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ポケモンリーグへ行けるようになり、いよいよチャンピオンロードへ…! …と、その前におぼろげな記憶を頼りに「1のしま」へ向かってやり残していそうなことを 確かめに向かうことにしました。

ケミカ「ここは「ほてりのみち」…あったかそうな名前だね。 これは間違いないと思う…」
フッソ「なんだよ、何を思い出したんだ?」
ケミカ「多分この先にファイヤーがいると思うんだ。そのことだけはなんとなく覚えてたんだよね」
フッソ「ってことはチャンピオンロードにファイヤーはいないのか。今からチャンピオンロードに 入るってことがキッカケでそれを思いだしたってことなんだな」
ケミカ「うん…ファイヤーの設置場所についてはファイアレッドを初めてプレイしたときに 印象深かったんだ。ちゃんと専用のダンジョンが作られたんだなって感動したんだけど、 そもそもファイヤーは初代で「ファイヤーを設置するダンジョンを作り忘れて最後に チャンピオンロードに急遽置かれた」なんていううわさ話も聞いたことがあったから トレーナーだらけのダンジョンにポツンとファイヤーがいるのが 確かに違和感があったしそれって本当のことなのかもしれないって思ってたんだよね。 まあ結局、開発中のソースコードを見てみたらチャンピオンロードは間違いなく ファイヤーのために作られたダンジョンだってことが判明したから 噂は噂だったってことが明らかになったんだけど…詳しくは 「タマムシデパート5階はロケット団のお店だった?」 の動画で解説しているので是非ご覧ください」
フッソ「長い長いセリフが長い…。」

そんなわけで、初めて「1のしま」に来た時点では「いんせき」をどこで使うのかが分からず スルーしてしまっていた、島の奥の方へ入ってみることにしました。 野生のポニータがいたり、やたら「いわくだき」で壊せる岩があります。

ケミカ「ファイアレッドにも「いわくだき」があるんだ… あれ、誰か覚えてたっけ?」
フッソ「俺が覚えてるのは「かいりき」だな。技マシンをどこかでもらってたりする?」
ケミカ「ううん、ないみたい…どこかでもらうはずだったのにスルーしちゃってたかな…」
フッソ「でも「いわくだき」がなくても進めるみたいだな。行けるところまで行っちゃうか?」

ここへきて砕けそうな岩祭り。砕かないと取れないアイテムもあるみたいだけととにかくスルーして先へ進みます。 水上のトレーナーが既に戦ってある人がいたりして、ここまでは前にも来たらしい。 さらに進むと「ともしびやま」というお山に到着しました。

「ゼルダの伝説神々のトライフォース」の闇の世界のピラミッドみたいに左右のそれた道にアイテムが置いてあります。 一度内部に入ってから外へ抜けると、ファイヤーがいる場所に到達できました。

ケミカ「いた、ファイヤーだ…!ファイアレッドの僅かな記憶は正しかったんだ、よかった…!」
フッソ「ファイヤーのレベルはいくつか覚えてる?」
ケミカ「ううん…でも、サンダーもフリーザーも初代と同じ50だったし、このタイミングで戦いにいけるなら変更されてないんじゃないかな… レベル50だと思う」
アルキル「私たちのレベル、全員50か51で揃ってるけど倒すんじゃなくて捕獲するとなるとちょっと大変かもしれないわね」
ケミカ「そうだよね、生かさず殺さずぐらいの状態でボールを何度も投げないといけないんだもんね…」
フッソ「表現がちょっと気になるけど、じゃあどういう作戦で捕まえるんだ?」
ケミカ「うーん…ギャラドスのランタンの「なみのり」でまず大幅にHPを削ってもらおうかな…?」
ランタン「キャーッ!私の出番ですわね!ざっばーんですわ!ざっばーんとやってしまいますわぁーッ!!」
ケミカ「うん、殺ってしまわないようにだけ気を付けて…!」
フッソ「変換よ…。」

ファイヤーの隣でレポートを書いて、いよいよ捕獲のためのバトル開始。 初代と違ってファイヤーが正面を向いているから、後ろから話しかけたり横から話しかけたりして 違う方向からのファイヤーを見ようとしたらどこから話しかけてもファイヤーはカメラ目線を崩さないのであった。

