◆時と空とテラメリタの続編:その1◆

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白蛇シリーズは月白蛇、星白蛇、時と空とテラメリタの3つでとりあえずお話は終了ですが その続きや派生っぽい話もありきで作っていました。

そのうちの一つは時系列的に時と空とテラメリタのエンディング後の話なので ある意味続編なんだけどどっちかというと外伝や番外編という感じで 時と空とテラメリタのキャラも登場するお話です。

「お話」というよりも「ゲームとしてのシナリオ」として考えていたものなので ラジオではちょくちょく話していたけど文字や絵としては全くアウトプットできておらず、 このままだとアウトプットするのが何年先になるか 分からんのでいっそ決まっていたことをページに書いてしまおうというアレです。



|話の舞台

なんと異世界です。時と空とテラメリタとは別の世界なのでメルディナ大陸での話ではありません。 …ただ、この話や時と空とテラメリタをそもそもアウトプットできていなかった長すぎた期間で あまりにも世の中で「異世界転生モノ」というのが流行しすぎてありふれ、 そのせいでこの話のゲームを作るモチベーションが下がったというのはヒミツの話です。

ただ世間に流されずに頭の中にずっとあった話を書いてしまうと、 舞台は時と空とテラメリタとは別の、ちょっと昔の日本や中国風な世界。 脳内のイメージとしては「天外魔境ZERO」みたいな、ジパング的な文化です。



|物語の導入

時と空とテラメリタのエンディング後の平和な世界で突如アリアが勇者として異世界を救いに行くことに。 その際に婚約者であるシャープには別れを告げることができており 「必ず帰ってくる、しかし自分にもしものことがあったら婚約は破棄してくれていい」と言い残して異世界へ。

その世界はあと少しで滅びそうな状態。言ってしまうとムジュラの仮面状態です。 ゲームシステムとしては「ゼルダの伝説ムジュラの仮面」を意識して脳内で作っていました。



|続投している登場人物
その世界に一足先に来ていたというか帰ってきていたのはレンとランの双子。 それぞれ発音は同じだけど「蓮」と「蘭」という名前表記になっていて、 一時行方不明になっていたがこの世界の重要人物として偉い位置にいます。

さらにもう一人、アリアが良く知る人物と出会います。それがベルです。

アイテールでのレックとの戦いの後に処刑の奈落へ身を投げたベルでしたが、 ダイアンサスの塔で手に入れて所持していた「触れた者を異界の裂け目へいざなう」という聖獣の羽毛が 散って異世界へ飛ばされていました。

しかし元の世界の記憶はなくおぼろげ、そんなベルを気遣い世話をしている少女がいました。


|メインヒロイン

彼女の名前は…自分はキャラを作ってから話を考えるのではなく話を考えてから キャラを考えるので名前がストーリーに重要でなければ最初からしっかり決めないんだけど このページを作るにあたって頭にあったキャラを一応ちゃんと描きました。


最初から決まっていたのは「シャープ姫に顔がそっくり」、「髪は真っ白」、「イメージは白い鳥」、 「荷物を背負っていて決して降ろさない」ということ。メルディナ大陸ではない場所なので髪が白いからといってテヌートではありません。

名前は何となく「フィー」か「フィーユ」かなと思っていたんだけど、 絵を描きながら「マロン」か「シエラ」もいいな、と考えて結局「シエラ」となりました。

そしてあと数日で滅ぶ世界を救うためにアリアはムジュラの仮面のリンクのように奔走、 話が進めばシエラちゃんも行動を共にしたりベルの記憶が戻ったり同行したりのイベントも。



|聖獣コルミシャーク

ローズマリーによって連れ去られたレンとランをこの世界に 連れて帰ってきた「聖獣コルミシャーク」も存在しています。


改めて描いたコルミンもといコルミシャークのイメージはこんな感じ。 「爬虫類の尾、赤い翼、甲羅を背負った白い獣」というのはいろんなページで言っていたので 察してしまっていた方もおられるかもだが、コルミシャークは「青龍、朱雀、玄武、白虎」の 特徴を併せ持った獣だったのでした。

ちなみに尻尾のひし形の模様は別ページだと3つだの4つだのになっていますが、 この世界でのこの頭身だと5つです。あとすんごいもこもこなので普段は見えませんが 牙や鋭い爪もあります。



|物語の結末

自分はマルチエンディングというのは良いものだと思っているのでこの話もマルチエンディングです。 時と空とテラメリタではローリエが元の世界に戻る・戻らない、のマルチエンディングでしたが この話でも少し分岐が誕生してしまいます。

一つはアリアが元の世界に戻る、というもの。記憶を取り戻したベルに永遠の別れを告げ、 アリアは元の世界へ戻ってシャープ姫と幸せに暮らし直します。

二つ目はシエラがいなくなり、アリアはベルと共にこの世界で生きることを選ぶというもの。 シャープは元の世界で待ち続けることとなりバッドエンド感が漂います。

三つ目はベルがいなくなったパターン。そこからもアリアが元の世界に帰るか、 シエラと共にいることになるパターンに分かれます。

何にしても大きく分けると「アリアが元の世界に帰るか、帰らないか」の二つになります。 アリアがシエラと共にいることを選ぶ理由は、彼女がシャープ姫とそっくりだから… ではないはず。です。たぶん。ちなみにベルが元の世界に戻るエンドはありません。



…とりあえずこのページでは大まかな説明と時と空とテラメリタでの伏線をやっと説明、 シエラという少女の存在についてのお話のみ。

あ…シエラって名前、どうも何かで聞いたことがある気がして検索したら 「ゼルダの伝説夢幻の砂時計」の妖精の名前と同じなのか。でも 名前の由来ではありません。名前候補の一つだった「マロン」もゼルダの伝説由来ではありません。

そこの話も今後するか、ちゃんとした媒体でアウトプットするか。またこういうページにちょこちょこ書くかもしれません。 おそまつさまでした。

2023年06月06日


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