最後のダンジョン、大神殿の攻略もいよいよ大詰め。だと思う。
ダンジョンマップやコンパスなど甘えなのでしょう。大神殿の全体図も全く分かりません。
ここはどこなんでしょう。 あまりに強い敵、青トリナックと巨大バブルのコンボを何とか撃破して さらにうにょうにょ進んでいくと、行き止まりに到達。いったん引き返す。狭い通路を左に進んでいったが、 敵がわんさか出るので必死に先へ進んでしまった。なぜか壊せるブロックが床に1マスずつ敷き詰められていたのがちょっと気になる。 右にも左にもそれ以上進めそうな道がなかったので引き返し、壊せるブロックを1マスずつ破壊しながら左へ進んでみると すり抜け床があったらしく落下の演出。エレベータを使わずに下の階へということは、これでいよいよ引き返せなくなってしまった。 しかし勇者が取るべき行動はただ一つ。右へ。何も考えずに、まず右へ。右が行き止まりだった時だけ、左へ。 今までのすべての神殿はそのように攻略してきた。これが神殿流・「右手をついて迷路を踏破する裏技」である。 さあ、右へ進むぞ!! 右の部屋には…誰もいない。じゃあ通りますよ、と思ったら何もなかった空間から規格外サイズの青いスライムが。 当然ながら頭を踏まれダメージ。いてえ!! 青スライムの顔がなんかちょっとひょうきんであり、ハドソンみを感じるデザイン。 桃太郎電鉄に出てきそう。ある程度攻撃をしたら分裂して青いスライムがいっぱいになりました。 なるほど、どちらかというとキングスライムだったのね。 というわけでスライムを全員倒しつつ、左の部屋に追いやられていたのでまた右の部屋へ。 じゃあ今度こそ通りますよ、と思ったらまたキングスライムが降ってきた。おいいい!? まさかの復活するタイプの敵だったらしい。今度は分裂させたらちっちゃいスライムたちは無視して右の部屋に行くことにしました。 ふははは、そのような大きな体では表示数オーバーで出てこれまい!!(←あまりかっこよくはない) 壊れる足場を越え、狭い溶岩地帯を抜け、壊せる足場が転々とした部屋に到達。 この壊せる足場点々部屋、見覚えがあるな。大神殿に入って最初に出くわした行き止まりの部屋と同じやな。 右上に何もない空間があるだけの行き止まり部屋…だったはずだが、なんと今度はそのスペースに妖精がいました。よしよし。 ありがたく体力を回復させてもらう。が、その部屋が行き止まりという事実に変わりはない。 というわけで今度は左へ行ってみる。しかしそっち方向もただの行き止まり。無駄に往復して せっかく回復した体力をこれ以上減らしたくない。どうしたもんか…。 でもここへは落ちてきてしまっているから上へ戻ることもできない。右が行き止まり、左も行き止まり。 ということは、その左右の部屋からさらに隣へ行けるか、間の部屋で下に行けるかだ。 これが最後だ、と左の行き止まりの部屋から一部屋ずつ確かめるために右の部屋へ移動。 壊れる足場の下には溶岩が広がっており、落ちたら即死である。敵の攻撃を避けつつ、 足場が壊れる前に右へ進んでいたわけだが…なんかよく見たら、溶岩のない隙間がある。 壁に左右を囲まれ、穴が開いている。というわけでそこから下に落ちてみると…なんか、雰囲気が違う部屋へ到着。 おおおおお、いよいよか…!? ひたすら、右に進む。すると、ついにボス部屋に到達!左に迷宮組曲の体力バーが表示され、 なんかやたらデカい…ファイナルファンタジーの敵みたいなのが現れた! 炎をぽろぽろと落としながら左右をふらふらと飛び回っている…こいつがラスボスか…!! と、なんとかジャンプして切りかかってみる。手ごたえがない。炎はそこまで激しくないので避けられる。 もう1回、ジャンプして切りかかってみる。何の手ごたえもない。ってか体に当たってもダメージがない。どゆこと?? 当然、敵の体力メーターは全く減っていない。だって手ごたえがないもんな。あとなんか顔がないような気がする。なんだこいつ。 ちょっと落ち着け。やっとラスボスに到達したんだ、ここでミス、あまつさえGAMEOVERになったらことだぞ。 ここまで帰ってくる体力は、今はもうない。青トリナックと戦うプレイヤーの体力がもう残っていないのだ。 考えろ考えろ。メニュー画面を開いてみよう。幸い、レベルアップしたときに魔法力を回復したから 魔法力には余裕がある。えーと…そういや今まで、「ファイア」の魔法って使って攻略したことなかったな。 でもこのふわふわした動きの敵にファイアが効く…という感じはしない。敵の色が赤いし。違う気がする。 「フェアリー」で飛び回っても意味はなさそう、「ジャンプ」にしても敵の顔に剣自体は届いているから高さの問題ではない。 となると…今まで一度も使ってこなかった最強の魔法(らしい)「サンダー」だろうか。 マジシャンも最強の魔法って言ってた。もし違ったとしても、ほかに有用な魔法が「シールド」ぐらいしか なさそうだし、もういいや!使ってしまえ!!食らえ、最強の魔法を!! びばばばばーん(←効果音) 赤いFFの敵が、青くなった。これは…効いた、のか?どんだけ斬っても無反応だったのが、 魔法により色が変わったというのは何かの一歩かもしれない。攻撃手段や移動の軌跡は変わっていないようだが、 とりあえず斬りかかってみる…と、なんと敵の体力ゲージが減った!攻撃が通ったぞ!! ダメージを与えられるのは顔だけらしく、炎を避けながら顔を切り続ける。 体力が半分になると炎のぼろぼろ具合が激しくなったけど問題なし。