◆開発中のヨッシーアイランドのミニゲーム◆


またまたリップブルー姫さまから、開発中のヨッシーアイランドに関する興味深すぎる情報を頂いてしまったんだぜ…。


ベータ版ヨッシーアイランドのボーナスゲームを全てプレイしているところの動画様らしいのだ…とにかくこちらを見てくれ…!


なんか色々衝撃ですが、まずはヨッシーアイランドのボーナスゲームのおさらいです。

ボーナスゲームはスペシャルフラワーを取るとゴールのルーレットにフラワーが加わり、そこに当たれば スコア換算後に何かしらのお得なことが起こる(かもしれない)ボーナスゲームに挑戦できる、というもの。 チャレンジするのに何のデメリットもなく、失うものもありません。

後は一つのワールドのスコアを全部100にするとワールドに応じたボーナスゲームが開放されていき、 遊び放題になります。そうなるとヨッシーの人数増やし放題になったり、アイテム取り放題状態です。

さて、ワールド1のボーナスゲームは「カードめくり」です。

真四角に並んだカードにタマゴをぶつけ、アイテムをGET。 8箇所のうち一つがカメックのカードで、それを選ぶと引いたカードのアイテムは全て没収。 途中で「せいさん」を選べばめくったカードのアイテムは全部手に入る。

…が、カメックだけを引かずに7枚全てのカードをめくれたとき、 カメックのカードの部分が「10UP」になる…という夢溢れるミニゲームです。まあ大抵は欲張ってカメックを引くゲームなんだが…。

さてこちらがベータ版の「カードめくり」の導入部分。 1ゲームに、メダル1枚が必要となっている。メダルとは一体なんだ…?!

どうやらゲーム内に元はコインともヨッシーの残り人数とも違う、 ボーナスゲームをプレイするための別の消費アイテムがあったらしい…!?

ヨッシーアイランドでは「やめたいときは、いつでも精算できるんだぞ!」というメッセージでしたが、 ベータ版では「やめたいときはいつでもXボタンを押すんだぞ!」になっています。

中央の「せいさん」を押すのではなく、Xボタンを押せというところが…もしかしたらこのゲームができた 初期の初期は、中央の「せいさん」の部分にもカードがあったんだろうか…?

こちらがベータ版の「カードめくりゲーム」の様子。何もかもが違う…。 元は景品の中に1UPや2UPもあったのか…!しかもやはりコカメックではなく、ハズレはムーチョです。

たまに「メダル」が景品だったり、スペシャルアイテムのこともあるようですが、 基本的にこれはヨッシーの残り人数UPボーナスゲームだったようで、 この頃から最後の1枚は10UPに変化するイベントもちゃんと存在しているっぽい。

…個人的にはムーチョが好きなので、こっちもアリだったかなと思ってしまいます。 背景の絵のムーチョも可愛い…!

さて次はワールド2で開放されるボーナスゲームの「スクラッチ」。 7箇所のうち3箇所を削り、ベビィマリオが出てきた枚数に応じてヨッシーの残り人数が増えます。

マリオ1枚で1UP、2枚で2UP、3枚で5UP。大抵は1枚か0枚で終わるものです。

さてこれがベータ版のスクラッチゲームの様子……誰??

ベビィマリオでもコカメックでもムーチョでもない誰かが削ったら出てきました。 トンガリ帽子の、謎の人物…ゲームの説明では「ベイビー」 と表示されてはいますが、絵柄がマリオに変更されることが決まってからテキストが変わった可能性もある…のか?

この謎の人物は恐らく没キャラ。資料が少なすぎて推理ができないんだが、 「当たり」の絵柄になるぐらいだから重要な人物であり、味方だったのでしょう。

というか、当たりの時の景品が違う。3枚当たりを引けたときに、製品版だと5UPでしたが なんとベータ版では驚異の9UP。2枚と3枚の差がスゴイ…! もうそこまでいっちゃったなら10UPにしちゃおうぜ!!

しかし7枚中3枚しかない当たりを見事に引いたのだとしたら、5UPよりも9UPぐらいしちゃう方が妥当かもしれません。

ハズレの絵柄はムーチョ…ではなく、ヘイホー。コカメックはかなり後に作られたキャラなのか…!? 削り方は結構ランダムのようで、キレイに削ることもあればかなり残っていて、まあつまりはかなり汚い削り方に見えることも。

製品版では削り始める場所に違いはあれど、必ずツルンとキレイに削るようにしてくれたのはなんとなく精神衛生上嬉しいです。ナイス改善。

さて、次のボーナスゲームは「くじびき」。 6箇所の四角の中から1箇所を選び、そこにあったアイテムをもらえる、カメックだったらハズレ。

完全に運任せ、そして一瞬で終わるスッキリしたボーナスゲームです。

ベータ版では「うんだめしゲーム」というらしい。 「くじびき」じゃないのか…。しかし6箇所から1つを選ぶというのは同じようです。では、1箇所を選ぶと…。

選んだ場所の数字に応じて、ヨッシーの残り人数が容赦なく増減。 「ルーレット」のような賭けるヨッシーの人数を決めるとかそんな生ぬるいことはありません。 漢は黙って全賭けです。か、海外版では修正されそう〜…。

プラスマイナスなし、1UPはまあいいとして、残り人数が2倍になる、マイナス10人されるというのはかなりの増減幅。 そんなのが可愛く見えるほどの、恐るべきマイナス99人というのはどうなんだ…!?

