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ハナダジムを攻略するぜ、と思ったんだけどカスミのスターミーが 「バブルこうせん」ではなく「みずのはどう」を連発してきて、 さすがにレベル10程度のピッピやプリンだけではヒトデマンを倒せず ヒトカゲのアルキルも参戦してもらったらHPが削れてしまい、 その状態からはスターミーを倒すことはできなかったのであった…！

ケミカ「アルキル、大丈夫？」
アルキル「うーん…私のレベルが30とはいえまだリザードに進化してないし、 タイプ相性もあるしこのままスターミーに勝とうと何度も挑戦するのは効率悪そうね…」
ホウソ「ほら！俺を連れて行った方がよかっただろ！カスミのポケモンへの有効打がないんだから、 ピカチュウに頼るのが定石だぞここは！さあ…俺の電気ショックが火を噴くぜ！！」
ケミカ「電気ショックなのに火を噴くの…？？」
アルキル「まともに取り合わなくていいわ、ほら行きましょケミカ」
ホウソ「おい！ちょっと！死ぬ気でオツキミ山越えてきたってのに！！」

というわけで恐らく本来想定されているであろう攻略手順と思われる、「みさきのこや」に 先に向かうことにしました。5人抜きをすれば豪華賞品がもらえる、とのことだが…。

エレメ「ケミカ！まだこんなところでうろちょろしてたのか！」
ケミカ「エレメ…！」
エレメ「俺なんか強いの色々捕まえちゃって絶好調だぜ！」
ケミカ「そっか…私は欲しかったポケモン捕まえるのにすごく時間かかっちゃったからな〜…オツキミ山3往復分ぐらい…」
エレメ「どれどれ、ケミカはなんか捕まえた？見せてみろよ」

というわけで、橋に入る前にエレメとのバトル。 ここのピジョンはやたら強いイメージだが、レベルは17だった。 確か赤緑だと18だったから、ほんのちょっぴり調整されたようだ…。

だけどレベル30になっているヒトカゲのアルキルの敵ではなかった。 初手でプリンのビスマスを出して「うたう」で眠らせ、その隙にアルキルに交代して倒しました。

2匹目に出てきたのはケーシィ…ではなく、タイプ有利だからかゼニガメだった。 ピッピのフッソに交代し、またまた「うたう」で眠らせてからアルキルに交代して倒す。

ケーシィはコイキングのランタンが安心して戦えるので「たいあたり」を乱発し、 最後のコラッタはフッソとビスマスで何とか倒して終了。 カスミとはえらい違いだ、安心して戦える…。

エレメ「俺、マサキの家に行って珍しいポケモンたくさん見せてもらっちゃったもんね！ 何しろマサキは有名なポケモンマニアだからな！パソコン通信のポケモン預かりシステムもマサキが作ったんだぜ。 お前も使ってるんなら一度お礼に行けば？」
ケミカ「そうなんだ…まだイシツブテ預けただけだけど、行こうかな…」
エレメ「おっと、それといつも俺に先を越されて可哀想なケミカにこれを恵んでやるよ」
ケミカ「えっ…「ボイスチェッカー」…？あ、ありがとう」
エレメ「有名人についての発言をいつでも再生できるアイテムだよ」
アルキル「そんなこと言って、どうせ変なもん仕込んでんでしょ。GPSとかマイクとか」
エレメ「してねーって！やめろよ人聞きの悪い！！」

全く覚えていなかったが「ボイスチェッカー」なるアイテムをもらいました。 開いてみると、オーキド博士、タケシ、マサキなどについての発言が2つずつぐらい聞けました。

「マサキ兄ちゃん、ポケモンいっぱい持ってるよ！珍しいポケモンも集めてるって」というセリフはあったけど、 今回ファイアレッドで確かに聞いた「マサキのヤツ！珍しいポケモンを手に入れるためには…あんなことも こんなことも、平気でするって聞いたよ！」というのは入っていませんでした。悪いうわさ話はダメってことか…。

