◆目次に戻る◆



クリムゾンバッジまでを入手した状態で、グレンのラボの「おうせつしつ」の おじいさんの前でカモネギの「じんすけ」だけを手持ちに入れた状態で 10年以上放置していたと思われるファイアレッド。

どうせだからせっかく7つバッジが集まってるわけだしクリア目前ということで この続きをプレイしようかなと考え、ボックスを見に行ってみました。

しかし、まあ、どういうわけかポケモンが全くいない。 フシギバナのエカポロがレベル42で、それが最高レベル。 カビゴンのインジウム、ニドリーノのニドちゃん、バリヤードのバリヤン、 ピカチュウのホウソ、ピッピのフッソ、プリンのビスマス、ラプラスのセリウム、 マルマインのデンマル…そんなもんしかいない。ボックスの上部にちまっといるだけでした。

これはどういうコンセプトでプレイをしていたのやら…?人と交換してもらうポケモンが 割合としては多めだけど、その割にルージュラがいないし、分からん…。

せっかくファイアレッドのことを程よく忘れている状態なので、 クリアをせずに最初から始めることにしました。GBAのポケモンをちゃんと思い出そう!覚えておこう!!

というわけで善を急ぐ。「さいしょからはじめる」を選び、主人公の名前はケミカ、ライバルの名前はエレメ。 自分の部屋からスタートするのでパソコンから「キズぐすり」を引き出し、 主人公の部屋にあるファミコンがバリバリの初期型やんとツッコミを入れて下の階へ。

テレビの横が調べられないので「みえない…」っていうのが出せないんだなとか思いつつ外に出て、 マサラタウンをうろうろ。NPCの位置がちょっと違うなとか思いつつ、検証は今はいいかと 草むらに突っ込み、オーキド博士に研究所へ連行される。

さて、最初に選ぶポケモンは…。

ケミカ「私はヒトカゲにしよう!名前はアルキルにしようかな、よろしくね、アルキル」
エレメ「じゃ、俺はこれ…って、ん?私??
ケミカ「うん、「さいしょからはじめる」で女の子を選んだからね。性別はもう変えられないのでそこもよろしく!」
エレメ「何がよろしく…?」

女の子を主人公にしてプレイすることがあんまりないので、これを機に女の子ケミカでGOです。 女の子ならではのセリフがもうすでにあったので、そこんとこも楽しみ。

ライバルはゼニガメをもらい、初めてのバトルはお互いに攻撃しか出さなかったのでフツーにヒトカゲが勝利。 しかし1番道路で最初に出たポケモンがレベル4のポッポで、「かぜおこし」ではなく「たいあたり」を連発してきて いきなりピンチに。結構マジで死ぬかと思いました。

あと歩く速さのせいなのか、妙にエンカウント率が高いような気もします。 いや、赤緑では本来こんなもんだっけ…?もはや普通にゲームをプレイするのが久々すぎて感覚がバグっている可能性もあります。

そんなこんなでトキワシティへ到着。

アルキル「はー、はー…なんとかトキワシティについたわね…死ぬかと思ったわ…」
ケミカ「HPが残り2だもんね、早くポケモンセンターに行こう」
アルキル「そうね…ところでケミカ、どうしてさっき私のステータスを見たの?残りHPなんてバトル画面でわかるでしょうに」
ケミカ「あっ……えーと、その…」
アルキル「なに?怒んないから言ってみなさい」
ケミカ「あの〜…金銀みたいに最初から「きのみ」を持ってたら、このままアルキルのHPが減ったままだと 自分で使っちゃうからもったいないかなって…思って……」
アルキル「なるほど、私が持ち物持ってたら預かろうとしたわけね。別にそんなことで怒らないけど、ケチくさいわね〜…」
ケミカ「ごめんなさい〜…」

HPが減ったら勝手にアイテムを消費してしまうのでは、と思ったけど持ってませんでした。 ポケモンセンターで回復し、フレンドリィショップへ。「おとどけもの」を預かる時に 初代だと「とどけもの」になっているけど、ファイアレッドではちゃんと「おとどけもの」と、 アイテム名と同じ表記になっていました。

あとオーキド博士が「特製のモンスターボール」ではなく「特注のモンスターボール」と言っていた気がする。 空白の有無や位置まで初代と同じを貫けるところは貫いているのに、 わざわざ変更しているということは変更の必要があったってことなんだろう…。

ポケモン図鑑をもらうと同時にモンスターボールをもらう初代だとレアイベントも同時に発動。 ライバルは主人公が女の子だろうとお前の出番は全くないだの姉ちゃんからタウンマップ借りていこう、 〇〇には貸さないように言っておくから云々というようないぢわるセリフは割とそのままでした。

