このサイトにしては珍しくいち早く世間の情報をキャッチしてしまった。 誰かから教えてもらったのではなく、この前Twitterに「いかないで」の歌ってみた動画を投稿したとき Twitterの右側に「ポケットモンスターダイヤモンドパール」のリメイクが11月19日に発売されるみたいなことが書かれていたのである。

おお、ダイパのリメイクが来たのか。それは実にめでたい。実にめでたいが、リメイク前をクリアしていない現状は非常にまずい。

最後にダイパのプレイ日記を書いた=プレイしたのはいつだ。えーと、去年の10月。1年以上経っとる。 どこまでプレイしたのかは覚えている。四天王とのバトルの直前だ。パーティはどうなってる。 えーと…。

フィライト(ポッタイシ)レベル45、サーラ(ルカリオ)レベル48、デイサ(ムクホーク)レベル37、 モース(ビーダル)レベル36、エドネル(リーフィア)レベル48、ジェイダ(レントラー)レベル58。

勝てるわけがない。圧倒的にレベルが足りない。 ってか秘伝要員2匹は置いてこい。それでも控えにも強いのがいない。秘伝要員=旅のパーティなので、 育成という行為をしていない以上旅のパーティこそが現段階の最強のパーティなのである。

どうすんだ。クリアできないじゃないか。レベル58のレントラーのジェイダだけはなんとか戦えるかもしれないが、 初代ポケモンの四天王のレベルから考えるとやっぱり全員50はほしいところだろう…でも今からポケモンの レベル上げをしている時間はないし…。

アルベルト「とりあえず、ジェイダと…エドネルは連れていこうか。」
フィライト「ボクを1レベル上げてせめてエンペルトにしたらどうでしゅ?」
アルベルト「レベル46のエンペルト…まあ少しは戦力になるかな?「げんきのかけら」で 他のポケモンを回復させている間の時間稼ぎぐらいには…」
フィライト「普通に戦わせるでしゅよ!!」
エドネル「俺もギリギリレベルが足りてない気がするんだよな…ってかレキセ(グレイシア)はどこ行った?」
アルベルト「あー、さっきボックス見たら「レキセ」って名前のイーブイがいたな…」
エドネル「まだ進化してねーのか、あいつ…」

やはり明らかに勝ち目がない。ただのジムリーダーならまだ何とかなるかもしれないが相手は四天王、4連戦+チャンピオン戦という過酷な戦いである。 堂々とチャンピオンと戦って勝利できるかを決めるのならばそれぞれのバトルの前で全回復させてくれ…!!

…というか、まあバトル後の回復はアイテムで何とかなる。問題は、相手の攻撃で一撃死を連発しそうな虚弱パーティでは バトル中の回復が全く追いつかなくなってしまうのだ。「げんきのかけら」を毎ターン使って相手のPPを枯らすなんていう 金のかかる戦いはまだできない。

と、いうわけで…。

アルベルト「ねえマリえも〜ん」
マリカ「誰がマリえもんだ。なんだよ!?自分で育てたポケモンで戦いたいとか、前回言ってただろ!?」
アルベルト「そんな1年前のことはいいじゃない!」
マリカ「よくねーよ!!…なに?ハートゴールドからやっぱポケモンを貸せって?」
アルベルト「う、うん…その、えーと…なるべく…」
マリカ「ああ、あんまりに強いのだと圧勝しちゃって面白くないもんな。丁度いいレベルのにしろってことだろ」
アルベルト「一番いいのを頼む。」
マリカ「お前な……。」

ハートゴールドでバトルフロンティア用に育てたポケモンをレンタルすることにしました。 ポケモンスタジアム時代にだってレンタルポケモンっていたし、問題ない。

アルベルト「じゃ、ちょっとボックス見るね。うーん…誰にしようかな〜…」
マリカ「…ちゃんと返せよ?」
アルベルト「とりあえずトゲキッスをキープで」
マリカ「……。」
アルベルト「あとは…あ!エンペルトいるじゃん!ハートゴールドにもフィライトいたんだ〜!」
フィライト「は、はあ…ハートゴールドのボク、レベル76でしゅけど…ちょっと高すぎないでしゅか…?」
アルベルト「レベル48のリーフィアのエドネルは連れていこうと思ってるから、相殺されるので大丈夫です」
フィライト「ちょっと何言ってるか分からないでしゅ…」
アルベルト「ずつき、れいとうパンチ、あなをほる、ふいうち…うんうん、オオタチのプロトアも借りまーす」
マリカ「タイプ補完か…トゲキッスのアインスタは「かえんほうしゃ」と「はどうだん」を覚えてるからいいかもな」
アルベルト「そうだね、あと足りないのは…眠らせたり混乱させたりできるのいない?なんかマリカのボックス、 攻撃技4つの脳筋ポケモンしかいないんだけど」
マリカ「貸してやってるっつーのに…仕方ねーだろ、バトルステージ用にいろんなタイプの攻撃技が必要だったんだよ。 状態異常で戦うっていったら…ブラッキーのシュアルカはどうだ?「どくどく」の後に「まもる」を連打してたら勝てるぞ」
アルベルト「うーん…トレーナーって「かいふくのくすり」を使ってくるから、じわじわ削ってたら一気に回復されそう…」
マリカ「あ〜…バトルフロンティアは道具使ってこないからなあ…じゃああとは、コイツぐらいか」
アメリシ「私をダイパに連れていくつもりなのか?ハートゴールドに帰って来られるのならば構わないが…」
アルベルト「色違いのキレイハナ…!技構成は、エナジーボール、こうごうせい、フラフラダンス、ねむりごな… 攻撃技が草タイプしかないなら、エドネルとあんまり変わらないかな…」
アメリシ「フラフラダンスは命中率100%で相手を混乱させる優秀な技だぞ。マリカが珍しく別のポケモンから遺伝させて 私に習得させたんだ、使い勝手は非常に良い」
アルベルト「そっか…レベルも60だし、エドネルより10も高いんだから戦力になってくれるかな。 倒れたとしても最大HPが低いから安い回復アイテムで全回復させられそうだし」
アメリシ「死ぬこと前提の戦いなのか…。」
マリカ「じゃあこれで、キレイハナのアメリシ、オオタチのプロトア、エンペルトのフィライト、あとトゲキッスのアインスタでいいか?」
アルベルト「うーん…リーフィアのエドネル、レントラーのジェイダと合わせて6匹で丁度いいかな。じゃ、交換お願いしまーす」