通常のプレイヤーは、ヨッシーの人数は99人未満なんじゃないのか?!-55人というのだって相当だぞ! 開発中だから、デバッグプレイ用の増減幅だからなんだと思いたいが…!?(ちなみにもうちょい幅が緩やかなパターンも存在しているっぽい)

お次は「カードあわせ」。「カードめくり」と 筆者はいつも混同しそうになっていますが、こちらはいわゆる「神経衰弱」です。

最初に全てのカードをペロンペロンとめくって見せてくれて、しばらくしたらまた元通り伏せられてしまい、 さあ神経衰弱をしましょう、ペアを当てたらそのアイテムがもらえますよというボーナスゲームです。 パーフェクトを出すと最後の1ペアが10UPになるので、頑張ればアイテムもヨッシーの残り人数も稼げます。

ベータ版で対応しているボーナスゲームは、 「コインふやしゲーム」という名前で、全然別物。 ただしゲーム画面は「カードめくり」とソックリです。

1ゲームに必要なメダルは5枚。「カーソルを合わせて 3枚のメダルを選ぼう!3枚の合計分のメダルがもらえるぞ!」…と、いう説明。 「コイン増やし」なのだから、もらえるのはメダルではなくコインなのでは??

カードを選ぶと数字が書かれており、その数字に応じて中央の数字が増えていく。 1を引くと1増えるが、50だと10、30だと5、10だと3、5だと2となっていて、数字のとおりというわけではないらしい… バランス調整の結果だろうか?まだ作り途中という感じがします。

5メダル賭けて、1×3を引いてしまうと損。10を引ければ元は取れて、30を引ければ増える…と、いう感じ。 この「コインふやしゲーム」と他のメダルを消費するボーナスゲームを往復すれば理論上はマップ画面だけで 延々とヨッシーの残り人数を増やせる…か?

お次は「ルーレット」。筆者はたまに「スロット」と混同します。残り人数を好きなだけ賭けて、 どれだけ増えるかを決めるルーレットを止めるというボーナスゲームです。

大抵は1UP、もしくは増減なし。超絶運がよければ賭けた分が3倍されます。 今までのボーナスミニゲームは画面は製品版と似ていても景品が違うとかちょこちょこした違いがありましたが、 これは製品版とほとんど同じです。生き残り組。

さて最後のボーナスゲームは「スロット」。ガッチリ稼ごうと言われてもムリなアレです。 ヘイホー、スター、スイカ、タマゴ、チェリー、セブンの絵柄が描かれたドラムを止めて 揃えばヨッシーの残り人数がUP、といういたってシンプルなルールです。

こんなゲームは変更のしようがないだろうから、開発中であろうともスロットはスロットだろうと思うが…。

ゲーム名は「スロットマシーンゲーム」。 ちょっと長いけどまあ同じものです。プレイするのに必要なものは…「コイン10枚」。

…あれ?さっきまで、必要なものは「メダル」だったはず。これだけ「コイン」なのか? 表記が違うだけだろうかと思いきや、そういうわけではなく本当にこのゲームだけコインが 通貨になっているようです。なぜだろう。そこを調整する前のバージョンなのか、 メダルよりも低コストでプレイできるボーナスゲームということなのか…?

こちらがゲーム画面。製品版と違いはそこまでありません。 ただ、ドラムが立体的になっているようで中央以外の部分が暗くてちょっと見づらくなっています。 狙いやすいようにか、製品版ではその中央以外が暗くなるという演出はなくなったようです。

他には特に違いはなさそう。絵柄に違いはないし、ヘイホー、スター、スイカの当たり表記も同じだ。 …あれ?ちょっと待てよ。なんでチェリーが5UPで7が2UPなんだ…!?

普通、ごく一般論として、7が一番の大当たりでチェリーはオマケ的な当たりというイメージじゃないか…? なんでこんなにチェリーが優遇されているんだ?!そりゃ食べたらおいしいだろうし、 ヨッシーにとっては食べられなさそうな7よりもチェリーの方が魅力的かもしれないが、いや、でも、だからといって…?!

…謎の7とチェリーの逆転現象。これが「初期の仕様」だったのか、「開発中の入れ違いのまま、途中の状態」なのか。 開発者様は逆であることを認識しており、その修正作業が入る前の状態ということ…だと思うんだけど、どうなんだろう。

そして賭けるものの違いも、わざわざコインの絵まで作られているから最初のワールドのボーナスゲームはメダルという 割と貴重な通貨でプレイするもの、後半になるに連れてコイン10枚でもプレイできるよ、 みたいなライトさになっていったのかもしれません。

…という、開発中のヨッシーアイランドのボーナスゲームのお話でした。 こんなミニゲームですらかなりの手が加えられて製品版へと繋がっているのだから、 その他の部分はもっともっとスゴイことになっているのだろう…。

動画様では最初からボーナスゲームはプレイできる状態になっているようだが、 やはり全てのスコアを100にしないと開放されない要素だったのだろうか? マップもステージのアイコンも違うものばかりで、こんだけできている状態から さらに作りこむのはすごすぎます。

実際のヨッシーアイランドと比べるとかなり違う部分がありましたが、よくよく練られているんだなあと思ったのでした。

ヨッシーが99人突然減る現象もビックリだけど、「スクラッチ」の当たりの絵柄がマリオじゃないことにも驚きです。 没画像とかの謎が、開発中のヨッシーアイランドの資料により判明するんだと喜んでいたんだが、 正体不明の没キャラの存在が判明して謎が増えることになろうとは、誰が予想できただろうか…!?

2020年9月12日


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