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チャンピオンロードを突き進んでいく一行。1マスで区切られた壁は普段は余裕で抜けていくんだが 今はその世界ではないので真面目に岩を押し、スイッチにのせ、通れるようになった場所から先へ進んでいきます。

なるべく1回のチャレンジでチャンピオンロードを抜けたいので手持ちポケモンたちのHPはもちろんPPを 節約しながら進んでいかなければならない…のだが。

ケミカ「エリートトレーナーが出してきたのはピッピか… 高威力の非接触技で一気に決めちゃおっか。サンダースのセルゲイの「10まんボルト」のPPはまだ残ってたよね」
セルゲイ「フッ…この灼熱の唯一王の雷撃の前に平伏すが良い!!」
ケミカ「うんうん、急所に当たって一撃だね!次のプリンもペルシアンもジュゴンもついでにお願いします!」
セルゲイ「我に相応しき猛者はおらぬものか…他愛も無い…」
ケミカ「この調子でPPを無駄にせずに全員倒せるかな。最後の1匹はラッキーみたいだけど」
セルゲイ「フッ…我に任せておくが良い………あっ」
ケミカ「ラッキーが「ちいさくなる」を使って回避率を上げちゃった…! これで「10まんボルト」のPPが無駄になっちゃうかもしれない…ど、どう?当たる?あ、外れた……」
セルゲイ「………。」
ケミカ「えっと、セルゲイありがとう、交代しよう!でも誰にしたらいいかな…ラッキーって、特防が高いんだよね…?」
フッソ「思えば俺たちって割と特殊タイプが多いのな。「かくとう」タイプが一人もいないし」

これは非常にマズイ…ラッキーからもらう攻撃よりも、こちらの攻撃が当たらないことによるPP枯れがコワイ。 プクリンのビスマスの「のしかかり」、ピクシーのフッソの「かいりき」、 ギャラドスのランタンの「おんがえし」…どれもこれもイマイチ決め手に欠ける…。

ケミカ「ど、どうしよ…ああ、困ったときのアルキル…お願いします…」
アルキル「…ちゃんと考えたのかしら?まあいいわ、何度「ちいさくなる」を積まれたって、 こっちの攻撃を全部当てればどうということはないわよね」

一度「きりさく」で急所狙いをしてみたが「タマゴうみ」で回復されてしまい、 さらに「ちいさくなる」を使われてしまって合計4回の回避率UP。何パーセントの命中率になっているのかは知らんが これはマズーイ。外すと「タマゴうみ」で回復されるから、マジで連続で当てないといけません。うーん、詰んだか?

…と、思ったらなんとアルキルが「かえんほうしゃ」を3回連続で当ててくれたので なんとかかんとかラッキーを倒すことができたのでした。最悪「やけど」ダメージで…と思ったんだが、 まさかの連続HIT。さすがはリザードン、頼りになるなあ…!!

ケミカ「やったー!勝った!勝ったよー!!ありがとうアルキル!!」
ランタン「キャーッ!!さすがはお姉さまですわ!そこにしびれますわ!憧れますわあーッ!!」
ビスマス「すごい戦いでした、感動しちゃいました…」
フッソ「さすがだな、アルキル…!」
セルゲイ「回復追い付かぬ程の的確な猛攻、見事であった!」
アルキル「ありがとうみんな…あの、それってゲームクリアのテンションじゃないかしら?まだ早いわよ?」

強敵エリートトレーナーのラッキーを無事に撃破し、ファイヤー不在のチャンピオンロードを何とか越えました。 ダブルバトル専用トレーナーが設置されていたりしたが、前の2匹であるアルキルとランタンという怪獣大戦争タッグで 難なく突破。やっぱ一番強かったのは「ちいさくなる」と「タマゴうみ」をやってくるラッキーであった。

さてチャンピオンロードを抜けて、「ここはセキエイ高原」の文字がびっしり書かれている道路は まあまあ大人しめのメッセージ量になっていて、像の配置も圧迫感は少なめというかめちゃめちゃ数が減らされていました。 壁抜けしないと見られない没テキストが使われていたりするだろうか、と思って くまなく調べてみたけど表示される場所がなくて残念なり。

