ホイ、帰省からただいま戻りました。ぼくは一体何をして過ごしていたのでしょうか?

とりあえずおばあちゃんは「ワイルドアームズ」っていうゲームをプレイしておられました。 ぼくがおばあちゃん家に着いたのが確か11時ごろ。おじいちゃんはそんな時間はとても眠そうにしておられましたが 両親+ぼくとの会話にちゃんと付き合ってくれて、日付が変わる時間になったのでまた明日、ということになって解散。

両親は同じ寝室、ぼくはその隣のベッドの部屋で一人で、おじいちゃんとおばあちゃんもそれぞれ別の部屋で就寝。 …なのだが、おばあちゃんはその時間からゲームのプレイを開始。

寝なさい。(人のことは言えない)

次の日は巨大なショッピングモールへ行ったりごはんを食べたり夕食の買い物をしたりして過ごし、 帰宅したら買ってきた柏餅をみんなで食べながらテレビを見ていました。

そのはずが、気づいたらおばあちゃんがいない。ゲームの部屋へ一人行き、ワイルドアームズをプレイなさっていました。 というか、気づけばゲームの部屋に一人で行っており、基本的にずーっとゲームしておられました。孫が来たのですが…。

というわけでぼくはおばあちゃんとなるべく一緒にいるようにしようと思って、おばあちゃんが椅子に座ってゲームしているのを 隣に座ってそのゲームの攻略本を見たりゲーム画面を見たりして過ごしました。

ストーリーも全く知らないゲームだけど「フィフスヴァンガード」というサブタイトルだったし 攻略本には「WA5」という略称もあったので恐らく5だったっぽいです。

おばあちゃんは、町が見つからないと言って砂漠みたいなところを走り回っていたので ぼくは攻略本のマップを見ながらいったんその段差を降りて、次に右に行って、壁沿いに左に進んで、とアドバイスをしつつ先へ進みました。

最近遊んでるのはこれなんだ?と話しかけてみると「そうそう、でもね、これもクリアしたのよ」と指差したのはなんと 「ヴァルキリープロファイル2」。ぼくがラスボス戦だけやってと言われてプレイしたけど結局エンディングは見られなかったアレです。

最初からプレイしたらラスボスを見事倒したらしい。うおおお、すごいじゃないか! あと「ローグギャラクシー」ももう1回プレイして自力でクリアしたらしい。 ぼくがラスボス戦だけやったときは犬のキャラの武器が弱かったんだけど、もう1回プレイしたらもう1段階強いのを手に入れたんだそうだ。

そうこうしているうちに晩御飯ができ(父が作る)、呼ばれたのでリビングへGO。その際、ゲームはつけたまま。

「パネルでポンで遊んでたんだけどね」と話し始めるおばあちゃん。おお、スーファミもプレイするのか。

「楽しんで遊んでたんだけど腱鞘炎になっちゃって、指がここまでしか曲がらなくなっちゃってね〜」

やりすぎ。(人のことは言えない)

「そういえばこの前しづちゃん、おばあちゃんのメモリーカード持って帰っちゃったでしょ」

と言われて驚愕。えっ…?!そういえば前回の帰省で、「大神」のクリアデータをあげようと思ってメモリーカードを後から持ってきてもらって そのデータをおばあちゃんのメモリーカードに書き込んだから絶対にクリアできるようになったぞと思っていたはずだが…。

おばあちゃんがゲームをやっていない入浴時を見計らい、恐る恐るメモリーカードをブラウザで確認してみたところマジだった。 おばあちゃん家にあるのがぼくのメモリーカードだ。ぼくが持って帰った方におばあちゃんのデータが入っていたので、 大神はおろか他のゲームもプレイしたいのがあったけどできなかったらしい…も、猛烈に申し訳ない。

というわけで家に連絡してメモリーカードを送ってもらい、ついでにおばあちゃんにぼくのメモリーカードはあげました。

その日の夜、恒例の麻雀が両親+祖父母の4人で始まってしまったのでぼくはまた一人になり、さて何をしようかな?と考えました。 3DSは二つ持ってきてあるけどスマブラをやるわけにはいかないし、それよりもすげー餓狼MOWがやりたい。今がチャンス。

