◆◇モノポリー(SFC)の思い出の謎現象◇◆
バグというか、大昔に確かに起こった謎の現象。


先日没画像を紹介した「モノポリー」だけど、そういやバグ現象というか謎現象があったのを思い出しました。

あのスーファミ版「モノポリー」はバグらしきバグは全くなく、今実況プレイを連載している「モノポリー2」はちょっと謎の表記があったりしてハテナ?と思ったりしたけど1は全くそういうのがないです。

・・・だが、遥か昔、1回だけ思い出の中にあるモノポリーに関する謎の現象の記憶が・・・。

今に至るまで何度も思い出しているから、記憶違いや記憶の捏造などではないと思う。そして調べたことがないので同じことが起こった人がいるのかも分からんし、再現したこともない。スーファミ版モノポリーはバグが起こらないのでバグ検証したことすらないのである。

どっかの部屋で戦っているとき、その謎現象は起こった。まだサイトもなかった頃、普通にプレイした時代。

突然だがぼくは破産した。ゲームオーバーになった。

誰かのホテルに入っただかで、高額のレンタル料が払えなかったのである。スーファミ版「モノポリー」は「破産交渉」は存在しないため、レンタル料が払えなくなったら即時破産です。

モノポリーには「現金」のほかに「土地」と「家」という二つの財産が存在していて、例えば100ドル持っていて、200ドルの土地を持っていて、200ドルの支払いが発生したら現金は100ドルしかないのですぐには支払えませんが、 その場合は「現金不足」となり、所持している「土地」の権利書を裏返して「抵当」に入れて、土地の価格の半額、この場合だと200ドルの土地だから100ドルを銀行から受け取って、現金が200ドルになるので支払える、という流れになります。

それが「現金不足」のときの自分がやるべき操作です。「家」や「ホテル」を売る、土地を「抵当」に入れる、ということをして現金を捻出して支払う。

だが、200ドルの支払いが発生したときに現金は50ドルしか持っておらず、200ドルの土地しか持っていなかった場合は150ドルにしかなりません。

その場合はゲーム側が自動で計算をして「どうやりくりしても150ドルしかありません、あなたはゲームオーバーです」というような表示になって「現金不足」ではなく「破産」と表示されておしまいです。

さてちょっと長い前置きの説明でしたが、つまりは支払いが発生したときにゲームが計算してお金が工面できるかどうかを判断し、現金不足か破産かを決めてくれる、ということです。

そして「現金不足」のときだけどの土地を「抵当」に入れるか、どの「家」を売るか、という行動ができるのでメニューが表示されます。あとボードの状況を「みる」という行動も選べます。

さらに「現金不足」のときはもう一つ選べる項目があります。それが「交渉」。他のプレイヤーに土地を売って現金を得る、ということもできるということです。

ただ、ぼくはあまり「現金不足」のときに「交渉」はしたことがなく(土地を失うことになるし)、大抵は「抵当」や「家」を売るという行為で現金を作ります。

しかしその遠い過去、ぼくは高額のレンタル料を支払わなければいけない土地に止まってしまいました。おおお、これは破産か?と思いました。

だが表示されたのは「現金不足」。実際のゲームの表記だと「げんきんぶそく!」と出ます。破産ではなかったのです。それならばまだ「抵当」に入れるなどで現金を得てレンタル料を支払えるということ。

ぼくはそのとき、なぜか「交渉」を選びました。なんとなく「交渉」って「現金不足」のときにしたことがなかったので、選んでみたのです。ねえねえ、この土地の権利書あげるから300ドルくれませんか、と。

しかしあっさりとCOMプレイヤーに断られました。ぼくはその時に思った。「現金不足のときは、COMは交渉には応じてくれないのだろう」と。

断られたら自分から交渉をやめるために「いいえ」を押しました。すると「こうしょう けつれつ!」という表示と共に悲しい曲が流れます。

そして当然「現金不足」状態なので、高額のレンタル料を支払うために起こすべき行動のメニューが表示されます。「みる」、「ていとう」、「いえ」、「こうしょう」の一覧が。

・・・出る、はずなのですが。

「交渉決裂!」の画面が消えた瞬間に、「破産!」という表示が出てゲームオーバーになりました。え!?な、何が起きた!?「破産」ではなく「現金不足」だったのでは?!

なすすべもなく、ボードから取り除かれる「アイロン」のコマ。ぼくが所持していた権利書は全てレンタル料を支払うべきだった人の手に渡り、「ゲームの続きを観戦しますか?」という表示が出たので「いいえ」を選んで部屋を後にしたのだった。

・・・と、いう思い出があります。いまだにこの現象は起こったことがないですが、確かにこれは体験したことです。夢じゃないです。本当です、信じてください!お前は一週間の謹慎だ。

あの「現金不足」だったから行動が選べて、交渉が決裂してメニューに戻ったら「ごめんやっぱ破産だったわ」という謎現象の思い出でした。こういう再現不可能な思い出系って大量にあるんだよな・・・。

スマブラDXで「オネット」で家の屋根の上で受身を取ってから歩いたら右にぶっ飛んでいって死んだり・・・。うーん、ただの思い出の中にある光景だから再現不可能。ちゃんちゃん。

2018年12月7日


◆目次にモドポリー◆





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