ケミカ「じゃ、改めてマサラタウンをしゅっぱーつ。一応家で回復したし、 アルキルもレベル8になったし大丈夫だよね」
アルキル「まあ、コラッタやポッポには負けないでしょうけど…エレメの家には行かないの?」
ケミカ「えっ、行ってどうするの?タウンマップがあったら便利だけど、エレメは私に家に来てほしくないみたいだったし…」
アルキル「あれはそういうんじゃなくて…男心が分かってないわね…」

トキワシティへ再び到着、トキワジムの扉の挙動やらポケモン捕獲レクチャーおじいさんやら状態異常の説明の黒板やら色々と確認し、 ポケモンリーグ方面にいるであろうライバルと戦ってみることにしました。

ケミカ「あっ…エレメ!」
エレメ「ケミカもポケモンリーグ行くのか?やめとけ!バッジチェックの暇人が通してくれねえよ」
ケミカ「暇人…??」
エレメ「それよりお前のポケモン、少しは強くなったかよ?」

アルキルのレベルが8、他にポケモンはまだ捕まえていない状態でライバルに挑んで勝てるのか…? とりあえず初代だと無理だった。ポッポの「すなかけ」の効果を交換で解除できないし、 ゼニガメが「あわ」を覚えているのでまず勝てないイメージ。

さあ、ファイアレッドで自然に戦わせてきて主人公ポケモンがレベル8になっている状態で 勝てるバトルなのだろうか…?あわよくば負けた時のライバルのセリフを見ようとも思うわけだが…。

…と、思ったら1匹目のレベル9のポッポはアルキルの「ひのこ」が急所に当たってまさかの一撃。 次のゼニガメは1回目の攻撃で「やけど」になったので毎ターンダメージを受けるし とにかくアルキルの効果いま一つのはずの「ひのこ」の威力がまあまあ高くてなんと勝ててしまいました。

エレメ「マジか、ここのバトルで負けるとか…」
ケミカ「勝てちゃった…!アルキルがすごく強かったな…高個体値だったのかも」
エレメ「ま、いっか。ケミカもいつまでもここらにいないでとっとと先に進めよ!」
ケミカ「あ、うん…」
アルキル「女の子相手に粋がって突っかかって負けて、なんか主人公が女の子だと ライバルの強がりっぷりが可愛く見えてくるわね」
エレメ「言うなそれを!ちょっと恥ずかしいなって思ってたよ!!」

フレンドリィショップには行かず、そのままトキワの森へ向かいます。 キズぐすりは3つあるし、「どくけし」はトキワの森でとりあえず1個は拾えるはずだし、何とかなるじゃろう。

トキワの森のエンカウント率は1番道路に比べると低め、というのは初代と同じっぽい感覚。 まずは左側の草むらにがさがさと入ってみたら、なんと初エンカウントでピカチュウが出ました。

ホウソ「ケミカ…!!」
ケミカ「え、いきなりピカチュウが出ちゃっていいのかな…?せっかくだし、捕まえようか」
ホウソ「(よし…!)」
アルキル「そうねえ…このままボール投げちゃう?」
ケミカ「一応、HPを少し減らしてみよう。「ひっかく」か「ひのこ」かどっちがいいかな」
アルキル「どっちも微妙ね…威力が低そうな「ひっかく」にしておきますか」
ケミカ「分かった、じゃあ「ひっかく」で!」
ホウソ「げはっ!」
アルキル「…やだ、急所にも当ててないのに倒しちゃったわ」
ホウソ「うぐぐぐ……」
ケミカ「あっ、大変!アルキルがピカチュウの「せいでんき」で「まひ」しちゃった…! ルビサファ以降は「とくせい」があるのすっかり忘れてた〜…」
アルキル「まったく初戦でついてないわね、ピカチュウなんて素手で触るんじゃなかったわ」
ホウソ「お前…!人を汚物みたいに…!!」

いきなり出てきたピカチュウは、いきなり倒してしまったので捕まえられず。 しかしアルキルがピカチュウを一撃で倒したにもかかわらず「せいでんき」で「まひ」してしまうとは… ダンジョンに入って早々、幸先がよろしくありません。

…と、思いきや。

アルキル「「まひ」なんていきなりもらっちゃって、 トキワシティにいったん戻る案件かと思ったけど…」
ケミカ「ビードルの「どくばり」で「どく」を食らう心配がないから、 これは逆に良かったのかもしれないね」
ホウソ「俺のおかげだな!」
ケミカ「あ、さっきのピカチュウ」
アルキル「弱いくせにしつこいわね。今のケミカのパートナーは私なのよ。 あんたの出る幕はないの、引っ込んでなさい」
ホウソ「がーん…!おい、嘘だろ?俺、脇役なのか!?ピカチュウを脇役にするのか?!

