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クチバシティでもらえる「10まんボルト」、タマムシデパートの屋上でもらえる「れいとうビーム」が ことごとくタマムシのロケットゲームコーナーの景品になっていたので、意図せず急遽スロットをしなければならなくなりました。

ケミカ「スロットで遊ぶには、コインケースが必要なんだよね。 ゲームコーナー内でコインは売ってるけど、コインケースを売ってない理由って何なんだろう？ タマムシの食堂にいるおじさんからコインケースをもらってスロットをプレイできるようになるけど、 本来はあのゲームコーナーって子供は入れないはずっていう設定だったりして…」
フッソ「おやめなさい。」

パチンコ屋さんみたいな設定だし（β版では「コイン」は「パチンコだま」ってアイテム名だし）、 スロット打ってる人たちはみんな大人だし、「おとなのあそびば」ってサブタイトルついてるし、 未成年者が入り込んでしまっている感があるような…。

さて、スロットをやる前にまずは床をくまなくチェーック。 スロットをやっている人たちにも話しかけまくり、310コインを手に入れました。 これが軍資金です。

ケミカ「よし、スロットをやってみよう！ 1回で3枚必要だから、100回は遊べるね」
フッソ「下キーを押してコインをベット、Aボタンでリール回転…初代みたくA連打じゃダメなんだな」
ケミカ「なんかちょっとリアルな操作感になっているというか…絵柄はネズミや鳥じゃなくて 明確にポケモンだね。シェルダー、コダック、コイル、ピカチュウ…7、モンスターボールでできたチェリーもある。可愛い〜」
フッソ「それと、BARの代わりに「R」って文字があるな」
ケミカ「Rに羽が生えたデザイン…Rって、つまり…」
フッソ「そういうことだけど考えるのはやめようぜ。今は技マシンの為に頑張るんだろ」
ケミカ「う、うん…そうだよね！「れいとうビーム」が4000枚、「10まんボルト」が4000枚、 合計8000枚を目指してみる！！」
フッソ「改めて見るとえげつない枚数だな…シビアというかなんというか…。」

スロットの左右にはピッピがいて、推されているなあという感じがします。 当たれば喜んでくれて、外れるとスッテンと転ぶ。

実は赤緑ではろくにスロットはやったことがなく、初プレイ時はポリゴンは四天王の賞金でGETし、 それ以降はスロットには全く寄り付かなかったんだが、このたびはちゃんと7を狙って押すように心がけてみました。

すると。

ケミカ「…あれ？気づいたら4000枚たまってる… 技マシンがもらえちゃうね」
フッソ「集中して狙うと割と出る感じだな…当たり台を引けたのかもな、やったじゃん」
ケミカ「じゃあ、せっかくだから9999枚まで溜めてみようか。 時計を見てから始めたんだけど、まだ30分ぐらいしか経ってないし」
フッソ「ケミカって本当にスロット得意だったんだな。 まさか間近で見られるとは」
ケミカ「ものすごく懐かしい漫画だねそれ…2006年ぐらいに描いたやつじゃない…？」

赤緑で自分はスロットは全くプレイしておらず、ただひたすら難しいから自分には無理だとしか思っていなかったので 自分とは違ってスロットがめちゃうまい、というネタとしてそんな漫画を描いたんだが、まさかの割と稼げる施設だったとは…。

この調子で本当についでにポリゴンもらっちゃおうか、などと考え始めたその時。

ケミカ「1つ目のリールで7が出たら2つ目のリールで狙って…って感じで いいみたいだね。1つ目のリールで滑って7が出なかったらその回は捨てて、とにかく回しまくった方がよさそう」
フッソ「連チャンの仕様とか、一応赤緑のを聞いたことがあるけどファイアレッドもそれと同じなのかもな。 だとしたらRを揃えちゃダメなわけか」
ケミカ「一応揃いそうになったら外すようにはしてるけど、そこまで気にしなくていいんじゃないかな。 7だけ狙う、それだけでなんとかなるよ。…あっ、気づいたら5000枚になっちゃってる！ よかった〜、コインの為にもっと「きんのたま」をもらっておくべきだったかなって思っちゃってたから…！」
フッソ「もしそうだとしたらあのバトルを急所当てて終わらせた俺、めっちゃやらかしてんじゃん…」
ケミカ「また7が揃っちゃった！……あれ？」
フッソ「ん、どした？」
ケミカ「コインが出てこない…ボタンを押しても反応しない…！コインを入れてもリールが回らない、どうしたんだろう？」
フッソ「BGMは聞こえてるけど、スロットの画面が動かねーな…」
ケミカ「まさかフリーズ？！310枚から、頑張って5000枚溜めたのに…！レポートも書いてないし、どうしよう！ な、なんとか動いてくれないかな！？（バンバン）」
フッソ「やめろケミカ、台を叩くな！裏から怖いお兄さんが出てくるぞ！！」

