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実はしょっちゅうハンバーガーを自作して食べている料理ビギナー。 今日もハンバーガーのバンズの自作を試みました。前回と同じレシピを忠実に実行です。

が、そのレシピもそうで、他のレシピも割と「バンズ6個分」の分量が多いです。 なぜかというと、タマゴ1個という動かせない量の材料で作れる個数だから…だと、思う。

いっぱい見てきたバンズのレシピではタマゴを使うものであればタマゴ1個、というものばかりで 「溶きタマゴ100t」とか、「タマゴ半分」みたいなレシピは検索の上の方に来るものの中では 見たことがないです。

が、単純に、6個は多い。ハンバーガーは一人1個でいいのです。だから2個のバンズができるように 3分の1の量で今まで作っていました。だが今日は3個作ることを試みて、半分の量で作ることにしました。

半分であれば、2分の1であり…ひょっとしたら暗算で量が分かるかもしれません。 ここは賭けてみるしかありません。

というわけで強力粉は270グラムの半分だから…100+35=135グラムか。などと考えつつ、 スプーンで強力粉が入っている袋からボウルへドンドン。砂糖大さじ2杯だからこれはカンタン、1杯入れればいい。

あと塩は小さじ1杯だが、幸いなことに引き出しには大さじと小さじ、大さじ2分の1と小さじ2分の1という スプーンが揃っているのでそれを活用させてもらう。塩は小さじ2分の1。3種の粉をまぜまぜ。

次に温めておいた牛乳130tの半分だから…50+15=65tを粉の中央のくぼませた部分に入れて、 そこにドライイースト3グラム…だから、1.5グラムだけど1袋(3グラム)入れちゃえ。

実は我が家はなぜかドライイーストが大量にあり、ぼくが料理ビギナーになる前からすんごくたくさんあり、 小分けパックだから大丈夫だろう、それを少しでも減らしていこうという理由もあって パン系料理ビギナーが始まっています。

なので、ドライイーストはふんだんに使っちゃいます。これは膨らみ具合に悪影響は及ぼさないだろう。 味に影響あるかもしれないけど、主役はバンズではなくビーフパティなのだから入れちゃえ。おりゃ。

あたたかな牛乳にドライイーストを混ぜて反応させ、溶きタマゴ2分の1を流し入れる。 前回はここで手で混ぜてべっとべとべとになり収拾がつかなくなったので 学習後の料理ビギナーはそのままスプーンで混ぜ始めました。いい感じです。

まあまあまとまってきたら打ち粉をした台の上で捏ねる。おお、まだちょいべとべとだがいけるいける。 打ち粉を吸収しながらこねこね。次に最初に量って台の上に置いていたバター10グラムを4分の1、 生地に入れてねりねりする。

それを4回繰り返して全てのバターを練り込んだらオーブンの発酵機能で40分間発酵開始。

…ところで我が家の発酵機能は温度を設定できるようなのだが、この温度ってどれぐらいがいいんだろう。 レシピには指定がない。オーブンのデフォルトが35度だから、35度にするか…ぽちり。頼むぞ膨らんでくれよ。

その時間を利用して台所を片付ける。ハンバーガーの用意もする。ソースを作り、チーズを取り分け、 レタスをちぎり…とやっていたら、発酵時間終了。見てみると、いい感じに膨らんでいる。よしよし。

取り出して、打ち粉をした台の上に置いて3等分にする。打ち粉をし過ぎた。もったいない。 練り込むか…でも3等分にした後丸めないといけないのに、打ち粉した部分がくっつかなくなってしまう。どうしよう。 でも粉がもったいない。もたもた。

まずい、実は一次発酵前に捏ねていたターンでもいたずらに時間を浪費しており、そろそろ時間がヤバくなってきているのである。 だがこの後は丸めた生地に濡れ布巾をかけて10分休ませ、そのあとに30分の二次発酵が待っている。 無理、時間がない。

というわけで、さっきは35度でやっていた発酵モードを40度に変更。意味があるのかは分からない。 温度を上げたら発酵が早くなるなら上げれば上げるほど効率よくなっちゃうわけで、 そういうことが推奨されていないのなら特に意味はないのだろう。

だが、まあ最近寒いし、オーブンもその温度に設定できるということはその温度を許しているのだから 40度でいいっしょ。やっちゃえ。30分の二次発酵開始。

…いよいよ時間が無くなってきた。30分間発酵→200度にオーブンを予熱→オーブンで15分焼く、という工程が待っている。 オーブンで焼いている間に肉を焼く予定だが、オーブンの予熱の時間を何とかしたい。 その間は二次発酵ができない。同じ機械を使うため。

焦った料理ビギナー、あと10分以上発酵時間が残っているというのに生地を取り出してしまった。 そのままオーブンを200度に予熱開始。取り出した40度の庫内で発酵をしていた生地と鉄板は結構熱い。 おもむろにボウルをかぶせる。

こうすることにより、40度の発酵モードの余韻を残している生地を覆う空気を逃さず二次発酵を促すのである。 なんか気取って説明しているが、時間配分ミスを何とかするためのただの苦肉の策である。アホである。

200度にオーブンは熱せられ、伏せたボウルの中から二次発酵がまあまあできている生地が現れた。 そこに溶きタマゴを刷毛で塗り、ゴマをふり、オーブンへ…ちょっと待った待った。あぶねえ。

1個にタマゴを塗ってしまったが、ここで思い出した。今まで作ってきたバンズ、妙に丸かったのである。 ハンバーガーってのは、まん丸ではなく潰れた形をしている。バンズも、まん丸のまま焼いたらまん丸になってしまうので 少し潰してから焼くべきだ。

というわけで、手のひらで生地を押しつぶす。タマゴ塗っちゃったやつもやる。ぶにゅー。 そしてタマゴを塗り、ゴマを振り、オーブンへ放り込む。無事に焼けてくれ、頼むぞ!

その間に肉を焼き、パンが焼きあがり、串を刺して焼けていることを確認、バンズはクソ熱い(口が悪い)ので ミトンで支えて包丁で一刀両断にしていく。ソースを塗り、レタスを置いて、ビーフパティをのせて、 蓋のバンズを「ヨッシーのたまご」のようにかぶせて完成です。なんだ今の蛇足の表現は。


出来上がったのがこちら。なんか右に半分に切られたバンズが置いてありますが、 明日食べようと思って3個作ったんだけどやっぱ食べちゃうことにしたためです。

結局またバンズは丸く膨らんでしまったので、今度は3つ分の生地を二つに分けて、 それをもっとぶにゅー、と潰してから焼いて平べったい理想のバンズを作りたいところです。

味としては…まだ理想のバンズには程遠いけどもお母様はおいしいと言ってくださったのでまあいいか。 結構もっちりしているバンズなので、理想はもうちょいふわっとさくっとして欲しい感じです。 でも、このレシピではこれが正解なのかも…?

なんにしても、好きなメニューをもっといい感じに作れるように料理ビギナーは修行中です。
2024年03月07日


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