2019年の年始の帰省で、ぼくは何のゲームで遊んでいたのか?本当はスマブラ3DSを練習したりしておきたかったんだけど、 もはやスマブラ3DSは実況プレイ中のゲームと化してしまったので忘れている部分は忘れたままでいたいし進めたくもない。 他の3DSのゲームも実況プレイするかもしれないので、3DS自体を封印して別のゲームをプレイすることにしました。 おばあちゃん家はゲームがとにかく豊富で、PSとPS2のRPGなんてほとんどあるんじゃないかというぐらい大量の棚にぎっしりです。 アクションやシュミレーションRPGはあまりお好きではないようで、「ファイアーエムブレム」シリーズのようなのは買わないそうです。残念。 さて12月31日、なんかすぐにクリアできそうなゲームはないかなと棚を漁らせていただく。PSでいいや、どれにしよ。 ・・・お、みんな大好き「ハドソン」のマークがついているソフトを発見。「ピノビィーの大冒険」というゲームだ。どこかで聞いたことがあるタイトルだな・・・。 あ、なんかのローンチタイトルのソフトだって話を聞いたんだ。あれ、でもPS?分からん。とりあえずハドソンだしやってみようか。 パッケージは海外製のゲームみたいだけど・・・。 「ピノキオの大冒険」をストーリーのモチーフにしたアクションゲームで、ロボのハチみたいな「ピノビィー」が「おじいさん」に作られ、 あとは「こころ」を入れるだけという過程で「おじいさん」が何者かに誘拐され、ピノビィーはそのまま放置されてだいぶ眠り続け、 ある日「ようせいさん」が「起きておじいさんを助けに行きなさい」と言うので「こころ」を持たないピノビィーは「めんど」と言いつつ出発、というお話。 カルタを所持していたので「ピノキオ」の話はなんとなく分かる。ゼペットさんが作った木の人形が冒険しておじいさんと再会、ついでに人間になったはず。 これも恐らくそういう話なんだろう。 ピノビィーは「にっき」を書き、ステージでとった行動によって「にっき」の内容が変わり結末も変わるというマルチエンディング。 いい子の行動を取ればいいエンディングになるっぽい。 マリオ3のようなマップ画面はなく、いきなりステージ上に放り出されました。マリオのコインのように花が設置されている。取ると何が起こるんだ? 左上にはヨッシーストーリーのライフのような花が表示されている。数字も書いてある。なんだこれ? どうやら花は「制限時間」を表すようで、時間が経つと減っていく。「高橋名人の冒険島」のように、ステージ中に制限時間を増やしていく系らしい。 だがこの花は供給過多で一度もピンチになることはありませんでした。基本的にずっと80%以上をキープ。 ピノビィーのアクションは、歩く、ジャンプ、そして「ダッシュ」の3つのみ。「攻撃ボタン」に当たるものはありません。 下を押すとしゃがむけど、スライディングとかもない。 ダッシュは方向キー+○ボタンでその方向に少し素早く移動するというもので、それで敵に体当たりをすると倒せます。 最初はダッシュ可能回数は1回ですが、少しずつダッシュ回数を増やしてもらえるので空中を連続でダッシュしたりもできるようになります。 空中でダッシュするとダッシュ可能回数が減っていき、地上に足をつけるとダッシュ可能回数が回復します。 ・・・が、説明書を読まずにプレイしたものだからそれを知らずに適当に動かしていました。 なんかジャンプボタンを押しまくるたびにピノビィーの顔が巨大化する。なんだこのゲーム・・・と思った瞬間でした。 ダッシュ回数が増えてから分かったんだが、どうやらダッシュ回数が0になると顔が巨大化するらしい。なぜかはクリアした今も分からない。 「0になったよ」という演出なのだろうが、なぜ顔が巨大化するかは分からない。 「おじいさん」がそういう機能をピノビィーにつけたのだから、仕方ないのでしょう。 ステージの途中で、茶色い変な虫がいたのでダッシュで倒しました。吹っ飛んでいきました。茶色い虫なんて何かしら。