いそいそとゲームの部屋の扉を閉めておばあちゃんがプレイしていたゲームを取り出して、おばあちゃんに預けてある餓狼MOWをセッティング。 めちゃめちゃやりたかったので、意気揚々とゲームスタートです。

まず選んだのは主人公のロック。いざ一戦目、勝負!何をしていいかわからねえ!!こんなに忘れてるのか! というかロックは実は持ちキャラという認識ではなく、ぼくがよく使うのはジェニー(セクシーな海賊のお姉さん)とカイン(ラスボスのマフィアのお兄さん)。

でも全員使ってみよう!と思ってなんとか中ボスのグラントまでやってきた…が、あえなく敗北。コンティニューしてやっと勝てました。 ファイティングレベルが低いとラスボスのカインが出てこないんだが出てこないときのBGMが流れている。終わってしまった… コンティニューすると、まあ出ないよな…。

次にジェニーでプレイしてみたところなんとかグラントを倒した後カインも出て、ひとまずエンディングが見られました。 カインでもプレイしたらストレートにエンディングが見られた。よしよし。

次はテリーでやってみよう。思えば初プレイのときはテリーだったなあ。そりゃそうか。テリーむずい。 ぼくは横始動のコマンドはまだどうやって入れるものなのか分かっていないのである…(いわゆる昇竜コマンドってヤツ)。

それでもごちゃごちゃやっていたらなんとかグラント戦へ到達。だがカインは出なかった。おーい!

次に「双葉ほたる」ちゃん(兄を探して旅をしている健気な少女)でプレイ。なんとかグラントまでは行けた…が、やはりカインが出なかった。 餓狼MOWをプレイしたことがある方なら、カインが出ないとかどんな戦い方してるんだ?と思われるだろう…。

グラントで負けておるのじゃよ…。そこでスコアがリセットされておるのじゃよ…。

あとはキム・ジェイフン(餓狼伝説シリーズのキム・カッファンの息子、テコンドーで戦う)、牙刀(母を殺した父を追う格闘家)、 マルコ・ロドリゲス(極限流空手で戦うアツいブラジル人)でもやってみた。3人とも攻略ページを書くとき以外で使ったことのないキャラ。

牙刀とマルコはあっさりとカインに勝ってしまった…特に牙刀、めちゃ使いやすかった…。 ただ、エンディングを覚えておらず展開にビックリした。

カインは大抵のキャラと戦って負けた後、城を崩壊させてしまうのだが牙刀の場合も同じ感じになる。 しかし牙刀がカインにとどめを刺そうとしたところに牙刀の父が乱入してカインを助けて連れて行ってしまうのである。

あとロックもエンディングで養父であるテリーを振り切ってカインの元にとどまる決定をするわ、 テリーのエンディングではロックはカインがやろうとしていること(セカンドサウスという町を独立化して弱肉強食の恐ろしい場所にすること)が 「間違っているのか」と疑問を抱いたりしており、続編では一体どうなるっていうんだ―…?!

―…というようなストーリーの続きがめっちゃ気になる伏線まみれなのである。だがシリーズは現在打ち切り中。 もう餓狼MOW2とか出さなくていいからストーリーだけ教えてくれんか…。KOFのスペシャルエピソードとかなんかでもいいから…。

その後はロックでばっかりプレイしていました。何度かやっているとカインも倒せるようになってきた。 そして左手も痛くなってきた。あれ?

力が入りすぎて十字キーを担当している左手がおかしくなってきたのであった。気づけば時刻は午前0時。 後ろでは時計の鐘がボーンボーンと鳴っておる。やべえ、麻雀が終わる。

というわけでそこらへんでやめておいてそそくさとゲームの箱に餓狼MOWを戻したのであった。

そして思ったとおり麻雀セットを片付け始めた気配がしたのでぼくはカフェオレを飲み干して歯を磨きにGO。 今日は誰が勝ったの?とおじいちゃんに尋ねたら、なんとおばあちゃんの圧勝だったらしい。麻雀はよく分からないがスゴイ。

父は2階へ上がっていき、母も寝る前の支度。おじいちゃんもまた明日ね、と言って2階へ行った。 おばあちゃんにおやすみ〜と言ってからぼくもiPadを抱えて2階へ行ったのだった。

iPadはあらかじめリーディングリストに登録しておいた時と空とテラメリタのストーリー本編のページだけならば オフラインでも見られるのでそれを眠くなるまで読もうと思ったのだが秒で眠くなったので寝た。

次の日、起きたらおじいちゃんは庭の掃除をしており、おばあちゃんはリビングで新聞を読んでいた。

「昨日あの後また進んだのよ〜」と嬉しそうに話してくれた。あの後って麻雀の後ッスか!? 日付変わってたのにまたワイルドアームズをやったの!?

