるな。どういう選択肢で悩んでんだ?」
ケミカ「ランタンの「いわくだき」を忘れさせて、そこに「たきのぼり」を入れるか…」
フッソ「なるほどな。「いわくだき」は絶望的に威力が低いし、それもアリなんじゃね? 必要に迫られたらまたその時考えればいーし」
ケミカ「もしくは、「たきのぼり」要員を別で用意して手持ちに入れるか…」
ホウソ「うおおおおおお!!(バシャバシャバシャ)」
フッソ「なんか、見覚えのあるピカチュウが滝に逆らって泳いでるけど…」

ランタンに「たきのぼり」を覚えさせるのがどうしてもムダに思えてならなかったので、 一度「4のしま」のポケモンセンターに戻って「たきのぼり」要員を選ぶことにしました。 パソコンに入ってるポケモンの中で「たきのぼり」が覚えられそうな人員としてゴルダックが選ばれ、「たきのぼり」を覚えてもらうことに。

そしてまた「いてだきのどうくつ」に戻って早速「たきのぼり」を実行です。

ケミカ「よし、「たきのぼり」を使おう!」
ランタン「キャーッ!!いつの間にか上ってましたわ!ミラクルですわ!イリュージョンですわぁーっ!!」
ケミカ「なんか、ハートゴールドみたいにザザザ、みたいなエフェクトも音も一切ないんだね… ただ自動で上に進んでいくだけなんだ…」
ランタン「しかもフィールド上の表示も全く変わらず!私がケミカさんをのせて「なみのり」をしているのに ゴルダックのスズさんが「たきのぼり」をしているって、どういうことなのかしら!怪奇!摩訶不思議!アドベンチャーッ!!」
ケミカ「私がランタンに乗って、スズが後ろから押してるのかな…?」

ちょびっとエフェクトや演出に急ごしらえ感を感じながら(失礼)滝をすーっとのぼり、一番奥にはカンナさんを発見。 ロケット団数名と口論になっているようで、彼女を助けるために(多分助けは不要)ロケット団と戦うことになりました。

ケミカ「カンナと協力してダブルバトルができるわけじゃないんだね…残念」
アルキル「四天王のカンナと共闘できるのは確かにアツいし、二人でボールを投げるところを見てみたかったわね」
ケミカ「うん…それもあるんだけど」
アルキル「他に何があるの?」
ケミカ「ここに来るのに私は「たきのぼり」を使ったけど、カンナのポケモンが「たきのぼり」を ちゃんと覚えてるのかチェックしてみたかったな〜って…」
アルキル「ああ…彼女はこの島の出身みたいだし、「たきのぼり」を使わずともここに来られる道を知っているとかそういう設定があるんじゃないかしら」
ケミカ「私もハートゴールドの「シロガネやま」でロッククライムが必要な場所にいたのに手持ちポケモンにロッククライムを 覚えてるのがいなかったから、カンナも同じことが起きてないかなって期待したんだけどね」
アルキル「何を期待してるのよ…ところでロッククライムがないのにケミカは「シロガネやま」のあの場所にどうやって行ったの?」
ケミカ「まず、大きなコマを用意します」
アルキル「コマ?」
ケミカ「そのコマを思い切り高速で回します」
アルキル「??」
ケミカ「カビゴンのインジウムを出します」
アルキル「カビゴン?」
ケミカ「インジウムに蝙蝠傘を持たせます」
アルキル「傘…??」
ケミカ「コマの上に乗ったインジウムのお腹にしがみついて、空を飛んで「シロガネやま」の山頂を目指します」
アルキル「……はいはい、トトロね…。」

ロケット団が売りさばくために捕まえたポケモンたちは「5のしま」の倉庫なる場所に閉じ込めているらしい。 順調に島の数字が増えていっていますが、微塵も覚えていない「5のしま」でどのような冒険が待っているのでしょうか。以下、次号。

2022年12月09日


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