別のゲームの攻略ページの話なんだが、
先日、初代ポケモンの登場人物である
「おーす!未来のチャンピオン!」と主人公に話しかけてきて
アドバイスをしてくれるメガネのお兄ちゃんの正体について
解説する動画を公開しました。 その動画の中ではあのメガネのお兄さんの元ネタは「あしたのジョー」の登場人物である 「丹下段平」である、と結論が出ました。その際に動画内では段平氏の形容として 「頭髪はなく、眼帯をしている」とのみ表記していました。 その動画に、このような有力なコメントをkyo _itouさんから頂きました。 「ゼルダの伝説時のオカリナのダンペイも どことなく丹下段平に似ている」…と。 そのコメントを見た瞬間、脳と目がピッキーン。 ゼルダの伝説時のオカリナの登場人物「ダンペイ」。 後の作品にも登場しているようですが、初登場は時のオカリナです。 一応「時のオカリナ ダンペイ 元ネタ 丹下段平」とかで検索をしてみたところ、 「ゼルダの伝説wiki」の「ダンペイ」という ページが引っ掛かったが、よくある「余談」の項目に「元ネタは〇〇と思われる」というような記述はないかなと 探しましたがそのような文章は見つからず…。 周知の事実ではありますが、時のオカリナの「墓守りダンペイ」についておさらいしましょう。 カカリコ村にある「墓地」。そこにいる「墓守りダンペイ」は 「穴ほりツアー」というお金を払って穴を掘ってもらい、出てきたものをもらえる…というミニゲームを開催しています。 景品には「ハートのかけら」も含まれるため、「ゼルダの伝説時のオカリナ」のコンプ要素には欠かせない存在です。 昼間は墓地を子供がのしのしと歩き回っていますが、彼は 「墓守りダンペイしゃんのマネしてんでしゅ。」とのこと。 子供から慕われている様子が見て取れます。 そんなダンペイしゃんはお昼は墓守りの小屋で眠っていて、 小屋を尋ねると「まだ12時00分だぞ!墓守りのダンペイさんはおネムの時間だ!」 と、怒られてしまいます。夜型人間なのでしょう。 というわけで「太陽の歌」を吹いて昼から夜に時間帯を変えて再び訪問してみます。 ダンペイさん、穴ほりツアーをさせてくださーい。 「もう今は00時00分だ!穴ほりツアーは終わったよ! 墓守りのダンペイさんはおネムの時間だよ!」と、怒られてしまいます。 おネムすぎだろ!!いつ起きとんねん!! ダンペイさんが小屋から出てきて「ドキドキ穴ほりツアー」を開催しているのは 18時から20時59分まで。おネムすぎだろ!! ケーシィでももうちょい起きてるぞ!! 「太陽の歌」では18時にすることはできないため、 仕方なく一度ハイラル平原に出て時間を経過させ、 日を改めてダンペイさんに会いに行きましょう。あちらの都合に合わせるのが礼儀というものですよね。失礼しました。 真っ暗の墓地に、断続的に聞こえてくる土の音…お墓の周りを巨大なスコップを持ってぐるぐる回っているダンペイさんの足音です。 音の方に近づいてみると…。 キャーッ!!…と、叫ぶほどの恐怖のお顔ではない。 「顔はコワイが、悪人じゃねぇゾ!」とご本人は仰っている、自分の顔はコワイと認識しておられるようですが、 可愛い部類に入る気がします。愛嬌がありますね。 1日3時間、お墓の周りをぐるぐる歩くだけ。墓守りの仕事ってそういうのだっけ…?? いや、きっと毎日ぐるぐる見回っているから、カカリコ村の墓地はいつも綺麗なのでしょう…。 というわけで、そろそろ本題に入りましょう。ナビィにダンペイさんの顔を照らしてもらい。よく見させてもらうと… まず、頭髪がない。つるっとしておられます。柔らかそうで、触りたい頭ですね。 そして、歯がちょっとがちゃがちゃしておられる。唇に歯がかかっている、いわゆる「出っ歯」というヤツですね。 さらに、よくみると左右非対称の顔のバランス。アゴもさることながら、 右目と左目の「まぶた」の大きさが違い、右目の方が黒目が小さく見えます。 動画では「頭髪がなく、眼帯をしている」ことを特徴として歯については言及しなかったが、 丹下段平氏も「出っ歯」。上あごか下あごかという違いはあるにしても、「出っ歯」という特徴は一致しています。 さらにダンペイしゃんは眼帯はしていないものの、ちょっと左右非対称なおめめ。 これも、眼帯をした丹下段平さんの目を意識したデザインなのではないだろうか…! ポケモンだけでなく、ゼルダの伝説時のオカリナの開発スタッフの方の中にも 名作漫画「あしたのジョー」の熱烈なファンの方がおり、 「丹下段平」のパロディキャラを作ってゲームの登場させたい、と思った方がおられたのでは…?! 思えば「ゼルダの伝説時のオカリナ」という剣と魔法のファンタジー極まりない世界で、 主人公の名はリンク、救出すべき姫の名はゼルダ、大魔王の名はガノンドロフという「洋」な名前が並ぶ中で 唐突にいかにも日本人名である「ダンペイ」。小さな子供に慕われているおじちゃんというキャラ。 ギリギリ、丹下段平と同じと言われない容姿、カタカナ表記の名前…。 「あしたのジョー」がいかに多くの人に影響を与えた作品であるかが、 そして「丹下段平」さんが愛されているキャラであるかが偲ばれます。 ダンペイしゃんを慕ってるあの子供の名前、「ジョー」だったりして…。 それと、頭髪がなくて、眼帯をつけた、強い男といえば…。 サガットも、丹下段平さんがモチーフだったりして…。 そろそろ多方面から怒られそうなのでやめておきましょう。 頭髪の無い眼帯の漢は、みんな無条件にイケてるってことですね。 |