そしていよいよゴールデンボールブリッジの5人抜きに挑戦。 育てたいプリンのビスマス、ピッピのフッソ、コイキングのランタンをそれぞれ1匹目として出し、 ビスマスとフッソは「うたう」で相手を眠らせてから、ランタンは何もせずにすぐに、 ヒトカゲのアルキルに交代して経験値を稼いでいきます。

だがこの戦い方だとアルキルに少なからずダメージが入ってしまうので、さすがに5人連続は危ない、ということで 5人目に挑戦する前に一度ポケモンセンターで全回復。改めて最後のボーイスカウトというかキャンプボーイと戦って勝利。 と、いうところで…。

ケミカ「あっ……どうしよう」
アルキル「なに？どうしたの」
ケミカ「あのね…昔聞いたことがあるんだけど、ゴールデンボールブリッジの最後のトレーナー、 ロケット団からもらえる「きんのたま」って、全滅するたびに何度ももらえるんだって」
アルキル「ああ、あったわねそんなの…なに、やってみたいの？」
ケミカ「ファイアレッドは初代とは比べ物にならないぐらいバグらないから、 こういうのは積極的に試してみたくて…！」
アルキル「はいはい、じゃあロケット団戦で負ければいいのね。 さっき回復しにいかなきゃよかったわね…」
ケミカ「ゴメン〜…」

ロケット団から「きんのたま」をもらい、そしてバトルへ。1匹目はアーボで、 「まきつく」、「どくばり」、「にらみつける」、「かみつく」を覚えているようです。 手持ちの4匹は全員HPほぼ満タンなのでレベル30のアルキルをどうやって倒してもらうか…。

「どくばり」で「どく」になれば確実か、と思ったんだけど間違って「ひっかく」でアーボを倒してしまった。 や、やべえ…2匹目は強いポケモンを出してくれ、と思ったらズバットだった。倒されるのが難しい…！

攻撃せずにターンを経過させられる技がアルキルは「こわいかお」しかなく、しかもPPは10のみ。 フッソは「なきごえ」、「うたう」、「アンコール」が攻撃技ではないが、 ズバットの攻撃を下げてしまうのはこちらを倒してもらうためにはよろしくないし、眠らせるのも効率が良くない。 しかし「アンコール」はPPが5しかない。

ビスマスは「はたく」、「まるくなる」、「うたう」の3つの技があるがどれもこれもズバットに向けて放ってはならない。 ランタンは最強の技である「はねる」があるので問題ないが、他の3匹をどうやって倒してもらうか…！？

というわけでひたすら交換作戦に出ることにしました。ズバットが攻撃しようがしまいがとにかく交換しまくり、 ダメージを受けていく。ズバットの「ちょうおんぱ」でアルキルが混乱したときに「こわいかお」を出して 自傷してくれることを期待したが「こわいかお」のPPが尽きてしまい、 それ以降は「ちょうおんぱ」を受けた後も自傷チャレンジができずにただただ交代。

めちゃめちゃ時間がかかってしまったが、ついにズバットのPPが切れて「わるあがき」を出してきたターンに アルキルが倒され、全滅することができたのであった…！長かった！長すぎた！！

アルキル「何十分かかったのかしら…？これでまた あのロケット団のところに行ったら「きんのたま」がもらえるってことなんでしょうけど…」
ケミカ「もう1回やってみていいかな…！？」
アルキル「目は閉じてるのにものすごく澄んだ目ね…せっかくのバグ技だものね、いいんじゃない？」
ケミカ「ありがとう！ってことは、「きんのたま」をもらったらすぐにまた再戦だから すぐに全滅できるようにしておかないといけないね…よし、みんなをパソコンに預けちゃおう」
アルキル「ほどほどにしときなさいよ…」
ケミカ「う、うん、ほどほどにする！じゃあ今のところ一番レベルが低いフッソ、一緒に行こうか」
フッソ「おおっ…ケミカ、連れてくの俺だけ？」
ケミカ「そうだよ。ランタンでもいいんだけど、せめて1匹目のアーボは倒して経験値は稼ぎたいからね」
フッソ「…ん？1匹目のアーボは倒すけど、2匹目のズバットは？」
ケミカ「作戦は後で話すから、早く「きんのたま」もらいに行こう！」
フッソ「はい…」
ホウソ「………。」
フッソ「なんか背中が焼けるような視線を感じる…」