青トリナックの方が強い。 ジャンプして顔にアタック、を繰り返していたら無事に倒せました。よーし!! 今までの神殿のボスと同じように倒したらカギが落ちてきた。こんなもんか。 じゃ、遠慮なく進ませてもらいましょう…と、右の部屋に行くと右上の小さな台の上に トライフォースと、小さなおじいさんがいる。 おお、おじいさんそのトライフォースをくださいな。と、思ったら突然部屋が紫色になり、 リンクの影がリンクから分かれ、こちらへ向かってきたのである!!うおおおお!? 今までのボスを撃破するたび、一瞬だけ見えていたリンクの影。 どこへ行くにも、何をするにも、常に一緒だった影。洞窟で魔物にいじめられ、溶岩に落ちて死に、 ワニや鳥に襲い掛かられ、探し物を求めて町から町へヒーコラ往復していた時も、ずっとそばにいたはずの影が…!! うおおおーん!戦わなければならないのか!ゲーム開始直後からずっと共に在った影こそが このゲームのラスボスだったんか…!!いうなれば、ナビィがラスボスみたいな心境です。 が、そのナビィの言を借りるならば「自分自身に打ち勝つのよ!」ということであり、 トライフォースを手にするためにはココロノ ナカノ ジャアクを倒さねばならないのでしょう。 勝負だ、我が影よ!! で、まあ、その、なんだ。強すぎてなんもでけん。我が影、強ない? 時のオカリナのダークリンクのように斬り合っても全く隙が無く、ダメージが一切通らない。 どんだけ斬っても盾で防がれる音しかしない。向こうが斬ってこないとダメージを受けることもないが、 こちらの攻撃も全て防がれて1ダメージも入らないのである。 これはなに?またさっきのFFの敵みたいに魔法で装甲を剥がないといけないの? 影だから、光で照らせばいいとか?でもそんな光系の魔法はないぞ…「ファイア」の魔法、ここでついに出番? 一応魔法力に余裕があるから「シールド」だけは使っておくか…。 影が画面左に行ったので自分もそっちへ行き、影と重なり、右を向いて二人で仲良く斬りまくる動作を繰り返す。 せっかく本体と影が分かれたのにまた合体しとる。だってわかんないんだもの。 攻撃し続けないと攻撃受けちゃうんだもの。どうしたらいいの。 と、意味もなく二人で同じ方向へ斬り合っていたら影がジャンプ。すると、足に剣が当たってダメージを与えた。 おおお!今の状態で、剣が当たればちゃんとダメージが通るのか!ということは、剣技で勝利するべき戦いなんだな!! ダメージが通ることが分かったというのは大きい情報。というわけで常にガキンガキンと斬り合い、 影がジャンプしたところで剣が当たるように…を繰り返していると、こちらも適度に ダメージを受けつつもついに影に勝利! そう。「ファイア」の魔法は不要だったのである。ゲーム中、一度も使わなかった。 ともあれ、自分自身に打ち勝ったよナビィ!さすがにこれでクリアだろう! ハートの器が一つ足りてないからトライフォースは渡せないとか言われたら家に帰るぞ俺は!! と、いうようなこともなく素直に小さいおじいさんから勇気のトライフォースを渡してもらえました。 プレイのどこかのタイミングで「リンクの冒険」の説明書を読んでいたのでストーリーはまあまあ分かっています。 呪われていた初代ゼルダ姫は無事に目を覚まし…ということは、これでゼルダ姫と幸せに暮らすエンドですかね!いいですね!! 初代ゼルダ姫の前にトライフォースを持ってきたらゼルダは長い長い眠りからお目覚め。 そして状況を瞬時に悟り、目の前にいるイケメンが自分を救い、ハイラルをも救った勇者であることを告げて 上から幕が下りてきて二人の顔部分が隠れた。これは…シチューでしょうか。 そのまま幕は下まで降り、スタッフロールが始まり。この幕の演出ってスーパーマリオブラザーズ3っぽさがあります。 さて、これにて「リンクの冒険」もおしまい。いやー、長かった。難しいゲームだった。 でも敵の攻撃を見切れるようになれば、もっとスタイリッシュに冒険をすることができそうなところが 良いゲームデザインな感じでした。あの敵の動きの見事さは、さすがのNintendoです。 もっと魔法を駆使し、レベルアップ時に魔法力回復、みたいに効率よく進むこともできそう。 フラグが立っていないことに気づいてからの町と町の地獄の往復もありましたが、 完全なるノーヒントのものは恐らくそんなになく、RPGとしても非常に楽しいものでした。 何より、初代「ゼルダの伝説」と「神々のトライフォース」そして「時のオカリナ」につながる大切な一作品を 自分でしっかりプレイできたのは非常にためになったし知識も増えました。これを今後に生かしたいところです。 ふー、スタッフロールも終わって、無事にゲームクリア。初代ゼルダ姫、これから毎日ぼくにシチューを作ってくれませんか。 え、なんですって?新しい冒険?? そしてフィールドに放り出されるリンク。ハートの器とマジックの器は初期数である3に戻っているが、 それ以外のレベルは8のまま。下突き、上突きは使える。いわゆる「強くてニューゲーム」である。 なるほど、剣技を習得した状態で最初の神殿を攻略できるとか、ますますこのゲームが上達するだろう! 2周目をさらに楽しくプレイできるようになっているなど、さすがは名作シリーズだぜ!! 神殿に戻る。さっきやっとこさ起こした初代ゼルダ姫、絶賛睡眠中。 せ、せ、せっかく目覚めたのに…!寝てないでシチューを!ぼくにシチューを作ってください!カレーでもいいです!! 完 |