◆リンクの冒険 プレイ日記◆

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滅んでいたカストの町にはマジシャンが一人で暮らしていた、その人から「この町は廃墟。町の人は洞窟の東の森に隠れ住んでいる」 という情報を頂いたのでその「洞窟の東の森」という非常にふわっとした情報をもとにリンクの冒険は続くのであった。

カストの町の右には橋があり、砂漠っぽいところには非常に怪しい岩が3つ並んでいる。 すごく何かしたらすごく何か起きそうな配置だが、今やるべきことは「洞窟の東の森」を探すこと。 鬼エンカウントをかいくぐり、マップの端をひたすら舐めるように進んでいきます。

すると北に森があり、洞窟を発見。さらに直接行けない森エリアが東に見えます。ここだろう…が、 今まで訪れてきた街のマップチップがないのが気になる。「隠れ住んでいる」とのことだから、 「まむすの村」(「星をみるひと」の最初の村。村人たちが姿を隠しているという設定なので マップ上に表示されていない)のように目視できない町なのかもしれん。

なんとか洞窟を抜けたらやはり東の森エリアに来られたが、町はどこだ。えーと。囲まれてエンカウント。 はー、はー、なんとか勝利。では町を探そう。歩いていれば急に画面が切り替わる系かな。うろうろ…囲まれてエンカウント。 倒せる奴は倒し、逃げられる時は逃げる。

…しっかし、森のマップチップを歩いているときは特にエンカウントが厳しく、 逃げ切れることはまずありません。たまに洞窟に戻ってエンカウントをリセットしたりして、 STARTボタンを押して時を止めてしばらく考える。

森に向かってAだかBだかを押してみたら、突然森がえぐれた。 鬼エンカウントにヒーヒー言いつつ森をえぐっていく…が、その場で方向転換ができず 目の前の森しかえぐれないため全部の森をえぐっていくことが難しい。ちょっと歩けばエンカウント。う〜…地味にキツイ。

が、なんか割と上の方に突然町のマップチップが出現。あ、あったー!ここが…なんだろう! とりあえず便宜上ニューカストの町と名付けよう!!

いそいそと町に入り、死にかけているのでおばあさんからカレー、 お姉さんからシチューをご馳走になって満腹に。改めて町の中を散策して情報収集です。

…が、カレーを食べさせてくれるおばあさんを探しているときにちょっと気になることを言われていました。

「マジックの器は7つあるかい?」

ないです。

マジックの器って、魔法のメーターのことだよな。6つのメーターしかない。7つないとだめなの? だめなの?だめなの??そういうことはもっと早く言ってなの??

で、結論から行くとせっかくニューカストの町を見つけたのになにも進展しなかった。 めちゃめちゃ苦労してここに来たのに、魔法の器が7つないと「今のお前には教えてやれない!」と言われるだけで新しい魔法を教えてもらえない。 そんな意地悪言うなよ。世界を救うんだから素直に教えてくれよ。

ハイラルの人たちのプライドなのか。「魔法の器も足りてない奴に助けられてもねえ〜…」ということなのか。 どうせなら立派な勇者に世界を救わせたいのか!贅沢を言うな贅沢を!!

と、ニューカストの町の中で叫んでみましたが誰も相手にしてくれません。 本当に苦労して来たのに、本ッ当に苦ッ労して来ッたのッに、 徒労でした。全くの徒労でした。「ダルニアのマジシャンに会うまでは迷路島の神殿に入るな」という手厚い情報があるのだから 「魔法の器が足りていない状態でカストの町に行くな」という情報もあってもいいのでわあああぁ…!!

しかし町の中で駄々をこねていても無視されるばかりか勇者の威厳が目に見えて失われていく ので、まだ行っていない方向へ進んでみるしかない。西にはさらに入り組んだ沼みたいな山みたいな 蛇腹状の道が続いた地形がある。もう行けるのってそっちぐらいしかないもんな。

なんとなくこっちラストダンジョンぽいなという雰囲気はゲームプレイヤー的な勘で察しつつも、 魔法の器を探しにどこまで戻ればいいのか分からないのにあの道のりを引き返すのが普通に嫌だったので まだ行ったことのない方角へ試しにGO。

強制エンカウントが何度もあったけどそこまできつくはなく、 くねくね道を進んでいくと…神殿のマップチップが出現。どう考えても今ではない。 でもまあ、一応入ってみるか…。

いつもの神殿の風景、と思いきやなんか巨大な赤い壁が。 うーねうねと動いており、そのドット絵の構成は「キャッスルエクセレント」の「バリア床」のようです。 試しに無謀にも触ってみたらダメージを受けた。

フェアリーの魔法でどこか抜けられたりして、と思ったけど上下に隙間はなかった。 バリアに最初に触れたダメージを受けつつその無敵時間で突破できたりして、と思ったけど バリアの中央に到達した時点でSOKUSHI。妖精の姿のまま、爆発四散です。

まあそりゃそうだよねと頷き無駄に残機を減らしつつその赤バリア神殿を後にしました。 時のオカリナや風のタクトでもラストダンジョンはバリアで覆われたものだが、 これがその前身なのだとしたらおそらくここがラストダンジョンなのだろう。うん。お邪魔しました〜。

再び山を下りるというか来た道を戻る。 思えばラストダンジョンの入り口に入ってバリアで死んでキャッキャ言いはしたものの、 根本的解決には至っていないのである。

そう、まだニューカストの町で魔法を授けてもらうための条件「魔法の器を7つにする」という 鬼畜ミッションをこなしていない。さあ、どこのあるのかな…。

というわけですごく嫌だけどいくつもの洞窟を戻り、山間のキツイ強制エンカウント地帯をさかのぼり、ひたすら今までの旅路を戻ります。

と言っても結論としてそうなってしまっただけであり、ニューカストの町の近くやナボールの町の南の鬼の置物の先のエリアに 魔法の器があるんじゃないかと探しまくり、うろうろしまくり、3つ並んだ岩の真ん中で笛を吹いたら 神殿が出ちゃったりしたけど明らかに今入るべきじゃないだろうと判断したりと 魔法の器の取りこぼしが無いか探しながら探しながら探しながらじりじりと後退していった結果です。

ない、ない…と、魔法の器を求めながら大地を舐めながら過去に攻略した地を戻っていきます。 でもナボールの町とダルニアの町はめっちゃ往復したからもうさすが謎は残っていなさそう。

どこだ、どこだ…今まで魔法の器が6つあるか、5つあるか、と尋ねられたことがないから 取りこぼしはもっと前なのかもしれない。それか、今までは奇跡的に足りている状態で冒険して来たのかどっちだ〜…。

前者だった場合捜索範囲はさらに広がってしまうため、せめて後者であってくれとナボールの町の周辺を探したり 既に何往復もしているダルニアの町への登山道やナボールの町への洞窟を探したり、迷路島のこちゃこちゃした 道を捜索し…ていたら突然の落下。な、なにいーッ?!

穴なんてないごく普通の道のマップチップだったのだが、突然落下の演出が入って、 なんかもういきなり、ポン、と魔法の器が置かれていた。あ、あ、あ、あった〜…迷路島の一番左の道だったのか… そんなところ通らんて…でも、そういうところこそ通ってみるべきだったんか…!!

何にしても、これで目的は達せられた。うむ。ニューカストの町に帰るのかぁ〜…。

2023年08月27日


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