「ルパン三世パンドラの遺産」と同じぐらい好きで死ぬほどプレイしたから攻略ページ書きたいと思いつつも なかなか書けずに何年もそのままーになっているゲーム「グーニーズ」。映画が原作のゲームらしい。

ゲームは映画のエッセンスを少々含んだいい感じのアクションゲームになっています。 主人公「マイキー」が仲間の「グーニーズ」を助けながら次のステージへ進んでいく…という感じ。

仲間やアイテムは牢屋に閉じ込められており、爆弾で爆破して開けなければいけません。 その爆弾はなぜかネズミやキツネや魚などの生物を倒すと出現するので敵を倒して調達します。

動物系の敵のほかに「フラッテリー家」の人たちもマイキーと敵対しており、 マイキーの方に向かってくるし動物と違ってハシゴは上るし歌で攻撃してくるし銃も撃ってくるしで なかなかの強敵キャラとなっています。マイキーの攻撃で倒すことはできずしばらく気絶させることしかできません。

昔はこのフラッテリー家の人が警察官だと思っていました。(ピストル持ってるし)

さて、このゲームにはさまざまなアイテムが登場します。集めれば体力が回復するダイヤモンド、 次のステージに進むためのカギ、水を防げるようになる防水服、落石でダメージを受けなくなるヘルメット…などなど。

便利アイテムは本当に便利なので何もない空間でアクションすることによって出現する隠しアイテムとなっています。

で、このゲームの画像データを見てみたら結構綺麗に画像が並んでおり、 爆弾や耳栓(ヘッドホン)、鎧などのアイテムの画像はひとかたまりになっていました。

しかしやたらと「B」と描かれた画像が多く、アイテム群より前にもちらほら「B」がありました。 この「B」は恐らく「使われていない領域」を分かりやすくするものなんだと思います。

こんな進化キャンセルみたいなほどBを連呼するような画面にはならなかったはずだ…。

さて、その入手するアイテムは結構大きな画像ですが、ダイヤモンドやマイキーの残り人数の横に表示されているマイキーの顔などは 小さくて爆弾とかの4分の1のサイズです。鍵をいくつ取ったかを表わす小さなカギもダイヤと同じサイズ。

その小さい画像たちの中に、見覚えのない画像が紛れ込んでいました。 これを見つけたとき「没データじゃないか!?」とはしゃぎました。 ここ数年「グーニーズ」をクリアするまでプレイしても一度もみたことがなかったからです。

それがこの、「カキ氷」。こんな小さなカキ氷の画像、どうやって使うというんだ…? 隠しキャラでも回復アイテムでもなさそうだが…。

さらに、こんな「ウサギ」の画像も発見。目が赤くないけどウサギだろう… もしくは耳が垂れた白い犬?

そして「リンゴ」も。ゲームでリンゴはアイテムとしては非常にポピュラーだが、 「グーニーズ」ではリンゴはおろか木もろくに出てきません。

次に「ペンギン」も発見。なんか「キャッスルエクセレント」にも 似たようなのがいた気がするが、隠し画像の定番動物なのか…?!

そしてこれがラスト、「日の丸」。「グーニーズ」は非常にアメリカンのような気がするが… だからといってこの小ささで他の国旗を描くのも難しいか…?

…という、5つの見覚えのない画像…カキ氷は遥か昔、なんか祖母宅で見たことがあるような気がして うーん、うーん、と顔をしかめながら画像を撮影していました。なんだっけなんだっけこれ…確かに、幼き日に見たことがあるような気がする…が、 自分でプレイしていたわけではないから…うーむ…むむむ…。

しかしこれらの画像の共通点は「とても小さい」ということぐらいです。 食べ物が二つ、動物が二つ、国旗が一つ。何だこのチョイスは…!? なんか「マリオペイント」の「ハエたたき」のクリアマークのようなフリーダムな感じがするが…。