しかも、しばらくセーブポイントが見つからず2時間ぐらいかかったとのこと。睡眠時間大丈夫かマジで…。(人のことは言えない)

次の日は買い物にも行ったんだけど、基本的にみんなで家にいました。ぼくは餓狼MOWがやりたくて何とか隙はないかと伺っていた。 だがその隙がなかなか訪れない。なぜならばおばあちゃんがずっとPS2で遊んでいるからである。

おばあちゃんを押しのけてぼくがゲームをするわけにはいかない…「しづちゃんやっていいよ?」と言ってくれるのだが、 「ぼく最近テレビゲームやってないんだ(ウソは言っていない)」と言って遠慮。麻雀タイムに餓狼MOWはやればいいし。

そしてまた夜になり、麻雀が始まったので餓狼MOWをこっそりプレイ。サバイバルモードをプレイしていたら、 なんとゲームの部屋に人が入ってきた!慌てて消そうかと思ったが、おじいちゃんだった。ふー…。

そのときぼくが使っていたのはカインで、対戦相手は牙刀だった。おじいちゃんが尋ねた。 「これ、どっちがしづちゃん?どっちが悪いの?」と。

難しい質問である。どっちも悪人ぽいってか片方はラスボスだし…。でも白いコートの人がぼくだよ、と言いました。 おじいちゃんは納得しておられました。

次におばあちゃんが入ってきた。ドッキーン。そのときはサバイバルモードではなく通常のストーリーモードをやっていたんだけど、 ぼくはロックを使っており相手はグリフォンマスク(鳥の覆面をつけた逞しいレスラー)でおばあちゃんは「まあすごい人!大変!」と言っていた。

そして1回勝って2回戦目が始まったら「また戦うの!?何回倒せばいいの!?」と言っていた。 そうか、1回倒したのにまた元気になって戦いを挑んできたように見えるのか…。

そしてまた部屋には誰もいなくなり、そういえばiPadがあるからゲーム画面を録画してみようかなと思って部屋を暗くしてみた。 1回録画してその戦い方を再生して自分で見てみてうわあこれは酷っでえと思った後に消去。

もう1回録画してみたけどやっぱり酷い。ボタンを連打している音がしている…こんな常に暴れているようじゃダメだよなあ…。 …ってか、部屋が真っ暗だからすごく眠くなってきた…。

だがコタツで寝たら風邪をひくのでコタツの電源を切ってちょっと倒れて寝てみる。すると今度はお母さんが部屋に入ってきた。 「あらしづちゃん寝てるの?」と驚かれた。うん〜…ちょっと眠くて〜…と言った後にまたぐー。

…と、眠って気づけば午前0時になっておりまた麻雀は終わってしまった。ぬおおっ、しまった! 貴重な餓狼MOWをプレイできる時間に寝てしまうとは…!まあいいか!眠かったしな!

そして今日、朝食は目玉焼き、昼食はオムライス、おやつにクレープを食べに行き、帰宅して…気づいたらおばあちゃんがまたおらず、 ワイルドアームズをやっているのを隣でグミを食べながら眺め、夕食の後はすぐにぼくはぼくの家へGO、という感じだったのでした。

さらに、こっそりと餓狼MOWを持って帰ってきたのであった…説明書が読みたくて…。 ちょっと今は攻略ページを作るのを再開ってのはできないだろうけど、やっぱこのゲームは好きなので手元においておきたくなったのである。

そして今回の帰省で感じたのは、おばあちゃんが隙あらばめっちゃゲームやっとるということです。 それに真夜中でもお構いナシにすげーやってる。そりゃおじいちゃんと別の部屋で寝ざるを得ないわな…そういうことだったのか…。

結局、持っていった3DSやコードをつながないとつかない上にネットにつながらないiPhoneは一度も電源を入れることなく、 3DSのソフトケースも一度も開くことはなかったのであった…ずっと餓狼MOWやってました。極限ファイトォッ!!
2019年4月29日


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