なんと。フリーズしてしまいました。


悲しかったので撮影しました。せっかく5000枚まで到達したというのに、この画面のままピタリと止まってしまい、 BGMも次第におかしくなって「ビー」と鳴っているだけ。別にGBA本体を激しく揺らしたりも ボタンに手をかけたりもソフトを触ったりもしていなかったんだが…なぜだ！

ケミカ「しょうがないね、310枚からまた頑張ろう」
フッソ「なんだったんだろうなあ…GBAのソフトって、フリーズするときの挙動がなんか似てるけど、 接触不良かな」
ケミカ「DSのダブルスロットでプレイした方が安全かもしれないね…」

（しばらくして）

ケミカ「当たりにくい気がしたら台を移動して、 また少し打って…を繰り返してたらまた3000枚まで来たね。技マシンまであと少し！」
フッソ「20分ぐらい経ってるな。4000枚ちょっとになったら一回セーブした方がいいんじゃねーか？」
ケミカ「連チャン中だったらちょっともったいないけど、安全面を考慮したらその方がいいかもね。 ……あれ？ウソ、また画面が止まっちゃってるんだけど…」
フッソ「……マジか」

なんとまたフリーズ。今度は3000枚の時点で突然画面が止まってしまいました。 ファイアレッドを始めてから一度もソフトを抜いていないんだが、ソフトの角度がじわじわと悪くなっていたんだろうか…？

これじゃあ永遠に技マシンがもらえないので、とりあえず一度ソフトを挿し直してみました。 でも予兆も何もなく急に画面が凍るから、これで安全な状態になったかの判断はつかないぞ…。

ケミカ「310枚から、3度目の挑戦だね。 なんか実質技マシン二つもらえるぐらい稼いだ気がするけど、めげずに頑張ろう！」
フッソ「…確かに、必要なの8000枚だから、ホントだったらもらえてんだな」
ケミカ「でも、当たり台かどうかの見極めが早くなってきたかも…あえて 7より少し前で止めて滑るか判断するのもいいかもね」
フッソ「赤緑だと店から出るたびに当たり台が設定し直されるけど、 ファイアレッドだとどうなんだろうな」
ケミカ「同じだと思ってやってるよ。台を隣に移動するより、 一度店を出て大当たりになる確率が高い台で打つようにしてる」
フッソ「目を閉じてるのに目がマジだな…。」
ケミカ「…あ、気づいたら1時間ぐらいで9999枚になっちゃった…！初めてスロットでカンストした…！！」
フッソ「おー、やったな。これでやっと技マシンが二つもらえるってわけか。ちゃんとレポート書いておけよ」
ケミカ「う、うん！！」

金銀やルビサファやハートゴールドでも9999枚にしたことはなかったと思う…！ 7だけを狙えば310枚からでも1時間ちょいで割とカンストするということが分かりました！やったぜ！！

係員「コインと景品を交換するよ」
ケミカ「はい、お願いします！（じゃらららら）」
フッソ「ケミカの膝の上でスロット見てるのも楽しかったけど、これでようやく先に進めるわけだな」
ケミカ「あははは…」
フッソ「ん、どうした？技マシンは？ビスマスに「れいとうビーム」覚えさすんだろ？？」
ケミカ「えっと…その、つい…ポリゴンもらっちゃった…」
フッソ「なにやってんだーッ？！」

コインを自力で9999枚溜めてポリゴンをもらう、ということをしたことがなくて、 9999枚ある状態ってのが非常にレアで、ついポリゴンをもらってしまいました。 長年ポケモンやってるけど、ちゃんとスロットコイン貯めてもらうのって初で…！つい、できごころカードで…！！

ケミカ「わー、ポリゴンもらえて達成感…」
フッソ「あーあ、技マシンのためのコインが…9999枚全部だから、スッカラカンじゃねーかよ…」
ケミカ「そっか…！技マシンもらうための元手になるコインも全部交換しちゃったんだ…！」
フッソ「技マシンもらって、残ったコインでまたスロットやって9999枚溜めるべきだっただろ」
ケミカ「でも、技マシンもらっちゃったらポリゴンの為にスロットをやらない気がして… よし、コインを買ってまた1から頑張る！ゲーム用コインを「きんのたま」を売って買ってくるね！」
フッソ「こうやって沼っていくんだな…。」

どんなRPGでも、ゲームコーナーで足止めされるものなのであった…。

2022年09月23日


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