さて、これらの5つの画像は連続して入っているんだけど、間に一つ見覚えのあるものがありました。 それは、鍵をいくつ取得したかを表わす小さい鍵の画像。1ステージに最大で画面に3つ表示されるアレです。

これはデータの入っている順に並べてみたもの。 使われている鍵アイコンはウサギとリンゴに挟まれている形となっており、 小さいアイコンが6つ並んでいるのです。

一見可愛らしいアイコンのように見えるこれらの画像は、もしかしたらこれは何かの暗号だったりするのだろうか… 頭文字だけをとって読めば、グーニーズに込められた恐ろしいメッセージが出現する、とか…?!えーと、えーと…「かうかりぺひ」…くっ、どういう意味だ…?!

さて、ここでようやく一つのことを思いつきました。間に小さな鍵というよく見るがまぎれているから分からなくなりかけていたのですが、 つまりこれだけ小さいということは使われるのはフィールド画面の「アイテム」ではなくステータス画面の「記号」ぐらいがせいぜいです。 フィールド画面に表示されるものはもっと大きいからです。

そして頭をよぎったのが、「スーパーマリオブラザーズ」の残機表示の「王冠」。 家にある攻略本には「王冠なんていらないんじゃないか、でも一応入れておこう」⇒無限1UPの裏技が発覚 ⇒王冠入れててよかったの流れがあった…と書かれていたが…もしや、このカキ氷は…。

画面右上にご注目。カキ氷が表示されておる。こ、これだあああッ!! 幼き日に見たミニカキ氷の画像!黒い空間に浮かんでいた記憶がある…!

6つの画像、残機表示…そう、「かうかりぺひ」は16進数版残機表示だったのです。 16進数では、9の次は桁が増えて10にならずにAと表示される。そこから1ずつ増えてFまで行ったら、 桁が増えて10となるのがキマリです。

だがその16進数表示のアルファベット表記にせず、Aでカキ氷、Bでウサギ、Cで鍵の取得数表示と同じミニ鍵、 Dはリンゴ、Eでペンギン、Fは日の丸が表示されるようになっているのです。

こちらはマイキーの残り人数が「CD」のときの表示。 Cの鍵、Dのリンゴが表示されて数字を表わしています。

…が、このゲームは1UPはできるっちゃできるんだけど「スーパーマリオブラザーズ」のように 無限1UPの裏技があるわけでもなく、1UPする魔法のツボを取るか、10万点ごとに1UPするぐらいしか 1UPするチャンスがありません。


残機を持ち越して周回プレイができる=理論上は無限に残機が増やせるわけですが、 回を重ねるごとに難易度が上がっていきネズミにぶつかるだけで体力が半分以上持っていかれるような事態になります。

さらに1周目では普通にプレイすれば大抵は10もいかないぐらいしか1UPの機会はないから 2周目以降をなるべく死なずにプレイしまくらなければカキ氷やペンギンは見られないことでしょう。

…というわけで、カキ氷、ウサギ、リンゴ、ペンギン、日の丸はボツ画像ではなくレア画像なんだ ということが分かりました。非常にスッキリしました。 普通にエンディングを見るぐらいのプレイでは画面に表示されないぐらいのレアさです。 最初は没データかも?と思って画像を撮影しまくりましたが、まさかの使われている画像だったとは…!

ところでマイキーの残り人数はやはりそこまで増えることは想定されていないのか、 128人を超えると画面がバグったり、1ミスでGAME OVERになったりします。 画面がバグると壁の中に埋まってしまったり「B」が表示されたりします。

…が、無限1UPもない(と思う)このゲームで、マイキーが128人に達するなどということはまず起こらないので 問題はないし、カキ氷(A)やウサギ(B)が見られたら頑張ったなあ、ぐらいの感覚でよさそうです。

しかし……かうかりぺひ…買うかリペヒ…飼う仮ぺ費……くっ、一体どういう意味が…!
2020年1月15日

◆目次に戻る◆






inserted by FC2 system