実況プレイが終わったのでいそいそと検証を始め、 没テキスト紹介の動画なんてものを先に作ってしまったんだが、 その動画に入りきらなかったものも含んだ攻略ページバージョンです。動画で紹介したものと重複するものもありますが 動画ありきで書いているのでよかったら先に動画をご覧ください。 さてゼルダの伝説トワイライトプリンセスは没データの宝庫です。 時のオカリナもそうだったけど、雑誌などに掲載された初期の画面写真と実際のゲームに違いがみられる場合、 その元のデータがゲーム内に入ったままであることが多いのでトワプリも例に漏れず体験版のテキストデータや 開発初期のキャラのデータがゲーム内に一部残っています。 まずは動画内でも紹介した「おばちゃん」のセリフ。 「じゃあ、おばちゃんが お兄ちゃんを送ってあげる! あっ、そうそう・・・ おばちゃんの羽を 荷物に入れといてあげるからねぇ おばちゃん、ここで待ってるから 戻りたくなった時に使えば すぐに戻って来れるわよぉ! じゃあ、出してあげるわねぇ いってらっしゃ〜い!」 実際のゲームとおばちゃんのテンションはあまり変わっていないが、気になるのが「おばちゃんの羽」なるもの。 「息子」がアイテム欄に入ってそれを使うとおばちゃんのところへ戻って来られる、というのがおばちゃんシステムですが、 元は「息子」は存在せず、黄色いであろうおばちゃんの「羽」がアイテム欄に入ったようです。 おばちゃんの姿からすると「羽」を残すというのは非常に自然だし、天空都市に行っても「息子」と同じような生物は見当たらないし、 あの「息子」というキャラ兼アイテムは後から足されたんだろうなー、という感じがとてもします。 逆に、なぜ「息子」が足されたのだろうか。並々ならぬこだわりがあったのだろうか。 「息子」の話をするとおばちゃんみがさらに増すからだろうか!! さてこのままだと動画より長引きそうなのでスムーズにいきましょう。 このページの方が情報量が多いのに脱線しているヒマはありません。 お次も動画で紹介した店番の「トリル」のセリフと思われる没テキスト。 「キューチャンノ キューキューショップ ダヨー」 トリルのセリフだと思うのにキャラ名がもう違います。元は「トリル」ではなく「キューちゃん」という名のキャラであり、 テキストデータだけだから今のトリルと同じ姿かは分からないけどしゃべる鳥≒九官鳥→キューちゃん、という ネーミングなのかもしれません。 町の中ではなく森の中にあれば、森の中で体力がギリギリ、危ない!だけどキューちゃんのキューキューショップに駆け込めば 安心だね、という意味で「救急ショップ」をかけていたら面白い気もする。そしてNintendoに「キューちゃん」ってキャラはいるけど 別に名前がかぶっていても問題ないだろうし、「トリル」に変えた意味とは…? キコルと名前を似せるため…?寄せる意味とは…?? 「採りたての野菜と 搾りたてのミルクです カボチャ 5ルピー ミルク 15ルピー」 「カボチャ、ウマイヨ! 5ルピー イジョウ イレテネ!」 恐らくキューキューショップの看板に書いてあるであろうテキストと、カボチャをすすめるキューちゃんのセリフ。 カボチャは5ルピーととてもお安いが、実際のゲームではカボチャといえば「トアルカボチャ」であり トアル村の畑になっているのでむしり取って投げつけて砕くものです。 マロマートや城下町の露店でも売っていないけど、元はキューキューショップで買えたらしい。 もしかしたらパチンコの弾がカボチャの種だからそれを補給できたということ? デクのタネは1個1ルピーだったが、カボチャ5ルピーで何個分の弾になったんだろうか…それともパチンコは無関係で 「ウマイヨ」ってことだから食べて体力回復できたのか?? ウマイヨ!と言ってくれているのにカボチャを購入したら身を捨てて種だけGET。 うーん、お教育に良くない…。 「ミルク、マイニチ イレカエテルヨ! 15ルピーデ イッパイ、ドウ?」 トリルの店ではミルクは売っていなかったですが、空きビンにすくうことができたようです。 毎日入れ替えているのは大変結構なんだろうけど、デカい壺の野ざらしミルクを飲むのは自殺行為な気がします。 新鮮だったら要冷蔵ですらないのか…!? 「ソリャ ヤダヨ! オイラニ サシチャア ヤダヨ? 20ルピーダケド モット イレテ イイヨ!」 「アッ・・・ ユミ、モッテナイト ヤダヨー!」 「ヤダナァ! ソンナニ モテナイヨ!」 キューキューショップでは矢も売っていたようです。「持ちきれない分損するけど買いますか」というようなセリフは見つかりませんでした。 ミルク売り場が壺だとして、カボチャ売り場と矢売り場はどのような配置になっていたのか…? 「もっと入れていい」というあたりトリルの店のように箱に金を入れるシステムっぽいが…。 「赤いクスリ 一杯 10ルピー キノコと薬草をじっくり煮詰めて作りました。 飲むと体力が回復するおクスリです。 欲しいかたは 空きビンを持って すくってください。」 「ミルク 一杯(2回分) 15ルピー 新鮮なミルクで体力を回復してください。 ビン1杯で2回分になります。 欲しいかたは 空きビンを持って すくってください。」 「カンテラの油 一杯 50ルピー 夜の森は真っ暗で危険です。 カンテラの油ぎれに ご注意ください。 欲しいかたは 空きビンを持って すくってください。」 それぞれの壺を調べたときに表示されたのか、壺ごとに看板があったのか、空きビンに入れるタイプの商品の説明のテキストです。 トリルの店では赤い薬は30ルピー、カンテラの油は20ルピーだったけど元は赤い薬が10ルピーととても安く、 油は驚異の50ルピーだったようです。た、高すぎないか!?今とカンテラのポジションが全く違ったのだろうか…。 気軽に買えないお値段です。まあ、油ってのは高いもんやけども…。 次は、動画で紹介したかったけど説明が長くなるのが分かっていたので割愛した一言テキスト。 「牛の数は 〇〇です」 たったこれだけだが、非常に納得したのであった。 実況プレイのPart.1でトアル山羊を見た際に「…ヤギの尻尾ってこんなんなのかな?なんかウシっぽい」と感想を述べました。 種類と飼い方にもよるけども、ヤギの尻尾ってのは一般的なイメージでは短く、ピンと立っている絵をよく見ます。 このトアル山羊のように尻尾の先端がふさっとしているのはウシの方がイメージに近い気がします。 だがテキストデータ内に「牛の数」というものがあるということは、デバッグ用などのメッセージだとしても トアル山羊は「牛」として認識されて開発がされていたということでしょう。「牛の数」を数える必要があるのは 「山羊追い」のミニゲーム中だろうか。 開発の途中でトアル牛(トアルぎゅう)は「トアル山羊」に変更され、 もしかしたらデザインはそのままで、尻尾もヤギというよりかはウシのようなデザインだけど ヤギということになってしまったのかもしれません。 「牛の数」っていう没テキストの、その数文字だけで。そんなことを思ったらしい。 さて、サクサク紹介するはずが結局長くなってしまったので次のページに続くらしいです。 |