というわけでロケット団の元へ行ってみると、本当に「きんのたま」をくれました。 そしてそのまままたバトルへ。

この現象は赤緑だとどうなんだろう、というのは遥か昔にやったことがあった記憶はあるんだが、 「きんのたま」は1回しかもらえなかった、ということしか覚えていないので実際にやってみました。

ケミカ「というわけで、赤でゴールデンボールブリッジに来てみました」
ホウソ「ううう、俺、いる…！！」


ケミカ「泣かないでホウソ…女の子のぼくがいる世界は、今のこの世界とは違う場所だから 同じ人間だけど別の人生を歩んでるんだよ。ホウソは初代のポケモンで、ぼくも初代の主人公。 女の子のぼくは冒険を最初から始めてるからホウソと出会わないファイアレッドという世界もあるというか、 ホウソが出会いにいくのがイレギュラーというか…」
ホウソ「うええ、もうなんでもいいです…ケミカの手持ちポケモンでいられるなら なんでもいい…俺、いる…！！」
ケミカ「あははは…あの、言いにくいんだけど」
ホウソ「ぐすっ……なに？」
ケミカ「このロケット団にわざと負けるために、今手持ちにいるのレベル5のメタモンのタンタルだけなんだよね…」
ホウソ「俺、いない…！！」

というわけで、赤でロケット団から「きんのたま」をもらい、自己紹介をされ、激しい勧誘をされ、 そのままバトルに。だけどレベル5のメタモンだけではアーボに勝てるはずもなく、 「まきつく」されている間は赤緑だとこちらは全く動けないことも相俟って、あっさりと全滅。

オツキミ山の前のポケモンセンターにワープしてしまったのでパソコンからピジョットのトリウムを出して 「そらをとぶ」でハナダシティまで戻ってみました。

ケミカ「ロケット団員はいるけど、目の前に来ても反応がない…」
ホウソ「話しかけてこないな。さっきは目の前のマスに乗ったらイベントが起きたけど」


目の前のマスに乗ると5人抜きおめでとう！と呼び止められて「きんのたま」をもらい、 そのままバトルになるという流れだったけどそれが起きません。でもロケット団はそこに存在したままです。

ケミカ「こちらから話しかけてみたら、 「それだけの腕があればロケット団でも偉くなれるのにもったいないぜ！」っていう、 勝った後のセリフを言われるね」
ホウソ「それだけの腕って、メタモン出して負けただけだよな…？」


ヤマブキジムはおかしいし修正されてるけど、 5人抜きをしたのは事実でありその実力を認めてくれているということかもしれないし、 この人に負けても勝った扱いになるというのは「仕様」なのかもしれません。 （ピカ版でも試してみたが、負けても勝った扱いになって「きんのたま」は1回しかもらえず）

だがファイアレッドで負けたら勝ったフラグが立たないというのはやはり赤緑の挙動はミスだったということなのか…？ その「ミス」を修正し、負けても勝った扱いにならないようにしたけど 何度でも「きんのたま」がもらえる、という方は見落とされていた…ということか。分からん…。

ただ、負けても勝った扱いにしない、だけど「きんのたま」は1回しかもらえないようにするには 一連の長いイベントを途中で切るか、負けた時に再戦用のイベントを用意しないといけない。 うーん、メンドゥー。

