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「ふたごじま」のフリーザーの真横でレポートを書いて、いよいよフリーザー捕獲作戦開始。 ラフレシアのルニットが「ねむりごな」で「ねむり」に、 サンダースのセルゲイが「10まんボルト」でたまに「まひ」にできる…ぐらいしか 状態異常にする術がないうえにハイパーボールは道中拾った2個しかないという状態だが大丈夫か。

ケミカ「いよいよフリーザーとのバトル!セルゲイ、頑張って!」
セルゲイ「伝説の鳥よ…いざ尋常に、勝負!!」
ケミカ「す、すごいセルゲイ!1発で「まひ」を引いちゃったよ!!」
セルゲイ「しかも1ターン目から痺れて動けぬとは他愛も無い…」
ケミカ「よし、じゃあここからギリギリまでHPを削ろう!」

なんと初戦でいきなり「まひ」にできた!しかしレベル50のフリーザーの攻撃を受けたら パーティ内の誰もがヤバイので、なるべく少ないターンでHPを削っていかなければならない。

…と、思ったのだが。

ケミカ「…なんか、意外とフリーザーは 動けるターンも「しろいきり」しかしてこないね…あの 無限PPからの「れいとうビーム」連打の時代は終わってたんだ…」
アルキル「それでもたまに飛んでくるから私は今回はお休みかしらね。 ラフレシアのルニットも」
ルニット「ええ…応援させていただきます」
ケミカ「うん、そこで見ててね!いけっ、モンスターボール!!」

そして、手持ちのボールを投げに投げまくり…。

ケミカ「うそ、ボールがなくなっちゃった…」
アルキル「あらら…状態異常を引けても、捕まえられないんじゃやり直しねえ…」
ケミカ「こ、ここはフリーザーを倒しちゃって…殿堂入りしたらまた復活してる、 みたいな仕様はファイアレッドから採用されてたりしないかな…?!」
アルキル「…どうかしら。殿堂入り時には絶対にレポートが書かれちゃうから ここからぶっ続けでプレイしたとしてもやり直しがきかないわよ?」
ケミカ「そっかあ…そうだよね、やり直すべきだよね…そのためにレポートも書いたんだし…」

HPはギリギリのギリまで減らしたのだが、足りなかったようだ…! というわけで2戦目に突入です。作戦は先ほどと同じ、セルゲイの「10まんボルト」で「まひ」狙い。

ケミカ「そううまくはいかないか…! 今度は「まひ」しないまま、セルゲイが倒されちゃった…」
アルキル「どうする、私がターン稼いでましょうか?」
ビスマス「わ、私が行きます!」
アルキル「ビスマス…あなた、「うたう」は忘れちゃってて状態異常にできないわよ、 どうするつもりなの?」
ビスマス「私は非力だけど、だからこそフリーザーのHPをギリギリまで削ります! これ以上ないっていうぐらいに削ったら、ルニットさんに眠らせてもらってください!」
ケミカ「そ、そっか…「まひ」と違って「ねむり」は治っちゃうから、 眠らせるのは最後の方がボールを投げられる回数が増えるんだ…」
ビスマス「それじゃあ、いってきます!フリーザーのHPを極限まで減らしますね!」
ケミカ「頑張って…!殺さないように、だけど死に掛けぐらいの、半死半生状態までお願い!!」
アルキル「いちいち物騒なのよね…」

ビスマスでギリギリまで削り、ルニットに交換してフリーザーが「しろいきり」を 出すことを期待したが「れいとうビーム」を出され、「ねむりごな」が外れ、 ルニットが倒されてしまった…これはまた、リセット案件か…!?

ケミカ「ルニットが倒されちゃった…!」
ルニット「申し訳ありません…」
ケミカ「「ねむりごな」は命中不安技だもんね…ルニット、「げんきのかけら」を 使うからもう1回行ってくれる?」
ルニット「私でよろしいのでしたら…ですが、私の回復ターンはどなたが…」
ケミカ「フッソに出ててもらうから大丈夫だよ」
フッソ「俺?!」
アルキル「適役ね、頑張って「れいとうビーム」を耐えるのよ」
フッソ「ちょっ、1戦目は「しろいきり」しかしてこなかったくせに、 なんで今回は「れいとうビーム」連打してくんだコイツ…!? 「れいとうビーム」連打の時代、終わってねーじゃん!!
アルキル「ルニットにまた「れいとうビーム」が当たったら大変だから、 フッソが倒れたターンに死に出しした方が安全ね」
フッソ「おいいいいぃぃ!!」

今度はちゃんとルニットが「ねむりごな」を当ててくれて、先に2個のハイパーボールを投げていたら 2個目で無事にフリーザーは捕まりました。ぶは〜…激戦だった。 捕獲中に「げんきのかけら」を使うことになろうとは…。

ケミカ「やったー!フリーザーを捕まえたよ! フッソ以外は全員無事だね、お疲れ様!!」
フッソ「うぐぐぐ…寒い…」
アルキル「はいはい、「かえんほうしゃ」でいいかしら?」
フッソ「永眠するわ…!ケミカ、早くポケモンセンターに…」
ケミカ「どうせだからこのままグレン島を目指そうかなと思ってるんだけど… そんなに遠くなかったと思うから、フッソは寝てていいよ?」
フッソ「マジで永眠するぞオイ…。」

「ふたごじま」を経て、グレンタウンに向かうことにしました。 普段は壁を抜けて自由に行き来している「ふたごじま」だが、マップ構造はよく分かっていないので ちょっと道に迷っているのはナイショである…。

2022年11月08日


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