ケミカ「ランタン頑張って!「なみのり」!!」
ランタン「お任せを!ファイヤー!鎮火ッ!!」
アルキルそれは死んでるでしょうよ…まずまずのダメージね。残り3分の1以下ってところかしら」
ケミカ「ここからは…ランタンの「かみつく」で少しずつ削ってもらおうかな…ファイヤーの「かえんほうしゃ」もランタンなら大丈夫だね」
アルキル「あとは「ほのおのうず」や「こうそくいどう」もしてくるのね。残り1ドットぐらい、良い感じに減らせたんじゃないかしら」
ケミカ「そうだね、ランタンありがとう!じゃあ次に…あれ?ランタンを引っ込められない…」
ランタン「キャーッ!ダメージは全く問題なくても「ほのおのうず」にとらわれちゃってますわーッ!!」
ケミカ「そうか、拘束技の途中はポケモンの入れ替えができないんだった…じゃあこの間に…」
アルキル「この間に?」
ケミカ「初代におけるターン経過の常套手段!「ポケモンのふえ」を奏でる!!
アルキル「そうね…うーん、ファイヤーが怒ってるわ〜…。」

ランタンが「ほのおのうず」から解放され、やっと「ねむりごな」を覚えているラフレシアのルニットに交換ができました。 しかしファイヤーの「かえんほうしゃ」を食らってしまい、HP最大の状態から残り4に。 それでも数個のボールを投げてみたが捕まらず…。

ケミカ「ファイヤーが目を覚ましちゃった…!やっぱりHPの残りが1ドットとはいえ、ファイヤーは本当につかまりにくいね…!」
アルキル「ファイヤーが「こうそくいどう」を出してきたらルニットももう1回「ねむりごな」が使えるけど、どうかしら」
ケミカ「そっか…!あれ、ファイヤーが出してきた技は…「こらえる」…?そんなの覚えてたの!?」
アルキル「あら、これを利用すれば簡単にHPを1にできるわね…ランタンの削りでHPがいくつになってるのかが分からないけど、 もう1回攻撃してみる?」
ケミカ「なるほど、確実にHPを1にするんだね…!ルニット、「ねむりごな」じゃなくて「いあいぎり」をやってみてくれる?」
ルニット「かしこまりました…(スパッ)」
ケミカ「…ああ、綺麗に切れちゃった…」
ルニット「申し訳ございません…」
アルキル「そりゃ倒しちゃう確率の方が高いんだから仕方ないわよね。倒れちゃったファイヤーはもう捕まえられないんだから早くリセットしましょ」
ケミカ「あ、うん…見事に切れちゃってるね…」
アルキル「さすがはルニットね。なに、どこが切れてるの?羽?」
ケミカ「ううん、くb」
アルキル「置いときなさいそんなの!放送できないわ!リセットよリセット!!」

ファイヤーが「こらえる」なんていう捕獲にピッタリの技を覚えていてくれたので改めて捕獲チャレンジ。 ランタンの「なみのり」⇒「かみつく」の間に「こらえる」をやってくれたらHPを1にできるんだが、 どうあってもルニットの「ねむりごな」で「ねむり」にしないとまず捕獲はできないだろうからルニットに交代をしないといけない。

だがファイヤーが覚えている技が「かえんほうしゃ」、「こうそくいどう」、「ほのおのうず」、「こらえる」の4つで 大抵は「こうそくいどう」を使われるのでルニットが素早さで負けた状態で交代することになってしまう。 つまり、死に出ししない限りルニットは「ねむりごな」を使うまでにファイヤーの攻撃を2回受けてしまうのである…。

ルニットは「かえんほうしゃ」は1発を乱数がいいと耐えられるが、倒されてしまう確率の方が高い。 「ほのおのうず」は余裕で耐える。なので、交換の際に「ほのおのうず」だと安全。 もちろん「こらえる」と「こうそくいどう」も安全。

ランタンでHPを1まで削る⇒ルニットに交代、「かえんほうしゃ」以外の技を受ける⇒もう1回ファイヤーの攻撃、 「かえんほうしゃ」以外の技が出る(もしくは耐える)⇒「ねむりごな」が当たる これらを満たした後にようやくボールを投げられるということです。

しかしまあ捕まらないこと。「こらえる」があるから捕まりにくい補正でもかかっているのか…?! 一応、ハイパーボールは26個持ってきたんだがこれらを全部投げないといけない捕獲劇なんて大赤字である。

ケミカ「10800円…うう、これで12000円…!」
フッソ「だから換算するなっての…ルニットが何とか「ねむりごな」を当ててくれてるけど、 10回ハイパーボールを投げても捕まらないか〜…」
ケミカ「ダメだ、リセットします!予算オーバーです!!」
フッソ「いくらで見積もってたんだよ…」

これはもう、確率の問題なのだから試行回数を稼ぐしかない! ルニットが倒されてしまわないような装備がないかとリュックを探るがダメージ軽減アイテムみたいなのはなかったので ファイヤーをなるべく早くHP1まで削り、「ねむりごな」を当ててボールを投げる体制を整えるまでを 素早く何度も何度もやることにしました。ファイヤーは無事につかまるのか?以下、次号。

2022年11月24日


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