世界のはしにある泉・完結編


前のページからさらにまさかの続きにして終章です。 時と空とテラメリタの「ローズマリー」さんの名前の元になった 管理人の記憶の中にある「ジャックと豆の木」の本に同時上映されていたお話 「世界のはしにある泉」の主人公の名は「ローズマリー」なのか。

人生で初めて「ローズマリー」という単語に触れたのはこの本だった。物心つく前から読んでいた本。 「ふるい」が何かも知らず、ジャックと豆の木の巨人が食べてる肉がひたすらうまそうと思っていた、幼きあの頃の記憶は 果たして真実なのか。少女の名は…。

先日、神園夏花さんから雫音ユキちゃんの「アイドル」のカバー動画MMD用の3Dモデルを頂いて狂喜乱舞したわけですが、それと同時にこのようなお言葉をもらったのです。

「東京に所用で行ったため、図書館に行って、「世界のはしにある泉」の確認をついでにしてきました。」

えっ。まさかの、「ジャックとまめの木(せかいのおはなし5)」を探して調べてきてくださったですと!? 「せかいの はしに ある いずみ」の主人公の少女「ローズマリー」の名が、誠にローズマリーであるかを 確認してくださったですと…!?

サイトに本の中身のお写真は掲載できないけれど、確かにその本の1ページを見させてもらいました。 果たして、少女の名はローズマリーか…!?

「せかいの はしに ある いずみ
いじわるおかあさん

昔々、ローズメリーという女の子がいました。ローズメリーは、優しい朗らかな子でした。」


ローズメリー!?ローズマリーじゃなくて!?メリー!?あれえええええ!? おい!幼きあの頃の記憶!!ちげえじゃねーかよ!!

「ローズメリーのお母さんは、意地の悪い継母でした。そのため、ローズメリーは 他の女の子たちのようにきれいな服を着たり(中略)することができませんでした。」

完膚なきまでにローズメリー。すべてのローズメリーに「ろーずめりー」と フリガナが振られている。おい!幼きあの頃の自分!!読めたよなあ!?いかに幼かろうと、 ローズメリーって読めたよなあ!?どこですり替わった?!記憶は書き換えられていた…!?

…だが、幼少期に読んで、そのあと学校に入り引っ越したりなんだり、本は失われ、本の内容は 頭の中でごくごくたまに思い出すのみ。それも、思い出すのは「ジャックとまめの木」の 巨人が食べていた肉の丸焼きがうまそうという記憶から始まる有様。

そんな、長い間、本当に長い間接することがなかった「世界のはしにある泉」の主人公の名前が ローズマリーだったのでは、と思い出すことができたのはちょっと嬉しい。

完全にかけ離れた名前ではなかった。まあ有体に言やあ間違ってたんだが、 近かったということは喜ばしいことです。神園夏花さんもメッセージ内で 名前を発表する際に「ニアピン!」と言ってくださったし…!

何よりも、たくさんのお方から協力を得て「世界のはしにある泉」というお話が管理人の脳内で 練り上げられただけの虚しいおとぎ話ではなくイギリスの童話であること、原作で少女の名前はないこと、 幼少期に読んだ本のタイトル、そしてその本を確認してもらって少女の真の名が判明したこと。 そんなのって嬉しすぎです。支えられてる…!嬉しい!!ありがとう!!

これにて一件落着。めでたし、めでたし。



…おい!幼きあの頃の自分!お前の記憶もう信用しねーからな!!

2023年11月18日


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