機は熟した。今こそコロコロカービィを再プレイする時!

別に機が熟す必要はありませんでしたが、だらくに満ちたコロコロカービィを この手でクリアしてくれる!という意気込みで、かつてちょっとだけプレイしたけど クリアを断念した、「コロコロカービィ(GBC)」に再々挑戦です。

ストーリーは…デデデとワドルディがなんかバンパーみたいなものを運んでおり、 気づけばプププランドじゅうの星が無くなっていたため、デデデ大王が隠した星を 取り返しにカービィは出発したのであった、という感じ。

そしてもういきなり最初のステージが始まった。ゲームボーイを水平にし、Aボタンを押してね!と出たので 恐らくはそれでニュートラルポジションを確定。一応テーブルに置いてからAボタンを押す。

そしてコロコロし始めるカービィ。記憶にあるのは、カービィが足場から落ちたら悲鳴を上げながら即死する ということです。

初プレイは祖母宅で従兄弟が部屋にいるときであり、上下さかさまに ソフトを入れる「ゲームボーイアドバンスSP」でプレイをしていたので操作感も反転し、 そんなのでまともにプレイできるわけがなく、数秒おきにカービィの悲鳴が聞こえてくるものだから さすがに従兄弟たちも「…そのゲーム、そんなに難しいの?」と心配してくれたものです。

両手両足が健在なのに転がるだけのカービィ。散々世界でツッコミ倒されているだろうけど、 悲鳴を上げて落ちる前に飛べ。 四肢を生かして、歩け。「いつもよりコロコロするのはイヤ」なんじゃなかったのか!!

そういう設定を無視気味なゲームシステムとなってしまったから、 後のカービィがボールとなる系のゲームではカービィがボールにされてしまった、 というようなストーリーにされたんだろうな…などと、素人は感じました。

さて、カービィが自分の力で歩くことを放棄している以上、世界を傾けて転がすほかありません。 しかも制限時間があり、当然ライフもあり、なかなかのてごわいアクションゲームです。

ゲームスタート、コロコロ。穴に入った後、飛び出すことができるらしい。ぼよん。 ぼよん、と動かせばカービィをハネアゲることができるらしい。ハネアゲくん…!?

「G」と書かれた風船を取ると、カービィの封印されし能力の一つである飛行を許され、 「星のカービィ(GB)」でイモを取った時みたいになりました。空気弾も撃ち放題。

…なぜ「G」なのだろう。「B」でも、マリオ的な「P」でもなく、「G」。何の略だ。 「GET」か。「GO」か。パワーアップアイテムに書かれるアルファベットとしてあまり見ない文字だったので妙に気になった。 もしや、このゲームの主人公がカービィでなかった頃の名残で、その主人公の名前の頭文字だったりするのだろうか。 邪推が過ぎる。

G風船で飛行しながら空気弾でU.F.Oを撃ち落としたらまたG風船をもらえたので飛行時間延長。 そんな感じでひたすら上へ上へ進んでいく感じのコースをいくつかプレイ。

吸い込み能力すら封印されているため、ワドルディやブルームハッタ―ですら 強敵と化します。どけ!そこを!!近くでハネアゲればなんかどうにかなった気もするが、 ハネアゲて着地地点が不安定になり悲鳴を上げながら死亡ということになりかねないので とにかく上に進み続けるが吉、という感じ。

ところが途中で青い星を壊れかけブロックの中から発見するとステージクリア時にミニゲームが始まりました。 このときのどのゲームにするかを選ぶのは動きセンサーは関係ないようで、左右ボタンで決定です。

じゃ、とりあえず一番左の風船を撃ち落とすゲームにしてみよう。カーソルを動きセンサーで移動させ、 Aボタンで矢を放つ。下から風船がハローキティワールドのミニゲームのようにふわふわ出てくるので それを狙うべし。

矢は本数が制限されており、なくなったハネアゲでリロード。弓矢にリロードっている…? 元は違う武器だったりして…(←また邪推が過ぎる)。

たまにあおるように動いてくるデデデ大王風船もある。連続で風船を射抜けるとコンボ数が表示される。 左にある太陽がのぼりきったらおしまい。という感じ。

ステージの途中でSTARTボタンを押してみた。ポーズ画面のカービィが動いて非常に可愛い。 最初の人数がいくつだったのか分からないが、そしていつ人数が増えたのかも分からないが、 ステージ1-4の時点でカービィが17人もいる。多くないか。

そしてクラッコの亜種みたいな目玉が弱点の丸い生物「メガイター」が登場し、ボス戦。 BGMは「星のカービィ(GB)」のものが多く、元がカービィのゲームとして作られていなかった 星のカービィの派生ゲームにありがちな傾向かも、などと素人は感じました。

穴に入って飛び出して目玉の上に落ちて、を繰り返してボス戦終了。 恒例のカービィダンスが始まる。さんざん言われ倒されているだろうが、踊れるなら歩け。

そういう理不尽さも含めて、とても可愛いゲームです。 かつて何度かクリアを断念したコロコロカービィ、今度こそやっちゃうか…!?
2023年09月14日


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