イヤですわ。 そのステージのピノビィーの「にっき」には「うるさいコオロギがいたのでふっ飛ばしてやった」というとんでもない記述が。 こ、これはどう考えても悪い子の行動!このままではいいエンディングにたどり着けないのでは・・・!! そう思ってもう1回そのステージに挑戦。今度は茶色い虫改めコオロギの前に立ってしばらく待つ。 すろと辺りに「ガミガミ」という吹き出しがいくつも表示され、そしてコオロギはどこかへ飛んでいった。なんだったのだ?? 「ピノキオ」にもコオロギというか「ジミニー・クリケット」なる者が登場したと思うが、「ガミガミ」しか言わなかっただろうか。うむ、まあいいか。 とりあえずバッドな行動は改められたようだ。 行動を改めるとちゃんと「にっき」も書き換えられるので、ピノビィーが悪いことをしたという過去は抹消されるようです。 いつでもマップを見ることができて、道に迷うことはないんだけどそのマップがヤヴァイぐらいに広い。 プレイしていて「ポップンツインビーレインボーベルアドベンチャー」をプレイしていたときを思い出しました。 そのゲームのマップが広すぎて困ったというわけではないです。そういうゲームをやったことがほかになかったのである たまに「にっき」に「○○のスイッチがあのステージにあったなあ」みたいなことが書かれるのでそんなもん見てないけどなと思いつつも そのステージに行って隅々まで探索してどういう意味があるのか不明なスイッチを押す、ということも何度かやりました。 ボス戦もあったけど恐ろしく弱かったのであまり覚えていません。虫っぽい敵だったけど、縄張りを荒らされたから怒っているのだろうか。 終盤でサメ型巨大ロボにピノビィーは飲み込まれてしまい、でもその内部も普通にヤヴァイぐらい広いマップでありただ攻略するのみ。 出口を探して向かうだけです。 そして恐ろしいほど弱いラスボスを倒してゲームをクリアしました。その辺りで丁度年が明けました。 今年の年明けの瞬間にプレイしていたゲームは「ピノビィーの大冒険」となりました。うーん、幸せな一年になる予感〜。 途中のボスもラスボスも一切名乗ってくれないしコオロギも含め誰も会話をしてくれないのでストーリーがわからん。 でもとりあえず「おじいさん」と再会は果たせた模様。よかったねピノビィー! エンディングは「おじいさんと再会できた。「こころ」を入れてあげると言われたがおじいさんは「こころ」をどこかに落としてしまったらしい。 ぼくにはそれがどれだけ重大なことか理解できなかった」みたいなテキストが出て、おじいさんを抱えて帰宅、みたいな感じ。 どう考えてもベストエンディングではなさそうですが、あまりに広大なマップをアドベンチャーしすぎた上に午前2時近くなっていたのでその日は寝ました。 そしてもう続きはプレイしませんでした。 「アートギャラリー」だったか「エンディングシアター」だったか、エンディングを見られるモードがあったので見てみましたが、 ぼくが見たエンディングはエンディングの並び順からしてベストエンディングの上から3番目のものだったようです。 数時間でクリア自体はできましたが、結局おじいさんがなぜ誘拐されたのかはゲーム内では不明。ラスボスの名前すら分からん。 あとで調べてもらったら「強いロボ軍団を作らせようとしたヤツにおじいさんがさらわれた」という感じだった気がする。 悪い奴の名前は、ペスターだかフェスターだかベスターだかレスターだかそんなのでした。 ポータブルないつでも使える体力回復アイテムとか、敵を倒す強力な武器とかそういうのは一切なくてひたすらシンプルなアクションゲーム。 でもマップはヤベエぐらい広い。ベストエンディングを見ようとするならば結構根気と強いケツイ。を抱いた方がよさそうです。 ちょっと省略したシステムとかの話もあるけど、プレイ日記兼レビューはこんなもので。 今はなきハドソンのシンボルであるハチくんをモチーフにしたロボが飛び回るシンプルで広大なアクションゲームでした。 |