今日没データを調べたゲームは「ヨッシーのたまご」。実はかなり前に没画像を一つ見つけたんだけど、 あまりにもそれがしょーもなかったのですぐにはページにせず、そして今日もう一度改めて探してみたが やっぱり他には見つからず…というわけで、もうこの見つけた一つの画像だけをのっけてしまうことにしました。

こちら、我らがよく知る「ヨッシーのたまご」のタイトル画面です。 ヨッシーが1匹、左に飛び跳ねています。そしてその後ろには孵化しているトゲピー状態のヨッシー、 そしてまだヒビも入っていないヨッシーのたまごが一つ。

この画面でアニメーションするものはヨッシーの目だけで、 それ以外のものは一切動きません。

…だけど、画像データの中にはタマゴから 孵っている真っ最中のヨッシーの顔から下の絵が存在していました。

タイトル画面では下半分のタマゴに覆われてしまっていますが、このヨッシーもちゃんと 足まで描かれていたようです。ということは、元はこのヨッシーが通常サイズのヨッシーの 後ろにいるというレイアウトのタイトル画面だったということなんだろうか?

タイトル画面の案・その1。 タマゴから顔を出したヨッシーを完全にタマゴから脱却させてみました。 後ろからはヨッシーのタマゴがついてきているけど、やはりコレジャナイ感があるだろうか…?

「ヨッシーのたまご」のゲームシステムである、上半分のタマゴ、下半分のタマゴの 存在を髣髴とさせるような、ヨッシーが徐々に成長していく過程をほのめかすようなレイアウトはどんなものか…!?

というわけでタイトル画面の案・その2。 ヨッシーを1匹増やして、タマゴから脱却済みのヨッシーと、トゲピー状態のヨッシー、 そして完全なるタマゴという順を追った配置にしてみました。ヨッシーがこの場合少し左に寄ってくれないと 画面が詰まり気味になるので、間隔を少しあけています。

これで、没画像であるヨッシーの全身図も利用し、下半分タマゴにも入れることによって パターンを増やすことも出来た。やったぜ!!

だが、製品版のタイトル画面が結局一番いいです。 やっぱり「たまご」が画面を占める面積が多い方がゲーム内容に沿っている…やはり、プロの方は素晴らしいのであった…。

このような美しいタイトル画面を作るためには、せっかく作ったヨッシーの全身図を使わないことも厭わない。 これこそが名作を生み出す秘訣の一つなのでしょう。もったいないから何でも使うというような 精神では、きっとごちゃごちゃしてしまって本質がぼけてしまうことすらあるのです…。

…と、いうわけで、これだけです。

「ヨッシーのたまご」の画像データを見て、 唯一見つけられたのがこのタマゴから全身を出しているヨッシーだけでした。 ほかに見覚えのがないのがあっても、ことごとくちゃんと使われており、没画像がほとんどなかったのです。ちゃんちゃん。

一つの画像を紹介するだけでいいのに、余計なタイトル画面の案などを掲載したのでした。 ごちゃごちゃしてしまって本質がぼけている…。

2020年10月20日


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