「これ!ベルリラからじゃないですか!!」 「あら、記憶喪失なのかしら・・・お気の毒ね」 「いやいやいや!これ月光石を探しに行かせているベルリラの・・・!」 「ごちゃごちゃうるさいわよレリカ、公平に相談は受けるものなの」 「・・・は、はあ・・・そうなんですか」 「もう一度同じショックを受けてみたらいいんじゃないかしら?」 「もう一度死に掛けろと・・・」 「それがダメなら、無理に思い出さないほうがいいわ。」 「おっ、割とまともなことを」 「もしくはオレンジ色で星が中に入った玉を7つほど」 「それはダメなんですよ!!」
「なんですかこりゃー!」 「あら、妻子のある人を好きになってしまったのね・・・」 「その好かれている人は御大様の父上じゃ・・・」 「どうしたらいいかしらレリカ」 「何でこういうときに振るんですか!あきらめるしかないでしょう!」 「あら、でも好きで仕方ないって言っているのよ。可哀想じゃない」 「で、でも・・・」 「片想いというのは辛いものよ。想いを抱え込んでも、それを絶対に言い出せないなんて・・・」 「・・・そうですが・・・」 「さて、そろそろドラえもんの時間だわ」 「解決してくださいよ!!」 |