というわけでDS二台をリビングに持ち込みハートゴールドとパールでワイヤレス通信で交換開始。 どうやるんだっけ、確か片方が片方に話しかけるんだったよな。おお、お互いのポケモンの一覧が表示された…が、 しまったポケモンが持ち物持ったままだ。アメリシが「きあいのタスキ」なんて持っている、どう考えてもバトルフロンティア用のアイテムだ…!

パールにハートゴールドのアイテムを貸し出すのもアリかなと思ったが、元がどっちのアイテムだったか、 必要な時に探すのがイヤだったので全部のポケモンから持ち物を預かってもう一度交換開始。

マリカ「じゃ、アメリシを送るぞ」
アルベルト「じゃあイシツブテを送りまーす」
マリカ「通信ケーブル時代と違って、同時に送れるのがいいな」
アルベルト「…え?どういうこと?交換なんだから、同時でしょ?」
マリカ「いや…なぜか片方が送って、手元に届いたら、次にもう片方が送るっていうシステムだったんだよな」
アルベルト「えええ!?じゃあ、片方に2匹になる瞬間があるってこと!?2匹とも持ち逃げできるじゃん!」
マリカ「なんで持ち逃げする側なんだよ…いや、演出上ってだけで実際はできんからな」

こうして、イシツブテ、コロボーシ、ズバット、ワンリキーをパールから送り、キレイハナ、オオタチ、エンペルト、トゲキッスの4匹が ハートゴールドから送られてきたのでした。

アルベルト「よし、これで四天王用のレンタルポケモンを交えたパーティが完成したね」
エドネル「俺もジェイダもハートゴールドで孵化して努力値入れたから「おや」がマリカなんだよな」
アルベルト「え、じゃあぼくが「おや」のポケモンが1匹もいない…!?」
エドネル「ま、確実にチャンピオンに勝つには仕方ねーよな。ところでこのまま挑戦すんのか?持ち物は?」
アルベルト「そうだった…みんなに持ち物を持たせないと。ジェイダは元から「かいがらのすず」を持ってるからそれでいいけど、 やっぱり連戦用に「たべのこし」と、「げんきのかけら」代を捻出するために「おまもりこばん」は持たせたいかな〜…」
エドネル「バトルに有利なのを持たせろよ…ってか、「たべのこし」も「おまもりこばん」もまだ入手してなくね?」
アルベルト「あ、あれ?!まだ持ってなかった…!?いや、ボックスの中の誰かに持たせたままなのかも! えーと…ルカリオのサーラが持ってるのは…「がくしゅうそうち」か…」
エドネル「ビッパのモースもなにか持ってるみたいだぞ」
アルベルト「えっ!モース、何を持って……「きよめのおふだ」……。」
エドネル「…そんなの持たせて旅するから俺たちのレベルが上がらねーんだろうが…」

「ゴツゴツメット」なんてないかな、と思ったがアレはブラック・ホワイトからの道具だった… 仕方がないので「〇〇プレート」というタイプの技の威力が上がるアイテムをポチポチと持たせることにしました。

アルベルト「アインスタは「あおぞらプレート」でエアスラッシュの威力を上げよう。 エドネルは「きせきのタネ」、アメリシは一応「せんせいのツメ」を持たせて素早いポケモン相手にワンチャンあるようにしようか」
プロトア「あの〜…」
アルベルト「どうしたの?」
プロトア「あっしはどうして「くろいメガネ」なんスかね…」
アルベルト「ハートゴールドでは「ヨプのみ」を持ってたみたいなんだけど、四天王では木の実はちょっとね。 だから「ふいうち」の威力を少しでも上げるために、それで我慢して下さい」
プロトア「視界が悪いッスね…夜だってゆーのに…」

ポケモンセンターで「いいキズぐすり」と「すごいキズぐすり」と「げんきのかけら」をそれぞれ10個ずつ購入。 「どくけし」などの各状態異常回復アイテムはそれぞれ10数個持っていたので買い足さなくてよさそうでした。

「げんきのかけら」の購入資金がなかったらどうしよう、と思ったんだが意外と金銭的に余裕がある。 旅パーティのポケモンたちのレベルが低いっていうのに、一体どこでお金稼ぎができたというのだろう と思い出してみたら地下通路の化石堀の副産物だということが分かりました。掘っては売り、掘っては売りをしていた甲斐があったなあ〜…。

さあ、ポケモンはそろった、持ち物も持たせた、回復アイテムも買い足した。これですべての準備は整った… いざ、四天王に挑む!レポートを書いてから…挑戦だッ!!

ケミカ「え、もう挑戦しに行っちゃうの?この部屋の扉に向かって「なみのり」をして 「なぞのばしょ」に行くバグで遊んでからにしたらいいのに…」
アルベルト「この前そう言われてやってみたら壁に囲まれて詰んだのでやりません!」

2021年11月20日


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