セキエイ高原のポケモンセンターは厳格なBGM…であるイメージなんだがファイアレッドではジムと同じ(つまりカンナの部屋と同じ)BGMになっていて 荘厳というよりかは「やるぞー!がんばるぞー!!」的な雰囲気になっていました。

ケミカ「よ、よよよよし…!みんなのレベルは52と53…適正レベルかな!いけるかな…!!」
アルキル「チャンピオンロードを無事に抜けられたんだし、攻略に無理はないレベルなんじゃないかしら?ケミカなら大丈夫よ」
ケミカ「う、うん…じゃあみんな、いよいよポケモンリーグに挑戦だから…最後の確認しとこう…!」
フッソ「アイテムはちゃんと買い足したか?後戻りできねーんだぞ」
ケミカ「「すごいキズぐすり」、「げんきのかけら」、「なんでもなおし」を15個ずつ、 あと「かいふくのくすり」も4つ買ったよ…!」
フッソ「足りる…のか?もっとガンガン買っていーんじゃね…?」
ケミカ「あとは持ち物だね。セルゲイは「かみつく」の威力を上げるために「くろいメガネ」ね」
セルゲイ「フッ…我が牙にさらに磨きがかかろうというもの…」
アルキル「私は炎タイプの技の威力を上げるための「もくたん」ね」
ビスマス「えっと、私は低い素早さを補うための「せんせいのツメ」ですね…!なんだかすみません、 私を優先してもらってしまって…」
フッソ「他に持たせられるものってファイアレッドにはあんまないんだな。 金銀だと曜日兄弟が結構色々くれたイメージだけど」
ケミカ「フッソには大事なものを持っててもらうから、よろしくね」
フッソ「あ〜…今度は俺が「おまもりこばん」係なのね…。」

いよいよ四天王戦にINです。なるべくHPを温存しながら戦わないといけないので できれば相手1匹に対して一撃…は無理にしても、こちらにダメージのない攻撃をしてくれることを願って なるべく二撃で倒すことを目標にいきます。それはPPの節約にもつながります。PPが切れたらマジでおしまいです。

ケミカ「一人目の四天王「カンナ」は1匹目は初代と同じならジュゴンを出してくるはずだし 初代は「こおり」タイプは「みず」タイプを併せ持つポケモンが多かったからセルゲイにいってもらおうかな」
セルゲイ「任せよ!お互いレベルは52…灼熱の唯一王の格の違いを思い知るが良い!!」
ケミカ「「10まんボルト」しまくればなんとか押し切れるね…!だけど最後のラプラスが「オボンのみ」で 回復しちゃったから誰かに引こうか…ルニットは「れいとうビーム」が飛んで来たら危ないし アルキルは「なみのり」が来たらさすがに大ダメージだろうから…ここは全部半減できるランタン、お願い!」
ランタン「ランタンにおっまかせですわーッ!!キャーッ!!混乱しましたわーッ!!」
ケミカ「そうか、「あやしいひかり」があったんだ…どうしよう「きいろビードロ」で治す…?」
ランタン「はにゃにゃにゃ〜…らいじょぶれすケミカさーん、混乱してたって当てればどうということはないんれすわぁ〜…」
ケミカ呂律が回らないほどの混乱…そ、そうだね…1ターン確実に攻撃を受けちゃうより、賭けてみようか…!ランタン、頑張って!!」
ランタン「キュッピーン!覚悟!!超ウルトラハイパーエクストリームギガンティックラブリーメルシーおんがえし!!」
ケミカ「そんな技あったかな…」

「こおり」状態にさせられて回復するまでにボコボコにされる…みたいな事故が起きたら リセットも辞さない覚悟(それは覚悟なのか)だったんだけど、 被害は最小限に済んで勝利ができたので次の部屋に進み、レポートを書いてしまいました。

本当にもう後戻りはできません。果たして勝ち抜けるのであろうか…?!

2022年11月28日


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