「トキワのもり」の草むらの幅が変わっていたけど最後の虫取り少年が落とした「キズぐすり」は 絶対に一番左の列にあるに違いないと思って調べたらやっぱりあってニヤリと悪い笑顔を浮かべ、ニビシティへ。

まずはニビ科学博物館へ入って異状がないか調べ、次にジムをスルーして進めるのか試しましたが やっぱりニビジム誘導員は健在。タケシと戦ってみなよ!と言った後に右ではなく左に 帰っていくところが自然な移動に見えるよう変更されている…!と思ったけど、左は岩の壁しかないので 左に行き、上に向かわないといけないけど左に行き、画面外に行ったら動けるようになったため やっぱり突然の消滅感はちょっと残っていました。

アルキル「ニビジムに挑戦してみる? 私も「メタルクロー」を覚えたし、何とかなるんじゃないかと思うんだけど」
ケミカ「タケシの手持ちポケモンのレベルが分からないからなあ… アルキルのレベル、13だけど大丈夫かな」
アルキル「ま、やるだけやってみましょ。まずは手前のボーイスカウトからね」

ボーイスカウトの手持ちがディグダとサンドではなく、片方がイシツブテになっていました。 確かに、「いわ」タイプのジムなのにちょっと謎な手持ちではあったか…。

アルキルの「メタルクロー」と「ひのこ」で余裕で勝利してしまいました。ヒトカゲ、強いぞ…! レポートを書こうかと思ったんだけど、そのままの勢いでタケシにも挑んでしまうことにしました。

アルキル「イシツブテのレベルは12…あら、私より低いじゃない」
ケミカ「さっき、メタルクローで攻撃が上がったから…イワークの前に攻撃が上がるなら その方がいいかも。まずはイシツブテはメタルクローで倒してみて」
アルキル「はがねタイプは確かに有利だけど、爪が折れやしないかちょっと心配になるわね…」

イシツブテはあっさり倒してしまい、攻撃も1段階上昇した状態でレベル14のイワークが登場。 「がまん」をしてきたら「なきごえ」を連発しておこう、と思ったらなんと出してきたのは「しめつける」。 アルキルには微弱なダメージが入り、さらに「しめつける」のダメージを受け続けることに。

アルキル「……」
ケミカ「アルキルがイワークの「しめつける」のダメージを受けてる!大丈夫!?」
アルキル「まあ、大したダメージじゃないけど…」
ケミカ「なに?どうしたの?」
アルキル「…さっき、イワークの2回目の攻撃を受けたのよね。1ターン目が「しめつける」だったの」
ケミカ「うん…?」
アルキル「で、2ターン目に出してきた技が、「たいあたり」だったのよ。 「しめつける」のダメージを受けながら、さっき「たいあたり」されたの。イワークはどんな動きをしたのかしら…」
ケミカ「ええと、アルキルに巻き付いて締め付けた後、一瞬離れて距離を取って、「たいあたり」して、またすぐにぐるぐると…」
アルキル「器用ね…」

イワークは「しめつける」と「たいあたり」をしてきただけで、 「ひのこ」で「やけど」にもできたのでアルキルがほとんどダメージを受けることなくタケシに勝ってしまいました。

ケミカ「う〜ん…アルキル、普通に強いね…個体値高そう…」
アルキル「どうかしらね。私の持ち物チェックしたとき、ステータスは見てみた?」
ケミカ「ううん、持ち物のアイコンの有無しか見てない…」
アルキル「…ま、いいでしょ。ちょっと見てみなさいよ」

アルキルは性格が「ゆうかん」、HPと攻撃と防御と特攻の個体値が最高かもしれないぐらいに高く、 特防は並程度、素早さは平均以下という感じ。これはなかなかの個体だったかもしれない。 性格のことすっかり忘れていたんだが、厳選せずとも攻撃が上がる性格でよかった…。

ケミカ「そろそろ仲間を増やしたいけど…誰を捕まえよう?」
アルキル「先へ進みがてら考えましょ。次に目指すはオツキミ山ね」
ケミカ「ニビジムでほどんどダメージ受けてないから、そのまま行っちゃう?」
アルキル「あら、大胆ね。まあ何とかなりそうな気はするけど…」
ホウソ「待てーい!!」
ケミカ「わ?!」
アルキル「さっきの弱いピカチュウ…なんなのよ、どいてくれる」
ホウソ「トキワの森に戻れよ!この時点で貴重な電気タイプのポケモン、捕まえてから 先に進んだ方が攻略上有利だぞ!?」
アルキル「…行きましょ、ケミカ。ヘンなヤツからは私が守ってあげるわ」
ケミカ「え、えっと…」
ホウソ「おい待て!マジか!?マジで俺、脇役なのか…!?」

オツキミ山への道の最初のトレーナーの下でレポートを書いてとりあえずここまでで終了にしました。 秘伝技のこととか最終パーティのこととか考えながら進もうと思います。

2022年09月08日


◆目次に戻る◆





inserted by FC2 system