ミミィ | 「そうだよねえ、私が有名じゃないことに驚いてくれてありがとうね!」 |
キティ | 「いやそこじゃないでしょ!?私が男の子っていう設定だったってえええ!?」 |
ミミィ | 「私のこと、昔から知っていてくれて嬉しいなあ。もっとグッズに出られるようになりたいです」 |
キティ | 「そ、それはいいとして!えええ!?そうなの!?」 |
ミミィ | 「やかましいよキティちゃん。そういやこの前知ったんだけどね」 |
キティ | 「は・・・え、なに?」 |
ミミィ | 「私が登場したのって「ハローキティ」が出た2年後のことなんだって。双子なのに後付けなんだって」 |
キティ | 「あ、ああ、そうらしいね・・・マリオが出た2年後にルイージ出たし、なんか似てるね・・・」 |
ミミィ | 「でさ、今回頂いた情報によると私がキティちゃんを「お兄ちゃん」て呼んでいるページがあるってことじゃない。
これってすなわち私が存在していたときに、まだキティちゃんは男の子だっていう設定ってことだよね」 |
キティ | 「ほんとだ・・・出てから何年かは、男の子だったんだ私・・・リボンしてるのに・・・??」 |
ミミィ | 「私は女の子だよね。夢がお嫁さんだし・・・あ、男の子でもお嫁さん志望はいるのかな?あはは」 |
キティ | 「そおゆうこといわないの。」 |
キティ | 「ビックリだったなあ・・・情報ありがとうございました」 |
ミミィ | 「・・・いや、キティちゃんが知らなかったのっておかしくない?」 |
キティ | 「・・・・・・あ゛」 |
ミミィ | 「何て声出してるの。そういえば、この前キティちゃんが大好きな幼稚園児の友達と話してたんだけど」 |
キティ | 「誰が?」 |
ミミィ | 「リュックもペンケースも、キティちゃんで統一してるの。だから聞いてみたんだ。
「ねえ、キティちゃんに妹がいるのって知ってる?」って」 |
キティ | 「へ、へえ・・・だってそのリュックとかにもミミィは描かれてたでしょ?」 |
ミミィ | 「チャーミーキティとクマ野郎はいたけどね」 |
キティ | 「や・・・」 |
ミミィ | 「そしたらその子は満面の笑みで「知らない!」って言ってくれたよ。ひどい!ひどいよぅ!!」 |
キティ | 「よ、幼稚園児で5歳の子にそんなこと言っても・・・これからミミィがいるグッズも持ってくれるってば」 |
ミミィ | 「・・・それで、私が「あ、そっか・・・」ってちょっと悲しそうな反応をしたら、その子ね。
「・・・あ、きいたことある!」って明らかに気を遣ってくれたんだよ!!私の存在って・・・!!ねえ!?」 |
キティ | 「と・・・とりあえず、マタタビあめをなめなさい」 |
ミミィ | 「にゃーん」 |
キティ | 「とにかくヤケを起こすことだけはしちゃダメ。ミミィにはミミィのよさがあるんだから」 |
ミミィ | 「にゃん・・・」 |
キティ | 「ミミィの方が可愛いって思ってくれる人はきっといるよ。二人でお仕事ガンバろ。ね。」 |
ミミィ | 「うん・・・キティちゃん・・・」 |
キティ | 「なに?」 |
ミミィ | 「私の黄色いリボンを赤く染めたら、みんなどっちがどっちか分からなくなるかな?」 |
キティ | 「どうも私が言うこと分かってくれないね・・・。」 |