別に「きんのたま」が何回もらえてもいいでしょ、と開発者様は把握しておられたけど 容認された、というパターンかもしれません。

そして世界はファイアレッドの世界へ。

ケミカ「ホントに二つ目の「きんのたま」がもらえちゃった…！」
フッソ「だけどさっきのロケット団とのバトルになったぞ！俺一人でどうすんだ！？」
ケミカ「フッソのレベルはまだ12だけど、レベル15のアーボなら頑張ったら倒せない？」
フッソ「うたう、使っていいならいけるかもだけど…」
ケミカ「なるべく、アーボを倒すときにフッソも倒れそうな状態、ってのが理想なんだけど…」
フッソ「俺が死にかけてるのが理想……」

アーボを倒した経験値はもらい、2匹目のズバットは倒してはいけないのでフッソがとっとと倒れるのがスムーズ。 途中でフッソが「おうふくビンタ」を覚えたのでアーボを倒すの早くなったけど 1回に与えるダメージ量にすごく振れ幅があるので、アーボに「どくばり」を「アンコール」して 「どく」状態になってからアーボを倒すようにしました。

ケミカ「ま、またもらえちゃった…！いいのかな、こんなに…」
フッソ「おい…何回やる気だ…？全滅するたび賞金払い続けて、所持金ゼロになってるぞ！」
ケミカ「あはは…ええと、楽しくて…」
フッソ「あのロケット団も、毎回ケミカから200円ぐらい賞金もらってるけどどう考えても赤字だろ…」
ケミカ「最初は400円ぐらい払ったけど、その後は200円ちょいだね。だから、所持金がなくなってからが 真の収入になるんじゃないかな！」
フッソ「別にこのゲーム金欠にならねーだろ！ちょっと、「きんのたま」いくつになったんだよ？」
ケミカ「…15個です」
フッソ「やりすぎだやりすぎ！！」

目標はざっくり20個に決めて、ひたすら往復を繰り返していました。 「きんのたま」10個で50000円。だけどロケット団員は仕入れ値がいくらなのかわからないが それ以上の出費になっているはず。ロケット団勧誘経費、高すぎ…？

ケミカ「アーボを倒して、フッソが「どく」状態になってるからいい感じだね」
フッソ「げふっ…今回も順調に死ねそうだな…」
ケミカ「ズバットの「きゅうけつ」を「アンコール」したら、アーボの「にらみつける」を3回受けた状態なら フッソが「はたく」を連発しててもこっちが負けられそうだね。フッソ、頑張って！」
フッソ「ズバットの「きゅうけつ」でまあまあダメージ食らって、ズバットはHPを少し回復して、 俺は毎ターン毒でダメージならまあ…安定はしてるか。あっ、「はたく」が急所に当たってしまった」
ケミカ「あーッ！！ず、ズバット倒しちゃった…！！」

なんと、フッソが急所に当ててズバットを倒してしまいました。半分寝ながらA連打していたらこんなことに…。 しかし明らかにやりすぎだったので、ここでストップすることにしました。

ケミカ「きんのたま、16個かあ…20個まで溜めてみたかったな…」
フッソ「そんなにためてどうすんだよ、必要なアイテムは十分買えるだろ…！」
ケミカ「うん、そうだね。今後は買い物するときは「きんのたま」を1個ずつ換金してからにしよう。 金（きん）が全財産って、なんかリアルだね」
フッソ「生々しいというか…まあ、しばらくはまた全滅したとしても痛くねーな」
ケミカ「フッソが強くなっちゃったら、次はプリンのビスマスだけ連れてまた橋を往復しようと 思ってたんだけど…そろそろ先に進もうかな。みんなをパソコンから引き出そっと」
フッソ「…おいビスマス、ズバットを倒した俺に感謝しろ」
ビスマス「えっ？！あ、ありがとうございます…？？」

2022年09月13日


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